ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

〝うべの里アートフェスタ〟

2019年11月07日 | 俳句

 一昨日からの冷え込み…特に夜の冷え込みがヒドくって、最低気温がやれ10度だ5度だと…ホントかしらと思っていると本当でした。だから起きていると足の冷えが一段と…、それで何もやる気がしなくなり、とうとう昔のアンカを引っ張りだし布団に入れて早々に寝ました。

 今夜も11度ですって…することがありましたので、ついに今年初めての暖房を入れて頑張っています。

 そういえば、11月はあちらこちらの地域で文化祭がありますね。こちらでも地域のふれあいセンターで実施されるんですが、それがみな第2日曜日と第3日曜日に集中して重なり…。それで私の俳句教室もあちらにもこちらにもと出品して展示しないといけませんので、その準備や片付けなどで忙しいんです!おまけに、第4日曜日は宇部市芸術祭〝俳句の集い〟が開催されますので、その選句も。というわけでいつもの俳句教室に加え余分な仕事が増えて、さあ、目いっぱい頑張らないと!

  閉山の町にもありし文化祭        樋口幸男

 本来11月3日は文化の日、毎年こちらではこの日が〝宇部まつり〟なんです。今年は第1日曜日と重なったんですが、子供が小さいときは見に行ってました。でももう随分行ったことがありません。その代わりに先日の吉部の秋祭へ…。また、これは〝うべの里アートフェスタ〟の開催年で、その兼ね合いでやっていました。

 この〝うべの里アートフェスタ〟というのは、北部中山間地域の活性化や交流人口の増加、移住・定住の促進を目的に、2年に一度、「UBEビエンナーレ」の開催に合わせて、北部の地域資源等を活用し、アート作品の展示やUBEビエンナーレ関連作品の展示、各種パフォーマンス、ワークショップ、音楽イベント、地元の食材を使用した食の提供などを行うアートイベントです。 3回目となる本年は、地元にスポットをあて、北部で活躍するアーティストの紹介や作品展示、伝統文化である箏、赤間硯の展示や岩戸神楽舞を上演するとともに、来場者が日本文化を体験できるワークショップやツアーも実施しています。

 その一つがこの吉部で行われていて、先日の村芝居のついでに覗いてきました。この近くに山口県で唯一の琴製作所がありますので、その演奏や展示及び演奏体験などのワークショップを開催していました。昔…といっても大学時代の先輩に誘われ箏曲部に入ってちょっとだけ齧っていましたので、懐かしくなって弾かせて貰いました。アアッ、音が出る…当り前なんですけどね~、いい体験をしました。

 次に〝文化財装飾復元模写の世界〟と題しての馬場良治展。馬場良治氏は、以前ブログで紹介しましたが、日本画家で文化財修復の第一人者。平等院や三千院などの修復過程等のパネル展示および映像や資料などを展示。この3日には「馬場良治ギャラリートーク」があり、聞きたかったんですが、村芝居の時間と重なって聞けませんでした。残念!

 更にここには、第25回UBEビエンナーレ(2013年)で島根県立石見美術鑑賞・緑と花と彫刻の博物鑑賞(市民賞)受賞の〝じいちゃんの鼻の穴に宇宙があった〟という、佐藤圭一さんの作品が常設展示してあります。

 作家のコンセプトは、「昼寝をしているじいちゃんの鼻の穴を覗いたら宇宙が見えた、という作品です。そして、星に見える光は実は後頭部のつむじに沿って空けられた無数の小さな穴から射し込む外光で、それが宇宙に見えるという単純な仕掛です。 身近な人の中に広大な宇宙のイメージを、壮大と庶民的が、深遠と薄っぺらが、高尚と下世話が、先鋭と平凡が、ファンタジーと日常が、同次元で感じられればとの想いが込められています。」と。彫刻の傍に〝鼻の穴を覗いてみてね〟と書いてありますので、みんなが覗きます。もちろん私も…。他にもいろいろなものがありましたが、もう見切れませんでしたので、これでオシマイで~す。

 最後の写真3枚は、このあたりを描いた絵画、ちょっと変った現代的な二宮金次郎、犬蓼の花の〝赤のまま〟ですよ。

 

コメント (2)
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