ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

小野田吟行〝本山岬〟

2019年11月20日 | 俳句

  今日は天気予報通りよく晴れていましたが、外に出ると寒い!最高気温が14度ですもの、仕方がありませんねえ~。でもこれだけ快晴で風も余りありませんからきっとだんだん暖かくなるでしょう。大丈夫!

 いつも通り9時に集合して出発です。今回は欠席と現地集合の人がいるので、5人の車1台で出かけました。行く先は、近場で山陽小野田市。宇部からは30分弱で本山岬へ到着。現地集合の2人と合流して早速吟行開始です。

 先ず本山岬公園にある「金毘羅宮」へ。ここの狛犬さんはナントお化粧をしていてビックリ!眼と赤い口がとても印象的でした。今まで何度も来ているのに…全く気が付きませんでした。もしかしたら最近出来たのかしら?もう一つ気が付かなかったことが…「蛇神様」が祀ってあったのです。昔からこの辺りには〝ハミ〟、蝮(まむし)のことですが、たくさんいたんですって。オオコワッ!よ~く拝んどかなくちゃあ…。右が蛇神様で、左は観音様なんですって。

 この岬端の展望台からは対岸の九州が見えるのですが、木が生い茂ってちょっとしか見えませんでした。空気が澄んでいたら確かに関門橋が見えるはずなんですけどね~

 次に、周防灘に突き出るように海に面している岬の海岸へ下りていくと、自然が作りだした奇岩〝くぐり岩〟があります。古墳時代にこの地域で盛んに作られたタコ壺が打上げられていることもあるそうですよ。満潮の時は無理なのですが、ちょうど潮も引いてくぐり岩まで行って岩を潜ることが出来ました。よく晴れていたのにやはり潮風は冷たくて、頬を刺すようでした。でも対岸の九州もよく見えていて、〝あれが関門橋?〟などと言いながら次へ向いました。

 次に向ったのは、JR西日本の小野田線支線(通称・本山支線)の終着駅の「長門本山駅」。車止めに向かって左側に単式ホーム1面1線のホームを持つ海の見える駅で、来た列車がそのまま折り返すだけの構造となっています。かつてはここも炭坑で賑わった時があったのでしょうが、もちろん無人駅。自動券売機等の設備もなく列車も一日3本だけ。以前は駅舎があったのも取り壊され、今は待合室とホームのみとなっています。しかし、駅の向こうにははるか一面にキラキラと輝く周防灘が開け、風が吹けばそれに乗って潮の香りが…目の前の家には蜜柑が黄色に熟れていました。こんなひっそりとして長閑な駅は、きっと鉄道マニアにはたまらないのではと思ってしまいました。ちなみに電車が通るのは、朝の7時台に2本、夕方18時台1本の3本で、恐らく通学でしょうね。自転車が2,3台置いてありました。

 次は桜の名所でもある「竜王山」へ行くんですが…。でも、もう遅くなりましたし、疲れていますのでつづきはまた明日にでも…。ではオヤスミナサイ!

 

コメント (2)
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