ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

牡丹のころ

2019年04月28日 | 俳句

 昨日は全く何にも予定がなく、一日中何をしていたっけ?溜まっている新聞や雑誌などを読み身辺整理をして、ナント言うことなく終ってしまいました。こんな調子だとアッという間に連休終ってしまうわよね~と、つぶやく二人。

 今日は10連休の2日目…予定があります。ウレシイ!午後から予約していた美容院へ。本当は土曜日にと思っていたのですが、予約が一杯でこの時間しか空いていないと。今日はパーマも掛けて、ちょっとオシャレに短くして…夏バージョンにしました。その後は常盤公園でYさんと会う約束をしていますから。

 宇部陶芸連盟の陶芸展が、26日~28日までこの常盤公園の湖水ホールで開催されています。主人も出品していますので、それも見ようと思っていたのですが、片付けがあるため28日は4時で終了。美容院が意外と時間が掛かってしまって、残念ながら到着したときは片付けて帰ろうとしているところでした。Yさんとはその湖水ホールで会う約束をしましたので、その後地下のレストランで1時間ほどお茶をしました。福岡で会ってから二回目ですが、昔からの馴染みのようで…。この連休に実家の下関へ帰るので会いたいということで、宇部まで会いに来てもらったのに、時間がなくて、ゆっくりお話ができずにゴメンナサイ。

 彼女はB出版社に勤めていますので、いろいろと出版業界のことを教えてもらいました。やはり餅は餅屋で、私の知らないことが多く、とても参考になりました。アリガトウ!

 いよいよ平成もあと2日になってしまいました。この連休の渋滞をニュースで見る度、〝ご苦労様〟と声を掛けてあげたいです。明日は〝着物でランチ〟のイベントに娘と出かけようかと思っていたのですが、どうも雨のようで…取りやめました。すると、帰る時にはもうポツポツと降り出して、やっぱり取りやめて正解!

 俳句の話は、このところ…今日もなにもありません。ああ、そうだ!Yさんに見せようと思って、久し振りに母の句集『白寿』を引っ張り出しましたので、そこから一句。更にこの句に頂いた佐野まさる氏の選評もどうぞ。

  子の牡丹夫の牡丹と供へけり

 表現はさらりとしているが、この句は、想いは深い。

 先立たれてしまった子と夫の墓前に、豊かな花の牡丹を子のもの、夫のもの、と分けながら供えているのだ。分けるのは子に子への、夫には夫への想いが、それぞれにあるからである。「子の牡丹、夫の牡丹」の牡丹のリフレインが哀調を帯びる。(百鳥同人・佐野まさる)

 牡丹の花を見ると、いつも母のこの句を思い出します。去年ちょうどこの牡丹の頃に実家へ帰ったとき、義姉が牡丹が咲いたからといって仏壇に供えていました。きっと義姉は、夫(私の兄)へ義父、義母へと供えていたのでしょう。

 そういえば、この常盤公園の牡丹園も今が一番見頃…それも見ずに帰ってしまいました。いつからだったかしら…、確かライトアップされているとか…まだ間に合えば今度観に行って、写真でも撮りましょうか。乞うご期待!

 写真は、常盤公園の湖水ホールです。

 

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