うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

2019夏の新番組③

2019年07月06日 19時15分20秒 | アニメ
何とか鼻と喉はいい感じに治ってきたんですが、まだお腹の方が急降下中のかもしたです
お腹はもともと弱い方なので、なかなか治りにくいのは昔からだったんですが、仕事で手が離せないときに辛くなるのがちょっと・・・早くいらない菌追い出して、治ってくだされ(T人T)

そしてこっちも地道にチェック中のアニメです。
『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 』:なろう系小説のアニメ化作品です。
町では一番の冒険者である主人公のデイル。ある日森の中で怪物を狩っていたいた時、魔族の少女がこちらを見ているのに気づく。様子を伺うと、少女は同じく魔族の父親らしい者とここまで来たようだが、父は既に落命していた。亡骸を求めて怪物たちが寄って来るのを警戒したデイルは父親の亡骸を埋葬し、一人になった少女を放って置けず、自分の住む村まで連れて帰った。呪文の言葉と魔族の言葉が似ているため、デイルは片言で魔族の少女と話していると、少女の名はラティナということがわかる。当初は養護施設へ引き取ってもらうことを考えていたデイルだが、下宿先で食事を与え、服を見繕っているうちに、ラティナが人間の言葉をしゃべり、溶け込もうとしている姿を見て見放すことができなくなり、ディルは彼女を引き取ることを決意する―――という第1話でした。
なろう系なので、チートとハーレムの典型かと思いきや、意外なほどほのぼのストーリーでした。ロリコン・・・とはいかないまでも、確かにこんないたいけな子を魔族とはいえ孤児として施設に預けるのは気が退けてしまうのは「人情」です。・・・そう、あくまで「人情」です!
きっとデイルはこの後どんどん「お父さん化」していくんでしょうね。でも確かに人間のお父さんも可愛い娘の為ならば!となりますから。親は最強になりますよ。是非その最強でもって、ラティナちゃんを守り切って欲しいものです。
『Dr.STONE』:ジャンプ連載中の漫画原作のアニメ化です。
主人公の高校生:大木大樹は、同級生の小川杠に想いを抱きつつも告白できずに早数か月。ついに自分の気持ちを告白しようと、杠を学校のクスノキの木の前に呼び出して告白しようとした瞬間、突如空が眩く発光し、地球上の動物が石化してしまう。石化し身動きが取れない大樹だったが心だけは「杠への想い」を糧に長い年月を耐え続け、ある日体にまとわりついていた石が砕け、自由の身となる。しかし、目前には樹木が生い茂り、風化した景色が広がっていた。大樹は一足先に石化が解けて目覚めていた科学部の千空と再会を果たし、彼からこの世界が自分達の時代からおよそ3700年経過しているという現状、そして人類が消えて滅んだ世界で自力で文明を再建させるという決意を聞かされる。大樹は千空と共に、サバイバル生活を始めながら、石化から生き物を元に戻す薬を開発し、遂に一羽の燕を石化から解放することに成功した―――という第1話でした。
今期何故か多い「サバイバルもの」ですね。どうやって石化を解いて、仲間を救っていくことができるかというところと、生き抜くための知恵と力を得て、自分たちで世界を作り上げていくことが目的になるようですが、今のところ体力専門の大樹と知恵専門の千空でバランスがとれている模様。人が増えるとどうしても様々な価値観とか、才能とかが出てくるので、それがいい方に影響したり、バランスが崩れたりと色々あるのですが、社会を作っていくのにどうその難題を乗り越えていくのかが面白いところ。同じく「アストラ」は宇宙でのサバイバルですが、あちらは決まっている人間で協力していくのに対し、こちらは石化を解いていくことで救った人間が増えていく=人口が増えていくので、その当たりの違いとツクールの難しさが見どころかと思います。
『女子高生の無駄づかい』:電子コミックのアニメ化作品です。
さいたま女子高校に入学した主人公の田中 望は、小学校の卒業寄せ書きに「最強の女子高生になる!」と書き残した。それを実行するがごとく、女子高で彼氏を作ろうと、あれこれ考えるが一つとして実になるものは無し。同じ小学校出身の菊池茜と鷺宮しおりは、そんな望をニックネーム「バカ」と命名。毎日ひたすら望の妄想や行動に呆れつつ、なんだか付き合いながら日々を送るのだった―――という第1話…というか、多分これがずっと続くのでしょう。
いわゆる「おバカ女子高生もの」ですね。ただしこの作品の凄い(?)ところは、ちゃんと「自分がバカ」で「中の下(顔立ちコミ)」と自覚している(けど、そのランクがよくわかっていない)ところでしょうか。ストーリーに内容は殆どありません。確かに日々「無駄づかい」ですね。「若いうちに実のなることをしておけよ」…と言いたいところですが、これ書いている自分も大して実のなることはしていなかったまま、現在に至る。こうやって青春って過ぎていくものなんだろうか。せめて先の見通しくらい立てられるようには成長してもらいたいものです(無理か)。
『炎炎ノ消防隊』:マガジン連載の漫画原作のアニメ化です。
主人公:森羅日下部はヒーローになるために上京してくる。この世界では突然人体が発火し、「焔(ほむら)ビト」という現象が起きて大惨事となる事件が起きていた。この焔人を消火し、魂を救う「特殊消防隊」なるものが存在し、森羅はその消防隊に着任するところだった。丁度森羅が田端駅に到着した時、後方の電車で焔人が発生。鎮火のために出動してきた森羅が配属予定の「第8特殊消防隊」の面々と対面する。その仕事ぶりを直視し、更に自身の持つ「第三世代」としての特殊な力で隊員を救った森羅。実は12年前に突然の火事によって母親と生まれたばかりの弟を亡くしてしまう。足から炎を出す事ができる「第三世代」の能力者であったシンラは、自らの体から発した炎が火事を引き起こした出火原因だとされ周囲から迫害を受ける。しかし、シンラは母親と弟と自分以外の第三者が室内にいたことを目撃しており、その人物が犯人ではないかと考えていた。そんな森羅を迎え入れた第8特殊消防隊に緊急命令が来る。とある工場で工場長の妻が焔人となって火災が起きていた。先輩たちのサポートを受けながら、森羅は魂を救い鎮火。隊員たちは悪魔と呼ばれていた森羅に対し、感謝の念を共有するのだった―――という第1話でした。
最近お仕事物の漫画があちこちで見かけられますが、消防ものでもこちらは特殊。ファンタジックであり命がけのお仕事であり、更に森羅の母と弟を殺した犯人を見つけるためのサスペンス要素と盛りだくさんです。でも圧倒されるのはやっぱりアクションですね。炎の中でのバトルとリアルな仕事の描写が迫力ありますし、更に人間ドラマも多分に含まれているので、辛い少年時代を過ごしてきた森羅の心が鎮火されていく様子もまた見どころかと思います。原作読んだことがないので、この続きが楽しみです。
『グランベルム』:オリジナルアニメです。
主人公の小日向満月は、(あまり上手ではないが)料理を作るのが好きな女子高生。ある日お弁当箱を学校に忘れてきた満月は教室まで取りに戻る。窓の向こうの真っ赤な満月を何気なく見た瞬間、荒涼たる大地に取り残されていた。そこでは巨大な兵器同士が戦っており、3機の兵器が敵対する1機に追い詰められ敗走する。その残った1機に騎乗していた少女は名を新月といい、この戦いは世界で唯一の魔術師になるために行われる戦い『グランベルム』であることを知らされる。その矢先、敗走していた一機、ロサが好機とみて反撃に転じる。追い詰められる満月は突如魔法で人形兵器、アルマノクス「ホワイトリリー」を召喚。ロサを退けるのだった―――という第1話でした。
女の子と異世界魔法兵器―――レイアースみたいな世界感かと思いましたが、むしろ戦闘メインの魔法合戦のようです。魔法少女ものとはいっても、生身で戦うのではなく、ほぼほぼメカ合戦がメインでした。
最近の「魔法少女もの」は何ともキャラクターのかわいらしさと反して悲惨だったり壮絶だったりするストーリーが多いので、こちらはどんな展開になっていくのか・・・。最後に勝ち残って魔術師になった後、そこからが平穏に行くのか問題となるのか、できれば最近重い話が多いので、救いのある展開になって欲しいものです。
『荒ぶる季節の乙女どもよ。』:こちらもマガジン連載中の漫画原作のアニメ化です。
主人公の小野寺和紗は、高校で文芸部に入部する。文芸部は日本の純文学を読み合わせ、感想や意見を討論することがメインの部活。メンバーは男女交際潔癖症の部長:曾根崎り香、謎オーラを持つ小説家志望の本郷ひと葉、奥手の和紗の友人:須藤百々子、舞台子役をしていた美少女:菅原新菜で、それなりに楽しい日々を過ごしていた。そして和沙には幼馴染のサッカー部の典元泉がいるが、思春期を迎えてから女子に注目されるような好青年となったため、近くにいる和沙に女子からの嫌がらせが起きるなど、距離の取り方に困っていた。そんなある日、文芸部の題材図書に性的な描写があったこと、更に新菜から「死ぬまでには男性との体験をしたい」という発言により、部内がパニックに陥る。特に部長のり香はクラスメイトの下ネタに反論してクラス中のひんしゅくを買うなどしていたが、和沙も泉のところに母親から夕食のおすそ分けを持って行った際、うっかりと泉の自慰行為を見てしまったことから、和沙自身もパニックに陥ってしまうのだった―――という第1話でした。
丁度思春期・・・性への興味がいろんな形で出てくる時期ですね。あからさまに「異性と付き合いたい」を前面に出してくる子もいれば、受け入れられなくて「もってのほか!」と否定するタイプもいる。この作品中ではこの両極端が描かれていますけれど、主人公側は後者ですね。受け入れる時期に差し掛かっているんですが、妙な罪悪感も持ってしまうんですよね。大っぴらにすることはタブー、慎ましくあるべきな価値観がありますから。悪い事ではないんですけど、なんとなくそんな感じの時期。ちなみに自分が高校の時、どんなだったかな~~?と思い返してみるんですが、あんまり異性にここまで好奇心はなかったかな。必死に「付き合いたい!」というのもなかったです。今漫画やアニメや小説、とにかく数十年前より性の描き方が奔放になってきているんで、そんな社会の移り変わりも多分に影響しているのでしょう。今は恥とも思わず「キャッキャウフフv」なアスカガ描いたり見たりして喜んでますから(*´Д`)ハァハァ
いずれはこの子らも同じ穴の狢・・・になるかならないかはともかく、温かく見守ってあげましょう。