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明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

久しぶりのYAOYAさんで大満足!

2010-07-22 14:08:46 | 美味しいもの
先週末、夫と京都市美術館へ行ってきた。
本館の「ボストン美術館展」と別館の「三軌展」がお目当て。

ボストン美術館展は、今やっているコピーの仕事の関連で、招待券をいただいていた。
三軌展は、知り合いの画家さんが出品していた。
たまたまどちらも同じ時期・同じ場所での開催だったので、これは行くしかない。

三軌展は、工芸、絵画、写真とあって、写真が一番面白かった。
絵画も興味深いものはあったけど・・・
基本的に絵心がないので、抽象画などはよくわからない。

とりあえず見終わって帰ろうとしていたら、知り合いの画家さんに声をかけられた。
こういうとき、もっと気の利いたことでも言えればいいんだろうけど・・・
「アトリエにも遊びにいらっしゃい」と優しく声をかけていただき、会場を後にした。
(我が家の階段のところに飾ってある絵は、この方のものだ)

その後、ボストン美術館展へ。
こちらはすごい人だった。30分待ち。

絵心のない私だが、名画と言われるものにはガツンとやられる。
宗教画っぽいものも好きだけど、やっぱりモネがいいなぁ。
難しいことはわからないので本当にインスピレーション。
見ていて「きれいだなぁ」とか「気持ちいいなぁ」と思える絵が好き。
モネやピサロ、シスレーは、そういう意味で心地良く見られる。

夫はミレーが好きだ。
でも、私はイマイチ・・・
こんなこと言うと怒られそうだが、なんとなく退屈で。

夫とそんな話もしながら、とりあえず楽しんだ。

そして、この後、24日は夫の誕生日なので、少し早めのお祝いをした。
何か普段食べるにはちょっと高いお店に行こうということで、
出町柳にある「ビストロ割烹 YAOYA」さんへ。

昨年の春頃に行って以来だ。
美味しいんだけど、ちょっと高い。
そこそこ飲み食いしたら、一人1万円前後・・・
庶民の私たちにとっては、いつでも行ける店ではない。

外観も店内も普通の居酒屋だが、出されるお料理とお酒は普通じゃない。

ドキドキしながらカウンターに座ると、大将と奥さんが優しく声をかけてくれる。
お店の人の感じがすごくいいのも気に入っている。

予算もあるし、いろいろ食べたいものもあるのでじっくり選ぼうと、
まずは付き出しをアテにビールで乾杯。



お造りは、鱒と鯖を盛り合わせてもらった。
(全部ちゃんと「○○産」とか書いているのだが、どうしても覚えられない)



結構、量はあるので、この1品だけでも十分楽しめる。
お魚はちょっと休んで、朝引きの鶏をいただく。せせりと三角。
この三角がヤバかった。
一口食べた瞬間、夫と二人で顔を見合わせる。

「うまっ!!」

めっちゃくちゃに旨い。

口の中で弾けるように旨味が広がる。
脂はしっかりあるけど、脂っこさみたいなのは全くなくて、ただただジューシー。
普段、三角なんて食べないんだけど、オススメだからといただいてみて正解。
よかった。
今も思い出すだけでヨダレが出てくる。

その後、夫が「鰻、鰻」とうるさいので、鰻を注文した。
隣の人たちが頼んでいるのを見て、私も食べたくなっていたのだが。



鰻の白焼き。好みでタレにつけて食べる。

これがもう・・・なんというか、信じられない旨さ!
身が分厚くて、脂がのってて、強烈な味わい!

「これ食べたら、他の鰻食べられないでしょ?」と大将。
いや、ほんまに・・・。
自分が今まで食べてきたのは「鰻の蒲焼」だったんだなと思う。
美味しいお店に行っても、鰻そのものをこんなふうに味わったことがなかった。
ふっくら、しっかり、ジューシー!
口に運ぶたびに、いちいち目を閉じて噛み締めて味わってしまう。
あまりの旨さにため息が出る。

あれから5日経つが、歩いていても何していてもこの鰻の味を思い出してしまう。
余韻長すぎやろ!
でも、それくらい旨かった。

あとは、鮎。
私は川魚が好きなので、目の前で鮎が泳いでいるのを見ているとガマンできなかった。



頭からカプカプと、小骨1本残さず食べた。

満足じゃ!!
満足じゃ、満足じゃ!!

(私が満足じゃ!と殿様のように言い出したら、最高に満足している証拠)

お酒もいろいろ出してもらった。









ここのお酒は、限定とか発売前とか、この店用のオリジナルとかばっかり。
それがまたいい。
楽しい。

そして、滅多に「しめ」というものを食べない私だが、
このお店ではこれを食べる。



写真がちょっとボケたうえに、携帯写ってるけど、焼きおにぎり。
中に昆布が入っていて、めっちゃ旨い。

本当に大満足だった。
お会計は、二人で約18000円。
これを高いと思うかどうかは、食べないとわからないと思う。
私たちはただひたすら「来てよかった!」を繰り返した。
高いからたまにしかいけないけど、また行きたいお店。
店の出口まで見送ってくれて、帰りまでずっと心地良かった。

いつもいろんなお店に食べに行って思うのだけど、
「また行きたくなるお店」と「もういいやと思う店」の違いってどこにあるんだろう。

そこそこ美味しいものを出してくれて、お酒も美味しいものがあって、
5千円くらいだったとしても、もう行かないなと思う店ってある。
それは、忘れられなくなる味」がないから。
1品でもいいから、それがあると、また行きたいと思える。

あとは、お店の雰囲気だろうか。
空間、というか・・・
マスターとか女将さんがニコニコしてて、他のお客さんも感じがよくて。
そういうお店って、いいオーラが充満しているから、すごく心地良いのだ。

人によって価値観は違うから、「そこそこ美味しくて安くてオトク!」とか、
求めるものは違うだろうけど、私は「そこそこ旨いもの」は望んでいない。
何日もずっと忘れられない味。
1品でもいいからそれを求めている。

コスパの評価も、単に美味しさだけでは決めない。
外で食事をするときって、3時間なら3時間というその時間の心地良さにお金を払っている気がする。
どれだけ楽しい食事ができたか・・・
美味しさだけでなく、その部分があってこその評価。

そういう意味で、今回はとてもよかった。
二人とも大満足で帰った。
良いお誕生日会になって、夫も嬉しそう。
私はその顔を見て、また満足



めちゃうまトマト!

2010-07-12 11:33:54 | 美味しいもの
いつも料理をする時は、ジェイムス・コットンを流しているのだけど、
最近はリトル・ウォルター。

料理するときに限らず、改めてリトル・ウォルターばかり聴いている。
聴けば聴くほど好きになるから不思議だ。

Juke
My Babe
Last Night
Key To The Highway・・・

もう20年近くも聴き続けている音が、今はまた違って聴こえる。
やっぱりBLUESだなぁ。



昨日、庭から収穫したトマト、オクラ、バジル。
なんかキレイやなぁ・・・
生命力を感じるよ



結局、晩ごはんは、鯖の味噌煮、大根と鶏肉の煮物、いんげんのゴマ和え、野菜と豚肉の蒸し物、トマトサラダ。
スチームケースで作るピザ風ポテトも夫が食べたいというのでまた作った。

大根と鶏肉の煮物もスチームケースでやってみたら、ちゃんと大根が柔らかくなったのでよかった。
10分で煮込めて簡単!
しかし、鶏肉を食べた時、ちょっと味が気になった。
夫はわからないというが、微妙にスチームケースの味がついている・・・
これは何か対策を考えないといけないなぁ。
スチームケースの匂いもとれなくなってきているし・・・
(keiさん、やっぱり要注意です!)

ところで。
庭のトマトだが・・・

めちゃうまっ!!

夫も言っていたが、人生で食べた中で一番美味しいトマトと言ってもいいほど。
口の中でジュワーッと汁があふれて、それが甘い。
「果物みたい~
と二人で感動していた。

完熟のもぎたてトマトって、こんな旨いものなのか・・・
これはもうやみつきになるっ!
今2個赤くなりかけているし、また実もつき始めたので楽しみだ。

プチトマトよりちょっと大きめの、この品種もよかったのかもしれないな。
来年は同じ品種のものをもっとたくさん植えてみよう。

しかし、昨晩はこの後、ウイスキーを飲み過ぎた。
今週は平日禁酒

最近の野菜事情

2010-07-07 23:15:29 | 美味しいもの
長雨のために、育てている植物が少々弱り気味。
しかし、そんな中でも実を付けてくれる野菜たちに、日々感動している。

ようやくピーマンを1個収穫。



おおー!
なんか後光が差してるぞ

まるでモデルさんみたいに、夫と順番に撮影会。
そして、早く食べりゃいいのに、
「きれいやな~
「光ってるね~
と鑑賞。

作物を育てるって大事だなぁ。
たった1個のピーマンにこれほど愛情をもてるのだから。

とはいえ、いつまでも見続けているわけにもいかないので、食す。



焼いて、醤油とかつおぶしをかけ、ありがたくいただいた。
正直、売っているピーマンと味の違いはわからなかったが、ただ嬉しかった。

一気にたくさん収穫できないのが難点だが、また明日も1個収穫できそう。
まだたくさん花をつけているので、順番にできそうだ。
今年はとりあえずお試し。
ピーマンは意外に簡単にできることがわかったので、来年は数本育ててみようかな。

ミディアムトマトも赤くなってきたし、トウモロコシも5センチくらい。
オクラもできている。
あとは、パセリ、ネギ、ハーブ類。
それに、ゴーヤ。

ちょっと水やりするだけでも蚊にやられるので、この暑いのに全身肌を隠して世話をする。
近所の4才くらいの男の子がいつも寄って来るので、いろいろおしゃべりする。
子供って「なんで?」が多いなぁと思う。

「なんでお花育ててるの?」
「お花がいっぱいのほうが嬉しいからだよ」

「なんでここだけ空いてるの?」
「自転車を出し入れするからだよ」

「なんでそこ切ってるの?」
「いっぱい生え過ぎたら下のほうに光が当たらないからだよ」

「なんで車ないの?」
「・・・(貧しくて買えないんだよ)い、いまは必要ないからだよ」

たまにウソもつきながら、子供の「なんで?」に答える日々

一緒にダンゴ虫を丸めて転がして遊ぶこともある。

ダンゴ虫も最近ではもう見慣れてしまって、いちいち驚くこともなくなった。
たまに10匹くらいの大群を見ると、さすがにゾワーッとするが

子供の頃はダンゴ虫を集めていっせいに転がしたりしていたのが信じられない。
なんで子供の頃は虫が怖くなかったんだろうな。
いつも不思議になるが、また最近は平気になってきた。
オバチャンになってきたから?
いや・・・慣れだろう、慣れ。

そういえば、蛍の時期ももう終わった
私は昔からこの町の住民なので見ているが、夫は今年初めて蛍を見た。
数は少なかったけど、感動していた。
家のそばでふっと蛍とすれ違ったりすると、私もやっぱり感動する。
あの光にはなぜ手を伸ばしてしまうんだろうな。
小さいのにとても明るくて。
でも、どこか頼りなく、儚さもある。
見ていると勝手に手が伸びる。つかまえてみたくなる。
そんな光。

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今週は比較的仕事もゆっくりしているので、
いろいろとたまっていることを片付け、生活を正す週にしたいと思っている。

そう、生活改善!!

正しい食生活!お弁当作り!ダイエット!節約!禁酒!睡眠!美容と健康!

いろいろ並べたが、できることからやっていこうと思う。
この全てがめちゃくちゃになっていたのだから。

とりあえず今日は禁酒した。
昨日、くたくたで家に帰ったら、なんか飲みたくなって・・・
疲れているんだから早寝すりゃいいのに、朝4時頃までちびちびと日本酒やらウイスキーやらを、チーズをアテに飲んでいた。
朝起きて昨日の日記見たら、なんか支離滅裂の日本酒論議で焦った。
削除しようかとも思ったけど、もういろんな人の目に触れた後だったので、
あまりにひどいところだけチョイチョイと直したり追記したりしておいたが・・・
酔っ払ってパソコンに向かうと、だいたいこうなる
反省。

正しい食生活は今日のところは完璧ではなかったが、まずまず野菜は摂取できた。

そうそう。
最近、素晴らしい調理道具を手に入れた

ルクエのスチームケース!!

ゆうちゃんに誕生日プレゼントにリクエストして貰ったのだ。
これが思っていた以上に万能選手!



↑こんなふうにサーモンと野菜のワイン蒸しも6分でできる。

この間は、カレイの煮つけを作ってみたけれど、5分くらいだった。
簡単で失敗がなく、美味しい。
それに、こうやって料理もできるけど、何より下ごしらえにめっちゃ便利。
今日も「オクラのおかか和え」用のオクラは、茹でずにレンジで1分。
ほうれん草も3分で蒸せた。
サラダ用の鶏のささみも2本で2分半くらい。
これがまた、柔らかくふわっとできる。
明日のお弁当用のブロッコリーも2分。
夫の夜食にじゃがバターも4分。

もともと便利調理器具には目がない私だが、これは本当にイイ!
買おうかどうか迷っている人は、絶対にオススメ。
特に私みたいに、野菜をたくさん使う人は、下ごしらえにめっちゃ使えると思う。
今までお湯沸かして茹でて、鍋洗っていたのが短縮できるし、栄養も逃げないし。
1品料理を作るのは限度があるけど、でも、忙しい時には便利。
冷蔵庫にある野菜をとりあえず切って蒸して、ポン酢とかドレッシングで食べるだけで美味しい~。

半信半疑だったけど、使ってみて人気あるのがわかった
2010年、私のヒット商品ベスト1間違いなし!

おじいさん料理でおもてなし

2010-06-23 14:44:22 | 美味しいもの
綱渡りの日々。
とりあえず、寝たのか何なのかよくわからない状態で一夜を過ごし、
今日の午前中までの原稿が終了した。
今、ちょっこし休憩。
しかし、まだ今日もちょっとずつでも原稿を片付けていかないと、
これから今月末まで取材攻めでエラいことになる

今週はヒマやな~なんて思っていたら、急に仕事がドカドカ入ってきたのだ。
ありがたい。
だが、昨日は一ヶ月も前からいわさきっちとゆうちゃんが新居に来ることになっていたので、
水曜午前中までのコピーを頼まれたときは、かなり焦った。
(両方なんとかやりきったが・・・)

またいろいろと料理を準備。
この二人の場合はとても楽だ。
「おじいさん料理」と呼んでいる普通の家庭料理というか、おばんざいでOK。
手を抜いているわけではなく、それが一番喜ばれるからだ。

暑いので冷たいものがいいだろうと、
まずは、オクラとナスと海老の煮浸しから。
前日から冷蔵庫で冷やしていたので味もしゅんでるし、柔らかく冷たい食感がいい感じ

水菜のサラダは、醤油ベースでゴマをたっぷり入れたドレッシングで。
アクセントに、カリカリじゃこをのせて。

おなじみ、生春巻き。
この季節にはぴったりだし、地味な食卓に彩りも添えてくれる。

今日のメインは、鯛とゴボウの煮付け。


大きな鯛を堀先生にもらったのを冷凍していたのだ。
鯛を丸ごと煮つけたことはなかったが、いつもやるカレイの煮付けと同じ味付けにしてみた。
まあ、素人なのでプロの料理人からしたら邪道かもしれないが、
アジを焼いてから煮るのが好きなので、鯛も一度焼いてから煮込んでみた。
写真を見ると、グリルに入らず尾を切ってるから、なんか食いちぎられたみたい

しかし、こんなあてずっぽうの料理でも、大皿でテーブルに運んだら、
二人から「おおーっ!」という歓声が!!
味にはうるさい二人だが、奪い合うようにしてこの大きな鯛を食べ切ってくれた。
嬉しいなぁ

我ながら味付けもちょうどよく、身もしっかりしていて美味しかった。
これは日本酒でしょう・・・と、残っていた日本酒を少しずつ。
家には今、これしかなかったのだが、英薫の特別純米 無圧搾り。
開封して3日経ち、味もいい感じにのってきている。
若干、魚の煮付けには華やかすぎる気もするが、まあ仕方ない。
十分美味しかった。

それから、カブラと油揚げの煮物。
昨晩食べたときはちょっとカブラが筋っぽいかと思ったが、
一日経ったら口の中でとろける。

さすがに醤油味ばかりが続いたので、お口直しにと、
じゃがいもとほうれん草のクリームスープを。
二人に「すごい!いいタイミング!」と褒められた。

私はこの辺でビールを開け、揚げ物の準備。


ゴボウと筍を煮込んで豚肉で巻き、衣をつけて揚げたもの。
煮込んだだけで十分美味しいので、何もかけずに食べられる。

もうお腹いっぱいといいながら、しめのご飯は別腹の二人。
豆腐としいたけ、長ネギで作ったくず豆腐を、タレと一緒にご飯にかけて。

以上、8品をたっぷり食べてくれた。
取り合うようにして食べてくれ、器が空っぽになっていくのは嬉しいものだ。

この後はコーヒーをいれて、いわさきっちが作ってくれたチーズケーキを
デザートにいただいた。
チーズケーキ談義にも花を咲かせながら、極上のチーズケーキを頬張る。
なんと幸せな

楽しい時間をまた過ごせたことに、感謝。
こういうのがパワーになって、また仕事も頑張れるのだ。



おいしいものがあれば幸せ

2010-06-18 18:15:55 | 美味しいもの
最近、夫が早く帰って来るので、平日でも一緒にご飯を食べることがある。

先週のある日の晩ごはん。

生春巻
茹でトウモロコシ
トマトとモッツァラレチーズとバジルのサラダ
タジン鍋で野菜と鮭の蒸し物



今週のある日の晩ごはん。

ニラ卵スープ
大根とイカの煮物
ラタトゥイユ
いんげんのゴマ和え
野菜たっぷりサラダ



だいたい1食で、野菜を10~14種類くらい食べたりする。

例えば、ラタトゥイユだけで、
ナス、ズッキーニ、玉ねぎ、人参、エリンギ、トマト、ピーマンと7種類。
にんにく、バジルも野菜として入れれば9種類。

タジン鍋も野菜をいっぱい食べられるのがいい。
この日は、
キャベツ、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、ブロッコリーと5種類。

これが元気の秘訣。

こういう食事をして、アルコールを控えめにしていたら、体調もよくなった。
やっぱり食生活は大事だなぁ。

最近、外食も控えていたけれど、ちょっと連続で京都へ。

日曜日は、夫とサントリービール工場見学へ行った後、そのまま京都でご飯。
久しぶりに「なな治」へ。

このお店、本当に好きだ。なんか居心地がいい。
カウンター席7つくらいとテーブル1つの本当に小さなお店で
特にオシャレ感もない、フツーの居酒屋みたいな感じ。
ご主人と奥さんが二人でやっている。

行くと必ず注文するのは、串カツセット。
串カツといっても、手が込んでいて、遊び心もあって、そして何より旨い。
7本で1350円という安さも魅力。
いつも2セット頼めばいいのに1セットを二人で分けるから、取り合いになる。

今回おいしかったのは、コレ。

小鮎の南蛮漬け

自分でもアジでよく作るが、私は南蛮漬けに目がない。
これは本当にまろやかで優しい味付け。

日本酒もいいものを数本置いている。
私は一博と喜楽長を飲んだ。
夫は不老泉と雁木。

ちょっと食べて、ちょっと飲んで、という使い方ができるお店。

そして、昨日はまた京都へ。
ライター友達のアンデルさんと、久しぶりに会うことに。

毎回、交互におすすめの店とか行ってみたいお店を紹介し合うのだけど、
今回はアンデルさんが「めなみ」をご推薦。
結構古くからあって有名なお店だし、一度行ってみたかったのでよかった。


ぐじのお造り。
ねっとりとして甘く、おいしかった。

アンデルさんは若干、ご不満の様子(笑)


鮎の塩焼き
基本的に、川魚って好き。
頭からガブリと、骨1本残さず食べた。

他にも、うずらのやきとり、万願寺ししとう、じゅんさい、湯葉春巻き、賀茂なすの揚げ出しなどいろいろ食べた。
昔から京都が遊び場だったから、京野菜や湯葉、生麩などは普通に食べ慣れているけど、
他県の人からしたら、こういう食材は珍しいのかな?
私は万願寺が本当に大好物で。
焼いてお醤油とかつおぶしもいいけど、自分では煮浸しにする。
あの野菜本来の甘味がたまらん。

今回初めて「めなみ」に行って、
美味しかったけど、値段を考えるともう少しボリュームがほしいかなと思った。
全体的に高いのが難点か・・・
とはいえ、アンデルさんとの食事はいつも楽しい。
とても良い時間を過ごせた。

2軒目でもう1杯飲もうということになり、BAR醸造庭へ。
ここはよく中野と行くバーで、雰囲気がとても好き。
窓際のソファ席が空いていたのでラッキーだった。

日本酒とワインが結構ある。
日本酒も20種類くらいあるのかな?

バーなので、わりとフルーティーで華やかな、濃い目の日本酒が多い。



こんな感じで、高瀬川沿いの木々を見ながら飲める。
私は日本酒、アンデルさんは赤ワイン。

これまた大好物の京鴨肝旨煮とチーズをアテに飲む。
優雅で楽しい時間。

彼女は長くコピーライターをやっていたので、
商品コピーの書き方のコツなどを聞いた。
やっぱりコピーと記事は全然違う才能だからなぁ・・・
自分にはコピーは向かないと知りつつも、もう少し頑張って勉強したいとも思う。

とにかく仕事の相談にものってもらえて、感謝。
(楽しすぎて、アンデルさんの終電を逃しましたが)

ちょっとずつ生活が戻ってきたなぁ。
おいしいものを食べて、友達と語って、仕事を頑張る。
これが一番幸せ。


美味しくて大満足!!

2010-05-27 18:17:19 | 美味しいもの
昨日は私の誕生日のお祝いにと、夫が食事に誘ってくれた。
この何ヶ月もずっと行きたいと言っていた「びりけん」を予約してくれていた。

もう10年以上通い続けているお店で、多い時は月に2、3回行っていたけれど、
今年に入ってからはまだ一度も行っていなかった。
びりけん禁断症状がおき始めていたので、本当に嬉しかった。

最近はいっぱいのことが多いのに、昨日は私たち以外に1組だけ。
後でもう1組来たが。
おかげでゆっくり楽しめた。


こごみとホタルイカ。
生命をそのまま食べているような味わい。
ホタルイカ、ほんまうまい。


時不知鮭のお造り。
夫は鮭好きだから、今日は鮭でよかったなぁ。
甘い。


いろんな野菜と豆の煮込み。
自家製ベーコンがいい味を出している。
たぶん調味料使ってないなぁ。
もうこの香りだけでやられる。
素材の味が生きていて、だんだん幸せモード。


定番、ホタテのムース仕立て。
何回食べてもうまい。
夫の大好物でもある。


赤万願寺の煮浸し。
赤い万願寺唐辛子は初めて!!
真っ赤で辛そうだけど、別に辛くはない。
むしろ甘くて、やみつきになる。


煮付けはキンキ。
ちょっと小さめでかわいらしかった。
究極の薄味煮付け、最高!!
しっかりキンキを味わった。


最近定番になりつつあるニラまんじゅう。
その場でさっと包んで焼いてくれる。
中から肉汁があふれてたまらん。


ゴーヤとマコモダケの炒め物。

久しぶりに衝撃を受けた。
何?このゴーヤ!!
こんなおいしいの食べたことない!!
シャッキリとして、火の通し加減が絶妙!
確かに苦味はあるんだけど、私がいつも感じている苦味じゃない。

びっくりしていたら、マスターが一言。
「いらんことするからや」
「え?」

ゴーヤの苦味をとろうとして、塩もみしたり水につけたりする。
あれがいけないのだとか。
本当においしいゴーヤなら、切ってそのままでOK。

いつも食べているものだし、こんな単純な炒め物だからこそ、味の違いがはっきりした。
ほんまにすごい。


自家製肉盛り合わせ。
ハム、ベーコン、ローストビーフ。

定番中の定番だが、いつ食べてもやはりうまいものはうまい。
最高だった。

これに、最初写真を撮っていなかったが、野性のウドが出たのでちょうど10品。
お酒はビール1杯と日本酒5杯。
正雪、喜久酔、七本槍、東北泉・・・あと1種忘れた。

器もいろいろ試させてもらい、味の変化を楽しんだ。
李朝の器と正雪の相性がよかったなぁ、すごくきれいだった。
びりけんで飲むと、お酒の味がきれいに澄む。
もちろん、それぞれの違いもはっきりわかるけど、なぜか純粋で崇高なもののように感じられる。

あー、久しぶりに大満足!!

今日も一人居酒屋です

2010-04-15 00:57:13 | 美味しいもの
なんか美味しいものが食べたい……!
でも、急に誘える人もいないし、引っ越しで何かと物入りなので
自分一人で贅沢するのは気が引ける・・・

そんなときは自分で作るしかないと、恒例の「一人居酒屋」



もちろん、これ全部食べたわけではない。
ちゃんとお皿に取って少しずつ食べた。

緑のやつは、「かき菜」といって、群馬で作っている地野菜みたいなの。
初めて食べたけど、菜花みたいな感じ。
胡麻をすって、マヨネーズと辛子と醤油を混ぜたので和えた。

今は新じゃがも旨い。
ほっくほくにゆでたじゃがいもに少し焼き目を付けて、
そこに豚ひき肉で作ったあんかけ。
コンソメとおろし生姜を入れて、ちょっと洋風な和風な・・・

土鍋は、あさりとベーコンに、残り野菜をワイン蒸しにしたもの。
ブロッコリー、トマト、パプリカ、エリンギ。
オリーブオイルでにんにくを炒めて少し香りを出して。

これいいなぁ、きれいだし。
今度の新築パーティーで出すかね

右端の茶色っぽいのは、イワシの生姜煮。
明日のお弁当のおかずの一つ。
私の定番料理やね。
イワシは安くておいしくて栄養もあって、庶民の味方
お酢とお酒でしっかり煮ているから骨まで柔らかくなって、全部食べられるのがいい。

手前は、鶏肉のトマト煮込み。
まあ、これもよくある。
キャベツ、玉ねぎ、人参など、残り野菜を全部ぶちこんで煮込む。
鶏肉がほろほろと口の中で崩れるほど柔らかくておいしい。

これも新築パーティーメニューに入れるか?

今、パーティーのメニューをいろいろ考え中。
私は昔からよく人を呼んで料理するのが好きだったので、
最近はもう、何を出していいのかわからん
前と同じ料理はなるべく出したくないし……

毎回、7~9品ほど出すので、何回もパーティーをやってると、
さすがにレパートリーが……
もちろん、なんぼでもあるんだが、「パーティー向き」というのがポイントで。

その点、ゆうちゃんといわさきっちが来る時が一番楽だ。
二人とも純和食を好むので、私が普段食べているような「おじいさん料理」でいい。
というか、それを喜んでくれる。

量や作る時間、作り置きができるか、冷めてもおいしいかなど、
いろいろ考えないといけないので、大勢が来るときは大変だ。
そして、それが楽しみでもある

とりあえず、今日の一人居酒屋は大満足
旨かった~


食生活は心と密接な関係があると思う

2010-01-26 15:01:56 | 美味しいもの
元気だ

元気あまりすぎや

こういう日々が続くと、いかに自分が通常鬱の人間なのかということがわかる。
何かを深刻に考えたくても考えられないほど、心が軽い。
変なクスリでもやってるんちゃうかと思うほどだ。(やってない)

特に何があったというわけでもないのだが。

やっぱり「心」と「ご飯」は密接に結びついているんだと思う。

この間まで忙しくて、
ご飯が作れない⇒ろくなものを食べない⇒気が滅入る⇒よけい作る気をなくす
⇒ろくなものを食べない・・・・

という食生活の悪循環にはまり込んでいたのだが、
(パンと餅しか食べてなかった)
先週の金曜日に1日仕事がなくて、久しぶりに家でゆっくり休んでご飯食べたら、
急に悪循環から抜け出せた

人間は週に1日くらいは何もしないでのんびり休むことが必要だなぁ。
特に私のように「追われる仕事」をしている人間は。

原稿に追われていなくて、塾だけの日は本当に気持ちがラク。
「時給で働くって、なんてラクなんだろう!」といつも思う。
その時間が終わればあとは自由なんだから・・・

時間に関係なく「できるまでが仕事」というのは、精神的ストレスがすごい
それも、短期間の締め切りだと、「あと○時間?」「あと○時間?」と
常に考えないといけないので、プレッシャーがかかる。
ただし、これが終わった後の解放感と喜びといったら、言葉では表せないくらい大きいんだけど。

先週の金曜日から急ぎの仕事がなくなったので、
美味しいご飯をしっかり作って食べながら、のんびり仕事をしている。
それだけで精神的に回復した。



私は料理していると止まらなくなるので、
若干、作り過ぎる日もある・・・

あとは、美味しいお酒を少しだけ飲む。
今は新酒の季節。
しぼりたてをいろいろと注文していたので、毎日いろいろと味わっている。
しぼりたてはフレッシュすぎて、合わせる料理も難しいけど、
アテと器を考えるのも、また楽しみ



「浪乃音 純米酒 中汲み」
フレッシュさはあるが、食中酒としても問題ない。
香りはやや強め。でも、味わいはバランスがよくて穏やか。
大好きな春菊の生サラダ。蒸したささみとゴマ風味のドレッシングで。
お酒の味を変えない、江戸硝子のぐいのみ。



「不老泉 杣の天狗 純米吟醸 うすにごり」
開封したては酸味が強すぎたので、3日待った。
少し苦味のある酸味が特長。
単独で楽しみたいところだけど、
野菜たっぷりのアジの南蛮漬けと一緒に。
お気に入りの備前のぐいのみが、酸味をまろやかにしてくれる。

こんな何でもない料理をアテに、好みの酒を少し飲む。
毎日こうやって暮らせたら、本当に元気になる。
外で飲み食いするのも大大大好きなんだけど、
疲れたときには、やっぱりおうちご飯がいい
料理するのもストレス解消になるし。
何より好きな器に囲まれて、これはあれに盛り付けようとか、
このお酒はあのぐいのみが美味しくしてくれる・・・と考えるのが幸せなのかも。

あー、そうだ、でもこの間、タジン鍋のお皿のほうがヒビ入ったんやった
ヘルシーで野菜たっぷり食べられてよかったのに・・・

塾で「タジン鍋が・・・」と言っていたら、「何?」と聞かれたので紹介。
コレ↓




蒸したような状態になるので、油も使わないし、とってもヘルシー。
火にかけてほっとくだけでいいし。
ないと困るので2台め買おうかな・・・
ニトリとかで安いのを買って、お皿だけとりかえたらいいか。

あー、このまま毎日今のペースでご飯食べられたらいいなー。
だいたい私が機嫌悪いときって、食生活が乱れているときだからねぇ


昨年末のおいしいものの記録

2010-01-16 13:00:49 | 美味しいもの
昨年末は本当に慌しくて、記録しておきたいことがそのままになっている。

なので、今更ながら、書けなかったことを少し。

18日は祇園、19日は福島で贅沢に忘年会をし、21日は家飲み。
こうちゃんが来て、例年通り鍋をした。
私は3缶くらいしか飲んでいないのに、こうちゃんが帰った後見たら、
ビールの缶が13、4缶は転がってた
やりますなぁ・・・

22日は、ゆうちゃんといわさきっちと忘年会。
今年はどこにしようか迷ったのだが、前から気になっていた「和亭」へ。
私も初めて行く店だったので、事前に夫を誘って偵察に……

こういうと失礼だが、お店はこじんまりとしていて、町の居酒屋!って感じ。
だけど、入った瞬間に私のアンテナがピーン!!
旨いものが出る予感がした。

そして、見事にその通り!!
その場で22日の予約をして帰った。

二人に偵察に行ったことを話し、「オシャレ感はないよ。ただ、旨い」とメールすると、
「オシャレ感はいらない。旨いものが出ればいい」と返事がきた。
さすがっ!!

22日、3人で訪れると、ご主人も奥さんも笑顔で迎えてくれた。
そして、大きな生きたアンコウを見せてくれた!

おおー!!
3人とも大興奮!!

私以外の二人はあまりお酒が強くなく(好きなんだけど)、
全部で1合程度しか飲めないことを話すと、
5000円でお任せのお料理とそれに合うお酒を少しずつ出してくれるという。
ハーフのハーフだから45mlずつくらいかな。

おいしいものをちょっとずつ・・・
これが本当にありがたい。

ちょっと時間が経ちすぎて、記憶が曖昧になっているが、
スパークリングの日本酒の小瓶(たぶん梅乃宿の)を出してくれた後、
天遊琳、梵、繁桝など、順番にお料理に合わせたお酒を注いでくれた。

こちらのご主人はお料理と日本酒のマリアージュを追求されていて、
それにかける熱意とこだわりが本当に素晴らしい。
お料理も日本酒もそれぞれが十分においしいのに、
それを最高の組み合わせで提供してくれるのだからたまらない。

どれもこれもおいしかったのだが、やっぱりブリ好きの私としては、コレ。


分厚くコロコロに切ったブリ。
脂はしっかりのっているけど、しつこくない。
口の中で柔らかく溶けて、甘味が広がる。

この日は、さっきまで泳いでいたアンコウを目の前で捌いてくれるという、
アンコウ解体ショー(?)も!!



↑こんなかわいいアンコウちゃんが・・・



↑こうなって・・・



↑こうなった(笑)

みるみる解体されていくアンコウは迫力があり、お客さんがみんな集まってクギヅケに。
(こんな大事なときに、ゆうちゃんはトイレに・・・

日本人って不思議だな。
これが牛とか豚だったら目を覆いたくなるのに、
臓物を見ても魚は平気。(というか、むしろおいしそう・・・)

新鮮なアンコウの刺身に、特製アンキモ味噌を付けていただいた。
おいしい~!!
さらに、新鮮なアンキモもいただいて、大満足!!



焼き物は、マナガツオ。
これもすごくおいしかったなー。

そして、こちらは魚介だけでなく、野菜もおいしい。
私は魚ばかりだと気持ち悪くなってしまうので、野菜があると嬉しい。


田辺大根のステーキ!
うまい、これうまい。前も食べたけど、大好き。酒に合う~!


そして、これ。
みんな大絶賛だった、海老芋のあんかけ!
なんか表面の食感がいいんだなぁ。
酒に合わせるためか、味は若干濃い目。
でも、それが旨い。(帰りの電車の会話は海老芋で盛り上がった)

まー、他にも何品もいただいて、どれもこれもおいしくて、本当に満足した。
2009年に新たに行った店の中では間違いなく満足度ナンバー1!!
何度でも訪れたいお店だ。
ご主人も奥さんも本当に優しくて素敵な人で、おいしいだけでなく、居心地がいい。
おいしいものいっぱい食べて、とても幸せな気持ちで店を後にした

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25日は、かどやとびりけんへ。



記憶が曖昧で、写真を見ても何か思い出せない・・・
スズキか?



自家製ベーコン入りポトフ~
何の調味料も使ってないのに、野菜の旨味だけでここまで濃厚になるんだから、不思議。
ベーコンが味を利かせてるんだろうな。

いつもびりけんの真髄は、椀物と魚の煮付けだと思う。
特に私は椀物が好きで、
もし「幸せ」を味にしたら、こうなるんだろうなぁと思うのだ。



ガシラの煮付け。
新鮮じゃないとこの薄味では味がもたないと思うのだが・・・
甘辛く炊いたのも好きだけど、これはまた全く別物!



きのこやブロッコリーのオーブン焼き。
素材の旨さが生きてます!



大好きなニラ饅頭。
その場で丸めて作ってくれる。
これがおいしいんだなぁ。

その他にも何品か食べ、お酒もいろいろいただいた。
そしたら、最後にお客さんの誰かが持ってきてくれたクリスマスケーキが!

6人だったので等分が難しいな・・・とマスターが言うから、
「私が切る~!」と包丁を・・・



「なんやねん、これ!!」

え、何って・・・8等分・・・

「なんで6等分って言ってるのに8等分やねん!」

え、だって難しいから・・・

「俺が難しいからって言ったらやるって言うし、任せたのに・・・」

いやいや、だから、8等分にして、みんな1個ずつ食べて、
まだもう一つ食べたい!っていう人が残りを引き受けるっていう作戦で・・・

「そんな作戦いらん!それになんやねん、このためらい傷は!!」

見ると、一度刃をおろして、引き上げた跡が・・・
(画像参照)

思えば、ひのきでも杉やんがケーキを作ってくれるたびに、
私は等分を間違えて失敗していたっけ・・・
さらにこの日、塾で生徒が持ってきてくれたケーキを16等分するという無茶をやり、
「細すぎちゃうん!」と生徒にも非難を浴びたところだった

なんかわからんが、3Dって苦手なのだ。(3D?)
ものを等分するとか、空間的な感覚がどうも人とは違うようで・・・

マスターのトホホな感じと私のやりとりが面白かったようで、
隣に座っていたオネエチャンが大爆笑。
みんなお酒がかなり入っていて、ちょっとしたことでもゲラゲラ笑う。
見知らぬ人同士、ずっと笑っていて、
「こんなに笑ったの久しぶり。ありがとう」とか言われて、
なんかいいことしたような気分になったクリスマスの夜(笑)

びりけんに通ってもう何年だろう?
10年くらいになるのかなぁ。
いつ行っても変わらない幸せの味とパワーの空間。

そろそろ仕事の打ち合わせ行こう。
年末の忘年会記録は、とりあえずここまで。


おいしい牡蠣を食べに、小旅行

2010-01-12 12:42:07 | 美味しいもの
昨日は、兵庫県の西の果て、坂越というところへ牡蠣を食べに行ってきた。

私の夫がまた勝手にトシくんと約束してきたのである。
(私の友達・あやの夫)
それも突然・・・

しかし、前からここの牡蠣は美味しいとは聞いていたので、もちろん「行く!」

朝9時に出発し、芦屋で合流して坂越へ。

片道2時間半もかかったけれど、小旅行気分で嬉しかった。
昨年は節約のために夏から全く旅行をしていなかったので、こんな感じ久しぶり!

お店は海辺にあり、とった牡蠣をすぐに炭火で焼いて食べさせてくれる。
お昼時で混み合っていたため1時間も待ったが、それでも待つ甲斐はあった!

酢牡蠣、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣のグラタンと、牡蠣づくし~
特に焼き牡蠣は、目の前で自分たちで焼いて食べるので楽しかった。
ここの牡蠣は火を通しても縮まないらしい。
だから、とにかくプリップリで大粒!!
いつも食べてる牡蠣は何だったんだ・・・と思うほど、旨い。
ただ蒸し焼きにしただけで調味料は一切無しなのに、味が濃い!
濃厚な旨味を愉しんだ。

ビールとコップ酒合計3杯ずつ。
同じテーブルの女の人が、私たちのお酒が運ばれてくるたびに
「おいしそう~」と言ってじっと見てくるのが面白かった。
めっちゃお酒好きなのに、車なんだろうなぁ。
あかんって!車で来たら・・・

牡蠣以外にも、ガシラなどの煮付けやあぶり穴子などを食べ、お腹いっぱいになった。
牡蠣だけで一人20個は食べているだろう・・・
これだけ飲み食いして一人5000円は安かったなぁ。

駅までブラブラと歩いて、昔ながらのお家や神社、酒蔵などに寄り道しながら帰って来た。
ちょうど6時を過ぎたくらいだったので、今度は摂津本山駅で降り、
「ラ・ポスト」というワインと欧風料理のお店へ。
気軽なワイン居酒屋だ。

ここはワイン好きのあやとトシ君夫婦のお気に入りのお店らしいが、
お料理もワインも全部美味しかったし、お店の雰囲気もとてもよかった。
明るくて、開放的で、オシャレだけど肩肘はらなくていい気軽さがあって。

生ハムやサラダ、鶏のロースト、ピザ、白金豚のソーセージなど、
いろいろお料理を愉しみながら、ワインをいただいた。
私はワインのことはあまりわからないが、
ちゃんと本当に美味しいものを知っている人と飲むと楽しい。

こちらは日本酒、向こうはワインと、酒談義は尽きなかった。
また、たわいもない話や昔話など、いろんな話で盛り上がった。

いつも思うことだけど、美味しい料理とお酒、
それに、何でも語り合える友がいれば、
それだけで、人生はなんと豊かで楽しいものになるんだろう!!

たっぷり10時まで盛り上がって、解散した。

家に帰ってから夫と二人で日本酒を1杯だけ。
さすがに疲れていて、テレビを観ていたら眠くなってしまった。

牡蠣はやっぱり美味しいなぁ。
お土産に500gむき身を買ってきた。
今日はこれを「牡蠣のオイル漬け」にする。
我が家の冬の定番。
瓶詰めにしておくと1ヶ月くらいはもつので、毎日少しずつ楽しめる。
これがまた、酒のアテにぴったり。

昨日、新酒が6本届いた。

順番に空けながら、酒に合う料理を考えるとしよう。
これがまた私の楽しみ

連日、旨いものをひたすら食うのだ

2009-12-22 13:53:07 | 美味しいもの
18日は中野と祇園「陶然亭」へ。

四条大和大路を上がったところのセブンイレブンにて待ち合わせ。
そこから歩いてすぐのところにある。

祇園はいいよね……
こじんまりとしているが、雰囲気のよいお店だった。
残念なのはカウンターではなくテーブルだったこと。
ゆっくりめにお料理とお酒をいただいた。



↑海老芋を焼いたものに、くもこをかけたもの。
白子好きの私としてはこたえられんね!!
とろっとろ~



↑お造りは、くえ、紋甲いか、よこわ。
くえが旨い!弾力と旨味がある。



↑これ最高やった!
鰤の上に乗っているのはネギ。
あっさりしているんだけど、ネギの風味がとてもよく、鰤もおいしかった。
出汁がまたいいんだ……



↑かに身、カキなどいろいろ和えてる。
面白い組み合わせで、斬新なおいしさだった。



↑えーっと、なんだっけな
大根とか・・・糟汁仕立て。



↑デザートはクレームブリュレ。
大好き~
小さくて残念(三個はいける!)

もっと日本食っぽいのかなぁと思っていたら、意外に創作系で。
どれもレベルが高かったなぁ。
素材の旨味をしっかり引き出している。
店内の雰囲気も落ち着いていて、ゆっくり楽しめた。

中野が「最近、胃腸が弱くて……」と言うので、
「実は私も最近胃腸が弱いねん」と話した。
でも、話がどうもかみ合わない。

なかの「お昼はおにぎり2個で十分」
わたし「昨日もお昼にうどん2杯食べちゃってさ」

なかの「食べ過ぎたら翌日の夜まで食欲なかった」
わたし「食べ過ぎたと思っても、翌朝にはもうおなか減ってるねん」

なかの「そんなに忘年会続いてしんどくない?」
わたし「うん、結構大丈夫」

わたし「バームクーヘンのこんな大きいの半分食べてさー」
なかの「話聞いてるだけで気分悪い……」

別れる頃になってようやく気付いて謝った。
「ごめん!私、胃腸弱くないわ!!
「うん、そうやんね……
中野もようやく納得した顔をして、帰っていった。

また1つ学んだ。
同年代の人に、「胃腸弱い」って言うのやめておこう……。

これでも随分食欲なくなったんやけど、おかしいなぁ。
みんなほんまに弱ってるからなぁ。

そんなことを考えながら、駅で別れて家まで歩いていたら、
HOMEのマスターが中から手招きしている。
行ってみると、「たまには飲んで行き~」と。
ともちゃんもいたし、まだ11時だったので、ウイスキー飲みだした。
久しぶりにともちゃんとゆっくり話せて楽しかったしよかった。

でも、気づいたら……ウイスキー5杯!!
そうして夜中1時に不良妻はこそこそと帰ったのであった……


翌日19日は、ふみことあやと3人で福島の「Kamoshiya Kusumoto」へ。
前からずっと行きたかったお店だ。

行く前にBOYCOTTで夫にクリスマスプレゼントを購入。
ダウンを買おうと思っていたんだけど、この日入荷されたばかりだという、黒の皮ジャン風のにした。
オシャレな店員の兄ちゃんがいろいろアドバイスしてくれたので助かった。

「Kamoshiya Kusumoto」は思っていた通りよかった
バーのような雰囲気のお店で、奥に1つだけテーブル席がある。
3人なのでカウンターよりゆっくりしゃべれてよかった。

ここは醸造酒のお店で、ワイン、日本酒、ビールなどかなり揃っている。
お料理はコース1種類のみ。
そのお料理に合わせてお酒を楽しむという感じだ。



↑最初はロゼのシャンパンで乾杯。
オススメだけあって、さらりとした甘さのおいしいシャンパンだった。



↑昨日と連続でくもこ!!
うわー、嬉しい
こちらは、下仁田ネギを使ったスープ仕立て。
口の中でくもこがとろける~



↑キンメを軽くあぶったものに、いろいろな野菜を添えてある。
キンメの焼き具合がレアで絶妙!!



↑わかさぎのフリットにトリュフのソースをかけたもの。
トリュフは生のものも削ってある。
これはヤバイ。めちゃ旨い



↑甘鯛の鱗焼きを、わさびと菜の花のリゾットの上にのせて。
周りのソースは紅心大根。
こんなきれいな色が出るのね・・・
甘鯛の皮がパリパリ。この絶妙なこと!!
リゾットの固さも芯が残るくらいでちょうどよかった。



↑宮崎の牛肉を炭火でじっくり焼いたもの。
ブランド牛ではないけれど、A5ランクだとか。
レアだけど、長時間遠火で焼いてるからちゃんと火は通っていて、柔らかい。
下にはきのことピーナッツモヤシのソテー。



↑デザートは、ビール(スタウト)で作ったパンケーキに、
なんと、ゴボウのアイスクリーム。
めっちゃゴボウやった!!

どれも手が込んでいておいしかったし、
出してくれるお酒も低温熟成させたものが多く、珍しかった。

川亀の17BY
竹泉醇辛17BY
まんさくの花 蔵囲 中汲み

この3種類をセレクト。
他にもいろいろあったけど、とにかく値段が高そうなのでガンガン飲めない。

あやとふみこはワインを注文していたけど、それもおいしそうだった。
(そして、高そうだった

2人とも大満足で、店を選んだ私としてはよかったとおもったのだけど、
後で計算してみたら、お酒は平均1杯が1800円もしている……
リッツ並みやなぁ。

私はお酒をいっぱい飲みたいほうだから、それが残念だったかな。
特に日本酒はね、そこまでお金かけなくても美味しいものはいっぱいあるので。
ワインはまあ、何万もするものもあるし、何よりウイスキーと同じく「寝かせる」という「時間」を買っているので仕方ないと思えるが。

飲み足りなかったし、しゃべり足りなかったので、2軒目はベルギービールのお店へ。
そこでみんな2杯ずつビールを飲んだ。楽しかった
(みんな酒飲みでよかった!)

家に帰って、夫にクリスマスプレゼントをあげたら、大はしゃぎ
似合っててよかった・・・

私もおいしいものを2夜連続で食べられて、幸せ……

久しぶりのおいしいもの、先斗町「有恒」へ

2009-11-17 23:51:32 | 美味しいもの
家というでっかい買い物をしてしまったがために、
似合いもしない節約生活を強いられている今日この頃……。

しかし、先週は久しぶりに京都で贅沢をした。
先斗町で食事

前から行きたかった蒸し物専門のお店「有恒」へ。

先斗町に1軒でも行きつけの店があるといいなぁと思っていたが、
そうなりそうな予感のお店だ。
カウンター10席程度のこじんまりとした店内は、以前はお寿司屋さんであったことを感じさせる造り。
ご主人が一人で切り盛りしている。



生牡蠣~
大好き、大好き!



蒸し野菜の盛り合わせ~
九条ねぎや栗かぼちゃ、安寧芋、玉ねぎ、などなど・・・
どれもほっこりして、甘味が凝縮されていて、旨い。
いくらでも食べられる感じ……



鰆の豆鼓蒸し~
身が崩れるほどやわらかい。
添えられた水菜はシャッキリ。
お豆腐やお揚げさんもおいしかった。



京もち豚ときのこの蒸し物~
まさか、きのこを巻いた形で出てくるとは!
これもおいしい!
お肉柔らかい~



そして、デザートまで蒸し物!
黒糖蒸しパン~
味がしっかりしていて、めちゃうまい。
食後でもぺろっといけます。

お酒もこだわっているということだったが、
確かにこだわってはいるんだけど、私好みのお酒がなかったのだけが残念。
でも、ご主人も感じがいいし、一人でも利用できるタイプのお店だ。
最後にりんごをむいて、サービスしてくれたのも嬉しかった。

は~
久しぶりに、満足いった。

そのうえ、コスパがいい!
先斗町で一人4000円程度とは・・・!!
このお店はまた行きたいね

ああ・・・
できれば週に1回でいいから、贅沢したい。
前は毎日のように飲み歩いていたのに、この節約ぶりときたら!!
今月はもうこれでおしまい。
淋しいもんやね・・・

早く借金返せるように、やっぱり稼がないとあかんなぁ。

今日は私のクライアントでもある整体院の先生のところに取材に行って、
途中から私のカウンセリングになって、2時間も話してしまった。

私の仕事・・・書く文章をとても気に入ってくれている。
私の書くものには「価値」があると言ってくれる。
だから、私がもっと自分の書きたいものを書けるように、いろいろとアドバイスをしてくれた。

途中、泣きそうになった。
とても難しい問題がある。
自分と対峙するっていうのは、勇気もいるし、苦しい作業でもある。
自ら変わっていくことも・・・

でも、先生の気持ちが嬉しかったし、とても伝わってきたので、
ちゃんと考えてみようと思う。

今も幸せだけど、もっと幸せになっても罪ではないものね。
「幸せ」=「罪」という考え方が、まだ少し自分に残っていたことにびっくりする。
本当に少しだけど。

とりあえず、変わっていって、本当の意味での「稼げる自分」にならないといけないなぁ。
ちゃんと考えよう。



この冬の白菜料理

2009-11-10 23:31:40 | 美味しいもの
今日は時間があったので2つもブログを更新して(今3つ目)、
3社に営業のメールを送った。

・大阪の某アパレルメーカーの企業コンセプト制作
・メルマガ
・教育業界のライティング

どれか一つでもひっかかってくれるといいのだけど。

今日は19000円分仕事をする予定が、まだ2500円ぶんしかしてなくて
既に日付が変わろうとしていることにびびっている

でも、今日は新作メニューがおいしかったので満足。



白菜と鶏だんごのクリームスープ。

白菜の芯ばかりを千切りにして入れて、
鶏のミンチをだんごにして。
あとは、鶏がらスープに牛乳と生クリーム。

あっさりしているけど、コクはあって、
なんかいくらでも食べられる感じ

久しぶりのヒット。
今年の冬の白菜料理はこれに決まりだなー

最近のおうちごはん

2009-11-10 11:24:57 | 美味しいもの
10月は忙しくてろくなものが食べられなかった
毎日パンをかじりながら、パソコンに向かうような感じで・・・

11月に入ってようやく落ち着いたので、とにかく野菜中心の生活を送っている。

中でもおいしかったものは・・・



チンゲン菜と帆立のクリーム煮。
クリームといっても、バターを使っていないし生姜もたっぷりなので、
どこか和風のあっさりしたお味。
ヘルシーです。



冬瓜のえびあんかけ
キャベツと帆立ときのこのあっさり煮
豚肉と水菜の煮物

大きな冬瓜を父親が持ってきてくれたので、大量に煮込んだ。

冷蔵庫の野菜がなかなか減らず、土曜日にはとにかく野菜を使いまくった。
定番ばっかりで、カンタンにできるものを・・・



こんなに豪勢な食事なのに、夫があきらかーに不満顔。
「肉ない・・・

いやいや、意外にあるよ!
でも、結局、肉じゃがばっかり食べていた。

私はこういう料理をいっぱい作って、それをちびちび食べながら
2時間くらいかけてちびちび飲むのが好きだ。
いわゆる定食的なごはんって、うちではあまり出てこない。

春菊のサラダがおいしかったなー。
厚切りのベーコンとしらすをオリーブオイルで炒めてカリカリにしてのせている。
ドレッシングはお酢にコンソメとにんにくすりおろしで作ったもの。

ターサイも豚肉と卵で炒めてオイスターソースで味付けしたらおいしかった。
こうして野菜を中心に食べていると、だんだん元気になってくる。

土曜の昼は、ちょっと前に外で食べたニョッキがおいしかったので、家でもやってみた。



厚切りのベーコンとハーブソルトがいい塩味になって、ビールとよく合う!

ニョッキ好き・・・
まだ少し残っているので、今日もお昼にやろうかなー。
(ビールは夜までガマン・・・)

今晩は白菜をなんとかしよう。
毎年のことやけど、白菜の新メニューを考えるのがたいへん。
去年はコンソメとベーコンで煮込んで、チーズを乗せてオーブンで焼くというのがヒットだった。
なんかカンタンでおいしいのないかなー

とりあえず、今日はロールキャベツふうにするか、
クリームスープにするか・・・

紅茶の季節がやってきた

2009-10-05 10:07:55 | 美味しいもの
紅茶のおいしい季節になった。

20歳くらいの頃は、かなりの紅茶マニアであり、とても健全だった私。
いつから「紅茶」⇒「酒」に移行したのか……

最近ではマニアというほど紅茶をそろえることはなくなったが、
(以前は20種類くらい常備していた)
自分が本当においしいと思う、お気に入りの紅茶を数種類は置くようにしている。
秋になるのを待っていたので、そろそろ買いに行こうか

梅田の阪急百貨店が改装して、どうやら「ベノア」が入ったとのこと。
(まだ見に行っていない・・・つい酒の試飲だけして帰ってきてしまう)

スコーンが中心らしいが、紅茶もあるだろう。
昔は紅茶の販売だけしていて、ベノアが手に入るのは関西でここだけだった。
それが、いつの間にか撤退し、仕方なく東京から取り寄せていた。
でも、またいつでも買えるようになったかと思うと、嬉しい

ベノアのダージリン・アールグレイが何よりのお気に入り
アールグレイって普通は中国系の葉を使うのになぁ。
それと、ブレックファーストも、いろいろ試したけど、ベノアのが一番好き。
秋冬の朝は必ずこれを飲んで1日が始まる

あとは、トワイニングのプリンス・オブ・ウェールズや
コペンハーゲンのヴィンテージ・ウバなど。

基本的にあまりフレーバーティーは好きではないのだけど、
たまに飲むと、甘酸っぱい香りのものや、
キャラメルやバニラなどの甘い香りのものも美味しいと思う。

紅茶は、その日の気分によって、それに合うものを選べるのがいい。
酒を愉しむのとは、また違った感覚。

ちなみに今はトワイニングのダージリンを飲みながら書いているのだが、
あんまりおいしくない・・・
やっぱりダージリンだけはケチらずに、上等のものを飲まないとダメだなぁ。

最近、太り放題(!)なので、今週は真剣にダイエットして戻すつもりだ
誰も私を飲み屋に誘惑しないでね(笑)
酒も控えて、紅茶にしよー・・・