ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

藪蘭(ヤブラン)

2017年08月25日 | 俳句

 8月23日は「処暑」でしたが、今年の残暑は衰えを知らないようですね。今日は少し曇でしたが、暑いのには変りありませんでした。やっぱり35度!

 今日は、25日締切の句稿、5句と5句を仕上げ、俳句大会の選句がもうリミットなのでそれも仕上げて送らないといけませんでした。だから今日の予定は全部キャンセル…5時過ぎやっと清書して郵便局へ急ぎました。6時までに出したら明日届くというので頑張りましたよ。でも、まだ書いて仕上げないといけない原稿が2ッ残っているんですよ…それでようブログ書いてるねえ~とよく言われます。自分でもアホかいなとは思うんですがね~(笑)まあ息抜きみたいなもんですから、読んで下さい。

 私の好きな花の一つに〝藪蘭(ヤブラン)〟があるのですが、歳時記にはどこにも見当たりません。とてもザンネンです。

 ヤブランは、林の下などに生える常緑の多年草。キジカクシ科ヤブラン属。別名「リリオペ」「サマームスカリ」、東アジアに分布。開花は夏から秋で、花は薄紫色の小さいもので穂状に咲き、葉は細長く先が垂れている。園芸品種には葉に斑入りのものがあり、花期以外でも鑑賞のため庭に植えられていることが多い。花の後には黒い実がなります。

 この〝ヤブラン〟でいい俳句でも詠めたら…、歳時記に季語として…なあ~て、夢のまた夢ですよ!モチロン

 これとよく似たのに〝ジャノヒゲ〟というのがありますが、これはしっかりと夏の季語になっていて、その実は〝竜の玉〟として冬の季語です。特にこの瑠璃色の実が〝竜の玉〟という名前のようにロマンがあって珍重され、俳句ではよく詠まれています。また、この実は硬くてよく弾むので、子供たちは〝弾み玉〟といって昔は遊んだりしたものです。我家にはジャノヒゲを植えていませんので、まだ見つけたことがありません。冬になってどこかで見つけたら写真を撮っておきますね。

   竜の玉深く蔵すといふことを   高浜虚子

 

コメント
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