植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

遠州一族遺跡保存会 平成26年度総会開催

2014-05-26 04:48:31 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その268(No.439)

◇遠州一族遺跡保存会 平成26年度総会開催

5月18日(日)関係遺跡の整備保存と先人の遺徳を偲び
広げることを目的に「遠州一族遺跡保存会」が昨年設立、
平成26年度総会が金沢ニューグランドホテル5F銀扇の
まで開催され、石川郷土史学会幹事の横山方子氏の「小堀
遠州の一族と加賀藩」と題して記念講演があった。

■写真はあいさつする本多政光会長(本多家十五代当主)



茶道遠州流の祖であり前田家との深い交流があったという
小堀遠州の流れを汲む2家(本家新十郎、分家孫兵衛家)
の墓地および屋敷跡などの所在が確定したのをきっかけに
設立された。

■写真は小堀新十郎屋敷跡記念碑



○小堀遠州
本名政一(まさかず)は、安土桃山時代から江戸時代前期
にかけての大名、茶人、建築家、作庭家。備中松山藩2代
藩主、のち近江小室藩初代藩主。一般には小堀 遠州(えん
しゅう)の名で知られる(「遠州」は武家官位の遠江守に
由来する)。幼名は作助、元服後は、正一、政一と改める。
道号に大有宗甫、庵号に孤篷庵がある。

■写真は会場の金沢ニューグランドホテル



■写真は受付



また金沢市文化ホールの茶室閑清庵(かんせいあん)で茶
会が同時開催された。

■写真は総会塩谷議長



■写真はあいさつする庄田正一副会長(金沢ニューグラン
 ドホテル社長)



総会後、「小堀遠州の一族と加賀藩」と題して石川郷土史
学会幹事の横山方子氏より記念講演があった。

小堀遠州の孫にあたる小堀新十郎は遠州の願により寛永15
年、19歳で利常に仕える。この時に小堀姓となる。はじめ
千石、のちに千五百石。四代光高の時、二千石御馬廻組。
延宝4年(1676)54歳で没。
甥にあたる小堀孫兵衛は慶安2年江戸にて利常仕え千石、
御大小組。寛文5年五代藩主綱紀の時に金沢へ。御先筒頭。
足軽20人預かる。正徳2年(1712)没。
二人の系図をもとに解説があった。



■写真は記念講演の横山方子氏