植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢茶の湯めぐり 1-1(観光施設で抹茶を飲む)兼六園 時雨亭

2014-05-28 04:47:29 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その269(No.440)

◇金沢茶の湯めぐり 1-1(観光施設で抹茶を飲む)

金沢には観光施設、歴史的建造物などに茶室が多くあり、
気軽に抹茶や煎茶が飲めるところ、茶会などを開催できる
施設が多くある。今回は金沢茶の湯をめぐります。

□金沢茶の湯の歴史

室町時代に始まったと伝えられる茶の湯は、戦国時代には
武士の嗜みとされるようになり、静かにお茶を点てること
は乱世を生き抜くための心の慰みであり、権威の象徴とし
て、また客をもてなす場として茶の湯が用いられました。

前田利家もまた、織田信長や豊臣秀吉らの影響を受けて茶
の湯に関心を持ち始めました。茶道の大成者である千利休
や織田有楽斎に学び、加賀藩に茶道の文化を定着させ、諸
大名などを招いて頻繁に茶会を開くようになりました。
江戸時代に入り、三代藩主・前田利常が裏千家の千宗室・
仙叟(せんそうしつ・せんそう)を指南として招いたこと
で、加賀藩に裏千家が普及しました。五代藩主・前田綱紀
の頃になると、職人や町人までがお茶の作法を身につける
ほど幅広い層にまで広がりました。

金沢では、現在でも裏千家をはじめ遠州流や宗和流などの
茶道が盛んで、数多くの茶会が歴史的建造物の中や庭園な
どで盛んに開催されています。

金沢クラフトツーリズムページ
http://www.kanazawa-kankoukyoukai.gr.jp/craft-tourism/teaceremony/



■写真は玄関



◇観光施設で抹茶を飲む(1)兼六園 時雨亭

 加賀藩5代藩主・前田綱紀は、1676年(延宝4年)に作事
所を城内に移し、その跡に蓮池御亭(れんちおちん)を建
て、その周辺を作庭しました。これが兼六園の始まりです。
 6代藩主・吉徳は御亭を建て替えましたが、明治のはじ
めに取り壊されるまで、今の噴水の前にあった。藩政後期
には時雨亭とも呼ばれており、平成12年3月に現在地に
再現しました。庭側の10畳と8畳、さらにそれに続く御囲は
残されていた当時の平面図により復元した部分です。


■写真は見取り図



●抹茶(生菓子付)720円
●煎茶(和菓子付)310円
別途兼六園入園料 310円
・住所:金沢市兼六町1-5
・電話:076-232-8841
・営業:9:00~16:30(受付16:00まで)
・休日:年末年始

■写真は抹茶(生菓子付)





■写真は座敷



■写真は長谷池(ホームペジより)

写真は2013.2.16撮影