ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝Stay  Home (家にいよう)〟週間ですよ!

2020年04月29日 | 俳句

 今日は4月29日、祝日の「昭和の日」です。もともとは昭和天皇の誕生日でしたが、崩御にともなって平成元年改称され、〝自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む〟「みどりの日」として、制定されました。ところが、平成19年より、「国民の休日」であった5月4日を〝山野の緑化をすすめる頃〟として、「みどりの日」に移行したため、この4月29日は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」の趣旨のもと、「昭和の日」と改定されました。

  昭和史のおほかたを生きみどりの日      千手和子

という句を、以前紹介して書いたことがあります(2018・7・6「千手和子さんを悼み」)が、今ならこの句はさしずめ〈昭和史のおほかたを生き昭和の日〉と詠まねばなりません。だとすると、これはもうくどくなって季語が蛇足になってしまいますね。この句がよかったのは「みどりの日」だったからです。和子さんはもう亡くなられましたが、きっとあの世でびっくりなさっておられることでしょう。

 ちなみに、私の歳時記にはまだ「昭和の日」は載っていませんし、当然例句もありません。ならば、今からいい句を詠めば例句に採り上げてもらえるかも。みなさ~ん、がんばりましょう!

 さて、さて、この大型連休に突入して、山口県では県外移動自粛を知事が呼びかけています。全国的にもStay  Homeを呼びかけて、新型コロナウイルス拡大を止め、死亡者などを一人でも減らすこと、また一刻も早く事態を終息させて、経済活動・文化活動・日常生活を通常化することを目指すというプロジェクトがすすめられています。自分が感染しないだけでなく、周囲の人に感染させない行動をすること、そのためには不要不急の外出を控えて、〝家にいよう〟ということです。

 それで、私たちも5月2日に行われる義姉の四十九日法要には欠席することにしました。今まで近い身内の法要で行かなかったことは一度もないし、まさかこんなことが起こるなんて想像もできませんもの。もしこれが父や母のときだったらと思うと…。

 そうなんです。義姉には子どもが4人。そのうちの3人は大分ですので問題ないのですが、1人だけ大阪にいるんです。看護師をしていましたので、有休を使って母親の最後の看取りをした子なんです。だから何としても来たかったようですが、ぐっと我慢、我慢…こんな可哀想なことはないでしょう。しかし、亡くなったのが3月15日だったのですが、コロナでなかったのが不幸中の幸いでした。だって、大分でクラスターが発生して大騒ぎされた、その病院だったんですもの。もしコロナに罹って亡くなったとしたら、私たちも今こんなことなど言ってられない状況だったかも。本当に感染するもしないも紙一重なんですからね。

 また、義姉に可愛がられた内孫の双子ちゃんもいるのですが、2人とも今は福岡にいるため法要に出席できないことに。大分にいる私の兄や弟たちは出席しますが、それも簡単に、食事は折り詰めを貰って帰ることになったそうです。また、私の末弟には末っ子の結婚式が控えていたのですが、それも全て延期ということになりました。

 まあ、こういうふうに多くの人が大なり小なりの影響を受けながらも、今は感染防止のために我慢するしかないんですよね。もしこれで何らかの良い結果が出なかったらどうなるんでしょう。気の短い人などが持ちこたえられずに〝堪忍袋の緒が切れ〟て、出歩く人がまた増えて、第二次感染が広がったり…なんて、本当に先行きが心配です。でも、がんばるしかないっちゃ!

 さあ、また明日から何をしましょうか。することは山ほどあるんですけどね~

 写真は、〝ジャスミン〟、「茉莉花(まつりか)」「素馨(そけい)」とも。夏の季語です。インド原産のモクセイ科の常緑低木。強い芳香がありますので、香料やジャスミン茶などとして楽しまれます。 

 

 

コメント (5)
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