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明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

太陽さん作戦

2009-06-02 18:46:10 | 仕事
昨日、塾に行ったら、ノリノリで生徒のN君(中3)が現れた。
見ると、ピンクの縁の大きなサングラスをかけている
野村サッチーって感じもするサングラス……。
こういうのがカッコイイのかな、よくわからん……。

流行は巡るというけれど、この子は髪型も80年代のサーファーみたいで
トップは短くて襟足は肩より長くて梳いている。(わかる?)
またこういうのが流行ってるんだなぁと感慨にふける……。

ピアスの穴は両耳合わせて5つ。
派手だけど、とってもいい子でクラスのムードメーカー的存在。

その後に続いてI君が入ってきた。
休みがちな子なので「おー!今日はちゃんと来たか!偉いやん」と迎えて、ふと顔を見たら……
口に何かついている。

ん?

よく見ると……

安全ピン!!

下唇の右下くらいに安全ピンを貫通させているのだ!

二人ともニヤニヤしながら私の反応を見ていた。
怒られるかと思っていたみたいだ。

でも、私が最初に思ったのはこうだった。

「ご飯食べるとき、困るやん!!」

すると二人とも「そこ?一番に言うこと、そこ?」と
新喜劇みたいにこけそうになっていた。

「ちょっと、よく見せてよ~」と口を開けさせて見たら、
完全に貫通してる!
またそれを動かして見せるもんだから、寒気がした。
こわっ!!
なんでそんな痛くて不便なことをするのか意味がわからん……

安全ピンって……、80年代のパンクロックか!
とツッコミたかったけど、微妙なのでやめておいた。
(やめて正解。安全ピン=パンクロックという連想も古いな)

私は結構面白かったのだが、塾的にはやはりまずいらしく、
堀先生に言ったら「注意しとくわ」と言われた。
ま、いろんな保護者も来るし、そりゃそうか……。

このやんちゃなCクラスをどうまとめていくか、というのが私の今の課題で。
1ヶ月ほど、かなり悩んだ。
中3なのに、まるで幼稚園だ。
13人のうちほぼ全員が去年まで個別指導クラスだったので、
個別に説明しないと理解できない、やらない、という生徒もいるし、
とにかく団体行動という意識がない。

「うるさい!黙れ!」と怒っても、その声がかき消されるほどだ。
堀先生が見かねて「フォロー入ろうか?」と言ってくれたけれど、
これから入試まで長い付き合いになるのだから、
私自身が何とかしなければならない問題だと思い断った。

どうしたらわかってくれるんだろう、
どうしたら後悔しない1年間を送らせてあげられるんだろう……
そればかり考えていた。

やんちゃで、言うことは聞かないし、
女だと思って私の事はなめくさってるし、
甘えたでどうしようもないけど……
でも、このクラスの子はみんなすごくいい子だ。
ちょっとしたきっかけでめちゃくちゃいいクラスになる……
それがわかるし、何やかんや言ってもかわいいので、なんとかしたかった。

昨日は授業の途中に少し話をした。
怒るんじゃなく、きちんと話をしよう、と思ったのだ。

あんたらは、これから入試までやっていく「チーム」なんやで!と。
チームの仲間の足引っ張り合ってどうすんねん、と。
みんなでBクラスと入れ替えになるくらい頑張ろうや!と。

どこまでわかってくれたかはわからないが、
その後は少しムードが変わったような気がする。

忍耐だ。

そう、しつこく毎回言い続けよう。

忍耐だ。

そう、「北風さん」から「太陽さん」作戦に変更。

力で無理やり変えるのではなく、心で自発的に動くようにする。
旅人のマントを見事に脱がせた「太陽さん」のように……。

どちらにしろ、2時間の授業の後は、もうぐったり……
13人に2時間気を遣いながら教室を走り回る。
おまけに新人講師の面倒も一緒に見なければならない。

基本的に、人に気を遣うとか苦手やねんけど……
自由気ままに自己中にふるまって、みんなに気を遣ってもらいたいんやけど……

そんな自己中全開で生きてきた私がなんだか優しいので、
この間、Bクラスの山口くんのフォローに入ったとき、
「なんでそんな優しいんですか?!
と山口くんに聞かれてしまった。

「わかる?」
「わかりますよ……。全然違うじゃないですか……」

「方針を変えた。もう怒らないしキレない」
と伝えておいた。
実際、怒るのが好きな人間なんているわけもなく、
怒るとエネルギー消費が激しくしんどいのだ。
でも、「生徒のために」「早く躾けなくては」「これが私の仕事だ」
という気持ちで必死にやっていた。
ほったらかして、結局成績も上がらず、行きたい高校に行かせられないなんて嫌なのだ。

でも、この1ヶ月、いろいろ考えて反省もして、方針を変更した。
努力して成果が上がらなければ、「変える」ことだ。
ビジネスでも何でもそうだけど、「努力」より「変える」ほうが
びっくりするほど成果が上がることが多い。

Bクラスの生徒は若干私の変化を気味悪がっていたが……
いつもなら怒鳴りつけるところを
「はい、ちゃんとやろうね~。どうしたん?しんどいの?頑張って~!」とか
ものすごく優しく言い聞かせていたら、

生徒が言った。
「そんな優しい声で言われたら……
そして、不気味なヤツ……という視線を私に送りつつも、意外におとなしかった。

太陽さん作戦、成功しつつある?!

なんとかBクラスもCクラスも、「チーム」としてまとまってくれるといいんだけどね……。
一人ひとりは本当に素直でいい子ばっかりなので。

太陽さん作戦、続けるぞ~!

やっぱり「人」対「人」だから

2009-05-20 10:35:50 | 仕事
フリーで仕事をしていると、いろいろな会社から仕事の依頼がくる。
ライターの力をどこまで発揮させられるかは、
ディレクターの力量によるところが大きい。

指示の的確さ、スケジュール管理、こまごましたやりとりのスムーズさ。
こういったことがきちんとできるディレクターさんだと、気持ちよく仕事ができる。

特に私は、わりと「細かい」。
よく「報・連・相」というが、たぶん人よりこれがきちんとできるほうで、
「やりすぎ」なんじゃないかと思うくらい、細かく報告する。

でも、やりすぎて困ることってないから。
逆に、情報共有ができていないことで困ることのほうが多い。

いろんな会社と付き合っていると、その違いが面白い。

この間、Sという会社の仕事で、Nという会社へ取材に行った。
SとNの間には、Pという代理店が入っている。
Pの営業さんが私の取材には同行してくれるが、ディレクターはSの人。

この取材がめちゃくちゃで、というか、
このNという会社の対応がひどくてまいった。
取材に行っても取材できず、後で電話で取材しろと言ったり……。

まあ、それはいい。
電話取材して、かなり上からモノを言われて不愉快になりつつも
電話を切ろうとしたら、
「何時にできるの?」と言う。
「20日の朝にチェックが入ります」とスケジュールを伝えると、
「それじゃ間に合わないわよ!私がチェックしたらいいわけじゃないの。
わかります?上にも通さないといけないんだから、19日にはあげて!」
と無茶を言う。
スケジュール管理は私ができることではないので、
「そう決まってるので……」と理由を説明し始めると、
「何言ってるの!それはあなたの都合でしょ!」と言われた。

さすがに私も口調を変えて、毅然とした態度で
スケジュール管理は私の仕事ではないこと、一存で決められないこと、
その件は営業を通してほしいということを伝えて切った。

不思議なもので、私はこういうことではキレない。
(生徒にはすぐにキレるのにね)
あまりにも相手が未熟で、虚勢張って仕事してる女の人で、
なんだか気の毒になってしまったのだ。
せっかく右肩上がりの会社で、いいポジションで仕事してるのに、
こういう態度で外部の人間と接するようでは先が見えている……
どんな仕事だって、最終的には「人」対「人」なのだから。

実際に会ったのだけど、私より少し若いか、もっと若いか……
まあ、30歳くらいかな。
20代前半くらいの若い男性社員を、アゴで指図するような人で。
「はい、こっちきて」「はい、急いで」「はい、撤収」

仕事はできるんだろうけどね……
なんか見ていて悲しくなってきてしまった。

スケジュールの件は、Sのディレクターさんにメールしておくと、
すぐに電話がかかってきた。
「すみません……」と平謝り。
別にこの人が悪いわけじゃないのに。
P代理店の営業さんがきちんとスケジュールを伝えていなかったのが
悪いから……ということで、厳重に注意しておくと言ってくれた。
でも、その営業さんもめっちゃいい人なので、困らせたくなくて、
私が先方のスケジュールに合わせて原稿は仕上げますと伝えると、
Sのディレクターさんはほっとしたようだった。

やっぱり「人」対「人」なんだよな……、所詮。
このディレクターさんは、一契約ライターである私のことを
「うちの大事なライターさん」というように、大切にしてくれている。
決して「仕事を与えてやっている」という上から目線がない。
仕事上の大切なパートナーであり、感謝しているという態度をとってくれる。
だから、少々無理なことがあっても「やりますよ!」と言える。

今回の件だけでなく、他の件でも、多少厳しいスケジュールや
突然の依頼などがあった時でも、
この人の優しいものの言い方を聞くと、少しも嫌な気持ちにならない。
「いいですよ~」と快く引き受けてしまう。

そうかと思えば、全く反対のパターンもある。
仕事の依頼があるたびに憂鬱になるような人で、
仕事の内容が好きだから続けているけど、
そうじゃなかったら絶対この人とは仕事をしたくないと思う人。

もう全てがいい加減で雑。
1つの仕事が終わるまでに何度イライラすることか……!
私は細かいことをきちん、きちんとやらないと嫌なのだ。
完全にこちらを使い捨てのライターだと思っているのも伝わるし。
「面倒なことは全部投げとけばやってくれる」と思ってるみたいだ。

Sのディレクターさんと比べるたびに思う。
やっぱり「人」だよな……、仕事って。

だから、まあ、自分自身はとりあえず誠実に、真面目に、
できる限り感じのよい人を装って(装うことはできるんだなー)、
「どうすれば相手が仕事がしやすいか」を考えながら
自分の仕事をしている。

若い時は腹が立つこともあったけど、
今は「まあ、いろんな人がいるよね」と思えるようになったかな。
多少は成長したか……

嫌な労力

2009-05-09 03:12:25 | 仕事
今日は私の愛弟子・まこちゃまが急に授業を代わってくれというから、
代わりに授業をした。
そこで、また生徒にキレてしまった。
授業開始30分でドアを蹴飛ばして出た。
大人げない……

自分が「先生」と呼ばれる立場だということの自覚が全くない。
だから、普通にキレる。

でも、事務室で呼吸を整えて、「あー、またやっちまった」的な気持ちで、
なんだかそんな自分にがっくりしながら教室に戻った。

そうしたら、意外に私にキレられてしょぼくれた生徒がいて。
別に私はその子のことを嫌いではないし、
なんかかわいそうなことしたな・・・みたいな気持ちにもなって。

そりゃ、嫌われるよりは慕われたほうがいいけれど、
理不尽なことを言うのに従うほどプライドは捨ててない。
別に自分は嫌われてもいいといつも思っている。

ただ、私が生徒を好きでいればいい。
そして、彼らのためになることをしたい。
それだけ。

私はいつもまこちゃまの「フォロー」として入っているんだけど、
フォローって本当に嫌な立場だな。
いつも嫌われ役で。
「先生って、いっつも怒ってるよな」
と言われてショックだった。
去年の生徒も最初はずっとそうだったなぁ。
最後にはちゃんとわかってくれたけど。

今も自分が教えているCクラスではそんなことないのに。
親しみ具合が全然違う。

なんか嫌な労力を使った日だった

でも、ひのきのFRIDAYの会は今日も楽しかった。
少し気分が落ち着いた。

家に帰って夫と「アメトーク」(録画)を見ながら、
お酒を飲んだら、やっと気分が晴れた。

そして、私が落ち込んでいたから、
夫が秘蔵の日本酒「車坂 純米大吟醸」をあけてくれた。
バンザイ!


22歳で年収1300万円か……

2009-05-07 23:56:40 | 仕事
今日は忙しいけれど、充実した一日だった。

GWを遊びすぎたので、仕事をしたらすごく楽しかった。
昨日は「GW終わるのイヤだ~」と思っていたのだけど。

やっぱり仕事人間だなー

取材に行って、原稿書いて。
久しぶりに集中して仕事ができた気がする。
やはり、リフレッシュするって大事なんだな。

GWでまた体重が増えたので、再びダイエット!
今日はなんとか1000kcalくらいに押さえた。
1000~1200くらいにしておくと、少しずつ痩せていくし、
リバウンドもそれほど怖くない。

あまりに無茶しすぎたら、
基礎代謝が悪くなって、結局痩せにくい体質になるだけだし、
これくらいがベスト。

今朝、取材行くとき、スーツが入らないかと思って焦ったけど
意外に入ったのでホッとした。
怖くてまだ体重計ってないんだけど、案外増えてないのかな?

それにしても、今日取材した会社、この不景気に右上がり!
22歳で年収1300万円!!
ただの営業職なのに……。

いろんな会社があるもんだ。

お金を持っている人がそれを運用してさらに儲けていく……
そういう時代はもう終わりなのだ、とある経済学者が言っていた。
100年に一度の不況と言われているけれど、
伸びている会社は確かにある。
不況だからこそ、知恵を絞って、アイディアを生かして、誠実に対応して、
今の世の中に必要な優れたものを低コストで作り出し、安く提供する。
そういう本当の意味で「いい会社」「優れたビジネス」というのが生まれ始めている時代でもあるのかもしれない。

そういった目でニュースやワイドショーを見ていると、
なかなか面白い。

農夫の楽しみ

2009-04-23 01:43:59 | 仕事
うちの塾では、中3生は高校に合格した後の春休みにみんなでディズニーランドに行く。

最近、その時の写真をもらいに、毎日のように卒業生が訪れる。
今日も3人来た。

一人は10本の指がゴテゴテにデコレーションされていた。
あんなんでOKの高校もあるんやなぁ……、ってうちの町の高校やけど

でも、みんな楽しくやっているようでよかった。
卒業生としゃべっていると、やっぱり落ち着く。

みんなの気になる藤田くんは、高校になっても塾に来ていて、今日久しぶりに会ったけど、相変わらずだった。
不思議なもので、授業中はイライラすることもあったけど、今になってみれば懐かしさのほうが勝ってしまって、ただ可愛いだけ。

そうして、今は新しい中3に気持ちが向いている。
またもや一番下のクラスを受け持ったのだが、今年も大変そうだ。
学力的にはそれほど低くもないし、態度も去年よりはマシだが、それでもやっぱりがちゃがちゃするし、大変。
授業後は声がかれる。

でも、前に進学塾の「R塾」に行っていた子が、「ひのきのほうが絶対いい!」って言っているのを聞いたら、なんだか嬉しくなった。
やんちゃで手はかかるけど、みんな可愛い。

種まきは終わった。
これからどう育てていくか。
それが農夫の楽しみだ


塾のミーティングを終えて……

2009-04-10 09:59:29 | 仕事
昨日は塾のミーティング。
レギュラー(講義形式の授業)講師だけ集まった。
問題点の提示、改善策の提案など、
それなりに意味のある時間をもつことができたと思う。

新人講師3名。
また今年も、この3名をどう育てていくか、
どこまでケアしていくか、
それが私の役割になる。

でも、ミーティングが終わって、なんか少しほっとしたかな
2年目の講師が数人いてくれるのだが、
その存在が、昨日はすごく頼もしく見えた。
不満もあるだろうに、それを超えた「やりがい」を実感してくれている。
そのことがとても嬉しかった。

通常授業の中3チームは私も含めて5人。
非常に強力なメンバーだと思うし、生徒の質もいいので安心している。
問題は、2年か……
20年に一度というくらいの荒れた学年なので……
まあ、いろいろ不安はあるけれど、なんとか頑張っていこうと思う。

それにしても、W氏は、昨日のミーティングで
レジュメ作りから司会から全部やってくれて、
本当に頭が下がる想い……
足を向けて眠れません!いや、ホントだよ

W氏とはもう8年以上の付き合いで、
若い頃はしょうもないことで討論もしていたけれど(笑)、
二人とも丸くなったなーと思う。

最近は特に、塾のことでいろいろ相談にのってくれて、
「こんなに頼りになる人やったっけ?」と思うことが多い。
見くびりすぎやな(失礼!・笑)

この間、電話をくれて話して、切った後は思わず叫んだよ……

ほ……惚れてまうやろー!!

冗談はともかく、本当にいろいろとありがたかった。
感謝!

そんな感じでミーティングを無事に終え、もう12時まわっていたので、
「今日は久しぶりに禁酒できるぞ……」と思って帰っていると、
HOME(近所のBar)の前を通ったら、
マスターとトモちゃんが手を振っているのが見えた。

トモちゃんはここで飲んでいるときに知り合った、可愛い女の子。

で、「かおりさーん!」と、走って出てきた(可愛い

で、連れられて中に入った。

で、ビールを注文した。

で、飲んだ。

で、私の禁酒デーは終わった……

また、1杯だけ……というのが私は「絶対に」できない。
それならまだ全く飲まないほうがマシ。
スイッチ入ったら、止めるのは不可能。
北朝鮮のミサイルを止めるのと同じくらいの難しさ。

で、ターキーを飲んだ。

で、フィディックを飲んだ。

で、気づいたら2時半だった

いやはや。

人生って思い通りにはいかないものね!

事業のプランニングが必要だ

2009-03-23 15:00:35 | 仕事
今日は久しぶりの営業だった。
営業と言っても私からではなく、社長さんから相談に乗ってほしいとメールがきた。
半年前くらいに取材して知り合った会社で、私のことを覚えていてくれてメールをくれたのだ。

相談は広報のこと。新しい技術を売り込むたいと考えているのだけど、ニッチな分野なだけに認知度が必要で、数をとらないと利益が上がらない。
そこで、広告だ。
でも、普段は下請けをやっているような会社だから、自分たちで広告をうつということがない。
費用の相場もわからないし、外注ライターやデザイナーをどう使っていいのかもわからない。

前に取材したときにすごくいい社長さんだと思ったし、わざわざ私にメールをくれたことも嬉しかったので、とりあえず無料で相談に乗った。

零細企業なので、できれば自社の人間でチラシなども作りたいとのこと。
何にしろ文章を書くことが必要になってくるので、コピーの書き方などを教えてもらいたいとのこと。

最初は面白いな、と思った。
ライティングを教えるのはやってみたい仕事でもあったし。
でも話したり考えたりしているうちに、やっぱり「餅は餅屋」だなと思った。
ライティングを教えてる時間とお金で私が書けてしまうし、意味がないような気がしてきたのだ。
それで、アウトソーシングも上手に使えばいいという話をしたのだが、社長さんを混乱させてしまっただけのような気もする。
最終的には、社長さんの中でいろいろまとまってから、私の力が必要なことは依頼するという話で終わり、営業としての成果はあった。
社長さんの力になれたこともよかったと思えたし。

だけど、帰り道に思う。
なんかもう少し、私は事業としてのプランニングをしないといけないなと。
単に請われたものを言い値で書く…、それだけではいけないんじゃないだろうか?
昨年は中小企業をまわって2冊の冊子もできたが、それも相手に依頼されてのこと。私のプランではない。

昨年、明石の水産加工会社のパンフをゆうちゃんと一緒に作ったことをきっかけに、漠然とではあるが、「こういうものを作りたい」という思いも生まれた。
今日の社長さんの話でさらに確信したけれど、中小企業は本当に良い商品や技術を持っていても、それをうまく伝える手段をもたない。
もしくは伝える必要性も感じていない。
だけど、こちらが親身になって取材して、思いを代弁したものを形作ることはできる。
それは企業側にとって非常に大事なことだ。
コンサル的な意味合いも含めて、中小企業のホームページや会社案内、商品パンフ、チラシなどの広告ツールを見直すことができれば…という思いは昔からあったが、最近その必要性を強く感じている。
ただぼんやり考えているだけではダメなんだな、と今日は思った。
本当にこれを自分の事業の一つにしたいのであれば、もう少しちゃんとプランニングしなくては。

本当はプランニングして、営業して、私を上手に使ってくれる人がいればいいんだけど…。
そんなことを思うと、やっぱり私はライターであって、起業家ではないんだなぁとも思う。
今日も結局、自分がやりたかったビジネスには結びつけられず、単なるライターとしての営業に終わってしまった。

何を書いて、どんなふうに自分を世の中に売り込んでいくのか。
これが今の課題である。

いい顔。

2009-03-16 11:40:03 | 仕事
明日は公立高校の後期入試。
つまり、今日が最後の授業になる。

昨日は私の受け持ちの最後の国語の授業。
もう何年もやってきて、いつも思うことがある。
それは、入試が近づいて来ると、生徒の顔が「いい顔」になるなぁということ。

「受かるかなぁ」って不安な顔。
「ドキドキする……」って緊張した顔。
「成績上がった!」って嬉しそうな顔。

いろんな感情でコロコロと表情は変わるけど、みんなイキイキしてる。
昨年5月、久しぶりに塾に呼ばれて授業を見たとき、
この学年の生徒のやる気のなさにびっくりした。
文句しか言わず、口を開けば、「だるい」「わからん」。
本気で見捨てたくなったこともあった。

どんなことにでも「真剣になる」というのは、本当に大事だと思う。
今、やっと彼らは真剣になって、「いい顔」ができている。
明日、もっともっと「いい顔」で入試を終えてくれたらいいのだけど……。

昨日の自分の最後の授業では、
毎年やっている「入試の心得」を話した。

「入試は運だから、運を呼び込むイメージトレーニングをしろ!」
というお話。

「今から絶対に『落ちる』とかマイナスの言葉を口にしたらあかんで。
とにかくヒマさえあれば、自分が受かっている姿を想像して!」

「成功の神様はきれい好きだから、帰ったら部屋を掃除しーや」

「いい人になれ!いい人にはいい運がくるから!」

そんなちょっと怪しい宗教みたいな話をする。
夫にこんな話をしたと言ったら、
「教祖様~」と言われた。

まあ、でも、成功者が本によく書いているようなことだ。

初めは笑って聞いていた生徒の顔が、だんだん真剣になり、あちこちから質問の声が飛ぶ。

「いい人って、何したらいいん?」
「じゃあ、帰っておうちのお手伝いしてごらん」

「俺、めっちゃ部屋きたないんやけど……」
「帰って掃除しときーや!」

「どうしてもネガティブにしか考えられへんねんけど……」
「そういう人は、こう思ったらいいよ。『自分にはいいことしか起こらない』すべてのことは『中間』だから。例えば、もし落ちたとしても、それは『落ちたほうがよかったから』落ちたんだって思うこと。自分にとって必要なことしか起こらないからね」

みんな、ふーん。って感じ。

でも、そんな話で授業を終えた後も、
「今日から俺、何回も『受かる』って思うことにするわ」とか
「なぁなぁ、『受かる』って紙に書くのもいいと思う?」とか、
意外に洗脳されて、質問してくる生徒がちらほら(笑)
教祖になる素質があるのかな?

あと15人、全員受かりますように……。
今日は彼らを送り出す。
やっぱり前日はいつも淋しいなぁ……

ライターとしてのこれから。

2009-03-13 22:59:36 | 仕事
酒ブログのランキングが、30位くらいまできている!!
こうなったらどうしてもベスト10に入りたい

先日、ゆうちゃんといわさきっちと行った京都の「楽庵」というお店のことをアップしたので、よかったら見てほしい。
いわさきっちに、
「酒ブログ見てるけど、マニアックすぎてコメントも書けない……」と言われたが、これからはもう少し軽い話題も増やしていく予定。
というか、最初は自分の飲んだ酒の記録のつもりで書き始めたけど、
どうせなら読んだ人が日本酒に興味をもってくれるような、
そんな記事を書いていきたいと思っている。

できれば毎日、酒ブログの右上にある「酒ブログ」と書いているランキングのバナーをクリックしてほしい!!
1日1回、習慣に!(笑)

このブログのほうがアクセス数も3倍以上あるんだけど、
別に私はこのブログを世間に広めたいなんて、これっぽちも思っていない。
友達とか知り合いとか、たまたま面白いと思ってくれた人が読んでくれたらそれでいい。

でも、酒ブログをランキングに参加させたのは意味があって。
私はこれからライターとして何を書いていくのか、ということに関わるんだけど、いろんなことをやってみて、やっぱり自分がライターとして書きたいのは、「酒」「企業」「教育」の3つだと思った。

ライターになったときは、「旅ライター」になりたかったし、実際にそういうものもいくつか書いた。
新聞の観光欄、ガイドブックなど。
もちろん旅好きだから、いろんなところに行けて楽しかったし、あれはあれで好きなんだけど、これから力を入れてやろうという分野ではない。
新聞の観光欄みたいな記事なら、またチャンスがあればやりたいけどなぁ。
やっぱりガイドブック的な雑誌はすべて「真実」を伝えられるわけではないから、ちょっとしんどいこともある。
簡単に言えば、たいしておいしくない店のことを「おいしい!」と書かなければならない、といったようなことだ。
その点、新聞は「紹介」ではなく「報道」だから面白かった。

でも、これからやっていきたいのは、先に挙げた3ジャンルだ。
自分が長い間やってきて、得意とする分野でもあるからで。
「教育」は現場にいるし、「企業」はそれこそライティングの7割くらいだし。

ただ、まだ「酒」に関しては、ほとんど書いたことがない。
いつか酒に関することを仕事として書きたいという想いがあるから、今はそのためにいろいろと準備をしている。

「酒ブログ」もその一つ。
自分の酒ブログをもっていて、それがランキングで常に10位以内のライター。
だったら、何かの機会に酒に関する記事のオファーがくるかもしれない。

それから、今年は「利き酒師」の資格もとりたいなぁと思っている。

「ライター・利き酒師」

この肩書きで、酒に関するライティングができるチャンスは広がると思う。

まあ、どちらも何の効果もないかもしれないけど、
何もやらなければ、何も得ることはできないし。
100の夢がなければ、100の実現はないのだ。

といっても、結局酒に関するライティングは仕事にはならないかもしれない。
それはそれで、どっちにしろ趣味でやっていて楽しいし。
別に何一つ無駄になることなんてないんだから、
やれることをやったほうがいいよね

もう一つ、「企業」についても、ちょっと新しい道が開けそうなのだが、
それはまた再来週の打ち合わせが終わってからだなぁ。

まあ、こんな理由でランキングにこだわっているので、
よかったら1日1回、クリックをお願いします(笑)

http://blog.goo.ne.jp/kaopi2009

大絶賛で終わった仕事

2009-02-26 02:17:52 | 仕事
いやー、酒がうまいね
風邪をひいたと思ってから3日目、すっかり元の酒飲み生活に戻っている私。
1日ゆっくり寝たおかげか、前より元気になって、
今日は仕事を終えた後、ずっとやりたかった押入れの整理などをしていた。
その後、5品料理を作って、掃除して。
2日も禁酒したから、酒がうまい、うまい

夜にはもう咳も鼻水も出なくなった。
やはり、3日で完治だ。
あんなにしんどかった昨日が嘘のよう。

何度も何度も思う。
あんなに優しい夫がいて、健康なんだから、
もう望むことなんて何もないなぁと。
むしろ、これ以上何かを望んだら、バチが当たるなぁと。

そんなことをかみしめた日。

たまには病気になってみるのもいいかもしれない。
自分が本当に恵まれていることがよくわかる。
感謝の気持ちが勝手に芽生える。

今日は、他にいいこともあった。
この1ヶ月ほどかかりきりだった冊子の原稿が今日すべて書きあがった。
最後の3ページは、もう書き直し3回目のもので。
前からここにも書いているように、担当者とのやりとりがうまくいかずに3回も1から書き直しになっているものだ。
結局、最後の最後に書くことになった。

でも、最後に書きながら思った。
この3ページは冊子全体のまとめみたいなものだったから、
全部のページを書き終えた後だと担当者が何を言いたかったのかもよくわかる。
それに、何がNGなのか、どんなスタンスで書いてほしいのかも、全部わかる。
思ったよりスラスラ書けた。
でも、自信はなかった。

そうしたら、担当者から絶賛のメールが!
「私たちの想いを書いてくれていました。これまでやってきた甲斐がありました」と、とても喜んでもらえた。

嬉しいというより、心からほっとして。

これで、この仕事も終了した。

最後がこんな終わり方でよかったと思った。

これが終わったので、今抱えている大きな仕事(数十万単位)はあと2つ。
これは3月いっぱいでどちらも終わると思う。
実は、これが終わると、定期的な仕事というのが3つだけになる。
それは、金額にすればとても小さな額の仕事で。

今回の冊子の仕事は取引先自体が3月で消滅してしまうし、
また、まいったことに、先日、もう一つの大きな取引先の担当者から
「退職します」との連絡があった。
この人の退職は、つまり、私の仕事の依頼もなくなることに繋がる。

こうして、結局、頑張って作った繋がりも大きなものは断たれてしまった。
それも、私の力には関係なく。

なぜか、うまくいき始めると、相手の会社がつぶれたり、東京に移転したり、担当者が退職したりする。
安定するということがない。
まあ、安定なんて最初から求めちゃいないけど。
でも、自分の失敗でも何でもないのに、ただ相手の事情だけで仕事がなくなっていくというのは、なんともやりきれないものだ。

だけど、4月から、仕事がなくなっても、営業しないでおこうと思う。
仕事と酒のことしか考えないような「オッサン生活」にピリオドを打とう。
専業主婦みたいになって、収入も10万円くらいにして(専業主婦じゃないか)
夫の扶養家族になって、もう少し家庭のことをしっかりやりたいと思う。
夫の食生活のこととか、もっと気遣ってあげたい。
本気で出産のことも考えたいし、
自分が書きたいものも書いていきたい。

なんか、また一つの転機にきてるのかなぁ。
それも、決してマイナスではなく、プラスに転じるように考えている。
マイナスのように見えて、実はプラスなんだと。


世界が色付く瞬間

2009-02-05 23:17:56 | 仕事
最近、八尾や守口にある製造業の中小企業を取材してまわっている。
昨日は研磨工場、
今日は刃物工場、
その前はレーザー加工工場やバネ加工工場……。

どこも10~60名程度の小規模な企業だ。
この1年でたくさんの工場をまわり、いろんなものの生産工程を見た。
私の知らない世界がそこにはあった。

いろんな企業の社長さんの話を聞いた。
若手社員の話も聞いた。
自分の中に随分たくさんのものが蓄積されたような気がする。

この中で実際に仕事として依頼されて書けるのはほんの少し。
あとは全部自分の肥やしだ。

学生の頃にしていた「旅」に似ている、とふと思う。

いろんなところへ行って、自分とは違う生活を見て、
人と出会って、話を聞いて。
その経験は生産性はなくても、自分の中に確かに蓄積されていった。
あの感じと似ている。

今、本当に製造業の中小企業は大変で。
それを昨日も延々とある会社の専務さんが語っていた。
景気はいつか上を向く。
その日までなんとかこらえて、辛抱して、策を立てて、生き残ろうとしている。

ピークの半分くらいしか仕事はないそうだ。
「休んでもらっている人」もいる、という。
本当に大変だ。

だけど、工場から駅まで車で送ってくださって、
降りる時に専務が笑顔で言った。
「頑張ってください!」

……

たったそれだけのことなんだけど、なんてことはないのだけど、
白黒の世界にパッと色が付いたみたいに、感性がバクハツしそうに動く瞬間。

自分が大変なときに、人に「頑張ってください!」って笑顔で言える、
そういう気持ちがすごくすごく大切なんだと思うのだ。

よし、頑張ろうって思った。

心があったかくなって、一気に幸せな気持ちが押し寄せてきた。

そして、いろんな人の人生を、生き方を、生活を、想いを、
ほんの断片であるにしろ「文章」という形にできる、
この仕事を本当に好きだと思った。
それは、私自身の中にいろんなものがたまっていくからだ。
まるで旅をするように。

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しかし、仕事はといえば、全く進展がない。
3歩歩いて、2.5歩下がる……
そんな3週間。

例の30ページの冊子。
4分割して毎週月曜日に提出しているのだが、
ことごとくやり直し。
それも単なる修正だけでなく、途中でページレイアウトが変わったり、
原稿を作成した後に文字数が決まったり、
ある程度まとめていたら新たに資料が届いたり、
意図が担当者と通じ合っていなかったり、
もういろんなことがかみ合わない。
担当者の方も遅くまで残ってやってくれているので感謝しているのだが、
どうもうまくいかない。
自分が悪いのかなぁと反省もしてみたり。

修正は返ってくるが、新たな締め切りは待っちゃくれない。
というわけで、日を追うごとに仕事は増える一方。
その週のノルマ+修正分。

昨日も塾から帰ったら11時だったが、家のことを少しやって、
お風呂に入って、それからまた1時半まで修正……。
そして、今日は朝から取材。
帰ってまた修正。
他の取引先の原稿。
そして、塾。

今日は塾はお休みだったはずなんだけど、
生徒に頼まれて個人的に補習をしていた。
ずっとさぼっていたくせに、「休み」だというと、
「休んでる場合じゃないやろ!」と言う……

今までさんざんさぼってたくせに、直前になってなんやねんとも思うけど、
それでもやる気になっている生徒をほってはおけない。
あー、仕事がぁ……と思いながらも「じゃあ、個別でやろうか?」と言うと、喜んで「うん!やる!」という。

その顔を見たら、まあ、いいか……と思ってしまうのは、私の甘さか?

しかし、中3なのに指で計算するような子で、
数週間で中1からのことを全部やろうなんて無茶な話だ。
とりあえずゆっくりやろうと自分に言い聞かせ、
正負の計算と連立方程式をやった。

「どうして今までやらなかったの?!」と怒りたくなるくらい、
本当に真剣にやっている。

「スケボーやってた。高校なんてなんとかなると思ってた」と言う。
なんとかならないことをわかっただけでも、
この先の人生が変わるからよかったよ……(とは言わなかったが)

さらに、願書と一緒に提出する自己申告書を手伝ってほしいという子が二人来て。
てんやわんや。
だけど、仕上がった自己申告書を見て、真っ赤に火照った可愛い顔で
「せんせい、ありがとう!!ほんまに助かったわ!」
と言うのを聞いたら、もう後の仕事なんてなんとでもなるわい!と思ってしまう。

今日初めて自分の力で連立方程式が解けた子も
ちょっと嬉しそうな顔をしていた。
確実に進歩!

私立入試まであと5日。
公立までも数えるほどしかない。
残り少ないこの時間に、私がしてあげられることは何なのかと真剣に考える。
今までやってこなかった本人が悪いのだけど、
でも、やっぱりこの子の人生に少しでも関わってしまった限り、
なんとかしたいと思ってしまう。
やれることは本当に少ないんだけど。

でも、家に帰るとまた修正原稿がたっぷり届いているわけだ。

今からまたやるんだけど、もうストレスたまりまくりで、
とりあえず「書きたい」と思ったのでブログを書いた。
不思議なことに書くとスッキリするんだなぁ。

それから、1通ステキなメールがあった。
この間、取材をした女性から。
私の書いた記事を読んで、本当に嬉しかったと。
ありがとうございました。
というようなメールだった。

忙しく、うまくいかず、焦りとストレスで叫びだしたい夜も、
こんなちょっとしたことで救われる。

とりあえず、がんばる。

酒に溺れる。

2009-02-03 23:02:53 | 仕事
仕事でメルマガを書いている某食品メーカーから
新発売の商品のサンプルが届いた。

早速使ってみる。



ハーブソルトみたいな粉末状のものだったので、
鶏肉にまぶしてオリーブオイルで焼いて、
いろんな野菜を一緒にワインで蒸し煮にしてみた

夫は「美味しい」と言いながらもなんだか微妙そうだったが、
私は美味しかった

基本、料理は「おばあさん」なので、こういうのはあんまり得意じゃない。
洋食ってほとんど作らないからなぁ……
もう少しセレブで時間のあるマダムだったら、
ぜひフレンチでも習いに行きたいのだけど。

結局私が作るのって、


↑こういうのとか(昨日の晩酌)、



↑こういうの(今日の晩酌)、なんだよね

酒のアテ~

しかし、最近どうも酒を飲みすぎているような気がする。
アル中予備軍のような気がして怖い。
朝起きると鬱で、夜になって飲み出すとハイになる。
そして、止まらない

ダイエットも結局できてないもんなぁ

仕事がうまくいっていないことも影響しているかもしれない。
この間から書いているように相手は全く違うものを想定していたとわかった。
ページ数すら間違っていた。
私はそんなにアホでもないので、確かに確認しているのだけど、
どうしてもかみ合わない。
なんでこうなるの……という感じなのだが、夫に話していてわかった。
「その人は制作に関して素人だから」
というのだ。
確かにそうだなぁと思った。
仕事はとてもできる人なのだけど、制作は本業ではないのだ。
だから、ものを作るのにどう指示をしていいのか、どうしたら外注のライターがやりやすいのか、ということがわからないだけなのだろうなぁと思った。
お世話になっている人だし、最終的にいいものができれば何度やり直しをしても私は別に構わないのだけど。
時間との闘いになってくるのだけが、キツイ
でも、頑張って、絶対いいものを作りたい。
それがせめてもの恩返しというものだ。

今、数十万円単位の仕事をいくつか抱えているので、
収入的には安心しているが、
よく考えてみると定期的な仕事がほとんどないんだよなぁ。
この大きな仕事が全部終わったときに仕事があるのかと不安にもなるけど、
まあ、ずーっと綱渡りみたいなグラグラした人生なんだから、
またなんとかなるか、とも思う。
(それでなんとかやってきたのだし)

でも、今年はなんとか1作でも、仕事以外のものを書きたいねぇ。
もし今抱えている仕事が全部終わったときに何も新しい案件を抱えていなかったら、何か書いてみたいと思っている

そう思うと、どっちでもいいってことか。
気楽に構えていこう。

顔写真も載るの?!

2009-02-01 23:24:35 | 仕事
今日は午前中から夕方まで塾だったが、
帰ってからなんとか2本原稿を仕上げた。
今日あと1本。
明日の朝早起きして午前中に3ページ分。
(途中までできているので仕上げだけ)

今、お酒「遊穂」を1杯だけ飲みながら少し休憩。

ちょっといい感じに原稿が仕上がったので、
なんだか気分がいい

昨日の夜は久しぶりに夫と飲みに行った。
あ~外で飲むの久しぶり~
私はとにかく外で飲むのが好きだ。
どこでもいいわけじゃない。
いろんないいお店に行くのが好きなのだ。

昨日はずっと行きたかったお店に行ったのだけど……。
実は期待ほどではなかった。
(詳しくは酒ブログで!ブックマークからいけるようにしときました)

そして、お察しの通り、インフルエンザ仮病疑惑がかかっていた夫は、
すっかり元気になっていた。
ほんまにインフルエンザだったのかとかなり怪しい

でも、明日からは会社に復帰するというのに、
「なんか、貧血っぽい……しんどい……
と今日の晩になって言い出した。

出社拒否?!

仕事しすぎで体が受け付けなくなってるんじゃ?
……まさかね。

そうそう。
全然関係ない話だが、ある冊子に私の名前と文章と、
それから顔写真が載ることになった。
冊子といっても商業誌でもなんでもなく、
ある事業で使うツールみたいなもので、企業さんに配るだけのもの。
私がこれまでに関わってきた事業の報告書みたいなものだな。
そこに、ライターとしてコメントと写真を寄せることになった。

コメントだけだと思っていたのに、「写真も」と言われ、焦る。

今太ってるんだよ~

また1キロくらい太って、ちょっとヤバイ状態。
顔もパンパンだし、こんな写真を残すのは絶対嫌だ!!(ぶるぶる)

10日までに提出したらいいらしいので、
とりあえず1週間ダイエットして、ギリギリに撮影しよう……

まあ、写真はともかくとして、
自分がやってきたことをこうして形に残してもらえるのは
本当にありがたい。

それに応えられるように、最後までいい仕事しよう

うまくかみ合わない

2009-01-30 20:59:55 | 仕事
この間、新聞の連載コラムをやったときに思ったけれど、
やっぱりいい記事が書けるかどうかはディレクターの腕次第だなぁ。
相性もあるかもしれない。

今、やっている30ページほどの冊子は、ものすごく手こずっている。
どうも担当者とうまくかみ合わない。
私の理解力が悪いのか?と自信をなくすほど、
提出した原稿が全部書き直しになる。
言われた通りに書いているのに、「書いてほしいのはこうじゃなかった」みたいな感じで。

2000字程度の原稿なんだけど、このページだけもう3回目のやり直し

自分のことを「すごく能力のあるライターなのかも」と勘違いさせてくれるディレクターもいれば、
今回のように「私って本当にダメなんだろうか」と落ち込ませてしまうディレクターもいる。

決して前者の判断が甘いわけではなく、単に指示が的確なのだ。
たぶん理解力はあるほうなので、ちゃんと指示してもらえれば、望まれているものを書くことはできる。
指示が曖昧だと、ただの試行錯誤になってしまい、お互いに時間がもったいない。

「え?そうだったの……」みたいなことばかりだ。

何時間も時間をかけているだけに、
電話を切った後、しばらく立ち直れなかった。
自分が悪いなら仕方ないと思えるのだが、「言ってたことと違うやん……」みたいなのが続くと、なんだかもうどうしていいのかわからない。
永久にこのやりとりが続き、永久に完成しないような気がしてくる。

そう言うと、夫が言った。
「いや、必ず完成するねん」
「なんで?」
「納期があるから

いやだな、そんなの

ま、これでもいいか……みたいなものを世に出したくはない。
私も相手もみんな満足いくものを書きたい。

ごちゃごちゃ嘆いていても進まないので、
とりあえずがんばろう……
この週末もまた休みなしだなぁ。

テスト前日の想い

2009-01-26 10:00:59 | 仕事
久しぶりにちょっとだけ慌しい。

1年間に3日くらいしか休みがないという時代を数年間送ったことがあると、
もうちょっとくらい忙しくても「忙しい!」と思わない。
「なんか慌しいな、最近……」と思う程度である。

とりあえず休みはなく、先が見えないほど原稿がたまっている。
落ち着いて1つ1つこなしていかなければ……。

塾はテスト中。
昨日も6時から10時まで授業で、
その後は生徒を残して11時まで補習。
さらに「まだやりたい!」という生徒を相手に11時半まで

声出しすぎでアドレナリン出まくってる感じで興奮状態だから、
特別「疲れ」は感じないんだけど、とにかく腰が痛い
そして、喉が痛い……

最近はまた朝起きると左腕が痺れるようになり、
首のヘルニアが再発したのかと恐れている。

……嫌だねぇ。
ガタがきちゃってさ

でも、昨日は、今の学年を受け持って初めて、
テスト前日に「祈るような気持ち」で生徒を送り出した。

ずーっとやる気のない学年で。
何の緊張感もないし。
いつも「やらされている」という感じで、
こちらも思い入れが深まらなかった。

それが、本当に最後の最後の学年末のテストになって、
やっと本気で勉強するようになった。

昨日も11時半まで残った生徒は、ずっとふざけてばかりでやる気のない生徒だった。
それが、「ちゃんとやれ!!」って怒ってたのが嘘みたいに、
必死に1問1問を解いていく。

でも、どうしても三平方の定理のところで使う比が覚えられない。
1:2:ルート3
何度言っても間違う。
もうこうなってくると、なぜ間違うのかもわからない。

とりあえず11時半までやって、
「もう1回家でやるから、全部プリントちょうだい」
と言って帰った。

今まで言ったこともないくせに「ありがとうございました!」と言う。
感謝の気持ちなんて、この子はもたないんだと思っていた。
それくらいひねくれた子で。
でも、ちゃんと「ありがとう」を言えるんだ……。

「明日、がんばりや!」と言いながら、私はなんだか胸が熱くなる。
やっといつものひのきになったなぁと思って。
やることはやった。あとは祈るだけ。
そんな気持ちに久しぶりになれた。

たかが学校の定期テスト。
だけど、それでも「祈りたくなる」のは、
生徒が本気で頑張ったから。
「頑張り」は報われてほしいのだ、どうしても。
頑張ったら結果が出てほしい。
それを味わったら、これから先の人生、もっと他のことでも頑張れるようになる。
いつもそう思うから、祈ってしまう。
わずか15歳で「努力しても報われない」なんて思ってほしくないから。
絶対に、勉強ができないことで劣等感をもたせたくないから。

今頃テストだなぁ。
昨日やったことがちゃんとできてるといいのだけど

そして、人のことばっかりかまってないで、
私も自分の仕事しないとなぁ