ここ暫く夏風邪の影響で、ずっと消化のいいものばかり食べていたんですが、ようやく回復してきたので、久しぶりにカップラーメンを頂きました。
『令和ヌードル』って、改元にちなんだカップ麺を買い置きしてあったんですが、流石に改元から2か月以上。話題にも完全に乗り遅れましたけど折角だから!と食してみました。
・・・普通にカップヌードルでした。
特に「祝!」とか何もなく、謎肉もフツーに入っているカップめん。年号が代わろうが変わらぬ味は偉大です。
そして変わりゆくのは新番組です。
『胡蝶綺 ~若き信長~』:オリジナルアニメです。
時は信長がまだ吉法師と呼ばれていた元服前のころ。吉法師は居心地の悪い城内から抜け出しては、領内の孤児達と盗賊の真似事をしていた。お目当ては三河守である父・信秀が手に入れた南蛮渡来のお宝。津島の湊でくすねたそれを売りさばき義賊を気取る吉法師だったが、あるとき彼が南蛮渡来の品々を隠し持っていることが弟がそれを見つけてしまったことと、弟ばかりを可愛がる母親が弟を問いただしたため、それを家臣にも知られることとなった。ごまかす吉法師は兄の機転のおかげで一時難を逃れるが、孤児たちにはこれ以上は危険であることを伝える。しかし生活の手段がない孤児たちは、これが最後として再度盗み出そうとする。吉法師は父の家臣たちに事前に匿われてしまうが、孤児たちは捕まってしまう。父が孤児たちの罪を暴き、その場で殺そうとするが、吉法師の機転で何とか難を逃れ不問となった。そしてこの後吉法師は14歳で元服し、「織田信長」と改め初陣に赴くのだった―――という第1話でした。
織田信長の伝記ですね。ただ史実に忠実というよりはちょっと味付けされていて、人間味の方がクローズアップされている様子です。織田信長と言えば魔王とまで言われた、ややもすると常軌を逸した言動が伝わっていますが、果たして今までの伝記がどこまで真実だったか、非常に謎多き人でもあると思います。最近は「信長公記」や新たな文献の発見で、意外な人物像が出てきているのもありますし(信長に限らず、松永久秀なんかも悪逆非道の人では全然なかった)、伝記って後世の人、特に相手を滅ぼした敵方が都合のいい様に書く…といっても武将本人ではなく、家臣とか商人とか、その傘下の人達が「うちの大将は悪くないです。負けた人の方が悪かったんです!」って創作している事実もあるらしいですし。
果たしてこの作品がどこまで「信長の真実」に迫れるのか、反映されているのか、ちょっと楽しみです。
『コップクラフト』:ラノベ原作のアニメ化作品です。
太平洋上に突如現れた『ミラージュゲート』によって、地球は異空間と繋がり、そこから「レト・セマーニ」と呼ばれる異国と往来が可能となった。レト・セマーニでは地球上にない、魔法や魔物が存在し、その闇取引として、ミラージュゲートの玄関口となっているカリアナエ島ではかつてないほどの麻薬や密売、犯罪が横行するようになった。
カリアエナ島サンテレサ市警に勤める主人公:ケイ・マトバ巡査部長は、レト・セマーニで誘拐された麻薬の原料となる妖精を追っての捜査中に相棒のリックを殺されてしまう。復讐に燃えるマトバだが、ジャック・ロス警部からレト・セマーニからやってきた見習い騎士:ティラナ・エクセディリカと新たにコンビを組み、事件を合同捜査するように命じられる。リックの復讐のため、ティラナの面倒を拒否するマトバだったが、ティラナも強気で強引で言うことを聞かない。ある取引現場に向かった二人は、ティラナが現場に突入したことで、激しい銃撃戦となった―――という第1話でした。
一期前に『ダグ&キリル』という刑事ものの作品がありましたが、こちらは至ってシリアス。凸凹コンビに変わりはないのですが、ティラナさんは相当強引というか後先考えずに突っ込むタイプのようですので、どちらかというと現在は反発しているマトバさんの方が抑え役の立場になりそうです。いずれにしても現在は完璧空回り中(苦笑) 異世界の人間相手(互いに)ということで、余計に反目し合っている感じですが、案外心の内とか抱えているものを共有することができるといいコンビになりそうです。ベテランおじさん刑事&はねっ帰りお姫様騎士のコンビがどう変わっていくか、見守りたいと思います。
『ありふれた職業で世界最強』:今期3本目の「なろう系」小説のアニメ化です。
主人公の南雲ハジメは引っ込み思案の大人しい青年。魔道学校での初めの能力は非戦闘向けの「錬成師」という地味な力のため、同じクラスのメンバーからは役立たず扱いされてしまう。それでも図書館で知識を蓄えていくが、御ルクス大迷宮にて実習訓練を前にしたある日、同じクラスの白崎香織から「ハジメが消えてしまう悪夢を見てしまう」と言われる。ハジメにオルクス大迷宮の攻略に参加しないように伝えるが、ハジメは香織に守ってもらうことを約束し、攻略に参加することを決意する。翌日、オルクス大迷宮にやってきた一行だったが、20層までは無事に進めたが、偶々発見したグランツ鉱石という綺麗な鉱石を香織のために取ろうとした檜山大介の不注意によって、罠が起動してしまう。橋のような場所に転移させられたクラスメイトの前に突如、前方に65層クラスの魔物:ベヒモス、後方に無数のトラウムソルジャーが出現しクラスメイト達は窮地に追い込まれる。時間稼ぎのために、単身ベヒモスへ挑み錬成師の力を駆使して足止めをするハジメ。みんながトラウムソルジャーを撃退して退路ができたことでハジメは戦線を離脱しようとするが、誰かが故意にハジメに火球の魔法をぶつける。それにより橋の崩落に巻き込まれたハジメはオルクス大迷宮の奈落の底へ突き落とされてしまうのであった。奈落に行くほど恐ろしい魔物が溢れており、ハジメは左腕を食われながらも必死に練成を繰り返し撤退。逃げ込んだそこには「神水」と呼ばれる回復に富んだ水があり、どうにかその水で生き永らえながら、ハジメはみんなの元へ帰る方法を考える。故意に火玉を打ち込んできた相手や、邪険にするメンバーを思い返すうちに悔しさと屈辱から、邪悪ながら精神的な強さを身に着けていく。そして魔物の肉と神水を飲みながらレベルを上げていったハジメは、やがて強大な力を手にし、一路帰還への一歩を踏み出すのだった―――という第1話でした。
なろう系と言えば、チート能力満点なのですが、前期の「盾の勇者」のように、この主人公は一気に命も精神力もギリギリまで落とされます。そこから這い上がっていくのが主題のようですが、食べて能力を得る辺りが「転スラ」見たいですけれど、全然ほのぼのは無し。この食べて能力を得るだけではなく、多分図書館で地道に手に入れた知識を基にして強くなっていくものと思います。彼を陥れたメンバーは誰なのか。果たして無事に地上に帰還できるのか、知恵と冒険の旅を見守りたいと思います。
『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』:ラノベ原作のアニメ化です。
部長命令で書道部の掃除をする主人公の高校生:桐生慧輝は彼女はおらず、リア充を羨ましがって卑屈になっていた。学校では部長の朱鷺原紗雪を始め女の子に囲まれつつも、自分に好意を持つ者は誰もいない……と思われた放課後、部室に一人残った慧輝を待っていたのは自分宛てのラブレターだった。しかし、そこには肝心の差出人の名前がない。しかもなぜかパンツが添えられていた。一体何の意味があるのか、そして手貝の差し出し人は誰なのか?友人である翔馬のアドバイスを受け、かくして「パンツを落としたシンデレラ」探しの日々がはじまった。怪しいのはあの日掃除に参加していた女の子たちと翔馬の助言で、あの日部室にいた女子たちに探りを入れるが、みんな慧輝に対する好意がありそうななさそうな発言で、ますます慧輝は悩む。その中で一番意味深な発言と、手紙のことを匂わせた途端逃げ出した朱鷺原紗雪に伺ってみた。すると彼女はやはり何か思っていることが明らかに。「放課後、部室にきて」ということで、いよいよ告白の時か、と思いきや、なんと下着に首輪をつけた姿の彼女がそこにいた――
という第1話でした。
まぁタイトルの時点で『変態』とついているので、一風変わったご趣味をお持ちの彼女たちとハーレム状態になる作品なのかな、と予想しておりましたが、案の定現実の斜め上を行く展開でした。無論お色気展開が詰まりに詰まっていると思いますが、現実の女子高生がM属性をまだ告白もしていない男子に見せることはまずもってありえないので、夢をみたい男のロマンでしょうか。まだ17歳そこそこで人生の分岐点に立たされそうな主人公ですが、頑張って彼女たちをフォローしてあげてくださいな。
『令和ヌードル』って、改元にちなんだカップ麺を買い置きしてあったんですが、流石に改元から2か月以上。話題にも完全に乗り遅れましたけど折角だから!と食してみました。
・・・普通にカップヌードルでした。
特に「祝!」とか何もなく、謎肉もフツーに入っているカップめん。年号が代わろうが変わらぬ味は偉大です。
そして変わりゆくのは新番組です。
『胡蝶綺 ~若き信長~』:オリジナルアニメです。
時は信長がまだ吉法師と呼ばれていた元服前のころ。吉法師は居心地の悪い城内から抜け出しては、領内の孤児達と盗賊の真似事をしていた。お目当ては三河守である父・信秀が手に入れた南蛮渡来のお宝。津島の湊でくすねたそれを売りさばき義賊を気取る吉法師だったが、あるとき彼が南蛮渡来の品々を隠し持っていることが弟がそれを見つけてしまったことと、弟ばかりを可愛がる母親が弟を問いただしたため、それを家臣にも知られることとなった。ごまかす吉法師は兄の機転のおかげで一時難を逃れるが、孤児たちにはこれ以上は危険であることを伝える。しかし生活の手段がない孤児たちは、これが最後として再度盗み出そうとする。吉法師は父の家臣たちに事前に匿われてしまうが、孤児たちは捕まってしまう。父が孤児たちの罪を暴き、その場で殺そうとするが、吉法師の機転で何とか難を逃れ不問となった。そしてこの後吉法師は14歳で元服し、「織田信長」と改め初陣に赴くのだった―――という第1話でした。
織田信長の伝記ですね。ただ史実に忠実というよりはちょっと味付けされていて、人間味の方がクローズアップされている様子です。織田信長と言えば魔王とまで言われた、ややもすると常軌を逸した言動が伝わっていますが、果たして今までの伝記がどこまで真実だったか、非常に謎多き人でもあると思います。最近は「信長公記」や新たな文献の発見で、意外な人物像が出てきているのもありますし(信長に限らず、松永久秀なんかも悪逆非道の人では全然なかった)、伝記って後世の人、特に相手を滅ぼした敵方が都合のいい様に書く…といっても武将本人ではなく、家臣とか商人とか、その傘下の人達が「うちの大将は悪くないです。負けた人の方が悪かったんです!」って創作している事実もあるらしいですし。
果たしてこの作品がどこまで「信長の真実」に迫れるのか、反映されているのか、ちょっと楽しみです。
『コップクラフト』:ラノベ原作のアニメ化作品です。
太平洋上に突如現れた『ミラージュゲート』によって、地球は異空間と繋がり、そこから「レト・セマーニ」と呼ばれる異国と往来が可能となった。レト・セマーニでは地球上にない、魔法や魔物が存在し、その闇取引として、ミラージュゲートの玄関口となっているカリアナエ島ではかつてないほどの麻薬や密売、犯罪が横行するようになった。
カリアエナ島サンテレサ市警に勤める主人公:ケイ・マトバ巡査部長は、レト・セマーニで誘拐された麻薬の原料となる妖精を追っての捜査中に相棒のリックを殺されてしまう。復讐に燃えるマトバだが、ジャック・ロス警部からレト・セマーニからやってきた見習い騎士:ティラナ・エクセディリカと新たにコンビを組み、事件を合同捜査するように命じられる。リックの復讐のため、ティラナの面倒を拒否するマトバだったが、ティラナも強気で強引で言うことを聞かない。ある取引現場に向かった二人は、ティラナが現場に突入したことで、激しい銃撃戦となった―――という第1話でした。
一期前に『ダグ&キリル』という刑事ものの作品がありましたが、こちらは至ってシリアス。凸凹コンビに変わりはないのですが、ティラナさんは相当強引というか後先考えずに突っ込むタイプのようですので、どちらかというと現在は反発しているマトバさんの方が抑え役の立場になりそうです。いずれにしても現在は完璧空回り中(苦笑) 異世界の人間相手(互いに)ということで、余計に反目し合っている感じですが、案外心の内とか抱えているものを共有することができるといいコンビになりそうです。ベテランおじさん刑事&はねっ帰りお姫様騎士のコンビがどう変わっていくか、見守りたいと思います。
『ありふれた職業で世界最強』:今期3本目の「なろう系」小説のアニメ化です。
主人公の南雲ハジメは引っ込み思案の大人しい青年。魔道学校での初めの能力は非戦闘向けの「錬成師」という地味な力のため、同じクラスのメンバーからは役立たず扱いされてしまう。それでも図書館で知識を蓄えていくが、御ルクス大迷宮にて実習訓練を前にしたある日、同じクラスの白崎香織から「ハジメが消えてしまう悪夢を見てしまう」と言われる。ハジメにオルクス大迷宮の攻略に参加しないように伝えるが、ハジメは香織に守ってもらうことを約束し、攻略に参加することを決意する。翌日、オルクス大迷宮にやってきた一行だったが、20層までは無事に進めたが、偶々発見したグランツ鉱石という綺麗な鉱石を香織のために取ろうとした檜山大介の不注意によって、罠が起動してしまう。橋のような場所に転移させられたクラスメイトの前に突如、前方に65層クラスの魔物:ベヒモス、後方に無数のトラウムソルジャーが出現しクラスメイト達は窮地に追い込まれる。時間稼ぎのために、単身ベヒモスへ挑み錬成師の力を駆使して足止めをするハジメ。みんながトラウムソルジャーを撃退して退路ができたことでハジメは戦線を離脱しようとするが、誰かが故意にハジメに火球の魔法をぶつける。それにより橋の崩落に巻き込まれたハジメはオルクス大迷宮の奈落の底へ突き落とされてしまうのであった。奈落に行くほど恐ろしい魔物が溢れており、ハジメは左腕を食われながらも必死に練成を繰り返し撤退。逃げ込んだそこには「神水」と呼ばれる回復に富んだ水があり、どうにかその水で生き永らえながら、ハジメはみんなの元へ帰る方法を考える。故意に火玉を打ち込んできた相手や、邪険にするメンバーを思い返すうちに悔しさと屈辱から、邪悪ながら精神的な強さを身に着けていく。そして魔物の肉と神水を飲みながらレベルを上げていったハジメは、やがて強大な力を手にし、一路帰還への一歩を踏み出すのだった―――という第1話でした。
なろう系と言えば、チート能力満点なのですが、前期の「盾の勇者」のように、この主人公は一気に命も精神力もギリギリまで落とされます。そこから這い上がっていくのが主題のようですが、食べて能力を得る辺りが「転スラ」見たいですけれど、全然ほのぼのは無し。この食べて能力を得るだけではなく、多分図書館で地道に手に入れた知識を基にして強くなっていくものと思います。彼を陥れたメンバーは誰なのか。果たして無事に地上に帰還できるのか、知恵と冒険の旅を見守りたいと思います。
『可愛ければ変態でも好きになってくれますか?』:ラノベ原作のアニメ化です。
部長命令で書道部の掃除をする主人公の高校生:桐生慧輝は彼女はおらず、リア充を羨ましがって卑屈になっていた。学校では部長の朱鷺原紗雪を始め女の子に囲まれつつも、自分に好意を持つ者は誰もいない……と思われた放課後、部室に一人残った慧輝を待っていたのは自分宛てのラブレターだった。しかし、そこには肝心の差出人の名前がない。しかもなぜかパンツが添えられていた。一体何の意味があるのか、そして手貝の差し出し人は誰なのか?友人である翔馬のアドバイスを受け、かくして「パンツを落としたシンデレラ」探しの日々がはじまった。怪しいのはあの日掃除に参加していた女の子たちと翔馬の助言で、あの日部室にいた女子たちに探りを入れるが、みんな慧輝に対する好意がありそうななさそうな発言で、ますます慧輝は悩む。その中で一番意味深な発言と、手紙のことを匂わせた途端逃げ出した朱鷺原紗雪に伺ってみた。すると彼女はやはり何か思っていることが明らかに。「放課後、部室にきて」ということで、いよいよ告白の時か、と思いきや、なんと下着に首輪をつけた姿の彼女がそこにいた――
という第1話でした。
まぁタイトルの時点で『変態』とついているので、一風変わったご趣味をお持ちの彼女たちとハーレム状態になる作品なのかな、と予想しておりましたが、案の定現実の斜め上を行く展開でした。無論お色気展開が詰まりに詰まっていると思いますが、現実の女子高生がM属性をまだ告白もしていない男子に見せることはまずもってありえないので、夢をみたい男のロマンでしょうか。まだ17歳そこそこで人生の分岐点に立たされそうな主人公ですが、頑張って彼女たちをフォローしてあげてくださいな。