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桜の北東北 7

2018年05月10日 | 旅・東北
さてさて、がつんとアウェイ感ただよう見た目な「弘前中央食品市場」内のお惣菜屋「山田商店」さんにふられ…だったら「イベント営業しています」の公園へ行って屋台ごはんだ!と思い返して、元々桜を見に行くつもりだった弘前公園へ行くことにした。
弘前公園の桜は日本一との呼び名もあり、行くことが決まってから「この旅ほぼ唯一であろう観光スポット」にどきどきしながら開花状況を見守っていたんだけど~今年は桜が早かった!いわゆる桜のソメイヨシノはほぼ終わってて、見ごろなのは枝垂れ桜だけみたい。
それでも桜まつり期間のど真ん中なのか?道行く人はみんな同じ方向に向かって歩いていて「あーこれについて行けばいいんだな」ってな具合だった。市場から歩くこと約10分…目に入ったのが桜色のお堀!

うわー!なんじゃこりゃー!( ̄□ ̄;)
ソメイヨシノは終わってて、多分その散った花びらがお堀にこれでもか!ってくらいに浮かんでいるんだけど…ここまでの密度って、こっちじゃまず考えられないとビックリしたよ。

弘前公園は城址公園で、お堀が沢山張り巡らされてるんだけど、中にはこんな風に桜色の上を舟で渡ることができるよう。まー雅なねぇ。

で、お腹が減ってて、例の山田商店さんを探すべく(え?桜は?)とりあえず目に入った「観光案内所」で地元の方に聞いてみることにした。すると、自分が思ってたよりも名が通っておらず(それでも分かって下さる方は数名いらした)、とにかく屋台がメインで集まってる場所にあるのでは?という話から~「だったら俺、今時間あるからよ、案内してやるよ」と警備服のおじいちゃんが観光案内がてら同行して下さることになった。

観光案内所で紙のイラスト入り地図をいただいたんだけど~ちょーっと分かりにくかったので、おじいちゃんの案内はありがたかった♪ぐねぐねと道を行くと、いいタイミングでねぶたっぽいお神輿が来たのでパチリ。何か歌を歌ってたよ~

この手の桜は辛うじて残ってるのがこんな雰囲気(^^;;あと5日早く来たかった!!

弘前は戦災に遭っておらず、こちらの南内門も当時のまま残ってる門の1つらしい。他にも東内門、東門、亀甲門(北門)、追手門と計5つも残っているのだとか。たまたまその順番で来たんだけど、追手門(もう過ぎちゃってた)からこちらの南内門を通って中に進むのがおススメなんだとか。
さすがに戦国っぽいというか、門の手前で敵をやっつける的な仕組みがあり、門の構造を教えてもらったよ。

南内門から入って結構すぐに、ここんとこの「インスタ映え」ってポイントらしい「桜のハート」のポイントが。
もうちょっと花盛りだとハートもくっきりなのかもね(*´∀`)ちなみにダンナ氏が撮ったもの。
ちゃんとみんなに分かるようにハート型の目印が林の中に置いてあるよ。

お城の内堀の辺りも、まぁ見事な桜色☆
こちらの桜達はかなりの老木なんだけど、同じような老木の松川べりに比べると元気に見える。不思議だなぁと思ってたら、おじいちゃんが「アメリカの特別な肥糧が効いていた」とか今では「公園内に専門の樹医さんがいらっしゃる」とかおっしゃってたな。弘前が戦災に遭わなかったのも、この辺りに米軍の拠点があったからという話もあったらしい。

そして歩みを進めていくと、弘前城(天守)が見えてきた。

枝垂れ越しのお城はええね~と思ってたら、どうやらこの景色は期間限定らしい。

というのも、元々天守があった場所の石垣が時代を重ねることで変形し、外側に膨らんできてしまったらしい(「はらみ」というそうな)で、このままだと地震なんかで崩れかねないから、大規模な補修工事をすることになったんだそうな。
写真の足場がある部分にもともと天守があったらしい。

約3ヶ月かけて「曳屋(ひきや)」という作業をして、総重量約400トンの3層からなる弘前城(天守)を現在の位置に移動させてから、石垣の補修に入ったそう。ビックリなのが、一旦石垣をほぼ解体し、構成してる石に番号を振って、再構築するんだとか(°◇°)~
平成27年に城が移動して、28年から現在の位置で公開されてるそうなんだけど…写真にある本来の位置に戻るのは約10年後のお話なんだって。へぇ~
お腹が空いてたの通り越して、おじいちゃんの観光案内に耳を傾けながら、弘前公園をがっつりと見て回ったのでありました。
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