ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

昨日はまるで〝青天の霹靂〟でした!

2020年04月24日 | 俳句

 昨日はまるで〝青天の霹靂〟といっていいような1日で、なんと恐ろしかったこと!まあ、聞いて下さい。少々のことではびくともしない私ですが、本当にビビりました。

 先ずは午前中のうれしいことことから。3週間経ったので整形へ行きレントゲン撮影、写真を見ながら説明を聞きました。順調に骨が出来つつあるよ…これからは骨の生成を促進させる電気治療に変えようと先生。それで〝毎日通院できるかね?〟と聞かれましたので、もちろん〝はい〟です。ということで、ギブスが取れました。ヤッターです!でも、まだ半分しか骨がついていないので、絶対に捏ねたり転んだりしないようにという注意も上の空で聞き、ルンルン気分で明日からの治療予約をして家路へ。

 ちょうど昼時でしたので、いつもの魚屋さんに寄って、お弁当と魚を買って帰りました。本当に昨日はいい天気で、この青空のように久しぶりに私の心も明るかったんですよ。

 それが、夕方食事の支度前に一服と休んでいると…急にお腹の調子がヘンに。何これ…??? お臍の周りがシクシクと……痛い!イヤな予感がしました。そのうち今度はムカムカとしてきて…エエッ、どうしたの…もう我慢出来ない!と吐いてしまいました。ところが、これが1回、2回、3回…と、吐いても吐いても治まりません。もしかして、これもコロナのせい?と思ったりしていると、今度は悪寒が…

 急いで体温を計ると36.2分…でもこれはいつも熱が出るときの前兆だわ…本当にヤバい! すぐにネットで調べましたよ。コロナウイルスでも吐き気の症例があるのかと。そのうち主人や息子が帰ってきて、何事かと驚くばかり。私はその後も吐き気が治まらず、…もう吐くものもないのにむやみやたらと喉が渇いて、水を飲めば今度はその水を吐きに…ああ、まるで胃を洗浄しているようでした。今までにも腹痛や吐き気で苦しんだことは何度もありますが、今回のようなのは初めて。

 主人が病院には?と聞くので、かかりつけの病院は6時過ぎてたのでダメ、6時30分までの他の病院も連絡したけど、今度は誰も出なかったのよという。そのうち痛みは益々酷くなるし、案の定熱も上がってきて37.2分に…

 コロナのことがなければこんなには心配しなかったのですが、もしそうだったらみんなに移してしまう…これは何とかしなくっちゃという、そんな恐怖と不安が頭を過ぎったのです。

 思いあぐねて、大分の薬剤師の弟に相談すると、どこにでも夜間の当番医がいるからそこへ連絡して薬を処方してもらうといいという返事。それならと主人がいろいろ調べて救急病院へ電話してくれましたが、どこもダメでした。内科医がいないからとか、ここではなにも対応できないから他所へとか…、いろいろ言われた挙げ句、消防署に連絡して救急車を呼ぶようにとか…さんざん振り回されました。救急病院はどこもみな大きな総合病院なんですけどね~。

 ああ、これがたらい回しなんだなと実感。でも、このままでは耐えられそうにもないし…。コロナがなければこれは間違いなく何かの食あたりではないかと…でも、考えてみると主人や息子と昨夜から同じものしか食べていないのにというのが、余計私の不安を掻き立てたのです。しかし、救急車を呼んでまでというのはどうしても気が引けて、弟に相談の上で市販薬を飲むことに…。

 これ、まだ9時前の話ですよ。電話だったらみんな体よく断られるんですね。直接駆け込んだら渋々診てもらえるのかしら。それでも、科が違うからとかいって断られるのかしら…。もしこれが高齢者や子供だったりしたら…怖い!救急車でもたらい回しされて手遅れになったという話も聞いたことあるし、本当に最近の医療の現場にはいろいろと問題があるような気がします。が、確かに医者も人間ですから、夜中まで診療するのはイヤでしょうけどね。

 昔の〝赤ひげ〟先生のようなお医者様は、もうドラマの中だけなんでしょうか。以前は懇意にしていたお医者様がいて本当に助かりました。時間外でも連絡すれば指示を仰げましたもの。最近では家庭医を持つことを勧められますが、専門化した現代の医療状況ではそれも夢物語のような…

 ところで、その後どうなったのかと…心配して下さいました?アハッ、今こうやってブログ書いていますから分かるでしょ…

 今朝一番にかかりつけの病院に昨日の状況を連絡しました。すると、熱も痛みも今は薬で治まっているのかも知れないので、今日一日薬を飲まずに様子を見て、熱などがまた上がるようなら夕方来て下さいと。それで一日おとなしく様子をみて何とか治まりましたので、病院へは行きませんでした。ああ、よかった!でも、考えてみるとコロナだけが病気ではないんですからね。今まで通りの病気はいくらでも罹り得るでしょうし、緊急を要する病状もたくさんあるでしょうに。なんだかコロナのせいで後回しにされているような気がして、これも不安になりました。でも、こういう状況で日夜働いておられる医療従事者の方々のご苦労にも頭が下がりますし、心も痛みます。しかし、もしこんな状況の中で義母になにかあったらと思うとゾッとしました。

 昨日はギブスが取れてルンルン気分から夕方には奈落の底へ落とされて…こんな一日はもうごめんですね!

 写真は、〝月桂樹の花〟で、季語にはなっていません。雌雄異株で春に花が咲き、果実は暗紫色と…説明がありましたが、我が家のは実がなりませんから雄株なのでしょう。料理の香辛料に使います。月桂樹の花言葉は「栄光」「勝利」「栄誉」ですが、一日も早くコロナに勝ちたいものですね。がんばりましょう。

コメント (13)
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