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明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

スイッチオン!

2008-03-13 20:42:09 | 仕事
朝7時半に起きて、夜中3時前まで、最低限の家事を除いてはほとんど休むことなく仕事しているのだが、やってもやっても終わらない。

こんな時に限って、昨日出した原稿が一部やり直しになったり・・・。
担当者が来月号の商品を間違えて私に提示していたらしく、
「すみません。昨日のは来月にまわしますので、今月はこの商品でもう一回書いてください」と言われたのだ。

なんで、こんな忙しいときに限ってさ・・・

久しぶりに時間との闘いになってきた。
今日もあと5、6時間しかないぞ。

今、休憩。
今日の夜ご飯と明日のお弁当の用意して、掃除して洗濯たたんで。
あー、ちょっとリフレッシュ。

仕事というのは、いつもバランスよくやってきてくれない。
あの暇だったときの私の時間を預けておいて、
今使えたらどんなにいいかと思う。

ミヒャエル・エンデの「モモ」が読みたくなった。

今週、目がまわるほど忙しいけど、なんだかこの感覚が懐かしい。
前はずっとこんな日々だったんだ。

体がなまっていたせいか(飲みすぎか?)、一瞬体調も悪くなったように思ったけれど、2日くらいでランナーズハイ状態になる。
だから、もう今は全く平気で、常に軽い興奮状態。
こうなると、睡眠もほとんどいらなくなるし、「疲れる」ということがない。
一気に走り抜けられる。
不思議なことに肩こりも腰痛も全部治った!
こんなにずっとパソコンに向かってるのに!
恐るべき、自然治癒力?!

いよいよスイッチが入った。
問題は、物理的な時間との闘いだけ。
終わるかなぁ・・・

願ったものが向こうから来る!

2008-03-11 18:49:50 | 仕事
なんだろう。
めちゃくちゃ忙しいんだが……

12日までのメルマガが1本、
14日までのサイトコピー1本と、お店紹介記事(15件分)、
16日までのリライトがあと35記事、
17日までの取材記事が1本と、フリーペーパーのコピー4ページ分、
あと、13日までにメルマガのラフ出しが1本……

今、ここで整理してみたが、こんなことになっている・・・。
仕事量というより、書く文章量がハンパじゃない。

やる気は十分なのだが、実は体が思うように動かず、仕事の進みが遅い。
1日14時間くらい同じ態勢でパソコンに向かっていたら、
いよいよ頸椎椎間板ヘルニア(?)の再発だ。

阪神タイガースの赤星も昨シーズンはこのヘルニアに悩まされたそう。
赤星が話す症状が自分と同じだったので、テレビに向かって思わず
「そう!そう!」と叫んでしまった。
変な親近感(笑)

腰も痛いし、肩もこってるし(いよいよ肩がこっていることを認めた)、右腕は上がらないし……。
整骨院でも行ったほうがいいのかな、と思っていたら・・・

今日、整体院のホームページのコピーの仕事が来た!!

神戸のほうの整体院なのだが、ホームページを作りなおしたいということで、林社長が相談を受けていて、「誰かいいライターいない?」と言われ、私を推薦してくださった。
ああ・・・ありがたや、ありがたや・・・

そして、なんと、コピーを書く前に一度整体を体験してほしいというのだ。
願ってもないことだ。
腰痛、肩こり、ヘルニアらしき症状、右腕の痺れ、骨盤の歪み・・・もう体がボロボロの私には今、それが必要だったんです!!という感じだ。

・・・最近、こういうの多くないか?

酒がほしいと思っていたら、酒がどんどん届き、
仕事がほしいと思ったら、仕事がどんどん入り、
体が痛い、病院に行きたいと思っていたら、向こうから来てくれという・・・

まさか今月、人生の運を使い果たすんじゃないだろうね。
↑疑り深い。

とりあえず、今週は仕事頑張ろう。
リライトも残り35記事提出したら、もう終わりだ。
この仕事もなかなか楽しかったなー。
もう当分はやらないと思うけど、
今回は時間が余ったときにこのおかげで鬱になることなく過ごせたし、
ちょっとしたお金にもなってよかった。

今日は朝から取材だったのだが、これもすごくうまくいった。
何百人と取材をしてきたから思うけれど、
会った瞬間に波長の合う人と、合わない人というのはわかる。
今日は合う人だったので、話も弾むし、自分のペースで進めながらもたくさん語ってもらうことができた。
初めての媒体だったのだが、終わった瞬間、「よし!」という感じで手ごたえあり。
同行の営業さんからも、取材相手からも、いい感じの反応。
いつもいつも、こういう取材ができるといいんだが……。

暖かくなってきたし、来週は少し時間ができたら、
ちょっとゆっくり本を読んだり、パンを焼いたりしたいけれど、
どんな感じだろう?

我が家のミニミニガーデンも、今はパンジーとビオラとマーガレットくらいしか咲いていないから、あと2鉢(5株)くらいは何か増やしたいんだよなぁ。
今日は暖かかったから、私のお花たちもなんだか嬉しそうだった。
今までずっと寒そうで元気なかったけど……。
この春は、ミニミニガーデンをお花でいっぱいにするんだと、張り切っている。

あ、今気付いた。
私は仕事に追われて忙しいときに、こうやって「次に時間ができたらこれをしよう」って考えるのが好きなんだ。
そういえば、昔からずっとそうだ。

なるほどね。

なんかすごく、生きてる感じがして、楽しいな。

期待を超える仕事がしたい。

2008-02-26 11:12:04 | 仕事
昨日は嬉しいことが2つ。

夜、突然、携帯に電話がかかってきた。
誰かと思ったら、昨年末に取材した会社の、東京本社の人だった。

この会社は沖縄以外の全都道府県に支社をもっていて、
私が取材したのはその大阪支社。
府がやっている施設での求職者支援のための企業年鑑づくりで、
この会社の事業内容ややりがいなどをインタビュー形式で紹介している。

その施設ではなく、私に直接かけてくるなんて、
「ク、クレームか!!
と、めちゃくちゃびびった。

それが、話を聞くと、なんと大阪だけが全国で唯一、求人の応募率が高いので、取材した私に内容を詳しく聞きたいということだったのだ。

ひゃーーー!

いろいろと私が知っている情報を伝えて電話を切ったが、
あー、あの記事、役に立ったんだ・・・と思って嬉しくて仕方がなかった。

それにしても、熱心な会社だ。
ビジネスファイナンスの会社だけど、ここもきっと伸びるなぁ。
金融やビジネスに興味のある人には絶対オススメ。
30代前半で支社長とか支店長とかになってるし、
自分が出した結果の分だけ報酬になって返って来る。
逆に向いてないと悲惨だけど・・・

もう1つのよかったこと。

昨日はまた取材で、建築資材を扱っている会社に行ってきた。
人の良さそうなのんびりした営業のおっちゃんと、
朴訥で口下手で真面目そうな社長との間で、
取材自体がなかなか進まずに苦労した。

でも、最後はなんとか資料をもらって、それで書ける状態にはなったので、
終了して帰ってきた。

東京に行ってしまったディレクターさんから電話があったので、
その様子を報告すると、「すいません・・・ややこしい取材で」と恐縮してはる。
でも、「いえいえ、なんとかなりますから大丈夫ですよ!」と言うと、
「あー、やっぱり頼んでよかった~」と言ってもらえた。

前も、他人のクレーム原稿のやり直しの依頼があったりと、
結構ややこしいものがまわってくることが多いが、
それでも、夜中に帰ってきた彼にこの話をすると、
「それは、かおりが信頼されてるってことやで。たぶん、めっちゃ頼りにされてると思うわ」
と、ディレクター業務もやっている見解からそう言ってくれた。

誰かの役に立つ仕事。
この間も、そんな話を書いていたけれど、
それが自分に実現できていると感じられるときは、やはり嬉しい。

年始に頑張っていた、怒涛の取材による企業冊子も刷り上って送られてきた。
「思っていた以上に良い出来で、既に読まれた方からも好評です。やはりお願いしてよかったです。これからもよろしくお願いします」
と手紙が添えられていた。

仕事って、やっぱりこういう報酬(お金)以外の「見返り」が、
モチベーションにつながるんじゃないのかな、と思う。
会社勤めで上司がいる人なら、その上司が部下のモチベーションまで気にかけてくれることもあると思うが、一人でやっていると自分でこういう「見返り」を1つ1つ噛み締めていくことがそれにあたる。

ここにこうやって書くのもそうだ。
書くことで自分の喜びを再確認できるし、
人も読んでいるから、ヘタなことはできないなと、また気合が入る。
たまに読者に「よかったですね」なんて言われると、それもプラスになる。
「見返り」と「見返りの再確認(噛み締める)」の連続で、
また次に良い仕事ができるのだ。

社内報をやっていたときも、私は取材相手から何十枚もお礼の手紙やFAXをもらっていて、今もそれは大事にとってある。
昔はよく読み返していた。
これが私のモチベーション維持方法。

期待に応えるのではダメだといつも思っている。
期待以上のものを作れて、初めて人は評価されるのだから。
それと、私の書くものを「好き」になってもらうこと。
やっぱりこれが何よりも嬉しい。

子供の頃からなんだかわからない無常観の中で生きてきて、
「とかくこの世はままならぬ」と呟き続けてきたけれど、
仕事をするようになって、やっと楽になった。
それは、自分が「やるべきこと」を見つけられたからだと思う。
この世で、自分らしく、自分の力で生きていく。

そうしていると、とても安心するのだ。

少しずつ歩いていこう。
でも、もっともっと遠くまで。



全て意味があることなんだ。

2008-02-21 17:34:04 | 仕事
「自分に起こることは全て意味がある」というけれど、
これは本当なんだなぁと思う。

今日、ずっと営業をかけていた会社に行ってきた。
2週間以上何の返信もなかったので、半ば無理かとあきらめていたのだが、
「一度お越しください」とメールが来て採用担当者に会えることになったのだ。

この間、関西を撤退して東京に行ってしまった契約先と同じ業種だが、ずっと大手。
大阪の超一等地にある、高級ブランドがひしめくビルの上階に事務所を構えている。

もし、定期的な仕事を失わなかったら、私はここに営業をかけようとは思わなかっただろう。
だから、やっぱりこれでよかったんだ、ちゃんと意味はあるんだと思う。
眩しいくらいのピカピカのビルをエレベーターで上るとき、
なんだかちょっと緊張した。

採用担当者は、とても感じの良い方で。
「面接とかではなく、もうお仕事の説明をさせていただきますね」と、
既に私の経歴からGOを出してくれていた。

1時間ほど、自分の過去の作品などを見てもらったり、
仕事内容の細かな規定などの話を聞いた。
面倒なデータ入力もなく、文字数も少ない。
それに、仕事に幅がある。
慣れてきたら、また別の媒体でも仕事がもらえるかもしれないという。
とにかくどれも取材の仕事なので嬉しい。

本数も多く、ライターさんによっては月に20本も書いているとか。
少ない人でも2、3本。
さすが大手!
もちろん仕事を継続的に与えるかは、
1、2本、私の仕事ぶりを見てから決めるという。

でも、「使える」と思ってもらえたら、
ある程度定期的に仕事が入ってくるし、
とりあえず、トライアルの機会は与えてもらった。
これは、何が何でもいい仕事をしてつなげないとなぁ。

私は少しずつだけれど、いろんな出来事をニュートラルなものとして捉えられるようになってきたように思う。
以前は、何か起こるとすぐに「もうダメだ!」となっていたが、
今は一瞬はそんな気持ちになっても「切り替え」ができるようになった。

「ダメかどうかは、まだわからない」と。

まだ中間で、成功か失敗か、いいか悪いか、どっちに転ぶかはわからず、
むしろ、そこから気持ちを切り替えて前を向けば、
「ああ、これも意味があったんだ」と思えるような結果になるんだと。
結果を作るのは自分自身の心だ。

だから、もしこの仕事も1、2本で切られるようなことになったとしても、
それはそれでまた意味があるのだろう。
ただ、絶対にうまくいくけれど。(自信はある)

今年は、月に1社は新しい契約先を開拓するというのを目標にしている。
1社からの仕事を請けすぎると、そこから切られたときに経済的に痛手を受けるという経験をしたからだ。

とりあえず、今年は2月までで2社獲得!なかなか順調だ。
まだまだ頑張ろう!

大きな勘違い

2008-02-17 18:10:58 | 仕事
仕事で私はよく褒められる。
どの取引先の人からも、一度仕事をすると、高い評価を得られる。
内容はもちろんのこと、仕事に対する姿勢も褒められる。

それで、私は自分のことを「仕事がデキル人」だと思っていた。

でも、今日思った。
これは違うなぁ。大きな勘違いだ。

人は、褒められるような、「できる」と思えるような環境で働いてたらダメなんだ、と。
いつも「もっとこうしてほしい」という要望を受けたり、周りの人に刺激を受けたりしながら、「私ってダメだ。もっと上にいかなくては!スキルアップしなくては!」と思えるような環境にいなくちゃダメなんだ。

自分は仕事ができるんじゃないかと、
そんな勘違いをしてしまうような環境で働いているうちは、
絶対に成長できないな。
なんぼでも上はいる(はず)なのだから!

林社長と出会って、彼女が24時間ビジネスのことを考えていることや、自分のスキルアップのために何十万円も投資して常に勉強していることを知り、また自分の小ささを目の当たりにした。

狭い世界で褒められることにホッとしている自分は、
なんて愚かで小さいんだろう。
下を見て仕事をしていたら、成長はないなぁ。

林さんはいつもいろいろな社長さんやビジネスの先生の話をしてくれるのだが、
「こういうところがすごい」「こんなことをしている人もいる」と賛辞し、
自分もそれに追いつきたいと、必死に勉強している。
常に上を向いている人だ。

私も、もっと時間を有意義に使い、もっと自分を高められるように、
なまけず、きちんと生きていこうと思った。

ちなみに、少しでも生活費(酒代?)の足しになればと、
眠れないほど屈辱を感じながらもやり始めた安い安いリライトの仕事だが、
(リライトの内容にもいろいろとあると思うが、私がやり始めたのは、
プロのライターがやるようなレベルの仕事ではない)
負け惜しみじゃなく、やってみると意外に楽しくて・・・。

今までも、アンケートシートで書いてもらったものを文章にまとめるとか、
素人さんに書いてもらった文章をきちんとしたものに直すとか、
そういうリライトはしてきた。
理論じゃなく、もう感覚でそういうことができてしまう私は、
一度ざっと文章を読めば内容が頭に入るので、それをさっさと組み立てて
読みやすい構成・文章に直していく。
感性を使わず、頭だけでできるので楽だし、集中できるから楽しい。
基本的に頭を使う仕事は好きなのだ。

とりあえず一稿目を送ったら、あまりに出来がよかったらしく
(それも、驚かれるほど仕事が速かった)
「さすがプロのライターさん!」と感動された。

今、決してこれを自慢げに書いているわけじゃない。
担当者とのスカイプを切った後、立ち直るのに数分・・・。
またちょっとため息だ。

「プロのライターさん!」なんて感動されるような仕事をしていたら
ダメなんだよなぁということ。
つまりは、他は素人がやっているような仕事なのだから。

とはいえ、その屈辱感を抜きにすれば、それほど嫌な仕事でもなかったので、
とりあえず空き時間を埋める感じで続けることにした。
1日数千円でも、これで毎日の酒代になる、と(笑)。
いよいよ本格的な「日雇い」っぽくなってきたなぁ・・・あはは。

でも、そこの担当者がいい人で、
「僕の知り合いで、ライターさんを探している人がいるんで紹介します」
と、新しい仕事先まで紹介してくれた。
(まだどんな内容か聞かされていないが)

自由に、好きな仕事だけやって、満足のいく経済力をもつ。
考えてみれば、これはなかなか難しいことだ。
ほとんどの人が、どこかで折り合いをつけているのだろうし、
それが簡単に手に入らないからって
落ち込んでる私のほうがおかしかったわ。

でも、・・・やっぱり全部手に入れたいから、
できるところまで頑張ってみよう!

コツコツと。
でも、上を見て。

そして、明日のパンのためではなく、
目的は、楽しく生きて人の役に立つために。

そういう気持ちで働きたいものだ。


★余談

夫が「かおりの今年の運勢は、1月はいいねんけど、2月から5月くらいまでは一旦落ち込むねんて。当たってるやろ?でも、7月から良くなるから大丈夫!」
と言ってきた。
細木数子の六星占術をどこかで見てきたらしい。
(ちなみに私は木星人(-)だ)

言っておくが、彼は特に占いなどに興味はない。
たぶん、私が落ち込んでいたから、元気付けようとしてくれたのだろう。
優しい人だなぁ。
こういうところに、ホロリとなる。

いい夫でしょ!!

誰かの役に立つ仕事

2008-02-15 18:33:18 | 仕事
林社長と会った。
Mさんと3人で、林さんの会社で2時間ほど会議。
4月からスタートさせる新事業の打ち合わせだった。

自分がずっとやりたかった「人の人生を書いて1冊にする」こと。
一人ではどうにもならなかったけれど、林さんが自分の会社の事業の1つとして立ち上げてくれることになり、私は自分の書きたかったものを書けるという、まるで夢のような話が現実になった。

もう少し具体的になったら、ここにも発表できると思う。

林さんと話していたら、なんだか元気になった。
それは、仕事をもらえるとか、そういうことを抜きにして。
生き生きと輝いた、誠実そうな目でビジネスを語る彼女を見ていたら、
それだけでこちらもパワーをもらえるし、
なんというか・・・わくわくするのだ。

ビジネスを語るとき、彼女はいつも「みんなが幸せになる」と言う。
何度も何度も。
そのビジネスに関わる人がみんな幸せにならなくてはならないと、
そういう気持ちで仕事をしているからだ。
そこにいつも共感する。

「明治の人」も2年計画で、100人を目指して取材していくことになった。
今は、関わった人がそれぞれ好きなスタイルで書いているし、
やはりプロの文章ではないので読みづらい点も多いのだが、
1冊の本にまとめるときは、私にリライトをさせてくれるという。
ありがたい。
いいものを作りたいな。

私はこの「明治の人」については、無報酬でやっている。
もちろん、他の仕事をまわしてほしいからではない。
(これは無報酬でやると決まってからいただいた話だ)
林さんの気持ちに打たれたし、自分のためにもなるし、
そして、おそらく自分の取材力や文章力が何らかの役に立つと、
そう感じたからだ。

「やっぱりプロのライターさんは違う」と、林さんとMさんが言ってくれた。
また、他のプロのライターさんとも違う、と。
「わかりやすくて、読みやすい。言葉がやさしい」のだとか。

これは、私がいつも目指していることだから、何よりの褒め言葉だなぁ。

今日は林さんに救われた。
いつも、本当に困ったときには、なぜか誰かの救いの手が伸びてくる。
神様は人員配置がとても上手だ。
うまく生きていけない私の隣には、いつも素晴らしい人がいる。
人には本当に恵まれている。

私はずっと「職業に貴賎なし」と言い続けてきたけれど、
仕事の質は区別していたかもしれないな、と思った。
これはつまらない仕事とか、これは大きな仕事、とか。
どんな仕事内容でも、この世の中で役に立たないことはない。
そのことをもう一度心に留めて、
今ある仕事をコツコツと、一所懸命やっていこうと誓った。
きっと「誰か」の役に立つのだから。
(たぶん、その「誰か」は、私の書いたものを気にもとめないだろうけど)

私の夫は、電化製品のカタログやサイトを作っている。
彼と知り合ってから、ヨドバシに行って、何かのカタログを手にするとき、
「ああ、これも誰かが彼のように、毎晩終電までかかって作ったものなんだなぁ」と思うようになった。

「読み捨てられること」を無価値だと思ってしまったら、
ライターの仕事なんかできないのかもしれない。
今の日本には読み物があふれかえっている。
読み捨てられるものが9割だろう。
だけど、それは絶対に誰かの役に立っているのだ。
ほんの一瞬でも。

考えてみれば、ライターに限らず、全ての仕事がそうなのかもしれないな。

それどころか、「こんなふうに書いてくださって、ありがとうございます」と言ってもらえる(エンドユーザーの喜んでいる顔を見られる)ことがいくらかでもあるだけ、幸せなのかもしれない。

いろんな企業を取材していると、この言葉によく出会う。
「お客様が喜んでくれたことが一番嬉しかった」と。
これは接客業だけでなく、システムエンジニアの人だって、製造業の人だって、そうなのだ。

人って、そういうものなのかもしれないな。

林さんが今日言っていた。
「明治生まれの人を取材していて、『今まで生きてきて一番嬉しかったことは?』と訊いたら、自分のことを挙げる人はいない。みんな、子供や孫や嫁や・・・他の人の幸せが嬉しいって言う。人間の幸せってそういうことなんやと思う」と。

それを聞いて、なんだか心がほわっと温まった。

私も塾を辞めるとき、自分の生徒に言った。
「人の幸せを自分のことのように喜び、人の不幸を自分のことのようにつらく思える人であってほしい。少々アホでもいいから!」と。

今日はいろんなことを思い返した。
そして、力を得た。
人として間違った生き方さえしていなければ、
きっとなんとかなる。
そんなもんだよな。

私の求めるものは。

2008-02-15 00:24:31 | 仕事
自分が夢見ていたもの、
本当に望んでいたものは、一体何だったんだろう。

なんだかわからない屈辱をなめながら、
それでも生きていくために、文章を書く。

どこかで大きく何かを変えないと、
このままではいけないな、と思いながら。

何でもいいですから、安くてもいいですから、
文章を書く仕事をくださいと、頭を下げる自分は
なんだかとてもみじめで、
夜になると酒を飲んで、ギリギリと奥歯を噛み締める。
自分が情けなくて、涙が出る。

フリーでありながら、10年も一つの会社に肩入れしすぎた、
(そして、軌道に乗ればあっさりと捨てられた)自分を
こんな日は本当に情けなく感じる。

でも、誰も悪いわけじゃないし。
誰も責められない。

「えびすさん効果」はやっぱりなかったようで、
月10万分の定期的な案件が終了した後は、
今度は別の契約先の私の担当ディレクターが東京に転勤になった。
今日、電話があった。
彼女だけなら引継ぎなどがあるのだろうが、
その営業所自体が東京に吸収されるらしく、
今後は今まで通り、仕事をもらえるかわからない。

もう終わりだ・・・

でも、明日食べて生きていくために、今日は3社営業。
自分が絶対やりたくなかった仕事もあるが、仕方がない。
思った通り、すぐに採用された。
だけど、こんな仕事をするのかと思うと、涙が出る。
人の書いた文章をリライトする仕事だ。

そうまでして、文章を書くことにこだわる必要などあるんだろうか?
今度はこんな疑問が湧き上がる。

「私は才能ないのかな。他のライターさんはうまくやってるのに」
と私が言うと、彼は、
「それはネットワークの問題や」という。
確かに、自分の仕事ぶりがダメだからと切られることはない。
10年、一つの会社と塾に肩入れしすぎて(それを後悔はしていないけど)、
若いうちにネットワークを作れなかったこと、
そして、新たに作ったネットワークは、私の力量に関係なく、
いろんな理由でどんどん切られていくことにある。

会社の紙面統合、会社の体制の変化、営業さんの不手際、
担当ディレクターの転勤、予算の問題等・・・

だけど、こんなふうにことごとくうまくいかないんじゃ、
「運も実力のうち」というから、やっぱり止めたほうがいいのか、とも思う。

ああ、なるほど、皆が「会社員」になりたがるのは、こういうわけだったのかと、こんな年になって、初めてわかる。
芝居みたいに、膝を打ったよ(笑)
なるほどなぁ。

「自由」を選ぶ者は「不安定」であることが当たり前で。
みんな「安定」したいから、「不自由」を選ぶのかと、
そんな当たり前のことに、初めて気付いた。
(はい、アホです)

この10年、「フリーライター」を名乗りながらも、社員より「不自由」な生活を強いられていた。
例えば、社員は2週間近く休みをとって海外旅行もできたけれど、
私はできなかった。
だけど、考えてみれば、経済的に「安定」はしていた。
今は本当の「フリー」になって自由を手に入れた代わりに、かなり不安定だ。

どっちがいいか?
それは、やっぱり「今」がいい。
前のような不自由な生活に戻りたくはない。
自由になってみると、それを改めて感じる。
あんな社員以上に不自由な生活なら、
いっそのこと社員になればよかったと思うくらいだ。
それに、あんな人間として疑いをもつような人とは、
絶対にもう仕事をしたくない。

こうやって、いろいろと分析していけば、
「これでよかったんだ」という結論に辿り着く。

ただ、人間だからね、
なんだかしんどい夜もあるさ!!!
愚痴も言います、はい・・・。

彼が、私の仕事が安定するまで、経済的に援助してもいいと申し出てくれた。
それが、嬉しくはなく、なんだか屈辱で。
世の中にはダンナさんの稼ぎで暮らしている人も大勢いるわけで、
こんなプライド、何にも役に立たないとは知りながら、
母親に言い聞かせられて生きてきたトラウマが、
人に甘えることを邪魔する。

人間の心ってのは、本当に複雑なもので・・・

自分の夢って一体何だったんだろうな。
そんなことすら、もうわからない。

明日は、林社長と会う。
昨日は、NHKのニュースで林さんの会社が取り上げられていた。
人間的にも本当に尊敬できる人。
明日話すことで、何か吹っ切れることができたらいいな。

酒を飲んで、感性がどんどん研ぎ澄まされている時は、
また小説を書いてみたいと、
いつもそんな夢を見る。
20歳の頃の夢を見る。
あの頃は、何でもできる気がしていた。

そんな、儚い夢を見る。
「儚い」という字は、「人」の「夢」と書くんだなぁ。
一体どんな人が定めた字なのだろう?

じっと手を見る。

2008-02-05 19:27:24 | 仕事
今、めちゃくちゃ忙しいが、それで儲かっているかというと、
実は、あの毎日ヒマだった時と全く変わらない。(減ってる)

割のいい仕事が激減し、
割の悪い仕事がどんどん増えている。
つまり、忙しいだけで儲からない。

そして、定期的な仕事が減り、
不安定な仕事が増えている。
つまり、どんどん不安定。

今年になって、割のよかった定期的なブログやメルマガの仕事が
どんどん打ち切りになっている。
(私の仕事の出来は全く関係ない。営業サイドの話)

「この営業の人の案件はことごとく打ち切りになりますよ」
と聞いていたのだが、私にまわってくるのは、
なぜかその営業さんの仕事ばかりで。
そして、本当にことごとく打ち切られた。
それも、突然に。
なんと、今年に入って、3件・トータル月10万円分の案件が終了。
つまり、定期的な収入が10万円分、確実に減ったということだ。
もちろん、これだけが収入ではないけれど、
毎月確実にもらえていた10万円がなくなるって・・・
結構、厳しい。(でしょ?)
今日はこのうち一番頼りにしていた仕事が消滅したのだった。

貧乏暇無し。

じっと手を見る。

今日は啄木歌集でも読もうか・・・。

いやいや、酒でも飲むか・・・。(もう飲んでるけど)

と、ショックを受けていることは確かなのだが、
今年に入ってから1ヶ月は、儲からなくても楽しかったなぁと振り返る。
今日も意外に落ち着いていて、ただぼんやり「節約しないとなぁ」「酒減らさないとなぁ」と思っているだけで。(苦手項目2つを掲げて、若干、放心状態

昨年12月、めちゃくちゃ鬱になっていて、
あれはお金がないからだとずっと思い込んでいたけれど、
どうやらそうじゃなかったみたいだ。

収入は減ってるのに、毎日仕事があることが嬉しくて。
普通なら、暇で楽して儲かるほうがいいだろうけど、
私はやっぱり取材ライターだから、コピーやメルマガよりも
いろんな人と接して、その想いを文章にすることが好きなのだ。
自分が「生きている」と感じられる瞬間。

儲からなくても、忙しくても、
毎日楽しくて充実感にあふれている自分を感じたとき、
やっぱりお金じゃなかったのか、とわかった。
そういう自分に少しほっとしてもいる。

いろんな人の生き様を見ること。
話を聞くこと。
それを文章にすること。

これが、私が一番好きな仕事。

結局、人が好きなんだろうな、私は。

今は少しずつそちらの仕事にシフトできているから、よかった。
まあ、このままだと4月からの収入が激減するので、
また営業頑張ろうと思っているけれど。

たまにはいいバッグを買いたいと思って貯めていたお金があるのだが、
これは今期住民税と健康保険に消えることが今日決定した。

はは・・・(渇いた笑い)

ううん、平気、平気。(強がり)

でも、なんだか寒い。寒いよ・・・(本音)

とりあえず、節約しながら営業頑張りますか。
それしかないねー。
それより、今日の仕事終わらせないとねー。


久しぶりに違うところの脳を使った

2008-02-01 01:44:36 | 仕事
原稿に追われる毎日・・・
また今週も自転車操業だ。
とりあえず、今、「今日絶対やらないといけないこと」が終わった。

とにかく今日の求人サイト原稿は手こずった。
久しぶりに頭を使ったような気がする。

エンジニアというか、何というか、
企業のIT統制を、運用ソリューションの構築を提供することでやろうという会社で、もう取材の時から言ってることがチンプンカンプン。
私は決して頭は悪くないと思うのだが、久しぶりに「人の言ってることが理解できない」という状況に陥った。
高校の基礎解析や物理の授業以来だ。

でも、求人サイトの仕事を引き受けていく限り、エンジニア系の取材は避けられない。(エンジニア系というのは、今、ほとんどサイトでの求人らしい)
だから、この際、しっかり勉強しよう、これはチャンスだと思い、
かなりいろいろと勉強しながら原稿を書いた。
おかげで、最初は1%くらいの理解だったのが、30%くらいにはなった気がする。
(少なくとも、原稿を書くのに困らないくらいの知識はできた)

ITIL理論とか、「アイティル」と読むことすらできず、「イットイル?」とか思っていたし、SIerも「シアー?」とか思っていた。もちろん、意味もわからなかった。
意味といえば、SEとかPGはわかるんだけど、NEとPMって何?だったし、それぞれの役割というのも理解していなかった。
さらに、オープン系と汎用系の区別もつかなかった。
自分が触れたことのない分野のことって、本当に知識ゼロのままで生活できるから、こんな機会でもないと読み方すらわからないということがよくわかった。
こういう世界にいる人にとったら、今私が書いたことなんて、アホらしくて吹き出してしまうだろうけど。

でも、今日思ったけど、私は勉強するのが好きなのかもしれない。
久しぶりに違う脳を使うとすごく気持ちよかった。
「暗記する」とか「理解する」という作業が最近はなかったし……。

エンジニア系といっても、普通に「SE募集」とかならいいのだけど、今日の企業と職種はすごく特殊で、かなりハードルが高かった。
でも、これを跳び越えたことで、少し自信がついたかな。

社長さんもとても面白い人で、今、急成長している会社だし、これから伸びて10年以内には必ず上場すると思うなぁ。ちょっと注目しておこう。
いろいろといい企業に出会うたびに、求職中の人がいたら是非すすめたいと思ってしまう。

世の中は本当にいろんな仕事で成り立っている。
ちなみに明日の取材も、またもやシステム開発・運用などを事業にしている会社だ……。
さて、今日の勉強が、生かせるかな?

嬉しい悲鳴・・・

2008-01-29 01:43:54 | 仕事
仕事の依頼がまだ止まらない。
今週は後半、ヒマになるかなぁと思っていたら、
水曜日と金曜日に取材が入った。

明日も「明治の人」の取材だ。
今度は105歳のおばあさん。
どんな話が聞けるのか、とても楽しみ……

でも、仕事が終わらない。
今日ちょっとしたメールトラブルがあって、
全く違う資料で1本原稿を書き上げてしまったので、
全てやり直しに……。

ギリギリで時間を計算していたので、
完全に押している。
明日の晩が勝負だなぁ。

ただいま、1時40分。
夫はまだ会社。
風邪はどうなんだろう?

とりあえず、私も今日は疲れたので寝る。


クレーム原稿?!聞いてないよ!!

2008-01-22 23:20:11 | 仕事
取材に行ったら、開始15分前に言われた。
「実はこれ、クレーム原稿なんですよね……」
「へ?」
「取材、2回目なんですよ……」

なんでも、あるライターさんが一度取材して原稿もアップしたのだけれど、先方が気に入らず、「やり直してほしい」ということで、急遽、今回の取材が私に振られたというわけだ。

「え!!全く聞いてないんですけど!」
「あ、そうなんですか?」
と、同行の営業さん。

なんで?
なんでこんな重要なことを伝えてくれてないんだ?
そういえば、確かに「前に書いたものはあるんですけど、今回はこういうことを入れてほしいという要望がありまして」というようなことは言っていた。
でも、そんなクレーム原稿のやり直しだとは一言も!!

昨日、ちょっと難しい分野の企業だからということで、自分なりにベンチャーキャピタルとか、IPOとか勉強はしていたのだが、そういう事情だとまた話が違う。
普段の2倍以上の時間をかけて、取材の構成なども考えていたのに……。
「ボツになった原稿ってあります?」
聞くと、あるということなので、見せてもらう。
何がクレームになったのか聞き、3分で3000字の原稿を読んで頭の中で処理する。構成を組み替える。

いつもあんなに小心者でビビリの私だけれど、不思議と仕事に関しては怖いことがない。
それはある面、ライターの自分を信頼しているからなのだろうけど。
これは私が契約している会社の、東京支社がやっている媒体のサイトで、私も初めての内容。
営業さんに「私、こちらの媒体は初めてなので……」と言うと、「あ、僕もです」と営業さん。
・・・二人とも初めてか。フォローもしてもらえそうもないな。

「今更なんですけど、これを書いたライターさんが、もう一度足りなかったところを取材して書き直したほうがよかったんじゃないんですか?」
と聞いたら、
「いや……、それはよけい悪いみたいで……」
と言葉を濁す。
深くは追求しなかったけど、記事の内容プラス、ライターにもケチがついたのかもしれないな。

私が今初めてこの状況を知ったと聞いて、営業さんのほうが少しびびった感じ。
エレベーターの中で、「……大丈夫ですか?」と訊く。
「大丈夫ですよ。何とかなると思います……、いや、何とかしますから!」
実際、こういう状況は何の不安もない。どちらかというとワクワクするから不思議だ。

昨日あんなに必死に組み立てた取材の構成を、この間にも急いで頭の中で組み替える。うん、なんとかなるだろう。

実際、取材をしてみれば、相手の方がとてもいい人で。
クレームがついたのも、その人が……というわけではなく、会社としてもっとアピールしてもらいたかったところがあったとか。
営業さんも自然体の、いい人だったので、リラックスして取材ができた。
うん、大丈夫だ。
何がクレームになったのか、どう書いてほしいのかがよくわかったから、ちゃんといいものを書ける。

今日、勉強になったのは、取材相手にとっていい原稿を書ければいいというわけではないんだなぁということ。
そのボツになった原稿は、決して悪いものじゃなかった。
取材相手の人柄もよく出ていたし、文章も読みやすい。
でも、会社を代表して話すわけだから、やはりその会社が何を伝えたいのか、彼を通して何をアピールしたいのかというヒアリングが足りなかったのだと思う。
そういうことが反面教師的にわかったことも、今回の収穫だった。

また、これはチャンスでもある。
このクレーム原稿を、私がいいものに書きなおすことで、認めてもらえたら、こちらの媒体でもまた仕事が来るかもしれないのだから。
これは絶対いいものを書かないとなぁ。

3時に取材を終え、今日はこれでもう仕事は終わりだったので、阪急に寄ってお酒を2本買ってきた。
あと、生ハムやサラミも。

久しぶりに、仕事に追われていない。夕方で終了したのは本当に久しぶりだ。
帰ると嬉しいことに、新規で2本仕事が入っていた。
来週ヒマだったので、よかった。これで埋まった。

掃除して、洗濯たたんで、明日のお弁当の用意して、
買ってきたお酒を2合ほど……。
また至福の時。
いい仕事ができると酒も旨い。
まだまだ道半ばだけど、一歩ずつ、また一歩ずつ。


保存状態

2008-01-18 07:13:57 | 仕事
怒涛の取材も終わり、いよいよ執筆に入る。
今度は時間との戦いだ。

ということで、こんな変な時間(朝6時半から)にもうパソコンに向かっている。

なんか、やっと取材の感覚も100%元に戻ったなぁ。
良い取材ができたと思う。
パッケージソフトウェア開発、封筒の販売、ステンレス加工の営業、伝動機器の販売などの中小企業もまわって面白かった。
世の中には、いろんな仕事があるもんだ。
そして、大阪の中小企業の社長や専務ってのは、なかなか気さくで面白い。

今、何人分もの情報を心と頭とで保っている状態で、常に気が張っている。
これをすべて文字にして吐き出すまでは、このまま。
自分が生きたメモリーカードになってる感じだ。
これから文字への変換が始まる。

それにしても。
久しぶりに、家が汚い・・・
彼ともほとんど顔を合わせていないなぁ・・・

物理的に2人分くらいある量の仕事と、2人のアルバイト教育を一任されている彼を見ていると、本当に会社に対して憤りを感じる。
人間らしい文化的な生活は保障されないのか?

私までもが忙しくなると、わずかに残っていた彼の「人間らしい生活」は限りなくゼロへと近づいている。
やっぱり、私がもう少し仕事をセーブしたほうがいいんだろうなぁと、今回のことで実感。
今週はお弁当も作ってあげられなかった。

来週からは、いつものように落ち着いた生活に戻れそう。
だから、あと2日、頑張ろう

いつも「Want」で仕事する

2008-01-08 16:36:03 | 仕事
今日、仕事の打ち合わせに行った。
若者の就職を応援する某組織があるのだが、
そこが運営している企業年鑑作成を、
昨年秋頃からちょこちょこ任されている。
いろんな企業に取材に行って、会社の理念や働きやすさ、
実際に働いている若者の声などを聞いて記事にするのが仕事だ。

その組織が今度行うイベントで使う冊子があるのだが、
今度はその作成を任せたいということで、呼ばれた。

この組織の人たちはみんなとても感じがよい。
企業年鑑とは別件なので、担当者が異なり、今日新たに紹介された人もいたのだが、みんな一様に感じがよい。
企業風土ってのは、やっぱりあるんだなぁと思う。

嬉しかったのは、今日初めて会った担当者が、
私の記事を、
「いつも楽しみにしてるんです。すごくいいですね。他のスタッフからも評判が良くて、それで今回の件も全面的にお任せしようってことになったんですよ」
と褒めてくださったことだ。

嬉しくて、その人に抱きつきたいくらいだった。

そこのリーダーも入れ替わったので、後任の方に初めて会ったのだが、
その方もとてもいい感じがよかった。

「MUSTじゃなく、WANTでやってほしい」
とその人は言った。
「やらなければならない」ではなく、「やりたい」で仕事をしてほしいということだ。

「うちの仕事はどう?」と聞かれたので、
「すごく、楽しいです!」と答えたら、とても嬉しそうだった。

その後、「報酬」というシビアな話もあったのだけど、
相変わらず交渉下手の私は、言い値で引き受けた。
ここは、実は役所絡みの組織だから、お金があまり出ないのだ。
だけど、「WANT」で仕事を引き受けてるから、金額は気にならない。

それより、最初にこの仕事をライター仲間に紹介されたとき、
あまりに安くてどうしようかなぁと悩んだのだが、
引き受けて正解だったなぁと思う。
ちゃんと、他の仕事にもつながっていってるし、何より楽しい。
謙虚に、どんな仕事でも頑張ってやっていたら、ちゃんと認めてもらえるんだと改めて思う。

帰って、メールチェックしたら、「明治の人」の原稿の感想が、社長さんから届いていた。
さすがにプロですね・・・と褒めていただいた。
結構時間かかったからなぁ……。ほぼ丸1日……
原稿用紙にしたら30枚くらいはあるんじゃないだろうか。
(A4でぎっしり8枚)
無償で書くということで、久しぶりに単純に「書く」という面白さを味わえたような気がする。
ボランティアで引き受けて、本当によかった。

というわけで、今日はいっぱい褒められて、
とても気分が良い

彼の会社の近くで打ち合わせだったので、一緒にランチも食べたし……。
彼も昨日遅くまでかかった原稿が褒められたようで、
疲れた顔をしながらも、嬉しそうだった。
(でも、お茶をひっくり返した

「自分には文章があって、よかった」
と彼が言った。
「うん。そうだね」と私も答えた。

帰りに、伊坂幸太郎の新作を買って帰った。
新刊買うの、久しぶり。
読むのが楽しみだ。


来年は、「大吉」の予感がします。

2007-12-26 12:45:16 | 仕事
年末に向かって、なんだか忙しくなってきた。
年賀状を早く作っておくんだったと後悔……。

28日の午前中に今年最後の取材が1件入った。
年をまたいでのコピーが2件。
年明け早々に、リクルートの仕事が1件(取材6社分)。
この間の「明治の人」関連の仕事も現実になりそうだし、
とりあえず明るい気持ちで年を越せそうなのがよかった。

そうそう。23日に「明治の人」の取材に行ってきた。
今回は「同行」という形で。
ずっと教師や園長をやっていらしたという明治44年生まれの女性。
足はお悪いものの、言葉も頭もしゃんとしてらして、
ユーモアもある方だったので、お話が楽しかった。

ただ、取材時間、1時間半。
これは難しいなぁと思う。
今まで社長さんが取材されて書かれたものを読んでみると、やはり内容は「1時間半~2時間」くらいのものだ。

でも、もし、1時間半で聴く話くらいの文章を書こうと思ったら、
プロのライターは10時間以上取材しなければならない。
文章量は同じでも。

「消しゴムで書け」
これは、私がライターとしていつも心がけていることで、
マス目を埋めていくような文章ではなく、10倍書いて10分の1まで削る。
結局、その「削る」という作業ができるかどうかが、プロと素人の違いなのだと思う。
聞いたことを書くだけなら、ほとんどの人ができる。

例えば、お店紹介の記事で、200字の紹介文を書くというなら話は別だ。
ターゲット(読者)が欲しい「情報」を入れることがまず第一。
雰囲気、値段、味、こだわり、ボリューム、おすすめ、店長の想いなどを聞いて書けばよい。
だけど、「人の想い」や「人生」を書こうと思ったら、そんな「データ」では括れない。

だから、1時間半の取材が終わったとき、何か消化不良になっている自分を感じた。
ただ、100歳近いおばあさんは、そんなに長く話していると疲れてしまうし、こちらもボランティアでやっていることでもある。
仕事なら、出直して何日でも通い詰めて書くところだが、
この日はひとまずこれで終了した。

いろいろと思うところはあるが、やはり書いたものを読んでもらってからじゃないと、なかなか意見するというのは難しい。
「口ばっかり」じゃないということを、まずは文章で見せなくては。
意見するのは、それからだ。

でも、このプロジェクトを考案した社長さんは、とっても素敵な女性だった。
勉強熱心で、ビジネスの才能もあり、行動力もある。
そして、「心」がある。(そのうえ、美人!

取材の後、お茶を飲みながら話していたのだが、やはり来年から「自分史」を組み合わせた商品を開発していきたいとのこと。(基本はアルバムなどの写真業界の方だ)
これは「仕事として」、きちんと依頼を受けた。
すごい出会い。
本当に大切にしないと。
せっかくここに導かれたのだから。

それにしても……今年は、激動の1年だったなぁ。
落ち込んだこともあったけど、でも、来年のことを考えるとわくわくする。
そういう気持ちで年を越せることがよかった。

来年こそ、おみくじは「凶」以外をひけるといいなぁ。
私は毎年おみくじをひくんだけど、人生の3分の2くらいが「凶」という、非常に珍しい運の悪い人だ。(凶をひくという点においては)
「えっ!凶ってほんまに入ってたん?
とか言う人もいるくらいなのに……。(実際、割合として少ないらしい)

来年こそは、「大吉」!

人の生き様を綴る。

2007-12-21 19:22:20 | 仕事
この間から、ちょこちょこ日記に書いている、「やりたかった仕事が現実になりそう」という話を、今日は少し。
いつものことですが、若干長いです。

大学を卒業してフリーライターになって、今年で12年目。
ほとんど「何でも屋」で、あらゆる仕事をこなしてきた。
日本全国に飛び、何百人もの人を取材してきた。
その中で、私が一番、本当に一番楽しくて、心に残り、そして、たとえ自惚れであったとしても「こういう取材記事を書かせたら、私はピカイチだ」と思えたものは、ある会社の社内報の連載だった。

それは、もうすぐ創立50周年を迎えるということで、第一号社員の人(それこそもう65歳)から順番に、社歴の長い人たちの話を聞き、彼らの言葉を通して会社の成長を綴っていくというものだった。

今思い出しても、あんな貴重な経験は他にはない。
その連載は3年間に及んだのだが、その最初の1年間を私は任された(というか、他に取材できる人間がいなかった)

50年、40年と同じ会社で働くということが、どういう意味をもつのか。
今でこそ大きな企業に成長したが、その頃はただの店舗。
彼らには「自分達が会社を大きくした」という自負があり、また「この仕事ができて幸せだ」という感謝の気持ちがあった。
個々のエピソードはもちろん違う。
だけど、底に流れるものは、皆同じで、「良い言葉」を持っていた。

私は、その取材をするたびに、幸せで幸せで、帰り道はいつも涙が出そうだった。
仕上がった記事はほとんど修正されることはなかったし、第三者がどう思ったかはわからないが、少なくとも取材相手からは身に余るほどの賛辞をいただいた。

「あなたの記事は、ちゃんと『真実』を書いていました。ありがとう」

一番嬉しかったのは、この言葉だ。
取材の最初、この方は、カッと目を見開き、私をにらみつけ、
「カッコよく書かないでください!苦労話はしたくないんだ」
と言った。
負けん気の強い私は言い返した。
「はい。私は真実を書きますから!」と。

そして、仕上がりの記事を送ったとき、あの言葉をいただいた。

その方に会ったのは、その取材が最初で最後。それから会っていない。
数年後、亡くなられた。
たかが社内報。社員関係者が読んだだけ。
でも、私はその人の人生を、真実を、文章という形に残せてよかったと思っている。それは、誰かに評価されたからではない。
その人が喜んでくれたからだ。

私が自分のことを「ピカイチ」と言ったのは、そういう意味。
誰かに評価されることではなく、書かれた人がいつだって「あんなとりとめもない話をこんなふうにまとめてくれて嬉しい」「とてもいい記事だった。ありがとう」と言ってくれたからだ。
きっと、その人たちが仕事をしてきた意味を、カタチにできたんだと、私は思っている。

その頃からなんとなく、「人の生き様を、人生を、文章にしたい」と思うようになっていた。
それも、「普通の人」の人生を。
有名人や何かを成し遂げた人ではなくて。

社内報を辞め、他にもいろいろと不運が重なり、路頭に迷いかけた昨年末。
あれから1年、なんとか再びライターとしての仕事も軌道に乗り始めた。
社内報に縛られなくなった分、新しい世界に踏み込むという希望も生まれた。
ぼんやりと、ぼんやりと、自分のやりたいことを思い描いていたとき……

『だから、私はブルースを歌う』

この本に出会った。
彼のバンド仲間から借りた、B.Bキングの自叙伝だ。
読みながら、私は何度涙を流し、何度胸を押えただろう。

途中まで読み進めたとき、ふと気付いた。
・・・これって、BBが書いたんじゃないよね?

そう。この本は、あとがきを読んで詳しくわかったが、レイ・チャールズなどの自叙伝も書いたライターの著書だった。
すべてBBの話したことを、インタビューで聞いたことを、まるでBB自身が語るように書いている。
語り手の力も必要だが、相手の本音を引き出し、それに感情移入し、あたかも自分自身が経験したかのように書き記す。
そのライターとしてのスキルの高さに本当に驚いた。
(また、それを日本語に訳している人がすごいのだが)

これは、私の中にぼんやりとあったものをはっきりした形に変えた。
ライターとして何を書きたいのか?
どんな仕事をしたいのか?
そもそもライターなんてやっていていいのか?
そんなふうに悩み続けた日々。
だけど、はっきり目標ができたのだ。
私は、人の生き様を、文章にしたい、と。

求人サイトの仕事はその最も小さなものだろう。
その人の「仕事」という部分にだけスポットを当てて書くのだから。
社内報の記事もそうだったかもしれない。
いろんな媒体の「お店紹介」記事などもそうだ。

だから、これらの仕事は非常に楽しいけれど、もう少し長いスパンでのその人の「人生」というものを追って書きたいという衝動を止められなくなっていた。

この間、堀先生に会った時に相談してみた。
(こういうことでは、本当に頼りになる人なのだ。)

「人の自叙伝を書きたい。自分史を書きたいと思っている人は山のようにいると思うけど、自分ではどうやって書いたらいいのかわからない人がもたくさんいると思う。そういう人にインタビューして、私が書きたい」
そう言うと、堀先生はかなり乗り気で、いろいろ案を出してくれた。
団塊の世代が引退する時代。
明治生まれのお年寄りたちがもうすぐ100歳を迎えようとする。
絶対、自分のしてきたことを書き残したい人はいる。
なんとかそういう人たちをターゲットにできたら……。

そこでもぼんやりと話はまとまったが、やっぱり「ぼんやり」だった。

家に帰ってからもずっとそのことを考えていた。
『思えば実現する』
今の私はそれを信じているからだ。

いろんな感情の起伏があり、苦しい時に祈った。
何か人の役に立ちたい。それを、私は「書く」ということでやりたい。
もし、私が「書ける」人間なら、そういう機会を与えてください、と。

そうしたら、1ヶ月もしないうちに、その機会は訪れた。
いつも見ている「ライター求人」の掲示板。
何かいい仕事はないかいな、と見ていると……

「明治の人」という、明治生まれの人を取材して、その人の言葉を後世に残す作業をしています。お手伝いをしてくださる方……
というような記事を見つけた。
だけど、既に取材した録音のテープ起こしをして記事にするというものだったので、それに応募するつもりはなかった。
ただ、その「明治の人」のサイトを見てみると、ある写真関連の会社の女性社長さんが、自分のライフワークとしてやっているということがわかった。
商売とは関係なく、ただ、「明治生まれの人たちの、素晴らしい生き方、言葉を後世に伝えたい」という想いだけで、取材し、記事を書いているのだ。
なんとか100名くらいは記事にしたいのだが、自分一人では追いつかないから、どなたかに手伝ってほしいということが書かれていた。

メールを出してみた。
正直に、人の取材したテープを起こすのはイヤだということ。
自分で取材をしたいということ。
私はライターなので、ボランティアではできないということ。
でも、とてもこの内容に興味があるのでわずかの報酬でもやりたいということなど。

すると、すぐに電話がかかってきた。
これも運命なのだろうか、大阪の会社だった。

社長さんは言った。
「明治の人」は自分のライフワークでやっているから、お金とからめたくない。
だから、せいぜい1万円しか払えない。
それは無理なら、やらなくてもいいけれど、
来年から自分の会社の商品として、思い出のアルバムに自分史をつけて販売することを考えている。
そちらは、利益がちゃんと発生するのだから、報酬もお支払いできる。
そちらのほうで協力してくれないか。

息が止まりそうになった。

ほら。
思えば実現する。
ちゃんと向こうから、自分がやりたかったことがやってきたじゃないか。
もちろん、お願いしますと、電話の向こうの社長さんに頭を下げた。

そして、社長さんの「お金と絡めたくない」という想い、「明治の人」にかける熱意にやられて、「そちらの払える額でいいので、それもお手伝いさせてください」と言った。

23日の日曜、早速、芦屋に住む明治生まれの女性を取材することになった。
どんな話が聞けるのか、とても楽しみだ。

そして、今日、インタビューのための予備知識として、今まで既に12人取材してアップされている記事を読んでみた。
読んでいるうちに、気が変わった。
すぐにメールを書いた。
「この『明治の人』に関しては、私も一切報酬はいただきません。ボランティアでやらせてください」と。

数時間後、社長さんから電話があった。
何かとても感激してくださったようで、本当に喜んでいらっしゃった。
取材だけをして録音をしてくれる人、テープを起こしてくれる人、書いたものを修正してくれる人、と、協力者はたくさんいるのだけれど、取材から記事までやってくれるプロのライターはいないらしい。それも無料で。

今週、その「明治の人」の取組が、ニュースで流されたらしく、反響が大きくて取材先も随分決まったらしい。
近々、2紙ほど新聞にも紹介されるらしい。

「本当にいいんですか?」と社長さん。
「書くことで世の中の役に立ちたいとずっと思っていたので、導かれたんだと思います」と私。
小さなお子さんがいて、社長業も忙しく、自分ひとりでやるのはとても難しい状況だった、とても助かるというような話も聞き、なおさらボランティアでやる決意をしてよかったと思った。

神様は、ちゃんといいことをしたらご褒美をくれる。
社長さんは言った。
これ、いずれは1冊の本にまとめる予定だと。そして、そのときは、私の名前も著者として入れてくれると。

いつになるのかわからないけれど、やっと自分の署名入りの「本」が出るのだ。
共著ではあるけれど、それでもテレビや新聞にとりあげられているくらいだから、本もある程度、興味をもってもらえるかもしれない。
そうしたら、私の書いた文章が、たくさんの人の目に触れる。
こんなに嬉しいことは他にはない!

それから、堀先生が言っていたことも思い出した。
「見本が1冊あれば、営業しやすいんやけどなぁ」
もし、これが本になったら、それを見本として次の営業もできる。
人の自叙伝を書くという仕事につながっていくかもしれない。

まあ、それは先の、またその先の話。
そして、偽善で言っているわけでなく、私は本当に嬉しいのだ。
報酬のいい仕事が舞い込んで来たときよりも、ずっと。
ボランティアでやりますと告げたら、今までにないくらいすっきりした気分になった。
例の「罪深さ」から、自分が解放されていくようだ。
寄付をするとか、人一倍働くとか、そういうことでは解けなかったものが、「書く」ということを通して人の役に立てると思ったら、初めて解き放たれた。
だから、今まで書き続けてきたのかなぁ……

人の生き様を、文章にする。
やりたかったことが、やっとできる。
逆に、仕事として受けていない分、本当に自分の「書く」という意味を見つけられたようで、嬉しいのだ。

明治生まれの人は、現在、96歳以上。
今の人からは考えられないような経験をたくさんして、いい言葉をたくさんもっているはず。
それを聞き、五感で受け止め、文章にすることで、その人が生きたという証になる。
そして、それはご家族の宝物に、きっとなる。

人が生きた「意味」を書き綴れたら、
それが、今度は、私が生きた意味になる。