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明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

人生最大の買い物をした日

2009-09-27 17:59:23 | 生活
今日、人生で最大の買い物をした。

それは……

土地っ!

とりあえず、土地の契約だけは済ませた。
これから建物のプランを考えていく。
当分、土日は忙しくなりそうだ。

仲介の人が自宅に来てくれて、夫と3人で契約書の内容を1文ずつ確認していくんやけど、
途中で強烈な眠気が……
聞き慣れない難しい言葉をずっと聞いてると眠気がくるもんだなぁ。

1時間ちょっとで終わって帰った後、夫に、
「寝そうやった
と告白したら、
「何~?!こんな人生の大事な場面で!
と怒られた。
でも、その後、
「……実は、俺も寝そうやった

やっぱりなー。

さあ、大きな借金ができたことだし、これからますます気合を入れて働かなければ。
モチベーション上がるなぁ……
節約もがんばろう!!

と思いながらも、最近どうも体が疲れやすい。
これは単に歳のせいなのか、それとも酒の飲みすぎか……
2年くらい健康診断をさぼっているので、そろそろ行かないとな。
体が資本ですから!!

今日は、夕方から妹尾さんのライブに行くはずだったんだけど、
夫が仕事に行ってしまって、とりやめになった
めっちゃ行きたかったので残念だけど、仕方がない。

自分を慰めるために、これから旨いもん作って食べよう。
堀先生にもらったシマアジを解凍中……
あとは何を作ろうかな

ならまちデート 連休1日目

2009-09-22 11:50:17 | 生活
連休だというのに、節約のため旅行にも行けない。
そのうえ、夫は連休も半分は仕事

がっかりして腐っていたら、夫が1日だけ好きなところに遊びに連れて行ってくれるという。

うれしい~

というわけで、19日(土)は奈良へ行ってきた。

私は大学4年間、奈良に通っていたのだけど、
あまりに大学生活が面白くなかったので、奈良そのものを好きでなくなってしまっていた。
でも、そんな私の心を少しほぐしてくれたのが、ライター友達のアンデルさん。
奈良が大好きという彼女が、今年6月にも誘ってくれ、一緒に楽しい1日を過ごした。

私も彼女もお寺が大好き。
6月は、位置的には奈良に近い京都府内にある、浄瑠璃寺へ。
ここは私の好きなお寺ベスト3に入るところで、どうしても彼女を連れて行きたかったのだ。
その後は、ならまちを歩いたり、奈良ホテルのカフェバーで紅茶を飲んだり、
アンティーク雑貨屋さんを見たり、美味しいお料理とお酒を楽しんだりと、
とても楽しい1日を過ごした。

この時、彼女に紹介してもらった「月吠」というお店。
ここで食べた「カジキマグロの自家製燻製」がどうしても忘れられず、
今回、夫を連れて行ってあげようと思ったのだった。

今回の奈良行きの目的はもう一つ。
西大寺の善財童子さまを拝観すること。

小学5年の時、初めて読んだ灰谷健次郎氏の『兎の眼』という小説。
大人になった今でも読み返し、そのたびに感動で涙があふれる本だが、
その中に、この西大寺の善財童子像のことが出てくるシーンがある。

主人公である小谷先生。
まだ大学を出たての若い女の先生で、初めて受け持った小1の学級にてこずる毎日。
ゴミ処理所から通う子供たちが何人かいるこの学校では、いろいろな問題が起きるのだ。
中でも、ハエを飼っている鉄三という少年に振り回される小谷先生。
毎日生徒のことばかり考えているうちに、結婚したばかりの夫とまで心が離れていく。
疲れ果てた小谷先生が、ふと足を運んだのが、西大寺だった。
そこで、善財童子さまの像を見る。

   あいかわらず善財童子は美しい眼をしていた。
   ひとの眼というより、兎の眼だった。
   それはいのりをこめたように、ものを思うかのように、
   静かな光をたたえてやさしかった。

              ―灰谷健次郎『兎の眼』より―

いつか、私もこの像を見たい。善財童子さまにお会いしたい……
そう思って月日は流れ、奈良嫌いになり、足を運ぶことはなかった。

でも、少し奈良の印象がよくなった今、「そうだ、行ってみよう」と思いついた。
長年の想いを果たしに……。

大学の頃、毎日通過していた大和西大寺で降り、3分も歩けばすぐに西大寺が見えてくる。
一歩中へ入るだけで、街の喧騒から離れる。
土塀が時の流れを物語り、空気がしっとりとしてくる。

あ、ここ好きだな、と思った。
とても良い“気”が充満しているのがわかった。

四王堂、本堂、愛染堂の共通券を購入し、まずは四王堂へ。
早く本堂の善財童子さまを見たかったのだが、中へ入るとそんな気持ちはおさまってしまった。
間近で見られる十一面観音立像や、四天王像の下で踏まれる邪鬼。
これまでもいろいろ仏像を見てきたけれど、なぜか心惹かれた。
十一面観音は変わっていて、長谷寺式とのこと。
錫杖と華瓶を持っているのだが、華瓶の中の蓮が咲いていた。(普通はつぼみ)
四天王像はほとんどが焼け落ち、再興したものだが、邪鬼だけは焼け残り、当時のままとのこと。
非常に肉感のある、リアルな邪鬼だった。
見ていると、胸の奥がぞわぞわする。

十分に堪能し、お参りした後、本堂へ。



ようやくお会いできた……

善財童子さまは、本当に美しい眼をしていらっしゃった。
眼だけがまるで生きているようで、角度によっては悲しみを湛えているようにも、
また、祈りを捧げているようにも、誰かを想っているようにも見えた。
とても可愛らしく、想っていたより小さかった。

仏像を見ると、いつもそれを作った人へ想いを馳せてしまう。
いくつものドラマが自分の中で流れていく。

とても穏やかで静かな時間を過ごした。
やはり、お寺というのはこうであってほしい。
「和んだね……」「癒されたね……」と、夫と二人、西大寺を後にした。

その後、せっかくなので久しぶりに東大寺へ。
西の西大寺、東の東大寺、両方をまわろうということになったのだ。

東大寺は相変わらずの人ごみにゲンナリ……

しかし、南大門と金剛力士像にはいつも圧倒される。
すごいよなぁ……。


大仏も含め、とにかくでかい。
政治と仏教の結びつきや、権力の誇示をこんなに感じる寺はない。

とにかく人が多かったので、さっと一回りしてならまちへ。
夫が「春鹿へ行きたい」というので、連れて行った。
春鹿は、奈良の酒蔵さん。
前に来た時も試飲させてもらったのだけど、その時はちょっと対応が微妙だった。

でも、今回はすごく感じのいい女性が対応してくれて、
楽しい試飲のときを過ごすことができた。
400円でお猪口を買うと、そこに5種類のお酒を注いでくれる。
おまけでもう1種類いただき、日本酒を堪能した。

その後は、猿沢池へ。


大学時代、よくこの池のベンチで、五重塔と亀を見ながら、ぼんやりと過ごしていた。
大学卒業したらどうしようかなぁ……
作家になれなかったら、尼になるしかないか……
そんなことを考えながら

その後、夕方になったので、「月吠」へ。
6月に来た時、ここで出されたお料理がとても口に合った。
どうしても食べたかったカジキマグロの自家製燻製もメニューにあった!



↑これ。
やっぱりうま~い
燻製って言っても、硬くてスモーキーな感じじゃなくて、
お刺身にほんのりチップの香りをつけているようなもの。
あかん。やられる。

夫も大絶賛。「うまい~



↑鮪、鰆、帆立の西京焼き盛り合わせ。
どれも美味しかったけど、やっぱり鰆が一番西京焼きには合うように思う。



↑本日一番のヒット作。
ホッケの燻製。
いやはや・・・
燻製にするなんて邪道じゃないかと思っていたら、とんでもない!
味わいが深く、甘みとスモーキーな香りとが混じり合って、ただ恍惚となるのみ!

これに、日本酒。
もう、くう~っとね
ほんま、たまりませんわ。



↑あとは、酒のアテにお惣菜の盛り合わせを頼んだり。(隣の人の食べているのを見て、「あれください」と言ってしまった)



↑鶏むね肉の黒ゴマを絡めて揚げたもの。
これも香ばしくて美味しかった!

そして、これだ!


奈良漬3種盛り。
胡瓜、西瓜、瓜。
4年ものや10年ものの古漬けで、これが旨いんだ。
私は奈良漬って食べられなかったんだけど、前回ここでこれを食べて、「これなら食べられる!」と思った。
いやいや……、やっぱり旨いものは「好み」を超える。

お酒も二人で3合飲んで、おなかいっぱい。
とても幸せな気持ちでお店を出た。
このお店を教えてくれたアンデルさんに感謝!

それにしても、久しぶりのデート、楽しかったな

ついに、家が決まりました!

2009-09-13 17:38:48 | 生活
ほぼ、家が決定した!!
今日は仮押さえをした。
来週のシルバーウィークに両親に見に来てもらって、
一応確認をしてから、契約へと進む。

あ~長かったけど、とりあえず気に入った物件が見つかってよかった。
これだけ探せば、もう後悔はしないと思う。

土地だけ買って、指定のハウスメーカーで自由設計という物件。
設備などは標準仕様があるので、それに基本的には従うことになるが、
間取りや色などは自分たちで決められる。外観も。

12区画あって、半分以上はもう家が建って人も住んでいる。
お隣さんは現在工事中。
中を見せてもらったら、なかなか素敵だった。
少し高台で、南も西も抜けているので、見晴らしや日当たりもいい。

自由設計といっても、いろいろやるとお金がその分かかるので、
予算内では限られたことしかできない。
だから、もちろん何もかもが叶うわけではないけど……

でも、自分たちの好きな家を作っていけるのだと思うと、わくわくする。
楽しみだなぁ
順調にいけば、来年の春には新居に引っ越せそうだ。
あと半年の間に頑張ってお金を貯めるぞ

今日は帰ってからずっとギターを練習していた。
やっとドレミフラソラシドを弾けるようになった。
童謡で練習中。

チューリップ
ちょうちょ
メリーさんのひつじ
カエルのうた
ドレミのうた

↑持ち歌(笑)

やっぱりちゃんと曲になると楽しいもんだ。
こんな童謡でもね。

もっとスムーズに弾けて、きれいな音が出るように、
もう少しこの練習も続けよう。

ちなみに、Fはまだ押さえられない


コードFの壁

2009-09-10 21:57:33 | 生活
ムリ~
絶対Fはムリ~

簡単なADEコードを嬉しそうに弾いていたら、
夫に「Fを練習しなさい」と言われた。

誰もがつまずく壁らしい。

Fうんぬんというより、根本的な話だけど、
右利きの人は、右手で弦を押さえるほうが楽な気がするのは私だけ?
右手ならすぐできるような気がする……。
だって、左手って、これまでの人生でほとんど活躍シーンがなかったんだけど……

右手がアリさんなら、左手はキリギリス。
左手は、今まで働いたことありません。
字を書くのも右、箸を持つのも右、包丁持つのも右、何もかも右。

それなのに、30年以上遊んで暮らしてきた左手に、
いきなりアクロバットやれったって、無理でしょうに……

全くこちらの意志通りには動かず!!

しかし、いつもならこれでやめてしまう根性ゼロの私だが、
今回はまだやっている。
とりあえず、毎日5分でも1分でもいいから、ギターに触ると決めている。
今日はテレビ見ている間もずっとギターを抱っこして、ジャカジャカ。

キャプテン翼風に言えば、「ギターと友達」にならんとな。
(古っ!)

いろいろ初心者向けのサイトを見ていたら、
「子どもでもギターは弾けるので、手が小さいというのは言い訳だ」
と書いてあった。

手が小さいから無理だと思っていたんだけど
これは言い訳ですか……

ギタリストになるより、きき酒師になるほうが簡単だなぁ。
でも、今年はこれでチャレンジ2つ目。
きき酒師にもなれたし、ギタリストも頑張るぞ
まあ、2、3年はかかりそうだけど。
人生まだまだ長いんだから、新しいことを勉強したり練習したりしないとね。

牛馬のごとく働いて、1日の終わりの1杯の酒に幸せを感じ、
たまの休みにブルースを弾いて女と寝る……
そんなオッサンに私はなりたい。

変?(笑)

とりあえず、Fを練習します

それぞれの「Sweet Home Chicago」~ギター練習中

2009-09-08 00:22:18 | 生活
最近、ギターを練習中。

「15の夜からギターを弾いている」という夫様に習って。

とりあえず簡単なコードを覚えようと、
AとDとEは押さえられるようになった。

確か15年前もここまではできたんだ……

その後、Fでつまずいた。

指が痛い……という、最高にヘタレの理由で

でも、今回は1曲くらいブルースを弾けるようになりたい。

初心者が引きやすいブルースって何だろう?
ブルースマンの方、教えてください。

私としては、「Sweet Home Chicago」を弾けるようになりたい。
ブルースやるなら、誰もが通る道やもんね。

「Sweet Home Chicago」って、みんなやるけど、
ロバジョンに限らず、誰のコピーでもない。

みんな、それぞれの「Sweet Home Chicago」がある。
それが面白い。

ブルースって、自分を絶対に隠せない音楽だ。
本質が顕れる。

だから、やってみたい。
自分のどんな「Sweet Home Chicago」ができるのか……。

エア・ギターなら誰にも負けないんだけどなぁ
私が音楽に合わせてエア・ギターを弾いていると(!)
夫は「かおりって、絶対いいギタリストになるわ」と言ってくれる。

ね、いい人でしょ

その期待に応えるべく、ギターを弾けるように練習するのだ。

それぞれの「Sweet Home Chicago」。

↓最近好きなのはこれ。
ツインズ×マンボ松本さんの。
マンボさんは、大西ユカリと新世界のメンバー。
めっちゃ味のあるピアノを弾きはる。

これもまた、それぞれの「Sweet Home Chicago」。




プチ贅沢

2009-09-06 23:55:23 | 生活
家探しは、しばらく休もうと思いながらも、
土日になると、ついつい理想のマイホームを求めて町内を彷徨ってしまう。

最近は、土地を買って自分の好きな家を建てるということを考え始め、
いろんなハウスメーカーの資料を取り寄せている。

ちょっと良さそうな土地があったのだが、不動産屋へ行ったら、売れてしまったとのこと。
別の土地を見に行ったが、いまひとつ。

その後、山崎まで歩いて、前にも一度見学したことのある建売の物件を見た。
さすがにこれだけ家を見ていると、いろんなことがわかる。
前はただただ理想を求めていたが、今回は現実的に見ることができた。

「ん?意外にいいやん?」

というのが、私と夫の感想。
北向きに道路。西が畑。南は一段下がったところに家があるが、
その家の広い庭に当たるので南は完全に抜けている。
東に建っている家との間も結構空いているし、
土地としては、なかなかいい感じだ。

予算は多少出ているが、まあ、なんとかなる範囲。
かなり検討の価値あり!

夫と二人、機嫌を良くして、山崎のウイスキー蒸留所へ立ち寄った。
もし、この家を買ったら、蒸留所まで歩いて5分程度!
これもまたポイントだ。

テイスティングコーナーへ直行し、
いつものように樽出原酒15年を……。
このウイスキーは本当においしくて、香りだけでも恍惚となる。
買うと高いのだが、ここでなら15ml300円でのめるのだ。

3種類注文して、夫と分け合いながら楽しんだ

その後は、高槻の泉北ホームへ。
CMでもやっている「フル装備の家」が売りのところだ。
展示場の中に3階建てのモデルハウスが入っているのがすごい。
3階建てって絶対嫌だと思ってたけど、入ってみるとこれもなかなか◎
(といっても、2階建てにするけど)

標準装備のキッチンがかなり理想的でよかった。
それに、びっくりするほど安い。
でも、安かろう悪かろうではないみたいで、構造などもちゃんとしている。
土地が見つかったら、ここに頼むのもいいかもしれない。

この日は収穫がいろいろあったので、二人とも気分がよかった。
まだ5時くらいだったけど、キリンシティでビールを2杯飲んだ
これで帰ればよかったんだけど、なんだか楽しくなってきてしまい、
久しぶりに「四万十川」へ。

ビールと焼酎。
鯖のお造り、かつおのたたき、自家製燻製3種盛りを注文。

ここの売りは、なんといってもたたきだ。
ちゃんとワラを使って焼いてくれるので、めちゃくちゃ美味しい
素材はもちろんのこと、こんな単純なことでこんなにも美味しくなるんだなぁといつも思う。
鯖も燻製も満足の味だった。

ここのご主人は、いい人なんだけど、ちょっとクセがあって……
例えば、車の運転のマナーが悪い人がいて……という話をしていると、

「まあ、どっちみち、そういう人はすぐに死ぬでしょうけどね」

と言い放つ

でも、私はご主人に好感をもっている。
多少のクセがないと、おもろないやん(笑)

ただ、この店にはもう4年通っているが、まだ一人しか連れていったことがない。
あのかつおのたたきを友達にも食べさせたいんだけど、
焼酎が飲めない人が多いから……(焼酎の店なので)
あと、ちょっとご主人のクセに対応できるか心配だったりも……

そんなわけで、夫としか行かないのだが、
久しぶりに行って満足!!

まだお腹が減っていたので、お好み焼きを買って帰った。
お好み焼きは別腹だなぁ……

最近、節約していて、外食を控えているのだけど、
たまにこうやって、プチ贅沢するといいな。
ストレス発散できた、いい週末でした
家も、もしかしたら、決まるかも?!


ショックな出来事

2009-08-31 12:21:27 | 生活
家のことを一旦忘れようと思っているのに、
土日になると、ついつい物件を見に行ってしまう……。

昨日見た物件も悪くなかったんだけど、
JRのそばというのが難点。電車の音がうるさい。
「すぐ慣れますよ~」と営業さんは言うけれど、
とても慣れそうにない

安ければ、何かしら難あり。
気に入れば、高くて買えず……。

夫と二人、「所詮、うちらに買える家って、あの程度やねんな」とがっくり。
そろそろそのことを受け止めて、妥協しないといけないのかもしれない。

それでも、例えば今の賃貸みたいに、
古いとか、ドアが変とか、ベランダが狭いとか、
電源が少ないとか、電話線が変なところにあるとか、
いろんなマイナス点を差し引いても、大好きになれる家というのが
きっとどこかにあるんじゃないかと、彷徨ってしまうわけで……。

でも、闇雲に探していても無理なのかもしれないな。
少し心を落ち着けて、自然の流れに任せようか。
いい出会いを待って。

昨日はショックなこともあった。

私は、ぐい呑みを30個くらいもっているのだけど、
その専用棚に洗ったものを戻そうとしたとき、

ガッシャーン!!

なんと、上の段に乗っていたぐい呑みを落としてしまったのだ。
落としたぐい呑みも気に入っていたけど、
ショックだったのは、その下敷きとなってしまったぐい呑み。

よ……よりによって……、私がいちばん気に入っていた骨董が割れたのだ

あーあーあーあー

割れたぐい呑みの前で倒れ、放心状態になっていると、
夫が「待ってて!」と走って出て行き、瞬間接着剤を買ってきてくれた

一生懸命破片をつなぎ合わせてくれ、どうにか形にはなったのだが、
このぐい呑みでは、一生酒は飲めないわけだ。
(接着剤の匂いがすごい)

もう1つは高台の形で、下の脚が真っ二つに割れた。
これは、外側なのでなんとか酒を入れても大丈夫。
それに、これも作家モノではあるけれど、そんなに高いものでもなく、
また、若い作家さんのものなので、これから同じようなものは手に入る。

でも、骨董品はあかんやろ……
なんでよりによって……
どんなにお金を積んだって、同じモノはもう二度と手に入らないのに……

しばらく放心状態で何もする気が起きなかったが、
ゴーヤーチャンプルーと冷しゃぶサラダを作っている最中だったので、
仕方なく最後まで作って食べた。
ほぼヤケ食い……

今年に入ってから、私はもう既に3つも器を割っていたのだ。
これまでそんなに割ることなどなかったのに、なぜだろう。
きっと手が優しくないんだな、と思う。
いい器を使っていると、自然と手が優しくなる。
でも、それに慣れてしまっていると、こういうことが起こるのだ。

反省……

そのこともあってか、どうも精神的に調子が悪い。
昨日は珍しく夜11時くらいにぐったりして眠ってしまった。
8時間も寝た……

起きてからも気持ちは何となく暗い。
切り替えないとな……

カモン!もらいもん!

2009-08-18 13:53:25 | 生活
今月はもらいもんが多い。

前回のおさらい。

夫の実家の田舎から、うどん、すだちポン酢、緑茶。
夫の友達からお酒。
私の高校時代の同級生から新潟土産のお酒。
夫の実家から、米、かぼちゃ、じゃがいも、そうめん、すだち、お菓子。

この後、さみーが来て、ビールを6缶

それから、山口県の夏みかんケーキ。
これは、この間、旅行に行った時に泊まった萩の旅館から届いた。
お金の計算が間違っていたらしく、そのお詫び。

それから、うちの実家に行ったとき、残った牛肉
焼肉用だけでなく、ヒレカツ用も大きいのを1本もらった。
余ったプレミアムモルツも!

それから、夫の友達が来て、お酒を1本

すごい、すごい。

お金を遣いたくないけど、お酒は飲みたいという私の願いが叶ったようだ。
神様、ありがとう……

そして、さすがに今日は誰にも会わないし、何ももらえないだろうと思っていたら、

ピンポーン

ヤクルトのおばちゃんが!!
お試しと言って、サンプルを3本くれた。

素敵
ヤクルト好き。

まだまだ物品支給、受付中!
おかげさまで、生まれて初めて節約できてます(笑)

セレブ姉と庶民の妹

2009-08-17 12:15:53 | 生活
土曜日は京都にお墓参りに行った。
夜は、実家で焼肉パーティー。

私には3つ年上の姉がいる。
その姉と、てっちゃん(ダンナさん)と、ひな(姪っ子)、
それから私と夫が実家に集まった。

いつものように私が「焼肉奉行」をしながらみんなが肉をがっつく。
結婚当初は遠慮していた夫も、最近では肉が焼けるとすぐに箸を伸ばすようになった。
遠慮していたら肉にありつけない家族だと言うことを知ったからだ。
誰一人として夫を気遣う人はいない
戦場である。

100g1000円の上質肉が3種類、どーんと4キロ!!
夫は「すごいな、すごいな」と興奮
普段食べられない牛肉を食べまくった。

食後は、これまたお決まりのアイスクリームの取り合いがある。
いつもはハーゲンダッツなのだが、今回はゴディバ!!
夫が手土産に買って持ってきたのにも関わらず、いつもどの味を選ぶかジャンケンになる。
またもや誰一人として夫に「先に選んで、どうぞ」と言わない
本当に食い意地の張った家族である……

姉ちゃんは、食べ過ぎて動けない……と言って横になっていた。
でも、しばらくすると起き上がり、今度は自分が焼いてきたケーキを出してくれる。それもペロッと食べる。
大食いは、家族共通……

さて、そんな姉から、この日は重大発表があった。
てっちゃんの仕事の都合で、なんと、家族3人で年末からシンガポールに引っ越すらしいのだ

まさか身内から、海外に暮らす人間が出るとは……。

話を聞けば、3年間と決まっているらしいし、ひなもちょうど中学に上がったりもする頃なので、単身赴任にすれば?と聞いてみたのだが……

「だって、海外で暮らしてみたかってんもん」

と一言
そんな理由かよ……。

ひなも小学5年で一人でオーストラリアにホームステイするくらいの子だから、
シンガポールに行くことを楽しみにしている。
でもなあ、帰ってからが大変だよなぁ……。
まあ、考えに考えた末の結論だと言うことなので、水を差すようなことを言うのは控えておいた。

しかし、セレブやのぉ~

てっちゃんの会社はこの不景気に業績がよく大黒字。
外資系の大きな会社で、造っている製品の需要も多く、安定性もある。
家のローンも終わってしまったし、豊かな生活を送っている。

私が今、家を買うのに困っているという話をしたら、
「なんで家が欲しいの?賃貸でもいいやん。賃貸のほうが気楽じゃない?」
なんて言う。(自分はさっさとマンション買ってるのに!)

私が切々と、家を買いたい理由を語った。

人間はとりあえず住む家さえあれば何とかなる、
年金生活になっても、年金がもらえなくても、
とりあえず雨風さえしのげれば、食べるものなんてなんとでもなるねん、
家がなかったら、老後どうやって家賃を払うんや?
家さえあれば、とりあえず、ホームレスにはならんでいいやろ?

……そんな話を力説したが、姉は「ふうん」と腑に落ちない様子。

横で聞いていた母が姉に言った。
「賃貸でもいい、なんて言えるのは、余裕があるからよ」

そうだ!セレブに庶民の気持ちなどわかるまい!!

「それって、『パンがないならケーキを食べればいいじゃない』って
言ってるようなもんやんで
と私が言うと、我が家のマリー・アントワネット妃はケラケラ笑った。

毎回、この人と会うと思うけど……
同じ姉妹でも全く違う人生を送っているなぁ。

私がきき酒師の資格をとったというと、苦笑していた。
(姉は全くアルコールを飲めない)
そして、自分も資格をとったというから何かと思えば、「ラッピング」の資格らしい。

彼女はお姫様みたいな性質でもあるけど、真面目で努力家でもある。
昔からお菓子作りが好きで、小林かなえのスクールで何年も学び、
今は津田陽子のタルトを習いに行っている。
私も大好きなタルトなので、姉がそのレシピで作ってきてくれるタルトがいつも楽しみだ。
(この日は杏のタルトだった)

ラッピングの資格も、ケーキを人にあげるときや、
今後、仕事をしていくときに役立つだろうと勉強してとったらしい。

ポツンと一言。
「私、やっぱり勉強するのが好きみたい」

ま、まじめや……
子どもの頃から勉強家だったもんな……
出来のいい姉といつも比較されて私は育った。
だから、こんなふうになっちゃったんだろな……

でも、まあ、こんな姉なので、シンガポールでも楽しく暮らせるだろう。
今月中に視察(?)に行くらしい。
ひなの学校を決めたり……いろいろ。

庶民の私は、家探しに苦労している。
先日書いていたあの土地も、昨日売れてしまった。
これで、もうほとんどあてがなくなった……

とにかく今は頑張って働いて節約して、お金を貯めるしかないな。
セレブにはなれないしね。

もういいや

2009-08-14 22:29:04 | 生活
お盆休み2日目は、お目当ての土地を見に行った。
思っていた以上にいい土地で、南・西・北の3方が開けている。
少し高台になっていて、周りの家より一段高いので、人目も気にならない。

ちょっと山と名神が近すぎるけど、
それくらいは目を瞑れるようないい土地だった。

だけど、試算してもらったら、やっぱり予算オーバー。
マンションと違って管理費や修繕積立費がいらないから、
月々の返済は変わらないけれど、予算以上の借入をしなければならないのは確か。

その他もいろいろ営業さんと話をして、なんだか落ち込んでしまった。

やっとのことで決めた新築マンションをキャンセルして、
自分の住みたい家を作ろうと思ったけど、
それは「お金がある人」の選択肢だ。

これまでずっとほしいものは手に入れてきた。
頑張って手に入るものだったら、借金してでも。
今回の「自分の住みたい家」も、全く手が届かないわけではない。
少し頑張ればいいだけのことだ。

だけど、私1人の買い物ではないし、やっぱり夫に決定権はある。
私のほうが長く働いているのに貯金がないという負い目。
この町に住むことを許可してくれたという感謝。
そのうえ、さらに夫の精神的負担になるようなローンを組むことはできない。

もう手を伸ばせばすぐに届くものをあきらめるということは辛いけど、
これまで贅沢し放題で貯金してこなかった自分が悪いのだから、何もいえない。

結局、あのキャンセルした新築マンションに戻るのかもしれないな、と思った。
でも、いろんな可能性が消えていくのを感じたら、
もう家なんて買わなくていいや、と思ってしまった。
住みたくない家に住むくらいなら、この賃貸でいいや……。

いろんなことを考えすぎて、少し疲れているのかもしれない。
一度、家探しから離れてみたほうがいいのかも。

恋愛と同じで、「もういいや」と思ったときこそ、
運命の出会いが待ち受けているかもしれないし。

昨日、夫の友達が甲状腺癌になり、その彼女も癌になったという話を聞いた。
そんなことってあるんだろうか……?
でも、事実らしい。
手術は成功したけど、薬の副作用や後遺症でまだ苦しんでいるみたいだ。

そんな話を聞いていたら、家を買うなんてことで心を悩ませているのが恥ずかしくなってしまった。
今日、夫婦二人とも健康で生きているのだから、
これ以上の贅沢を望んだら、バチが当たる。

あきらめや、やけっぱちの「もういいや」じゃなくて、
もう少し穏やかな「もういいや」。
家のことで心を悩ませるのはやめにしよう。

でも、節約だけは続けないとね……

ささやかな幸せ

2009-08-11 20:19:15 | 生活
明日から5日間、お盆休み~

……なんだけど、仕事が終わらん。
「お盆休みに入るので、早めにラフ案出してください」
と昨日言われてしまい、ちょっと予定が狂った。

今、ものすごい睡魔と闘うために、ビールを飲みながらこれを書いている。

今月は貰い物が多い。

家を買うためにようやく「節約」という言葉を知った私に、
神様が優しく手を差し伸べてくださった

金曜、夫の実家の田舎から、うどん、すだちポン酢、緑茶が届いた。
昨日、夫の友達からお酒が届いた。
今日、私の高校時代の同級生が、新潟土産といってお酒を1本くれた。
今日、夫の実家から、米、かぼちゃ、じゃがいも、そうめん、すだち、お菓子が届いた。

素敵

物品支給、大歓迎。(特にアルコール類)

それから、今日は「ささやかな幸せ」を感じる出来事があった。
ささやかすぎて書くのも恥ずかしいくらいだが……。

塾の横にある、和菓子屋。
そこで、ごくごくたまーに、お菓子を造る工程で出たのであろう、カステラの切れ端が売られている。
たくさん袋に入って210円!!

夕方以降はまず見かけることはない。
なので、テスト期間や夏期講習などの昼間に授業があるときは、
店の前を通るとき、必ず目を光らせている。

そして、今日、この夏初めて出会ったのだ!!

私は一般人よりかなりの甘党だ。
甘いものを毎日食べるというのではなく、甘くないお菓子がダメ。
ビターチョコとか、はっきり言って、この世からなくなっても全然OK。
日本のお菓子も甘くないので買ってまで食べることは、ほぼない。

日本のチョコで食べるのは、ホワイトチョコだけ。
チョコレートケーキも、甘いと感じられないので、基本的には食べない。
あと食べるのは、外国製ののどがやけるほど濃厚で甘いチョコ。

そんな私がいちばん好きなお菓子……
それは、カステラ!!

カステラって、ただ甘いよね?
あの甘さがたまらんのだ。
甘さ控えめのケーキというのがあるけど、甘さ控えめのカステラってないし。
もうあの端の黒いとことか大好き!
できれば、ザラメがついててほしい!!

というわけで、隣の和菓子屋をいつもチェックしていた私。
210円でおいしいカステラがいっぱい食べられるのだから。

今日、買って塾へ行って、嬉しさのあまり、そばにいたハセガワさんとマツイさんに、
「隣のね、和菓子屋にね……」と語ってしまった。
二人とも穏やかで優しい人たちなので、こんなくだらない話も、静かに微笑を浮かべて聴いてくださった。
ううう……

授業の間の休み時間に、我慢できずにむしゃむしゃ食べて授業に戻ったら、
生徒が「せんせー、何してたん?」と聞く。
思わずポロッと「カステラ食べてた~}」と
嬉しそうに言ってしまったら、一瞬、間があって、

「……それって、俺らに言わんほうがよかったんちゃうん?

ものすごく冷静な大人ツッコミをいただいてしまった。

はい……、その通りです。すみません。

ひのきの方、これを読んでいたら、ぜひこれから和菓子屋に注目を。
見かけたら買っておいてね!
私のささやかな幸せ……

ビールは、清涼飲料水。

2009-08-10 11:23:03 | 生活
やっぱり雨だったけど、昨日は無事、室内で浴衣の会が行われた。
雨女・雨男の犯人も見つかった

浴衣好きな山守さんも来てくれて、久しぶりに会えて嬉しかった。
「一般女性の浴衣姿は久しぶりです」と言うので笑った。
相変わらずだ……
一体どんな店に出入りしているのやら……

男性陣の浴衣姿もなかなかのもんで……
なぜか私が着付けしてあげてたけど
男の人の帯なんて、初めて結んだわ。

そして、まこちゃんとケンカ(?)をしてしまったが、最後は仲直りできてよかった
買い出しに行っても、私の好きそうなものを選んでくれていた、と聞いて、
疑って悪かったな……と反省。(本当は感動してたの……)

ちょっと気になっているのは、新人の木村さんとしゃべっているとき、
またいつものクセでだんだん雄弁になってきて、
偉そうに人生経験(仕事のこと)を延々と語ってしまったこと……。
(夫の友達がうちに来ると、よく犠牲になるやつだ)

私は熱心に聞いてくれる人がいると、ついつい嬉しくなって話しすぎるんだよなぁ
途中、ちょっとしんどかったんじゃないかな?
今度会ったら謝っておこう……
(そのうえ、最後は氷を買いに行かせてしまった)


終電で帰っている途中、夫からメール。
「ビール飲みたいから買ってきて~

というわけで、さんざん飲んだ後だというのに、
帰宅後もまた夫とビールを飲んでしまった。

やっぱりビールって、最近はもう「お酒」と思えない。
ビールは、清涼飲料水!!
(さあ、皆さん、ご一緒に!“ビールは、清涼飲料水!”)

そして、昨日はビール以外、あまり飲むものもなかったし、全然酔わなかった。
飲み会でこんなに素面って珍しい。

でも、朝起きると、ちょっとけだるい……
台風のせいで大雨やし。

今日は、どうしても仕上げないといけない原稿がある。
午後から頑張ろう。

7月はかなり営業を頑張ったのだが、しっかりお盆休みがとれそうなのが怖い
4社に登録してもらって、早速1社から仕事をもらった。
あと、登録待ちが他に3社。
案件に応募しているのが2社。結果待ち。
とりあえず、地道に頑張るしかない。
不景気を肌で感じるよ……

家探しの件もあって、いろいろとふさぎ込みがちなこの頃だけど、
たまには大勢でパーッと飲むのもよかったな。
(基本、2人とか3人とかが好きなんだけどね)

浴衣の会が終わると、夏も終わる感じがする。
今年は、いい夏だ。
ビール飲んで、不景気なんて吹き飛ばそう!

本当は、こんな家に住みたかったんだ。

2009-08-07 11:40:16 | 生活
家のことばっかり考えていたら、だんだんしんどくなってきた……
少し休憩したい。

と思いつつ、また今日、フジ住宅の営業さんに来てもらった……

そう。
高すぎてあきらめていた憧れの自由設計一戸建て。

結局、新築マンションの何がダメだったんだろうかと自分で考えたとき、
・リビング以外の部屋が暗い
・自分たちらしさがない
・庭がない

この3つが理由だった。

私は、実家→上新庄に一人暮らし(1DK)→実家のそばで一人暮らし(2DK)
→そのそばに結婚して二人暮らし(2LDK)と引っ越している。
共通しているのは、上新庄以外はどれも築25年~30年くらいの古いマンション(アパート)だということ。
そうすると、リビングはあまり広くなくて、敷地が長方形でなく正方形に近く、
どの部屋も窓から明るい光が差し込み、家全体に風が通る。
そして、トイレやお風呂に窓がある。

今の新築はリビングを中心に生活するようにできている。
だから、敷地が長方形のことが多く、リビングはすごく広くて明るくて開放的。
新築マンションを買った友達の家に遊びに行ったが、
3人いて3人ともすごく素敵なリビングだった。
大きな窓があって、開放的で、バルコニーが広くて……。

たぶん、一般家庭はそれでいいのだろう。
それは、奥さんが仕事をしていない、もしくは仕事をしていても外で働いているからだ。
リビング以外の暗い部屋は、寝室として使えばいいのだから。

でも、私の場合、自分の部屋がいる。
結婚して奥さんが「自分の部屋」をもっているのは珍しい。
皆、ここに遊びに来たとき、「へー、やっぱり自分の部屋があるんだ」と珍しそうに言っていたので気づいた。
普通、奥さんはリビングで生活することが多いんだよな……

私は家にいる時間の7割は自分の部屋で過ごす。
それは、自分の部屋=仕事場だからだ。

今、こうしてパソコンに向かいながらも、目の前は南向きの窓で、
田んぼと空が見えている。
でも、新築マンションを買えば、角部屋でもない限り、一般的には、
外の廊下向きの(たいていそれは北向きだ)格子の入った、すりガラスの窓しかない、昼間でも暗い部屋で過ごさなければならない。
1日何時間も何時間も!!

それを思うと、急に気が滅入ってしまったのだ。
私にとっては、リビングよりも仕事部屋の確保が大事だと気づいてしまった。

それから、庭。
バルコニーが広いからいいか、と思っていたが、
やっぱり自分が夢に描いていた家には、庭があった。
母の庭のような。
そこに、桜の木を植えることが夢だった。
さすがにバルコニーに木は置けない……。

自分たちらしさ。

例えば、和室に、京都の源光庵のような丸い「悟りの窓」を作ること。
そこから庭の四季を眺める。

例えば、バーのスペース。
バーカウンターを置いて、そこを完全に「酒を飲むための部屋」にする。

例えば、ウッドデッキ。
そこで、休日にはのんびりビールを飲んだり、BBQをしたり。

例えば、防音のきいた部屋。
思い切り音楽を聴いたり、ギターを弾いたり。
夫のバンド仲間が来れば、ちょっとセッションしたり。

例えば、キッチン。
うちはテーブルを置かないので、カウンターキッチンは和室と向き合わせたい。
珍しい、料亭風のキッチン。

そして、仕事部屋。
できれば勾配天井で、窓が大きくて、山を見ながら仕事ができるような。

こんなに自分が暮らす家のイメージが明確だというのに、
やっぱり全く違う、一般人の生活スタイルに合わせた新築マンションはダメだった。

ただ、イメージは明確でも、それを実現するのにはね……

そう……

金や!金!!

金がいるんや!(笑)

ということで、どうすれば一番理想に近い家を現実にできるか考え中。
限られた予算だから、もちろん妥協は必要だ。
でも、その予算でできるだけ理想に近いものを……

無理してフジ住宅を買う案もまだ消えていないが、
今、有力なのは、30坪くらいの土地を予算内で買って、
フジ住宅さんの自由設計で建ててもらう……という方法。

お盆休みはずっと土地探しだ~

でも、やっぱりキャンセルしてよかった。
あと1年だけ頑張ろう。
1年経って無理だったら、あの新築マンションの売れ残ったところを検討する。

あー、しんど

とりあえず、節約生活続けよう。
仕事もどんどん営業しよう。(ひのきも頑張ろう)
昔、あんなに稼いでたのに、あのお金はどこへ行っちゃったんかな……
1人で食費8万くらい使ってたもんな……

あはは。
自業自得です

白紙に戻すという決意

2009-08-05 10:11:49 | 生活
ここにも書いていたし、友達にもメールで買うことが決まったと伝えていた新築マンション……。
既に申し込みも終え、手付金を金曜日に払い、
日曜日に本契約をするはずだった。

だが、今日、白紙に戻した。

あー、またこれで、家探し難民となって活動しなければならない
それを思うと憂鬱だが、仕方がない。

白紙に戻した理由。

それは、マリッジ・ブルー……

みたいなもので、申し込みを終えたら急に不安になってきたのだ。
結婚を決めた人が、「本当にこの人でよかったのかしら?」と考えるように、
「本当にこの家でよかったのかしら?」と思ってしまったのだ。

ちなみに、夫と結婚する時には一度もそんなことを思わなかった。
(マリッジブルー経験なし)

それは、ある夕方ふいに訪れた。
仕事の途中、休憩がてらリビングに座っていた。
もう夕方で、日が沈みかけていた。
ふと窓の外を見ると、空の色が変わり始めて、山が翳ってきて、
さわさわと田んぼの稲が風に吹かれていて……

とてもきれいで、静かな夕方だった。

そうしたら、突然、わっと泣き出したい気分になった。
もうすぐこの家を出て行くんだ……
そう思うだけで、せつなくて、泣きたかった。
それくらい、この家が好きなことに気づいた。

築30年近い、オシャレ感も何もない、小さなこの家。
だけど、二人で家探しをしたとき、入った瞬間にもう「ここだ」とわかった。
自分たちを歓迎してくれていたし、相性がよかった。
そういう家だった。

私は、家は生き物と同じだと思っている。
心がある。
だから、相性をとても大切にしていた。

もちろん、この家にずっと賃貸で住み続けようとは思っていない。
新しい家を購入することは絶対だ。
でも、買うのなら、この家と同じように自分たちを歓迎してくれる家がいい。
相性のいい家がいい。
入った瞬間に「ああ、ここだ」と思える、愛情を注げる家がいい。

そう気づいてしまったら、新築マンションを買うことが怖くなった。
来年の9月に建つので、もちろん中を見て決めることはできない。
設計図と出来上がり予想図と、モデルルームと、
それだけを見て決断しなければならないのだ。

実際に建って、中に入ったとき、好きになれなかったらどうしよう……
何か違うと思っても、もう後には引けない。
そう思うと、急に躊躇してしまったのだ。

こんなん、お見合い写真を見せられて、
本人に会わずに結婚するようなものやん……

オシャレで洗練され、先進機能の設備がついたマンション。
でも、イケメンで学歴も収入も高い男性と結婚したいわけじゃないんだ、私は。

会った瞬間に、絶対にこの人だと思える、そういう人としか結婚できない。

……もちろん、家探しと結婚を同じように考えているわけではないが、
とりあえず、「早く早く!今なら優先で入れますよ!」とせかされて
一生の買い物を決めてしまうのはやめようと思った。
もう少しじっくり考えたい。

結局、同じマンションを買うことになるかもしれない。
というか、その可能性はかなり高い。
でも、もう少し時間がほしいと思った。
優先じゃなく、抽選になってもいいから、もう少し……

どうなるかわからないが、とりあえず、白紙に戻した。

私はあまり「迷う」ということがない。
それは、自分の直感を信じているし、
自分のしたことに責任をもつ自信があるからだ。
そういう無鉄砲ともいえる決断力だけはある私が、こんなに迷うなんて
優柔不断の人みたいで嫌だけど、仕方がない。
昨夜、夫と遅くまで話し合って決めたことだ。
(夫も同じ意見)

また1から家探しスタート。
でも、ちょっと疲れたので、いったんお休みしてもいいかもしれない。
ついの住処を見つけるのが、これほど難しいとはね……

早く「ここだ」と思える家に出会えますように……

燃焼系の悩み

2009-08-03 16:18:59 | 生活
土曜日、ついにマンションの申込みに行ってきた。
こんな大事な日に夫は遊びに行ってしまったので、おかんについてきてもらった。
久しぶりに会うと…
太ってる!

「なんかもうね~食欲が止まらなくて」
とおかん…。

親子だ…

その後、夏は異常に食欲わくよね、とか、夏バテってなんやろとか、
そんな話でしばし盛り上がった。

しかし、私も太ってきているので、今日から少しセーブしようと思っている。
いくら燃焼系といっても消費が追いつかない。

世の中の女性を見ると、みんな涼しげである。
なぜだ?
長い髪の毛をおろしてる人を見ると、本当に不思議になる。
あれは暑くないんか?
ウール100%のショールかけてるみたいなもんやん…

私は燃焼系で暑がってるうえに、オイリーである。
みんな30歳超えたら乾燥して困るらしいのだが、私だけいつまでもオイリー。
最近、友達がよく「もう使わないから使って」とあぶらとり紙をくれるようになった…。
(随時受付中です)
あぶらとり紙は必需品。なんぼでもオイルがとれる。
いつもテカテカ…
ほんまにどうにかしてほしい。
こうやってアブラギッシュなおっさんへとますます近づいていくのだ

汗のかきかたも尋常じゃない。
スポーツもしてないのに頭から汗がしたたり落ちている人なんて、あんまりいないだろう…。
滝のように汗が流れ落ちてくる。

燃焼系オイリータイプにとって夏は大変な季節。
さっぱりしたいわ、さっぱりと