先日、日記の断捨離について書かせていただいたのですが。
そこに父の死にまつわる不思議な出来事に関する記述が
いくつかございました
記憶が曖昧だった部分もあったので、
こうして、古い日記を改めて読み返すと、ちょっと・・
最初は、葬儀の日の朝のこと。
緊急手術、そして・・父の命が尽きたのは術後3日目のことでした。
当時私は『さよならの向こう側』(KKベストセラーズ刊)初稿チェックの〆切間際。
一度、自宅に戻り、
喪服とその原稿の束をキャリーバッグに入れ、お通夜と葬儀のため再び実家へ。
その数日間、睡眠時間は2、3時間くらいでした。
母をはじめ親族の方たちも。
私の原稿の〆切が3日後に迫っているなんて、もちろんご存知ない。
とにかく父を・・
きちんと見送ってあげたい。
そして喪主である母を支えなければ。
本当に過酷な日々でした
葬儀場にて・・たくさんの教え子の方たちにお言葉をいただき、お通夜を終え、
明けて翌日は葬儀というその朝のこと。
6時にどこからか、[目覚まし時計]と思われる、・・・RIRIRIRIRI・・・
弱々しくも、しつこい音に起こされてしまいました
明け方、ようやくうとうとしはじめたというのに。
起きだしてきた母と・・
「この音ってなに?」
「わからない・・」
ふたり目をあわせたあと、私は音源をさがし、二階へ。
そして、二階の奥の和室・・・
そこには、父を弔う祭壇を設置するスペースをつくらなければならないため、
親族の方たちがお手伝いくださり、急遽運び込んだ家具や父の愛用品などなどが、
置かれてありました。
音の大きさから考えて、この中に、その[目覚まし時計]は絶対ある。
そしてその中に足を踏み入れると・・
まさにそれはありました
古ぼけたアナログタイプの目覚まし時計。
背面のOFF部分を2ミリくらいスライドさせると、
ようやく、けたたましい音は鳴りやんでくれました
・・・この不思議なお話には、まだまだ続きがございます・・
また後日、書かせていただきますね。