金沢の観光スポット体験レポート その381(No.599)
◇金沢の桜2015(その16)兼六園⑦
11)普賢象(ふげんぞう)
雌しべが花の中央から2本出ており、細い葉のように葉化
している。この雌しべが普賢菩薩の乗る普賢象の鼻に似て
いる事からこの名前がつけられた。
花は若いうちは薄紅色をしており、徐々に白くなっていく。
最盛期を過ぎると徐々に花の中心部が赤く染まる。
場所は日本武尊象の裏で兼六坂方向にある。
■写真は普賢象(撮影:2015.4.25)
12)関山(かんざん)
サトザクラ系明治初年に東京荒川堤の桜として有名になっ
た桜で、花は濃紅大輪で、花弁数は30枚程度です。
場所は桜ヶ丘を登り寄観亭(きかんてい)の前にある。
■写真は関山(撮影:2015.4.25)
13)福桜(ふくざくら)
千歳台のある福桜、外弁・内弁およそ200枚の花弁をも
つ、幾つかの雄しべ雌しべがある福々しい桜です。ヤマザ
クラ系の里桜です。
■写真は福桜(撮影:2015.4.25)
14)名島桜(なじまざくら)
原木は、金沢市にありましたが、現在は枯死しています。
他の菊咲き品種にくらべ葉化した雌べと周囲の雄べとはっ
きりと見えます。開花が進むと先に咲いた部分が白色にな
り、二段目の花が現れます。
場所は真弓坂入口と料金所の中間左にあります。
■写真は名島桜(撮影:2015.4.16-25)
(つづく)