明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

高齢出産計画スタート!

2010-09-04 14:14:21 | 生活
周りにいる同じ歳と1コ上の女性の二人が、年内に出産する。
別にも1コ上の女性が、去年、初産だった。
仕事の知り合いでも、42歳で初産という人もいる。
まあ、高齢出産も珍しくはない。

恋愛から結婚へ。
賃貸からマイホームへ。

仕事も酒も毎日必要だし、
この数年はこんなことで大忙しで、
出産のことはずっと後回しにしてきた。
できるだけ、考えないように。

しかし、周りが急に生み出したので、えっ!どうしよ!みたいな気分になってきた。
ほんまに、いよいよ、タイムリミットが見えてきたからだ。

夫が若いと、ついつい自分も若い気持ちになるが、
先日、塾の中3の女の子に歳を言ったら、「お母さんの1コ上や」と言われ、
ドーンと気持ちが落ち込んだ。

さらに追い討ちをかけるように、その子が、
「男の子?女の子?」と聞く。
「え?何が?」と聞き返したら、
「先生の子供」と普通に言う。

「子供?おらへんよ」と言ったら、
周りの子がみんな「え~?なんで?結婚してるんやろ?」とキョトンとした。

彼女達にとってみれば、お母さんと同じくらいの大人の女性が、
子供の世話に明け暮れることもなく、毎日酒を飲んだ暮れ、電車を寝過ごしてるなんて、
想像もつかないことなのだろう。
心から不思議に思ってキョトンとしているのが伝わってきたので、
逆に、おおおおお・・・ううううう・・・と、動揺してしまった

こんなふうに無邪気にキョトンと言われると腹も立たないが、
人に「子供は生んだほうがいいよ~」と言われるのはイヤだなぁ。
それをいわれると、生まなかったら何か足りない人生・人格みたいで。
何だって経験しないよりはしたほうがいいことはわかっている。
わかった上での選択肢だ。
自分自身で「よかったな」と思えばよいことで、
他人の人生にまで置き換えることではないと思う。

でも、「私は子供生んでよかったよ」と言うのを聞くのは感動するし、
「かおりちゃんの子供が見たいわ」と友達に言われるのは嬉しい。
この言葉には、愛情を感じる。

しかし、まあ、いろいろな心の葛藤はあったのだけど、
今は真剣に出産に取り組もうかという気持ちでいる。
本当に、あんな恐ろしい、身の毛もよだつホラー体験をしないといけないのかと思うと、
眠れなくなるほど気が滅入ってはくるが、
とりあえず、何も考えないようにすることにした。
心を無に・・・

よくこういうことを言うと、出産体験者はこう言う。
「そりゃ、大変だし、痛いけど、子供を見たらそんなこと忘れるから」

でも、私はこんな言葉に騙されない。
うちの姉は子供を生んだ後に言った。

「みんな子供を抱いたら痛みなんて忘れるって言うけど・・・
私は絶対に忘れない!!もう二度と生まない!!

そして、その言葉通り、二度と子供は生まなかった。
あの姉の言葉の威力が、私を出産恐怖症に陥れたといっても過言ではない。

そう・・・
そろそろお気づきかと思うが、
私がこれまで子供を生むか悩んでいた理由・・・
それは、単に「痛いのイヤだもん!」という、それだけなのだ

こんな子供っぽいアホな理由を白状するのが恥ずかしくて、
「仕事もあるし・・・」
「酒飲めないし・・・」
「育てる自信が・・・」
なんてそれっぽいことを言ってごまかしてきたが、

痛いの、絶対イヤやねん!!

イヤだ、イヤだ、怖いもん!!

想像するだけで、悪夢にうなされてきた。
冗談じゃなく。

でも、もう覚悟を決めた。
子供は授かりものだから、じゃあ生みますといったところで妊娠するかわからないし、
このまま夫と二人で生きていく結果に終わるかもしれないけれど、
とりあえず、1、2年は努力してみようかと。
前向きに。

それがダメだったら、夫と仲良く楽しく、酒飲んで暮らしていこう。

・・・と思い立ったのが、実は1ヶ月前のこと。
とりあえず、長年、検診も受けていなかったので、婦人科に行ってきた。
ほんまにもう・・・あの婦人科検診って、たまらなくイヤだ。

そして、これまで何度もチャレンジしては断念してきた、
基礎体温をつけるという難関もなんとか毎日こなしている。
(電池がなくなったという理由で、ほったらかしていたのだが)

「ルナルナ」にも登録して、排卵日とか教えてもらっている。

それに、夫が「子供ほしいよ~」と言うので、
努力する前からやめたら、いつか後悔するかもしれないな、と思うようになった。
やってダメならあきらめもつく。
夫婦は二人三脚。
私だけの個人的な感情で家族計画を決めることはできない。

で、大人な気持ちになった、今できることはみんなやっている

しかし・・・
昨日、婦人科に検査結果を聞きに行ったら、子供どころじゃなかった。
子宮頚ガン検診でひっかかったのだ。
びっくりした

というと、読んでいる人もびっくりするかもしれないので詳しく言うと、
正確には、ガンではない。
ガンになる前の異形細胞になっている状態。
一歩手前?!

ウイルスがいなければ、まあ安心ということで、
とりあえず、ウイルス検査を受けた。
結果は2週間後ということでのんびりしているので、
そんな大げさな話でもないらしい。
妊娠にも影響はないみたい。

でも、びびった・・・。
ここ数年ないほど、びびった・・・。

落ち着いて考えると、検診受けてよかったなぁ。
やっぱり定期健診は大事。
このまま3年とか婦人科行ってなかったら、ほんまにガンになってたかも。
そういう意味でも行ってよかったと思う。
それに、今はワクチン接種で子宮頸がんは防げるから、そんなに心配はしていない。

この教訓で、普通の健康診断も受けたほうがいいなと思った。
肝臓が心配な今日この頃・・・
みなさんも、健康には気をつけて

それと、勇気を出して高齢出産計画に乗り出した私を
どうか見守って、応援してくださいませ