金沢の観光スポットレポート(No.1670)
◇秋の金沢2019-7 尾山神社、国立工芸館
○尾山神社の概況
慶長4年(1599)に加賀藩藩祖前田利家を祭り創建された卯辰八幡社(現宇多須神社)を、明治6年(1873)に卯辰山から金沢城の出丸金谷御殿跡地(現在地)に移し、本殿、拝殿が建てられ、尾山神社とした。
尾山神社の神門は明治8年(1875)に完成したのですが、神門の和洋中の三様式が取り入れられた五色のギヤマンが綺麗です。
■写真は完成間近の本殿
■写真は尾山神社
〇国立工芸館
2016年8月に東京国立近代美術工芸館が石川県金沢市へと移転されることが発表され、通称を「国立工芸館」とし、2020年の東京オリンピック・パラリンピック前のオープンを目指し工事中。
移転に際しては、現工芸館が所蔵する美術工芸作品のうち70%に当たるおよそ1900点以上が金沢へ移り、この中には人間国宝や日本芸術院会員が制作した全作品約1400点も含まれる。
また美術館の外観は、国の登録有形文化財である「旧第九師団司令部庁舎」と「旧金沢偕行社」が活用される。
■写真は完成間近の国立工芸館
(つづく)