植ちゃんの「金沢・いしかわに恋をしました!」

金沢に永住して金沢・石川が好きになりました!その魅力を紹介します。

加賀郷土料理はいかが? その4

2011-06-07 04:42:15 | 日記


加賀郷土料理はいかが? その4(No.57)

◇たけのこ
 春になると、「朝掘り」「夕掘り」と書かれた張り紙
と共にたけのこが店先に並べられます。掘ったばかりの
たけのこは、ゆでずに、海の素材である昆布をたっぷり
入れて、そのまま煮込めば、柔らかく大変美味です。

◇鮎
 清流の川面に糸を垂れる鮎釣りの人の姿は初夏の風物
詩といえます。ひれに化粧塩を打ち、立て焼きにした
「鮎の塩焼き」や、活け鮎を背越しにぶつ切りにし、大
根おろしと合わせた酢の物「鮎のそろばん」は、頭から
尾まで捨てるところがない鮎の、代表的な味わいかたで
す。

◇どじょうのかば焼き
 生きているどじょうを骨ごと二つ切りにして串にさし、
堅炭で焼き、焼き上がったものからたっぷりとタレをつ
け、ふたたびあぶり焼くどじょうのかば焼きは、暑さで
無くしがちな食欲をそそってくれます。

◇鱈の昆布〆
 冬の日本海でとれた鱈の薄造りを酒で湿らせた昆布で
巻いた刺身です。昆布のうま味が程よくしみ込んだ独特
の味は金沢の正月料理に欠かせません。この昆布じめに
煎りつけた鱈子をまぶした鱈の子付けは絶品です。

◇甘えび
 美しい紅色の小振りの甘エビが美味しいのは秋から冬、
薄緑色の卵のプチプチした歯ざわりと舌の上でとろける
ような甘味はこのエビ独特のものです。

■写真は鱈の昆布〆