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作家 井上香織 Official Blog

せつない純愛小説、やさしい目線で描かれたエッセイで人気の作家 井上香織が贈る癒しの空間 

夏の終わりに、ちょっと不思議なお話・・PART1

2024-08-26 | ★Diary★

先日、日記の断捨離について書かせていただいたのですが。

 

そこに父の死にまつわる不思議な出来事に関する記述が

いくつかございました 

記憶が曖昧だった部分もあったので、

こうして、古い日記を改めて読み返すと、ちょっと・・


最初は、葬儀の日の朝のこと。

緊急手術、そして・・父の命が尽きたのは術後3日目のことでした。

当時私は『さよならの向こう側』(KKベストセラーズ刊)初稿チェックの〆切間際。

一度、自宅に戻り、

喪服とその原稿の束をキャリーバッグに入れ、お通夜と葬儀のため再び実家へ。


その数日間、睡眠時間は2、3時間くらいでした。

母をはじめ親族の方たちも。

私の原稿の〆切が3日後に迫っているなんて、もちろんご存知ない。

とにかく父を・・

きちんと見送ってあげたい。

そして喪主である母を支えなければ。

本当に過酷な日々でした

 

葬儀場にて・・たくさんの教え子の方たちにお言葉をいただき、お通夜を終え、

明けて翌日は葬儀というその朝のこと。

6時にどこからか、[目覚まし時計]と思われる、・・・RIRIRIRIRI・・・

弱々しくも、しつこい音に起こされてしまいました 

明け方、ようやくうとうとしはじめたというのに。

起きだしてきた母と・・

「この音ってなに?」

「わからない・・」

ふたり目をあわせたあと、私は音源をさがし、二階へ。

そして、二階の奥の和室・・・

そこには、父を弔う祭壇を設置するスペースをつくらなければならないため、

親族の方たちがお手伝いくださり、急遽運び込んだ家具や父の愛用品などなどが、

置かれてありました。

音の大きさから考えて、この中に、その[目覚まし時計]は絶対ある。

そしてその中に足を踏み入れると・・

まさにそれはありました 

 

古ぼけたアナログタイプの目覚まし時計。

背面のOFF部分を2ミリくらいスライドさせると、

ようやく、けたたましい音は鳴りやんでくれました 

 

・・・この不思議なお話には、まだまだ続きがございます・・

  また後日、書かせていただきますね。

 

 

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・・日記の断捨離・・

2024-08-21 | ★Diary★

いつもご覧いただき、ありがとうございます 

 

井上は・・

二十数年前から書き続けてる日記を断捨離する作業に着手いたいたしました。

 

 

 

とりあえず。

三年日記を二冊ですので六年分・・・

ハードカバーから破り取り、そのままシュレッダーにかければいいのですが、

その前に。

もういちど読み返し、ピックアップできる事柄があったら。。

もの書きとしてのいやらしい性格が・・・

 

二十年ぶりに開いてみると・・・

 

[講談社『〇〇〇』原稿 〆切は明後日。今夜もひたすら原稿]

 

[夕刻、「そろそろお散歩の時間だよ」とキララがデスクの下に入り込み催促。

18時頃ようやく書き上げ、お散歩の準備をしつつプリントアウト

そしてFAX』


なんて記述もございました・・笑・・

 

キララというのは当時、同居していたゴールデンレトリバー


それはともかく。

過去、記した自身の六年分の記録を読むのは、

なかなか辛いものがございました 

しかし。

その間、仕事的にご連絡いただいた方、

ご依頼いただいた原稿のことなどなど。

過去の記憶をピックアップすることができました 

 

もちろん。

読後、六年分の日記はシュレッダーにかけ、ビニール袋に入れました。

ゴミ出しする前、ふと思い、その袋にお塩をふりかけました・笑・


『苦難に満ちた私の過去をどうぞ葬ってください』


願いを込めて・・

 

・・・追伸・燃えるゴミとして出しました・・・

    

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台風・・そして痛恨のミス

2024-08-16 | ★Diary★

強い勢力のまま関東に接近しつつあった台風7号 

東海道新幹線が終日運休を発表したり

交通機関にもかなり影響がでたようですが、

みなさんは大丈夫だったでしょうか?

 

前日まで実家にいた私は、大型台風が接近しつつあることを知り、

今のうちにできることをしておかなければと、

早朝から庭仕事や外回りの整備に励んでおりました。

午後になって、またまた脚の痙攣がはじまってしまい・・・

母が整形外科で処方していただいている[鎮痛消炎剤]を両脚のふくらはぎに貼り、

軽くストレッチなどしてしのぎつつ、過ごしていたのですが。

夕方のニュースを見て、急遽、予定を変更し、自宅へ帰ることといたしました。

 

その日はもちろん電車も正常運行で、スムーズに帰宅できました。

荷ほどきをし、シャワーを浴びようとしたとき、

私はあることに気づいてしまいました。

湿布をはがすのを忘れていたことを 

 

たまたま七分丈のデニムパンツをはいていたので、湿布はほぼ丸見え状態 

しかし。。。

みなさん家路を急ぐ時間帯でしたので、

私の後ろ姿に目をとめる方などいらっしゃらなかったかと・・・

しかも。

母にもらった医療用の湿布は肌色なので、さほど目立たなかったのではないかなと、

苦しい言い訳をして・・・

自身のミスをなかったことにしようとしている井上なのでした 

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夏のお便り

2024-08-04 | ★Diary★

七月下旬頃より、

井上のポストには夏のお便りが届けられるようになりました 

 


涼やかなかき氷のメッセージカード 

そして・・・

 


こんなかわいい団扇が入った封書も・・・


みなさま、ありがとうございました 

 

追伸

先日、掲載させていただいた[ジニアの悲劇] に関すること。

ジニアとは [百日草]という植物の名だったのですが。

なぜか・・・

 

『えっ。。。[シニアの悲劇]って・・・

もしかして、井上さんの身になにか良からぬことが起きてしまったのでは・・』

 

心配をおかけしてしまったようです・・・

申し訳ありませんでした 

ベランダのジニアはムシ退治と同時に、齧られた葉を大幅に剪定いたしました。

その後、小さな脇芽がたくさん育ってくれています 

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ジニアの悲劇

2024-07-30 | ★Diary★

 

 

こちらは 妹が種から育てた ジニア

キク科・ヒャクニチソウ属

・・・かと思われます。

 

私も同じ苗をプレゼントしてもらい、自宅に持ち帰り、植木鉢に植えたのですが。

元気そうで蕾もつけていたので、ちょっと安心しておりました。

ところが。

あるときから、葉が何者かに齧られた形跡が・・

その葉のみ取り去り、しばらく様子をみようとかなと思っておりました矢先、

また実家へ行っていたりしたので。。。


先日、実家から帰宅後。

お水をあげつつ、観察したところ、

もうすぐ咲きそうと楽しみにしていた蕾の花びらまでが、齧られておりましたので。

これは本格的に犯人を捜さなければと、真横から、斜め上から下から・・注意深く凝視していたら・・・

茎の色とまったくおなじ黄緑色の長細い幼虫を発見いたしました  


もちろん、即座に駆除作業に入り、

間もなくお亡くなりになっていただきました。

 

追伸


見知らぬ昆虫のみなさま

あなた方が、なぜ井上のベランダを選びいらしてくださるのかはわかりません。

みなさまが、それぞれご子孫を残すため、大変な想いをしていらっしゃることは

理解しております。

しかしながら・・・

もしできることでしたら、

その場所として井上宅の狭いベランダを選択しないでくださいませね。

よろしくお願いいたします 

 

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