今日の朝のナント涼しいこと、最高気温も26度。昨日も気持よく晴れて、28度まで…。こんなに違うんですね。やっぱり〝暑さ寒さも彼岸まで〟は正解でした。
あの連日の30度越の日々は忘れようにも忘れられないはずなのに…人間って御し易い生きものですよね。ちょっと美味しいものをしゃぶらせればコロッと変わる…ホントカワイイもんです。
でもこの美味しいものがある集団には〝黄金〟だったりと…もういけません。たとえばそれが公僕だったり政治家だったりしたら…これはもってのほかですね。
あら、〝もってのほか〟といえば、確か山形の食べられる菊の花でしたっけ!でも、あれは紫色でしたよね。ちなみに今私が食べたいのは、同じ〝黄金色〟でも、新米ですけどね~。
そうだ、今日のテーマは〝驚き桃の木山椒の木〟の話でしたっけ!これは是非皆さん、参考にして…
実は2度目の「帯状疱疹」になったんです。初めて罹った時のことは以前にもブログに書いたことがありますが、その時この病気は一度罹ればもう一生罹ることはないと聞いていましたので、すっかり安心していました。
2,3日前、右腕の肘の内側に何だかポツポツと赤くなったところが、4,5個…何だろう?痒いから何かの虫に刺されたのかしらと、家にある薬を塗っていました。ところが、そのうち昨日は首筋にもポツポツと痒いところが…???エエッ、こんな所まで刺されたの。イヤだ!イヤだ!
気になりながらも、昨日は朝から「きらら俳句教室」で阿知須へ。午後は「宇部馬酔木」の句会でしたから、どうしようもなかったのです。(これらの話はまた後日に)そのうち夜になると今度は顔が痒い…右側の頬から眉の辺りまでポツポツが…。何だ、何だ!これは?
まさかホントに「帯状疱疹」???以前罹ったのは確か8年前だったからまた罹るはずはないし…。でも、おばあちゃんは2度罹ったとも言っていたっけ。特に目に出るとヤバいらしい!とも聞いたし…
それで、迷わず今日一番に病院へ。ところが、今日は日曜日でしょ…それどころか明日も明後日も休み。でも、こういう時は迷っていてはいけませんよ。自分の体のことですから…ね。
早速宇部市休日診療所へ、9時からですので行ってきました。しかし、行ってビックリ!
診療所に着くと青い防護服の人が入口付近で右往左往と。患者らしき人もあちらこちらに。以前の時も日曜日でしたが、全く様子が違います。そうなんです、コロナ対策なんですね。
受付だけ済ますと、後は車の中で問診表を書いて渡し、そのまま待機しているようにとのこと。しばらくすると白衣の医師が来て、外から診察…もちろん車の窓越しですよ。患部を眺めて…〝はい、薬を出しますからそれで様子を見て…〟と、そそくさと帰られました。辺りを見れば駐車場の車はみんなそのように…。だから何人のお医者様がいらっしゃったんでしょうか。ここには内科・小児科・外科・眼科・歯科・耳鼻咽喉科がありますが、全部外での対応のようでした。まるでこの駐車場が、どこかの被災地の臨時診療所のような…。
ここには薬局もありますので、そこで3日分の薬をいただき、聞いてみました。〝帯状疱疹には以前罹ったのですが、また罹るのでしょうか?〟〝はい、免疫力が落ちていると罹りますよ。薬は早く飲むほどいいですから、今からすぐに飲んで、後は時間を空けて飲んで下さいね〟と。じゃあ、やっぱりすぐに来てよかったんだわ!納得、納得!
私は、いつもこういう時は迷わず即行動です。大抵それが正解…また、外れていたとしてもそれはそれでいいんですよ。あれこれ悩んでもあまり役には立たないし、迷っている分だけイライラしてストレスも…それより早く決着をつけてすっきりした方がなんぼいいかも知れませんもの。
よく〝時機を逸する〟とか〝手遅れ〟とか言いますが、私はそういうことだけにはなりたくないと思っています。〝あの時こうすればよかった〟という後悔が一番イヤですから。以前にも書きましたが、自分の体は自分で守りましょう。いいですか、皆さん!
家に帰って、〝帯状疱疹〟についてゆっくり調べてみますと、どこを見ても、ウイルスの増殖は、皮膚症状の発症から72時間(3日)でピークに達するので、早期治療を行なうことということが書かれていました。ああ、よかった!
また、2013年のものですが次の記事が…〝一度帯状疱疹にかかると、水ぼうそうのウイルスに対する強い免疫力がつくため、再発することはほとんどありません。2回以上帯状疱疹にかかる人は、全体の約4~6%です〟と。これは、東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター 皮膚科教授・診療部長のことばですが、普通耳にしていたことがこれだったんですね。これが本当なら私は希少価値があるということなの?
ところが、皮膚科のエキスパートとして帯状疱疹の合併症治療に精通した小西皮膚科クリニック(京都市下京区/丹波口駅)の小西院長に、その症状や対策について詳しく解説してもらったという記事がありました。(これは2020年3月10日に取材されたもの)それを見ると、「どのような方がかかりやすい疾患なのでしょうか」という問いに…
水ぼうそうにかかったことがある人ならば、誰にでも発症する可能性があります。過労やストレス、ケガや病気、手術、加齢などによって免疫力が低下するとかかりやすくなり、50代以降になると発症率が高くなるといわれている身近な病気です。一度帯状疱疹にかかっても、免疫は5年ほどしかありません。一定の年数がたつとウイルスに対する免疫が落ちてくるため、高齢化も伴って、一生のうちに何度もかかる人も珍しくなくなりました。また、ストレス社会が影響してか、若い世代の患者数も増えています。全体として昔よりも患者数が年々増加傾向にあることからも、日頃よりかからないようにするための心がけが必要であるといえます。
では、帯状疱疹に罹る人と何度も再発する人の違いとは?ということを調べますと…
〝2014年10月から水ぼうそうの予防のためのワクチンが定期接種となったのです。つまり、1歳~3歳の子どもは無料(公費)で受けられるようになりました。それまでは任意接種で有料だったため接種する人がそれほど多くありませんでしたが、定期接種になって接種する人が急増。その影響で2015年以降は日本では水ぼうそうの流行自体が起こっていません。水ぼうそうウイルスに接する機会がなくなれば、免疫ブースター効果が得られず水痘帯状疱疹ウイルスに対する免疫はどんどん低下してしまいます。近年では、中高年以降に帯状疱疹にかかっても「もう一生かからない」と考えることはできません。5~10年後の再発を覚悟する時代になっているのです。そして、それを予防するには、「水痘ワクチン(水ぼうそうワクチン)」の接種が必須だといえるでしょう〟と。これは宇野皮膚科医院(東京都世田谷区北沢)の漆畑修先生。
以上、皆さん勉強になりましたか?医学も日々進歩していますが、私たちの生きている環境も変化してきているのです。昔はこうだったからというのはもう通用しませんから、その都度その都度、よく観察して、よく調べて対処していきましょう。
ちなみに、帯状疱疹に気づくのはピリピリする痛みや違和感からとよく言われています。早期発見はその時期なのですが、赤い湿疹様の皮膚症状はその一週間後ぐらいから現われてきます。
今回も医師に〝ピリピリしませんでしたか?〟と聞かれましたが、私はしなかったんですね。前回の時も蚊か虫に刺されたのかと思ったように、今回も。もしピリピリして痛かったら疑ったかもしれないのですが。だから症状も人それぞれですので、なんでも決めつけずに幅広く考えた方がいいようです。
写真は、我が家の白の彼岸花。賢い!やっぱり時を違えませんね。まだ赤いのは咲いていないのですが、花芽は出ていましたので、22日の秋彼岸にはしっかり咲くことでしょう。