植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

金沢まちなかパワースポットめぐり⑥ 完

2013-09-20 04:31:50 | 日記


金沢の観光スポット体験レポート その200(No.341)

◇金沢まちなかパワースポットめぐり⑥ 完

金沢ボランティアガイド「まいどさん」案内コースの金
沢まちなかパワースポットめぐりを訪ねてみた。
初めて訪れる方はわかりにくい場所があるが、下記ホー
ムページ地図を参考にしていただきたい。

11)屋漏堂(おくどうろう)と鞍月用水
              (貴船神社より約3分)
  *謙虚な気持ち、屋漏にはじず
村井家の屋敷跡に立つ石碑、屋漏堂とは、延宝6年(1678)
禄高1000石の藩士佐々主殿は、借財が多く邸宅は破損に
まかせ、雨が降れば、部屋で傘を差して過ごしたといわれ
ていたが、さらに行いに非があったとして、村井邸で切腹
を命じられました。
後日、土蔵を検分すると、武具類や軍用金が立派に用意
されていたのに世間の人は賞賛しました。「人の見てい
ないところでも恥ずかしい行いをしない。」を”屋漏に
愧(は)じず”というそうで、村井家八代当主村井長世
は佐々主殿の生き方に深く感銘をうけ、蔵書印に「屋漏
堂」と刻し、もちいました。

大野庄用水を渡った中央小学校の前にある加賀藩士佐々
木主殿の武士道を伝える「屋漏堂」の碑



■写真は屋漏堂の碑1,2



■写真は鞍月用水



12)海棠(かいどう)りんごの木 (屋漏堂より約1分)
  *愛らしい木の生命力
カイドウリンゴという名称はつぼみの紅色で海棠の花に
似ているところからきた方言で、和名(ベニリンゴ、ア
カリンゴ、カラナシ)藩政時代から金沢地方に植栽され
た品種であるが現存するものは珍しい。4月中旬に開花、
十月中旬に径2-3Cmの赤い実が熟する。
明治維新後、殖産政策の一つとして果樹園芸が奨励され
金沢市内でも1875-1926年頃、高岡町、長町、武家屋敷
にリンゴ園が経営されたが、この樹はその名残をわずか
に留めるものである。



■写真は春の満開の花1、2






■写真は秋の実り1、2

金沢旅物語のページ
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