金沢の観光スポットレポート その802(No.1190)
◇金沢の冬2017-3 金沢5社参り ②小坂神社社
金沢五社(かなざわごしゃ)とは石川県金沢市に所在する神社の内、江戸時代から神官が守護する宇多須神社、小坂神社、神明宮、椿原天満宮、安江八幡宮の吉田神道の五つの神社の総称である。五社ともに近代の社格制度では県社に列格された。この五社全てを参る事を「五社参り」と言い、盛んに行われた。
■写真は一の鳥居
2.小坂神社(こさかじんじゃ)
当社は養老元年(720)の創建の延喜式内加賀十三座の中の一社であり、社頭は一揆に依り焼失したが、寛永13年加賀藩主前田家に依り再興され、北効一円の春日社の総社として地域の人に親しまれ、藩主前田家もことある毎に当社に祈願したとされている。
現在地:金沢市山の上町42-1
御祭神:天兒屋根命 武甕槌神 比咩大神 經津主神
■写真は二の鳥居
■写真は天神社
■写真は稲荷社
芭蕉はここ小坂神社に参拝し、句会を開いたといわれる。小坂神社を登って行くと右側の木陰に昭和24年(1949)
金沢蟻塔会建立の碑がある。正面に 「芭蕉翁巡錫地」と刻み側面には北枝の句「此の山の神にしあれば鹿と月」が刻まれている。
■写真は芭蕉翁巡錫地記念碑
■写真は手水舎
■写真は三の鳥居
■写真は逆立ち狛犬
■写真は拝殿
■写真は本殿
□神社庁ページ
□撮影日:2018.1.4
(つづく)