植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢の芭蕉句碑を訪ねる(5) 田井菅原神社、宝泉寺

2014-01-14 05:39:32 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その220(No.384)

◇金沢の芭蕉句碑を訪ねる(5) 田井菅原神社、宝泉寺

9)田井菅原神社(天神町1丁目3-16)

ご神体は、田邊左衛門という者が菅原道真より賜った自画
像と伝えられる。後の喜兵衛の代に田邊家は三代利常より
代官を拝命。明治期に田邊邸内に神社が建てられ、明治13
年(1880)、田井の生産神となった。

■写真は田井菅原神社鳥居



「風流の はじめや奧の 田植唄」

この句碑は、最初からこの地に、置かれたものではなく、
当年に奉納という形で移されたと伝えられている。
・芭蕉句碑は明治21年(1888)3月下旬建立

■写真は芭蕉句碑



■写真は正月紅白餅を飾った拝殿



10)宝泉寺(ほうせんじ、子来町57)

宝泉寺は真言宗のお寺で創建は慶長11年(1612)前田家の
祈願寺で本尊の摩利支天は、前田利家の守本尊だったと言
われている。

卯辰山への東山からの登り口子来坂を上がった途中が宝泉
寺の入り口になり階段がある。その階段を上った所のすぐ
左の植え込みの中に石碑があり、柳陰軒址と刻まれている。

■写真は宝泉寺参道



俳人鶴屋句空の草庵「柳陰軒」があった場所で、芭蕉が2
1日に訪ねたと言われています。ここで詠んだという句が
横に刻まれている。
・芭蕉句碑は建立不明

「ちる柳 あるじも我も 鐘を聞く」

■写真は芭蕉句碑



■写真は本堂



また宝泉寺には金沢出身の幕末の俳人桜井梅室の句碑が二
つある。「ひと雫 けふの命そ 菊の露」「屋の棟に そ
ふて植けり 梅柳梅室」の句碑です。

■写真は桜井梅室句碑



■写真は五本松


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