金沢の観光スポットレポート(No.1780)
◇春の金沢2020-3のとキリシマツツジ展、四高記念公園
〇のとキリシマツツジ展(しいのき迎賓館)
能登半島はキリシマツツジの日本一の集積地です。樹齢百年以上の古木が500本以上点在しています。ツツジの研究者も驚いた木の大きさと品種の多さ。中でも樹齢300年以上の大木は山のような存在感で初めて見る人を圧倒します。
印象的な『深紅』の花色。人の心を魅了する「赤」。写真では決して再現できない赤。枝先に咲く花が葉を覆い隠すので木全体が紅一色の半球形になりま。色違いや変異も含め7品種3系統が確認されています。
キリシマツツジはそもそも江戸霧島という園芸品種で江戸時代に作り出されました。世界最高水準の園芸文化を極めた江戸に霧島山からキリシマツツジ(本霧島?)が入った1656年以降、品種改良され日本中で大流行しました。キリシマツツジ(江戸霧島品種群)は1730年代に能登へ伝来しています。
■写真はのとキリシマツツジ
□のとキリシマツツジの郷ホームページ
〇四高記念公園の花
■写真は四高記念公園
■写真は東急スクエア
□撮影日:2020.3.21
(つづく)