うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

「呪術廻戦」最終回&2024夏アニメ最終回⑦&秋の新番組①

2024年09月30日 16時25分00秒 | アニメ

本日、予告通りに『呪術廻戦』の原作が最終回を迎えましたね。

内容はここで話すとネタバレになってしまうので、詳しい話は申し上げません。ともかく、ここ最終回に至るまで数週間、原作を追ってきましたけど、先ずは
「芥見先生、6年間お疲れさまでした<(_ _)>」
という一言に尽きます。

かもしたは実は原作から入った人ではなく、TVアニメ一期目を見てから、単行本かき集めて読み始めた人なので、いわゆる「途中参加」になりますけど、それでも4年間は共にしてきた訳でして。
それで、万感の思いを込めつつ最終回のページを開き、一気に読んでみたんですが、内容…は置いておき、一まとめに終わりを迎えた感想としましては――

『幽遊白書』と一緒の展開やんか…(;・∀・)

お若い方はご存じない方もいるやもしれませんが、『HUNTER×HUNTER』の原作者さんでお見知りおきの冨樫先生の代表作であります。今から30年前くらいにジャンプで連載していたんですが、この頃のジャンプは、『ドラゴンボール』『スラムダンク』とこの『幽遊白書』が3大人気作で、ひたすらジャンプ買って読んでいました(笑)
その幽遊白書も最終回を迎える前に、大きなストーリーがあって、それでそのまま最終回を迎えるか、と思ったら、なんか日常系といいますか、初期の頃の霊界探偵やってた頃の状態に戻って、ほのぼのして終了―――という感じの終わり方だったんですよ。あの頃まだお子様だったかもしたですが「なんか拍子抜け…」な感じを受けたのを覚えてます。
それが30年後くらいに、まさかの同じ霊&呪術バトル物で、おんなじ展開を歩んで終結するとは。
まぁいいんです。ある意味物語の一つの終わり方で「日常に戻る」というのがありますから。最悪「夢オチ」とかじゃないので、そこはとってもε-(´∀`*)ホッとしました。
ただ、幽遊白書と呪術廻戦で、大きく違うのは「主要キャラの生存数」ですよ。
幽遊白書の方は、主人公側のキャラは殆ど生存(※玄海さんだけ最終回では既に故人。年齢が年齢だけに自然死だった)してますが、呪術廻戦の方は、主人公たち1・2年生以外、五条先生はじめ殆どが亡くなっておりますから。さすがの五条先生も、上下スッパリ斬られたら、流石に最強でも無理は無理(ノД`)・゜・。 奇しくも、あの時計の合計数「373(みなみ)へ」の通り、先生は旅立たれたんですね。野薔薇ちゃん戻ってきてくれてよかった♥

ともかく、かもしたは人生3回目の脱力中です。
1回目は幽遊白書、2回目は種運命本放送、そして3回目は今回の呪術廻戦です。
でも、悠仁のセリフで五条先生の言葉、というか生き方を込めた思いが、ちゃんと繋がっているのが、非常に嬉しかったですね。
読みはぐったのか、伏線があんまり回収されていない気もしなくもない(苦笑)のですが、原作はここで終了。後はアニメがまだ残っておりますので、MAPPAさんは結構原作以上の要素突っ込んでくるので、来年の劇場版とアニメ3期目を楽しみに待ちたいと思います(`・ω・´)ゞ

さて、こっちも最終回の夏アニメチェックです。

『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
舞台は地上の覇権を争う五種族の大戦が、英雄シド率いる人類の勝利に終わってから100年後の世界。人類庇護庁に所属する主人公のカイは、ある日、急に空間が歪みだし、世界が「上書き」される場面を目撃する。書き換えられた世界は英雄シドの不在により人類が五種族大戦に敗れた世界だった。そこで前の世界の同僚に出会ったカイは、そこで自身が全ての人間から忘れられた存在になっていることを知る。そこロがその世界にはない筈の墓所があり、そこを訪れると鎖に縛られていた翼のある少女:リンネと出会う。カイは彼女を助け、この書き換えられた運命を打ち破ることを決意し、シドのいない世界で、シドの剣を受け取る。そして元の世界の幼馴染であり、この世界ではウルザ人類反旗軍の指導者となっているジャンヌと共に、地上に君臨する強大な敵種族に戦いを挑む。かつてリンネと戦っていた悪魔族のヴァネッサ、蛮神族のアルフレイヤ、精霊族のリクゲンキョウコらと対峙しながら、これを破る、あるいは協定を結ぶことに成功。しかし4種族を倒していないにもかかわらず4種族のための墓所がこの世界にも存在しているのを見たカイは、リンネとキョウコと共に墓所に入る。そこに現れたのは、かねてからリンネに付きまとっていたラスタライザだった。シドに変化したラスタライザは二人を苦しめるが、シドへの信頼を寄せていたリンネが幻影を乗り越えカイに剣を託す。カイはこれを討ち果たし、今後もこの世界でリンネと共に戦う道を選ぶのだった―――というストーリーでした。
いわゆる並行世界のズレに巻き込まれた主人公が、今まであった人間関係を失い、孤独の中から今の世界を救うために立ち上がる展開、と思ってみていたのですが、性格は若干違えども、割とすぐに皆受け入れてくれたので、人間関係の部分よりもやはり、バトルがメインのスタンスな作品だったと思います。ただ、時間がなかったのか、バトルシーンの描きこみは直線的で、時々切れるんですよね、動きが。コマ数が足りなかった感じ。どうしてもただ話したり、歩いたりしているよりも動きが細かくなるので、脚本の厚みを再現するなら、もうちょっと制作に時間があってもよかったのでは…と思います。まだシドやリンネの正体とかしっかりと判明しておらず、更にハーレムアニメチックになったところで終了だったので、今後のカイを中心とする人間関係の変化のドラマも見たかったですね。
『天穂のサクナヒメ』:ゲーム原案のアニメ化作品でした。
武神「タケリビ」と豊穣神「トヨハナ」の子であるサクナヒメは、ぐうたらな駄々っ子な性格であった。サクナが献上品にしている米は「両親が残してくれた財産の米」で、ろくに働かず食いつぶす生活を続けては、養親のタマ爺に諫められる自堕落な生活を送っていた。そんな時、麓の世で山賊だった侍:田右衛門が、一味に奴隷として売られそうになっていた人々を助けて逃げ出し、その果てに頂の世に続く「天の浮橋」に迷い込んでしまう。限界まで飢えていた田右衛門一行はサクナと出会い、出ていくよう言われるものの、警告を無視して「頂の世」に入り込み、主神カムヒツキへの供物が収められた倉庫に侵入。その事に気付いたサクナは田右衛門達を追い出そうとするが、その際に不注意で火災を起こしてしまい倉庫は所蔵物ごと大破する。この失態の罰として、サクナは「御柱都」から追放されてしまい、カムヒツキより田右衛門たちと協力して、鬼島と呼ばれる孤島「ヒノエ島」を調査するよう命じられる。田右衛門一行や島の先住民であるアシグモらと協力しながら、ヒノエ島に出現する鬼の討伐やその原因調査に奔走する。苦労知らずの子供だった為の苛立ちや、サクナの活躍を快く思わない勢力からの妨害などにより難航しつつも、田右衛門一行との触れ合いなどを通してサクナは心身共に成長する。最終的に、ヒノエ島に鬼が発生する原因が両親の仇でもある大龍であることを突き止めたサクナは、じいがその身を挺して大龍を倒す唯一の武器「星魂剣」に打ち直してもらい、大龍との戦いに赴く。アシグモやココロワヒメの協力を得ながら、大龍の下にたどり着くと、サクナは皆の想いがこもった武器を頼りに善戦するが、実はまだ隠されていた大龍の首が8つ集まってくる。絶体絶命の中で、サクナは大龍の腹の中のあった両親の魂が急所であることを見つけ、共に命と引き換えに本来以上の力を引き出し、実質相討ちとなってしまう。だが、倒した大龍の腹の中に囚われていた「両親の魂」が死を肩代わりすることで、サクナは生還し、皆の下へと帰還を果たすのだった―――というストーリーでした。
最近のコメ作りの基本は『鉄腕DASH』か『サクナヒメ』で学べ!――が合言葉(笑)じゃないですが、以前Twitterやっていた時、DASH村のコーナーの米作り回になると、必ず「サクナヒメでもこれだけ手間がかかったんだぞ!」「こっちは田畑を荒らすのは鬼だから、退治するのも大変💦」と、リアルとゲームでてんやわんや(笑)している方の書き込みが多くて、ゲームプレイしたことなかったんですが、妙に親近感がわきましたw アニメは米だけ作っていてもストーリー展開上(というかゲームとして成立するには)、米作りだけでなく、バトルモードも必要ですから、田んぼシーンはあんまりなかったですけれど、それ以上に仲間との交流や、持っている技術の利用とその価値が結構よく現わされていて、「まさにTOKIOじゃん✨」と思わずにいられませんでした!サクナ様曰く「米には7人の神が宿る」そうですが、リーダー(城島さん)は「米には88の手間をかけて作ってくれた、生産者の魂が宿っている」とのこと。いずれにしても、ありがたくいただかないといけませんね。サクナ様同様「感謝の心は忘れてはいけない(ー人ー)」ので、毎日米食う時に感謝しないとですね。日本の原風景みたいなシーンがたくさん見れて、バトルシーンも多かったですが、とってもほのぼのしました。
『逃げ上手の若君』:ジャンプ連載中の漫画原作のアニメ化作品でした。
鎌倉幕府の後継者である主人公の北条時行は、武芸の稽古が嫌いで、逃げ続ける日々を送っていたため、逃げることが非常に上達していた。しかし、御家人だった足利尊氏の突然の謀反により、鎌倉幕府は滅亡する。故郷も家族も全て失い、一人生き残った時行は信濃国の神官の諏訪頼重に保護される。頼重は未来が見えると言い、時行が「2年後に天を揺るがす英雄となる」と予言する。時行は誰よりも逃げ隠れ、生き延びる才能に秀でていた。潔く死ぬことが名誉とされた時代において、自らに降りかかる過酷な運命を「逃げ」で切り開いていく英雄譚の始まりである。頼重の根拠地である信濃国諏訪へ落ち延びた時行は、頼重の指導の下、同年代の郎党「逃若党」と共に仇敵・尊氏を打倒し天下を取り戻すべく力を蓄えていく。諏訪大社の稚児・“長寿丸”として素性を偽る時行だが、彼の前に北条残党を捜索する信濃守護:小笠原貞宗が立ちはだかる。当代随一の腕前である貞宗の弓術に惹かれた時行は、正体を隠しつつ技術を盗むことを試みる。犬追物の場で時行と貞宗の弓矢対決が実現し、時行は窮地に陥るも、逃げながらの後方射撃を編み出したことで逆転勝利を収める。貞宗との探り合いを経る中で風間玄蕃が仲間になる。更に諏訪領北の国境にある集落へ偵察に出向いた時行達は、二刀使いの軍師:吹雪に出会う。逃若党は村を侵略する悪党集団「征蟻党」と交戦、吹雪から伝授された秘技で敵の首領の瘴奸を打ち破り村の防衛に成功する。同じ頃、時行は頼重が一時的に失った神力を取り戻す過程で、頼重の娘である逃若党の執事:雫の持つ神秘的な力を体験する。だが今度は国司:清原信濃守の圧政に耐えかねた北信濃の保科弥三郎が反乱の兵を挙げる。被害を抑える命を受けた時行達は戦場に赴き、死を覚悟する武士達を説得。逃若党の副将:弧次郎の奮戦もあり、国司軍から保科を逃がすことに成功した―――というストーリーでした。
今期のアニメで「好きなアニメ」の3本の指に入ります!実在の人物である北条時行を主人公とした作品でしたが、3年前の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と近しいこともあって、大変興味深く拝見いたしました。確かに3回も鎌倉奪還(最後は捕らえられちゃいましたが)した、凄い人です。すでに歴史は室町幕府で足利尊氏全盛期なので、時行は教科書にも出てこない人ですが、こんな活躍をしている人がいたとは…漫画であっても奥深い。しかも令和の世で使われるような言葉や表現を、わざと作中に使うことで、非常に歴史作品ならではの堅苦しさが取れて、とっても興味深く見ることができました。キャラデザも殆ど崩れることなく、クオリティー高かったと思います。2期目、やってくれないかな~~!!あったら絶対見ます!
『負けヒロインが多すぎる!』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公の高校生:温水和彦はクラスでも目立たないモブキャな存在だった。だがある日、喫茶店で偶然クラスの人気女子:八奈見杏菜が同級生で幼馴染の男子生徒に振られている現場を目撃してしまう。幼馴染の袴田のことが好きだったが、彼は姫宮に思いを寄せており、理解した振りで自ら二人の後押しをしていた。つまりは「負けヒロイン」と例えられる彼女。他にも陸上部の焼塩檸檬が文芸部の綾野光希に片思いしており、それが縁で和彦は文芸部に入部。その部員である極度の人見知りの小鞠知花が部長の玉木慎太郎に恋しており、合宿の時に思い切って告白するも、部長は月之木古都が好きであり、小鞠はフラれてしまう。3人の負けヒロインに囲まれ、和彦は何とか彼女らの恋や思いを助けようとするが、結局それは彼女たちの成長の邪魔でしかなかった。「支え方」を学んだ和彦は、今日も負けヒロインたちに囲まれながら、自分のできることを探し続けるのだった―――というストーリーでした。
非常に「どこかで見たことある」ヒロインたちで、主人公ならずとも、思わず共感してしまいましたw 絶対学校に一人はいますね、こういう「好きな人がいるのに、その人がほかの子を好きなのを知って、自主的に譲っちゃう」精神の子。それが「負けヒロイン」!ここまで負けヒロインが集まっているのも凄いと思いますが、青い鳥を待ち続けている子って、大体負けヒロイン…。でも、自らちゃんと告白してフラれたにしろ、小鞠さん、凄い勇気ありますよ。人見知りと緊張症で普通でさえ満足に会話できないのに。恋は偉大です✨ 主人公も余計なお世話をして、見事な蛇足っぷりをひけらかしてしまうこともありましたが、ああいう経験は大体思春期ってしていると思います。そういう意味で、非常に既視感ある作品でした。
『ザ・ファブル』:青年漫画原作のアニメ化2クール作品でした。
依頼された標的を完全に仕留め、正体に繋がる痕跡は残さないため、裏社会でもかろうじて「ファブル」(寓話の意)というあだ名のみ知られる凄腕の殺し屋がいた。ある日のこと、その青年は、殺し屋組織の長で、育ての親でもあるボスに呼び出される。ボスは最近は動きすぎたとして「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示し、彼に「佐藤明」という偽名を与える。佐藤は、同じくボスに育てられた仕事のパートナーで、アキラの妹という設定の偽名「佐藤洋子」と共に、大阪は太平市へと向かう。海老原の助言に従い、一般人として暮らすため仕事を探し始めた佐藤は、とある縁で知り合った若くて美人の清水岬の紹介で、彼女が務める小さなデザイン会社「オクトパス」に入社する。時給800円という待遇であったが、それでも社長の田高田にも気に入られ、佐藤は今までの人生では得られなかった経験を楽しむ。真黒組では一般人を殺して15年服役した海老原の舎弟・小島が出所する。非常に好戦的な性格を熟知する海老原は彼を制御しようとするが、その矢先に心筋梗塞で倒れ入院を余儀なくされる。目付役が不在となった小島は、さっそく風俗業をシノギとする組幹部で古馴染みの砂川のショバを荒らし始め、組は水面下で内紛状態となる。さらに小島はデリヘルを立ち上げ、その看板嬢として岬に目をつける。そして田高田など、彼女の周辺人物を襲ったりして岬を脅迫し、手中に入れる。身動きができない海老原は恥を忍んで佐藤に調査を頼み、その過程で彼は恩人の岬が巻き込まれていることを知る。それぞれの思惑が絡む小島と砂川の会談現場に潜入した佐藤は、誰も殺さず、また正体もばらすことなく岬を救出し、小島の身柄も拉致することにも成功する。海老原は自らの手で小島を始末して砂川と手打ちにする。だが、ファブルの存在を知った砂川は組を乗っ取る野心を実行に移すことを決意する。続いて、表向きは子供の支援事業を行う好人物で、小さな興信所を経営する宇津帆は、裏では過保護に育てられた資産家の子供を狙って大金をせしめる悪党であった。宇津帆は次の標的として、オクトパスの社員で、岬に恋慕して彼女の家に密かに盗撮カメラを仕掛けていた貝沼に目をつける。一方、佐藤は、通勤経路上にある公園で見かけた車イスの若い女性・佐羽ヒナコが、かつて少女売春組織を壊滅させた自身の仕事に巻き込まれた少女で、その際の事故で足が不自由になっていたことを知る。佐藤は公園の鉄棒でリハビリするヒナコを見守るようになるが、実は彼女は宇津帆の情婦であり部下であった。新参の部下の井崎と共に計画通り貝沼親子を嵌めて大金をせしめる宇津帆であったが、一連の出来事を通して佐藤がファブルだと知る。実は、先の少女売春組織の幹部の唯一の生き残りで、実弟を殺された宇津帆は、ファブルへの復讐の機会を狙っていた。宇津帆は信頼する部下兼相棒の殺し屋・鈴木と共に準備を整えてアキラに挑む。鈴木が洋子を捕らえることに成功した。ところが、宇津帆が自分の両親を殺した真犯人だと知ったヒナコは、宇津帆から託された拳銃で彼に発砲する。しかも、彼女は復讐心によって車イスから立ち上がってとどめを刺そうとした際に彼が仕掛けていた対人地雷を誤って踏んでしまう。鈴木は宇津帆に中止を要求し、佐藤と協力してヒナコを救出する。宇津帆は隠し持った手榴弾で抵抗するも、鈴木に射殺され、遺体は葬られた。なお、井崎は宇津帆たちから信用されていなかったために、佐藤との戦いには加わっていないが、貝沼の遺体の露見から旧知の黒塩に頼んで再び逃げ出そうとするも、後始末と称して鈴木に殺された。最終的に、宇津帆の裏稼業は知られないまま、表仕事のトラブルで事務所が爆破され井崎と共に行方不明になり、ヒナコは偶然不在で助かったということになった。ヒナコからの感謝の手紙を受け取った佐藤は安堵し、オクトパスの仕事も順調に進むようになっていった―――というストーリーでした。
子どもが見てはいけないアニメです(笑) 主人公が暗殺者なだけに、非情な話になるかと思ってみていたんですが、寧ろ普段から感情を持たずに生きてきたので、いざ普通の生活に浸かることになると、どうしていいかわからない。でもその中でやりがいを見つける。奥津さんのちょっととぼけた演技が何とも言えず、いい味を出していました。勿論洋子ちゃんの沢城さんも言うまでもなく(笑) 凄いですよね、峰不二子と似た仕事しているのに、あっちは高級なものに囲まれる品の良さもあるヒロインなのに、洋子さんはちょっと下層にいる場末のスナックにいそうなお姉ちゃんで、同じ人が演じているとは思えないほど、声だけでキャラクターの品行がわかってしまう、という。声優陣がとにかく豪華だったので、イメージが非常につきやすくって、それでいてコミカルな部分もあって、非常に面白く視聴させていただきました。かもしたはこういう作品は結構好きです。というか、自分でも同人でアクションものをよく書くんですけど、銃とか火器とか、その扱いや対処方法とか、殆ど資料がないので、こういう作品できっちり裏付け解説が付いているのを見て参考にさせてもらってます。アクションもリアルでちょっとセンシティブな部分はありますが、できたら続編見てみたいです。
『剣と杖のウィストリア』:ダンまちでおなじみの原作者さんによる漫画原作のアニメ化作品でした。
一人前の魔導士を目指して、リガーデン魔法学院に入学した主人公のウィル・セルフォルトは、何故か魔力がなく、魔法が全く使えなかった。同級生や先輩、教師からは「無能者」呼ばわりされて辛い日々を送るが、ウィルは幼馴染で天才魔導士であり、優秀な人材でしか登れない塔に昇った少女:エルファリアと一緒に、塔から夕陽を見るという約束のために、必死に努力し、強い気持ちで邁進していく。ダンジョンで一人修行するウィルだったが、先輩のシオンが窮地に立たされているところを、杖ではなく剣で魔物を倒す。学園ではシオンが倒したと、一躍英雄になるが、シオンと教員だけはウィルが倒したことを知っている。認められないエドワルド先生が単位の代わりとして特別試験を受けさせる。やはり剣で課題をクリアしたウィルはその後、魔道大祭や地下ダンジョンの総合実習にも参加。最初は誰もがウィルの存在を邪魔としか認めなかったが、アクシデントから地下11階に堕ちてしまった。先輩であるイグノールはウィルを否定していたものの、自分をもかばい戦うウィルに心を開く。そしてメンバーが再会できたものの、怪物イヴィル・グランドデューク。さらに無数のモンスターに包囲されるという絶体絶命な状況で、ウィルは自ら作戦を立案し、『杖』と『剣』に導かれるまま、ウィルはシオンの火炎魔法を剣に取り込み、と唱えグランドデュークを一刀両断した。そこに現れたアロン・マステリアス・オールドキングの遠征隊に助けられ、ウィルたちはダンジョンから脱出する。そして無事に学院に帰還することができたウィルたちだったが、アロンのパーティーの一人であるフィンという少年に、何やら違和感を感じるウィルだった―――というストーリーでした。
ダンまちもですが、大森先生の書く主人公は、本当に純粋で真っすぐなので、嫌味がないんですよね。あれだけ「無能」呼ばわりされても、絶対ぶれない芯の強さもあって。だからみんな自然と惹きつけられていくのかな、と。ダンまちと同じくファンタジーですけど、こちらはアクションが大きくて、しかも丁寧に描いてくださっていて、魔法が本当にきれいで見ごたえありました。もう既に二期目が制作決定しているので、これは楽しみに待とうと思います。

そして新番組も始まりました!

『愚物語』:西尾維新先生の「物語シリーズ」のアニメ化作品ですが、主人公は阿良々木君から代わって、数年後の舞台です。
斧乃木余接は怪異を知る影縫余弦から、不死鳥の化身である阿良々木暦の妹:月火を監視するために、月火の部屋ににぬいぐるみとなっていたが、暦が差し入れたアイスクリームを余接が食べていたところを見てしまい、正体を暴こうと、躍起になる。生命の危機を感じた余接は、「実は物の怪を退治するために、魂を宿している」と説明すると、月火は丸ごと信じ、自分も怪異成敗するんだと乗り気。困った余接は漫画家となった千石撫子にでっち上げの怪異「なめくじ豆腐」を描いてもらい、それを夜の公園で実体化させる。月火の目の前でさっさと片づけた余接だったが、なめくじ豆腐は更に怪異化してしまい、焔を吐いてあっという間に月火を殺し、余接に襲い掛かる。倒しきれない余接は敗北を悟るが、そこに駆け付けた八九寺真宵が撫子のイラストを折り畳んだことで、なめくじ豆腐は封じられた。処理を真宵に託した余接は、不死鳥効果でよみがえった月火を連れ帰る。目覚めた月火は死んだことで記憶もリセットされ、昨日のことを何も覚えていなかった。再びこのまま監視を続ける余接だったが、またアイスクリームの誘惑に負けないよう、全て食べきってしまおうとして、再び月火に現場を押さえられてしまうのだった―――というストーリーでした。
相変わらず面白いです。言葉遊びの部分も多いんですが、「記憶」を「トラウマ」と例える辺りが、流石は西尾先生だなと。PTSDやトラウマだけじゃなく、心に刻まれるもの=記憶なんですね。痛みを伴うか否か、というところですが、実際心は痛覚がないので、例えようがない。そういうちょこっとした人間の解釈の重箱の隅をつつく感じの展開が、物語シリーズの真骨頂です。久しぶりに新作を見ますが、また楽しみに続けて見たいと思います。
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第二期』:なろう系小説のアニメ化作品で半年ぶりの二期目です。
ミーシアン州の次期総督の座をめぐるクランとバサマークの争いは更に激化していた。 そんな中、アルスたちはクラン陣営の軍議に参加するため、貿易都市センプラーへと向かう。そして軍議に参加する中、他の領主たちが意見を出すが、アルスは違和感を覚える。見ればクランと、自分の臣下である、リーツ、シャーロット、ロセル、ミレーユは不服そうな表情をしているのを見て、アルスは意見を述べることに。ミレーユが先の領主の意見を反駁すると、他の領主たちも怒り出す。しかしロセルにその作戦の穴を突かれると、誰もが納得してしまうほどの欠点のある作戦だった。クランに打開策を求められたアルスは、拠点となる地域を上げ、ここの領主に味方に付いてもらうために、懐柔作戦を立てる。その作戦を実行するにあたって、必要となる人材=リシアへの協力を求めるアルス。リシアの顔を見ることで相手の感情を測るという能力をもって、会談を願い出たアルスにリシアは二つ返事で引き受けるとともに、アルスとの結婚を願い出る。驚くアルスだったが、リシアに幾度となく助けられ、勇気づけられてきたアルスは彼女の思いを受け入れ結婚する―――という第1話でした。
なろう系作品ではありますが、いわゆる前衛で活躍するタイプではなく、補助スキルでもって領地を支えていく主人公で、好感を持てます。勿論、鑑定スキルで自分に必要な人を集めてくるのですが、人間性がダメだったら、折角引き抜きしても、あっという間に離れて行ってしまうので、多分自覚のないアルスの能力=人間性の能力のほうが優秀なのではないかと。一期目の時から面白かったので、今後知略と人材がどう集まっていくのか、先の展開が楽しみです!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『未来(あした)の物語(はなし)を聞かせて』最終回UP&報知のパイスーアスカガ来た♥&&2024夏アニメ最終回⑥

2024年09月28日 16時39分37秒 | アニメ

先ずは毎週土曜の連載中でした、『未来(あした)の物語(はなし)を聞かせて』の最終話を支部にUPいたしました。
何分「大人仕様」でありますため、いつも通りこちらにリンクを貼ることができませんが、お気が向きました大人の方は、支部にて読み流していただければ幸いです♥
一気に詰め込みすぎて、かなり長文になってしまいましたが、そこは何卒ご容赦いただければ<(_ _)>

そして本日、あの報知エンタメで発売されておりました、アスカガパイスーのアクスタ&デスクマットが届きました!!ヾ(*´▽`*)ノ♥♥

報知エンタメ新聞の1面になっていた、あのイラストのアクスタなんですが、このカガリがめっちゃ可愛くて気に入っていたんです♥キャラデザがよろしくて、直ぐにポチましたもん!

これちょっとアスランを後ろにすると、カガリに手を伸ばしているアスランが出来上がります(笑)非常に良き✨

あとはデスクマットですね。

もう机の上が凸凹してきたので、業務用のを買おうかと思っていたら、丁度発売されていたので、高かったけど買っちゃった♥主人公&ヒロイン3組とストフリ弐式がかっこいい✨
日に焼けないようにさせながら、これで毎日机に向かって仕事できますわw…あ、もしかしたら眺めまくって仕事にならないかも(苦笑)

こうして愛でつつ、今日も最終回チェックしてましたv

『転生したらスライムだった件』:なろう系小説の代表作、今期で3期目でした。
前作からの続きで、テンペスト建国反対の合同会議の結果、テンペストに派遣された聖騎士ヒナタは、リムルとの一騎打ちに出るがギリギリのところでリムルが制する。だがヒナタはその戦闘の最後で「七曜の老師」の罠からリムルを庇い瀕死の重体となった。実は首謀者はファルムス王国の五大老であり、また続く謀略の一環としてを殺害、テンペスト勢の仕業に見せかけた。当然策を講じていたリムルは、ディアブロに探らせており、七曜の老師をあっという間に亡き者にし、ファルムス王国もヨウムに王位を委譲したことで決着がついた。ヒナタはルミナスの力で回復し、リムルと和解する。こうしてようやくテンペストを開国することにしたリムルは開国祭を行うことになり、集まってくる者たちのために物流を整備し、さらにラミリスが定住しようとやってきたため、彼女の力で娯楽施設として迷宮を作ってもらうことに。そんな中、「勇者マサユキ」という転移者らしい情報がリムルの下に届く。彼はジュラの森でエルフをとらえて売買していた奴隷商人をあっという間に片づけ、そのままテンペストに向かっているという。その力を見極めたいリムルは話し合いを求め、マサユキ一行を国に招くことに。無事に開国祭が始まり、集まってきた他国の使者や各種族と友好を深めるリムル。一番の目当ては武道大会でマサユキの力を見極めること。しかし運だけで生き残っていたマサユキは、またも運で勝ち残るも、リムルとの試合は棄権。始まった迷宮探査でも圧倒的な運の良さで攻略する。こうして催しは大成功だったが、東の商人のダムダラがドワーフ金貨で支払いを求める難癖をつけてくる。隙をついてテンペストに入り込むロッゾ一族のグランベルの策略だったが、ベニマルの調査で既に把握していたため、難を逃れる。そして最後に各国との『人魔共和圏』の構想について語り合う。その中でリムルは敵対行動の黒幕がユウキであることを確信したが、ユウキの暗躍の証拠が掴めないことから、今後始まるユウキと中庸道化連との戦いに備える。だがロッゾの孫娘マリアベルが密かにテンペストを訪れ内政を見ており、テンペスト崩壊に向けて動き出そうとしていた。―――というストーリーでした。
相変わらず面白いです!二期目がヒナタとの戦いも含め、かなり厳しい状況に追い込まれたうえ、その結果魔王になるしかなかったリムルですが、今回はちゃんとヒナタと和解もでき、テンペストも一国として東の商人以外自治国として認められるようになりましたし。こうしてみると、リムルの力は魔族としても強いのですが、それ以上に適材適所に各人員を派遣して、それが見事に+につながる見識を持っていることですね。なろう系だとどうしても力(ちから)というか、武力と結びつきやすいんですが、流石は元リーマンだけあって、会社の経営を見てきた手腕を見事に国家建設に活かしているという。むしろ人間のほうが話聞かないし、勝手だし(苦笑:ヒナタとかマサユキはともかく)。そしてどうにもここにきて怪しいのがユウキ。まさかの転生者が最大の敵になりそうとは…。この先の話の行方も気になりますが、劇場版になるのか、それとも第4期になるのか、どっちに本編が来るのか!?・・・多分劇場版は以前同様オリジナル色が強いもので、今回の続きが4期目かと思うのですが。いずれにしても情報を楽しみに待ちたいと思います!(^^ゞ
『NieR:Automata』:ゲーム原案アニメ化作品の2クール目でした。

機械生命体のネットワークの中心を担っていた「アダム」と「イヴ」を撃破したことにより、機械生命体の指示系統は混乱。ヨルハ部隊はこの機を逃さず、大規模侵攻作戦を開始する。作戦はヨルハ部隊優勢で進んでいたが、敵のEMP攻撃をきっかけにして隊員が次々と論理ウィルスに感染し、データのバックアップを保留していたことで感染を免れていた2Bと9Sに襲いかかる。やむを得ず応戦していた2人は、その最中に司令部との通信が途絶えていることに気づく。その原因はジャミングではなく司令部自体にあるとポッドから伝えられた2人は、ブラックボックス反応による自爆を利用してバンカー内へと帰還する。しかし既にバンカーもウィルスに汚染されており、基地内のオペレーター、そして司令官も感染してしまっていた。ここでも襲われることとなった2人は、飛行ユニットによる地上への帰還を余儀なくされ、その後バンカーは崩壊し、ヨルハ部隊は壊滅する。地球へと脱出したあとも汚染されたヨルハ部隊員の追撃は続き、2Bは身を挺して9Sを逃がすものの、自身はウィルスに感染してしまう。汚染を広めないためにと人気のない廃屋へ向かった2Bは、そこで脱走兵として指名手配されているヨルハ機体「A2」と出会い、A2に自身の記憶と9Sのことを託して介錯を受ける。一方ブラックボックス信号を頼りに2Bを探していた9Sは折り悪く2Bが介錯を受ける瞬間を目の当たりにしてしまい、A2への激しい怒りと殺意を覚える。A2を殺そうとする9Sだったが、地中から突如として謎の「塔」が出現。A2共々崩落に巻き込まれてしまう。数週間後、別々の場所で目覚めたA2と9S。A2は2Bが遺したポッド042と共に機械生命体の殲滅を、9Sは2Bの仇討ちを遂げるべく、それぞれ活動を開始する。9Sは出現した塔が機械生命体に関係した施設であるとして調査を進め、塔に掛けられているロックを解除するために各地に同時出現した3基の資源回収ユニットから認証キーを回収すべく行動する。各資源回収ユニット内部では度重なる戦闘と情報の開示が行われ、それらが原因で9Sは肉体、精神共にダメージを負い疲弊していく。全ての認証キーを手に入れた9Sは塔のロック解除へと向かい、駆けつけてくれた「デボル」と「ポポル」の決死の援護もあって塔内部へと侵入する。遅れてA2も塔へ侵入し、2人はそこで「赤い少女」に出会い、塔の目的、そしてヨルハ部隊と「ヨルハ計画」の真実を知る。襲い来る機械生命体を退けながら、塔最上部へ向かう2人。辿り着いたそこで、A2と9Sは再び対峙する。9Sは既にウイルスが末期となっており、A2はバーサーカーモードで9Sに辛くも勝利。A2は9Sにハッキングを仕掛け、自身を犠牲にして彼のウィルス除去を行う。そしてポッドに9Sを託すと、塔を破壊。「仲間の元へ逝ける」という想いを胸に、崩れ落ちる塔と共に消えていった。こうして二人の戦いが終わった後、ヨルハ計画が最終段階に入り、計画に関わる全てのデータが削除されようとする。しかしそれに異を唱えたポッド042が、命令に反し自我を持って2B・9S・A2らのパーソナルデータのサルベージを開始。サルベージに成功したそのデータにはそれぞれ、かつてと同じ素体が与えられた。ポッド153は「同一の個体として蘇れば、また同じ結末を招くのではないか」と問うが、ポッド042は「違う未来に至る可能性もある」と答える。ポッド042はポッドたちによって粛清されようとしたところ、ポッド153が救援に駆け付け、ポッドたちは戦いの末全滅。残った地上で2Bと9Sは自我をもって蘇り、同じくA2も救い出されていたのだった―――というストーリーでした。
2シーズンに分けて放送でしたが、前半がゲームのルートAで、後半がルートC+Eで、本編に忠実に沿って脚本が作られていました。ゲームプレイをしていないと、ちょっとわかりにくいところもありましたが、とにかく最初から偽りの世界であって、「人類を救うために一旦自我をアンドロイドに移し、平和になったら元に戻す」のが失敗し、最初からアンドロイドと機械生命体しかいない中で、真実を知らないまま戦わされるヨルハ部隊の機体たちの運命でした。なかなかに救いようのない展開なので、鬱ゲームっぽかったですけれど、最後の最後で2Bと9Sが再度汚染されていない状態で自我を移植され、元に戻る。二人が今度は「アダム」と「イブ」になるんでしょうか。でも以前の人格の2Bだと、9Sはびっくりするでしょうね(笑) 最後にA2も目覚めてはいませんが、破損も殆どなく、ポッドが自我を移植したので、きっといつか目覚めてくれると思ってます。寂しいけれど少しだけ救いがあった、演出も面白く構成されていて、クオリティー高い作品だったと思います。
グレンダイザーU』:1975年に放送されていた『UFOロボ グレンダイザー』のリメイク作品でした。
ある時、地球に墜落した物体を光子力研究所の宇門博士が捕捉。弓教授の娘:弓 さやかは、砂漠で気を失っている青年を保護する。その3カ月後、過去の記憶を失っている青年は兜財団の庇護のもと、大介という名を与えられて牧場で生活していた。兜財団の代表者で光子力研究所に所属する兜 甲児と友情を築いた大介は、甲児が操縦する巨大ロボットマジンガーZを見て、自分が何者かを思い出す。大介の正体は異星人デューク・フリード。故郷のフリード星で我を忘れて破壊活動を起こし、危険な大型兵器グレンダイザーを廃棄するため逃亡してきたと甲児に明かす。その時、地球に攻めてきたベガ星連合軍に対抗すべく、大介はデューク・フリードの姿に戻り、グレンダイザーの圧倒的な力で敵を退ける。大介は母星で何者かに意識を乗っ取られ、両親を殺しただけでなく、婚約者のルビーナも手にかけたことを悔やんでいた。そして次々と地球侵略を行うベガ星連合軍と戦う中で、ルビーナの生存を聞かされ、更に妹のマリアもやってくる。一方、デュークに思慕を抱いていたルビーナの姉:テロンナも、裏切り者のデュークを倒すために地球へやってくる。逢神島の巫女・牧葉ヒカルの協力を得て、島の地底湖から“星を護る力”を持つ2機のスペイザーを得た頃、ルビーナはデュークの真意を確かめようと単身彼に会いに来た。敵側の女性と接触した大介を弓教授は監禁するが、光子力研究所が敵の襲撃を受けた際に宇門博士は大介を開放し、グレンダイザーで出撃させる。カサドを倒し、悲嘆にくれるデュークに彼は国王殺害の犯人でないと理解したルビーナ。彼女は何とかベガ星の侵攻を止めようとデュークと契りを交わそうと彼を呼び出すが、途中で呼び出しの手紙を奪ったテロンナが、妹を守ろうとする建前、デュークを奪うために彼女に変身。ルビーナに化けていたテロンナは、デュークの不貞を責め、妹に2度と近づくなと告げる。だが姉がデュークを想い続けていたことを知るルビーナは、そんな行動を取るほど彼女を追い詰めていた自分に責任を感じる。甲児のマジンガーは3機のスペイザーがドッキングしたコズモスペシャルをブースターとして、グレンダイザーと共にベガスター攻略に向かった。デュークは自分を呼ぶ声に応じ、月面基地のルビーナ、テロンナと対面して互いの本音で会話をするが、ルビーナはブラッキーの発砲からデュークをかばって死亡。悲しみと怒りが増大したデュークはグレンダイザーに導かれるまま暴走。かつての母星の時と同じ状況に。暴走したら殺す、という約束をしていた甲児だったがそれを無視。さやか、ヒカル、マリアの加勢もあって甲児はグレンダイザーの暴走を何とか止めることに成功。コクピットで息絶えたルビーナをだくデュークを見つける。そこにベガ星の母艦が接近。甲児とデュークは協力して母艦を叩き、地球は守られた。そしてデュークは地球に残ることを決め、見届けたテロンナは何処へと立ち去るのだった。―――というストーリーでした。
流石にマジンガーZもグレンダイザーも、昔の物はリアタイでは見れませんでしたが(水木一郎さんの主題歌だけは知っている)、グレンダイザーは「悪のマジンガー」みたいなことを聞いていたので、どんなかと思いましたけど、暴走する以外は協力関係にあって、最後だけ対決したんですね。ストーリーは現代の伏線はりまくりのアニメと違って、流石は子供が見てもわかるわかりやすい「正義と悪の戦い」でした。別に夕方のお子様が見てもいいんじゃないか、と思ったら、ラスト3話で大人なシーンが出てきちゃったので、流石に無理(苦笑)まさか、元々子供向けの作品に寝取り絡ませてくるとは思わなんだ(゚Д゚;) しかも姉妹で…。ルビーナちゃんは薄幸のヒロインでしたね。生まれてこの方、デュークと触れ合えたひと時以外、ずっと我慢の人生で、最後は恋人まで姉に取られて。報われないラストでしたが、一応ストーリーには決着ついたみたいですけど、なんかラストにまた妖しい変なのが登場していたので、まさかの二期目があるのか?それでしたら続報情報をお待ちしましょう。
『ダンジョンの中の人』:漫画原作のアニメ作品でした。
主人公のシーフ:クレイはダンジョンで失踪した父親を捜しに潜るが、8階を探索中に、ダンジョンの管理人であるベルにダンジョン管理の仕事を共にしないかと誘われる。10階のラスボスであるベルの力は強力で、自力で攻略に至れるか難しいことと、ダンジョンの中を管理することで、父の行方を掴めるかもしれない、とのことから承諾。以降、お宝の補充や、モンスターの面接と採用、環境整備や人間との契約更新、食事の管理、更にはダンジョンのルールを破る悪童たちを成敗する等、多種多様な仕事に奔走するクレイだった―――というストーリーでした。
ダンジョン攻略は冒険ものの必須アイテムですけれど、まさかそのダンジョンを管理する側からの視点で進む話は見たことなかったので、非常に面白かったです。一見みんな可愛いキャラたちが一生懸命ダンジョンで働いていましたが、環境は最高に整えられているものの、そういえば「給料」はどうなっているんだろう?(超現実味) まぁ快適に過ごせて、食事もちゃんと区画が決められていて狩りのし放題らしいですが、危険手当も付けてあげないと(笑)そういえばRPGやって、倒したモンスターはフィールドから消えてますが、一番不思議なのは『バイオハザード』シリーズで、あれだけ生々しく血だらけで倒れたゾンビさんが、マップ切り替えした後、元の場所に戻ると、もうきれいさっぱり消えている。血だまりさえ消えている(笑)これってやっぱりダンジョン管理人がやっているのか!?仕事早すぎ!Σ(・ω・ノ)ノ!でもそう思うと、バイオシリーズもなんか可愛く思えてきますw …久しぶりにプレイしたくなりました。
『この世界は不完全すぎる』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公のハガは発売前のVRゲーム『キングス・シーカー・オンライン』のデバック業務を行っている株式会社ニシマテックの社員だが、他のデバッカーと共にログアウトできない状態になる。それでもデバック作業を続けていると、ある街でモブキャラの少女:ニコラと出会う。彼女はイベント上、ドラゴンに村を焼かれて死ぬはずだが、何故か無事で、ハガと同じシーフ(※ハガのこの世界での職業)になる夢をもって、彼に同行することに。ハガはあちこちの街でデバック作業をしていくが、どうせログアウトできなくなったのなら、と自棄になったハガの同僚や他社のデバッカーたちが、ハガたちが持つ特殊能力を持つ「デバック・ストーン」を狙って襲い掛かってくる。丹念にデバックし、エラー箇所を見つけていたハガはそれを利用しながら、同僚たちを一掃し、挙句社長の魔の手からも逃げおおせる。冒険が進むとハガは同じデバッカーのアマノやアキラと出会う。その中で唯一NPCであるニコラの不思議な力に救われるが、実は彼女の中にはテスラというこのゲームのメタAIが宿っていたのだった。ニコラが目覚めなくなったことで、アキラのチームに合流することになったが、そこにいたアルバが実は同じAIでテスラの弟分に当たる。姉に逆らえないアルバだったが、テスラが休んでいる間にハガたちを地下1000階のダンジョンにテレポートさせてテスラを引き離す。とてつもない強力なモンスターのせいで出られないハガと、そこで出会ったレンというデバッカー。一方アマノ・アキラとアカネはカジノに転移させられるが、アカネが自分の内臓を担保に借金したカジノで全額擦ってしまい、2組とも生命の危機に陥る。だがすり抜けのデバックストーンで合流できた2チームは、モンスターとカジノのモンスターを鉢合わせて共倒れさせることに成功。しかし、ようやく倒したモンスターが第2形態で復活し、ニコラは一人で帰るよう追い出されていたものの、ハガに再会するために,先の場所に戻ろうとするのだった―――というストーリーでした。
デバックのバイトはよく見かけます(笑)でもこんなに下請けの会社があるとは知らなかったです。でもって、SAO状態のなかにあっても忠実に仕事を全うしようというハガさん。ですがある意味バグを見つけていたからこそ、それを利用し、窮地を脱していく。意外なストーリー性で面白かったですし、何より「真面目にコツコツやっていたほうが、ちゃんと神様(多分ニコラちゃん)は見ていてくれるんですね!」(*´▽`*) それにしても、最終回だというのに、非常にピンチなところで終了し、一人になったニコラさんが合流目指して歩きだしたところで終わってしまったので、1クールアニメで計算していたでしょう脚本が、見事に不完全なまま終了してしまいました。わざと狙ってやったのか、アニメオリジナルエンドは禁止だったのかわかりませんが、二期を匂わせているので、何時か放送するようでしたら、是非あの場面が無事に攻略できたかだけでも見守りたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024夏アニメ最終回⑤

2024年09月27日 14時24分02秒 | アニメ

昨日病院に行った帰りに、夕飯の食材探しにスーパーに行ったら、スナック菓子のコーナーでなんか違和感を感じて、振り返ったら、『じゃがりこ』が『じゃがりこ』じゃなくなってた…(-△-;)

いえ、中身が『じゃがりこ』なのは間違いないんですが、パッケージがおかしなことになっていて「せんぱい」「こうはい」「しごとでき。」「おつかれさま。」「おはよう。」みたいなタイトルになっていたんですよ。某キッ〇カットのように、メッセージが蓋に書けるようになっていて、たぶんそれで相手の机の上に置いて挨拶代わりにする―――ようなものなのかな。

それを踏まえて、ちょっと探してみたら、めっちゃいいのが見つかった(笑)

「(五条)せんせい、さいきょう!(≧◇≦)」

いや、ピッタリですね✨
悟に限らず、カカシ先生(NARUTO)でもいいな♥ リーにとってはガイ先生でもいいかもw
何はともあれ、なんか他にもいろいろ選び放題なので、見つけたらまた組み合わせ買ってみようかな♪ 意外と楽しいw

―――それにしても『呪術廻戦』ですよ・・・

あと残り1話となりましたが、先週からなんかほのぼのした感じになっていて、どんな意図が含まれているか、色んな人の考察見るのが日課になってます。
・あの時計の時刻を全部足すと「373」になって、五条先生が倒れた回のタイトルが「南(373)へ」でオマージュになっている=やはり悟は夏油のいる彼岸に旅立ったのではないか?
・サブタイトル「夢の終わり」=「ゆ(ゆうじ)め(めぐみ)の(のばら)終わり」=3人が終わる=それぞれが呪術師として旅立つのでは

…等々、みんなすごい考えているので、見ながら「あー!そうか!」と感嘆しつつ、あと4日に迫った最終回にドキドキしてます。
これで悟が「オッパッピー☆」言いながら復活したら、最高のエンドなんですが、一体どうなるのか…血圧が上がる…💧

そんなドキドキハラハラを前に、最終回もチョコチョコチェックしてます。

『恋は双子で割り切れない』:ラノベ原作で漫画でも連載中のメディアミックス作品のアニメ化作品でした。
主人公の一人、白崎純の隣の家に神宮寺家が引っ越してくる。そこには純と同い年の双子の姉妹、琉実と那織がいた。家族ぐるみで仲良く過ごしているうちに、博識な妹の那織と文学好きな純は趣味が同じであることで仲良くなっていったが、思春期を迎え中学3年の時、スポーツ好きな姉の琉実は二人の仲に焦り、自ら純に告白し、二人は恋人同士になる。しかし琉実はずっと妹を出し抜いたことに負い目を感じており、純とはお互い恋心を抱いたまま高校入学直前に耐え切れず、別れを切り出す。那織も純のことが好きだったが、趣味が合うことからずっとこのまま続いていくと思っていたところに、姉と付き合い始めたことで、二人に幾ばくかの複雑な思いを抱いていた。別れても気持ちを引きずったままの純と姉を知りつつも、那織は友人らと共に部活を創設することにしたが、そのメンバーに純を誘う。だが活動場所の教室を確保するために、上級生と勝負することとなったが、その日は琉実は告白された坂口とデートの約束の日。那織が先輩とチェス勝負をする時間、琉実のことが気になって仕方がない純にを見て、那織は純を琉実の元に行かせる。純は坂口と琉実のデート現場まで追いかけ、琉実にまだ好きであることを告白。坂口は身を引くが、純は琉実と那織を同時に二人を好きだと告げた。純を姉の元に行かせた那織だったが、あっさりと姉の元に行ったことで不満が募り、夜に純の家に押しかけ、純の入浴中に風呂場に押し入ったり、一緒のベッドで寝ようとする。一線は越えなかったものの、那織のキスに応えてしまう純。そんなある日、白崎家と神宮寺家でグランピングに出かけるが、純への想いから琉実と那織が殴り合いの喧嘩になってしまう。純が身を挺して何とか止めるが、琉実は純を「いつまでも待つ」といい、那織は「積極的にアプローチしていく」と宣言。自分の優柔不断のせいと自戒するものの、双子と純の関係はあいまいなまま続いていく―――というストーリーでした。
原作が連載中なのもあって、アニメオリジナルで純が決断するなどの話は一切なく、結局結論はうやむやなまま終了となりました。うん、一番悪いのは、二人にいい顔する純ですね。結局告白も琉実と那織からで、自分では選択してませんし、那織に迫られれば押されて受け入れてしまう。確かに理想なのは「幼馴染のままずっと仲良く」なんですけど、思春期に入って、異性として意識した時点で、もうその関係は二度と元に戻らないんですよ…💧 あと「義妹生活」の時と同じなんですが、両家の親も悪い。「いつまでも子供たちが仲良し♪」「一人うちの娘にしたい♪」と呑気に構えていますが、もう高校生というあと2年で成人するのに、未だ3歳児くらいの感覚で一緒に過ごさせるのは、あまりにも危機感なさすぎですね。何とか子供たちだけで、感情と関係を整理付けようとしているんですが、その藻掻いている状況を救ってあげるのも親の役目だと思うんですけどね。まぁこの作品のテーマが「タイプが違う双子と彼氏の割り切れない関係」なので、見ている分にはメロドラマのようなハラハラ感も味のうち。なかなかに昼ドラチックな作品でした。
『先輩はおとこのこ』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の高校生:花岡まことはセーラー服に身を包み長い栗色の髪をした美少女。そんなまことに憧れた後輩の蒼井咲は告白するが、実はまことは男子であるということを明かす。まことは性別不合で、身に着けるものや所持品も女子の物、可愛いものを好んでいた。しかしそれを知った母親から拒絶され、苦しんでいたところ、父親が女装でも許可をしてくれた学校を勧められ、学校にいる間は女生徒の姿、家に帰るときに男子高校生に姿に戻る生活を送っていた。しかし、その後も後輩の咲はまことに懐いて離れない。そんな二人を見た真の幼馴染である大我竜二は、咲を引き離そうとする。実は竜二は男子ながらまことに思いを寄せており、自分は唯一の理解者と信じて彼をかばっていたが、次第にその姿勢が咲の共感を呼び、「師匠」と呼ばれ慕われていく。咲は実は家庭環境がやや複雑で、両親と離れて暮らしていることで、心のバランスが移ろいやすい。性的不合・家庭問題・バイセクシャル、という様々な心の問題を抱えた3人が、お互い傷つかないよう距離を保ちながら付き合っていたが、竜二がまことに告白し、二人が付き合うことになった時、咲は唯一の家族で会った祖母が倒れ、精神的に不安に陥る。そこを助けたまことと咲が抱き合っている姿を見て、竜二はまことから離れることを決断。ギクシャクした三角関係だったが、咲が二人を仲直りさせ、咲は母親と再会する。こうして少しメンタルが安定した3人だったが、真は修学旅行から帰ったら、母親に本当の自分を告白すると決断。勇気をもって母に告げた瞬間、母親が過呼吸を起こし倒れてしまう。真は父の勧めで母方の祖父の家に行く。実は祖父も女性の好むものを身に着けることが好きで、母の化粧品やアクセサリーを付けていた。そんな祖父を見つけてしまった母は、徹底的に可愛いものを拒絶するようになってしまった過去があった。だが好きなものを否定せず、受け入れてくれる人達と生活している様子を見た、真は自分に正直に生きることを決める。母親と二人で買い物に行き、最初は母は気が乗らないものの、竜二が修学旅行で撮影した素顔の真を見て、要は区母親も真を受け入れることを前向きにとらえてくれるようになった―――というストーリーでした。
可愛いキャラデザに騙されてしまいそうですが、テーマとしては非常に重いものだったと思います。多様性の世の中、とか最近よく言われていますが、現実に圧倒的少数派の人に対し、否定的、あるいは拒否的な態度を取りがちです。特に日本人は集団心理が強いので、例外を受け入れる、ましてや自分の家族からそんな人間が出ることで、自分まで奇異な目で見られるのでは、社会からはじき出されるのでは…と不安を感じることもあると思います。でも10年前と比べて、大分寛容になってきてますね。理解を求めるってすごく難しいですが、こうして漫画でもアニメでも、それがきっかけとなって「こういうマイノリティがある」というのを知るのはいいことだと思います。真君たちの未来に幸あれ!
『ハズレ枠の『状態異常スキル』で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公の高校生:三森灯河は幼い頃から受けた虐待のせいで、クラスや社会に馴染めない性格になっていた。そんなある日、彼らが修学旅行に出かけた先でクラスごと異世界に召喚される。そこにいた女神ヴィシスは「勇者たちに魔王を倒して欲しい」と懇願してくる。そして勇者を選別するため、女神が一人ずつの固有能力を判定するが、灯河は最低評価であるE級勇者という理由で高レベルモンスターが徘徊する遺跡へと廃棄されてしまう。絶望の中、それでも生きようとスキルを使うと、「状態異常」は発動すれば抵抗されることなく必ず効果を発揮するため、自身に有利な状況を作ることでどんな敵でも無力化できる規格外な能力だった。最初の敵を「パラライズ」で麻痺させ、「ポイズン」で毒を付与することにより1時間かけて殺害した灯河は、格上の敵を倒したことで急激なレベルアップを経て、スキルの効果も成長する。そして危険な敵が徘徊する遺跡内を探索して過去に廃棄された者たちの遺産を入手し脱出することに成功し、相棒となるスライム・ピギ丸と出会う。女神への復讐を誓い世界を彷徨う灯河は、エルフの女騎士セラス、豹人の女血闘士イヴ、ダークエルフの少女リズといった者たちと出会い、絶体絶命の危地にあった彼女らを救うことで固い絆で結ばれる。そして仮面で正体を隠し「蠅王ベルゼギア」を名乗り、女神を倒す手段を知る「禁忌の魔女」に面会するため仲間たちと共に傭兵団「蠅王ノ戦団」として戦う。何とか魔物の巣窟となっている森を抜けると、魔女の結界が張ってあり、それを乗り越えるとそこには禁忌の魔女のエリカがいた―――というストーリーでした。
不幸のどん底にいる主人公が、最強に成り上がっていく作品は、なろう系小説のお約束ですが、今までの主人公の中でも相当悲惨な人生経験を積んできて、果たしてこれで本懐を遂げることができるのか?…と思っていましたが、心強い仲間がいつの間にか集まってくれて、いよいよ本格的な話が進みそう。…ってなってここで最終回ですか!?Σ( ̄□ ̄|||) 本編見終わった後「2期制作決定!」とか来るかな???と思ってみていたんですが、結局なかったですね。もしかしたら続きはあるやもしれません。キャラデザもそこまで崩れることはなかったですし、アクションシーンも丁寧に描かれていて、クオリティは高かったと思います。できたら続編を見たいです!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もちマス来たぁーーーーっ!!(≧▽≦)♥&2024夏アニメ最終回④

2024年09月25日 14時43分55秒 | アニメ

長いこと・・・本当に長いこと待ちました。
いつもいつも出るのは野郎ばっか(笑)で、B社のアンケートに「女の子を下さい!!(T人T*)」と、何度も書きました・・・

そしてついに―――

カガリ様もちマス来たぁあああああ!!ヽ(^o^)丿♥♥

長年待ち焦がれました、SEED女子キャラのもちマス。
下手したら「ラクスだけしか出ないかも…」と思っていましたが、ルナマリアも来てくれて、ヒロイン3人、もち様になって登場です♥♥♥
まだ写メってませんが、ラクスもルナも可愛いですよ✨ …ちょっとビニール剝がしまくるのがめんどくさくて、まだかかったままですが。

勿論、さっそく並べますよアスカガを!

真上から俯瞰。


下から煽り。


そしてなんとも可愛い尻♥もうずっとナデナデ♥ヾ( ̄▽ ̄*)できちゃうw

ちなみに、まとめ買いの特典で付くのは、いつもはイザ様がその大役を担ってくださっておりますが、今回はパイスーアスランが、あの劇場版初登場時の不機嫌極まりない顔でやってきましたw

まさに、あのinズゴックのときですね(笑)でもパイスー。

背中も尻も可愛い♥さすがはもち様です!

カガリ様を積み上げるザラもちの図。非常に理想的✨

あとパッと見可愛かったのがシュラです。なんか一番うれしそうな顔してる(笑)
他のメンバーはまた後日写メるとして、今はひたすらアスラン×2とカガリ様を愛でさせていただきます<(_ _)> 撫で心地良すぎるので、ツルツルにならないようにしなきゃ!
本当にカガリのグッズで笑顔が少ないので、ともぬいともちマスは貴重です✨絶対無くさないように&汚さないようにしなきゃ!!

もちを愛でつつ、最終回もこの通りチェックですw

『真夜中ぱんチ』:オリジナルアニメでした。
主人公の一人、真咲は「NewTube」で活動する3人組「はりきりシスターズ」のメンバー「まさ吉」として動画投稿を続けていたが、生配信中に仲間を殴ってしまったことで炎上。二人から脱退をさせられる。それでも一人なんとか番組を作りたい真咲は深夜の病院で、血を求めてさまよっていた吸血鬼のりぶと出会う。りぶは真咲の血液に惚れ込んでしまい、何度も吸血を願う。それを利用し真咲は「登録者100万人を越えたら飲ませてあげる」と約束し、りぶと彼女のおつきのヴァンパイアたちと共に「真夜中ぱんチ」という番組を立ち上げる。しかしヴァンパイアたちの行動や常識が一般の人間の基準を外れていることと、真咲とりぶたちの番組制作への熱量が全く違うため、何度も衝突を繰り返す。しかし必死に真咲に食らいついて行くりぶたちに、次第に連帯感が生まれるが、ヴァンパイアの力の片りんを動画にUPしてしまったことで、りぶたちのマスターであるマザーから「1か月で100万人突破しなかったら、人間界から戻るように」と条件を出されてしまう。なんとか真咲とりぶ達はやり方を工夫し、少しずつ視聴者数は増えていく。そんな中、嘗ての真咲の仲間「はりきりシスターズ」の二人と真咲が再会。ひょんなことから「一緒に動画を製作すること」になってしまうが、この予告放送で真咲が「まさ吉」であり、嘗ての炎上騒ぎを知ったリスナーから批難の書き込みでまた炎上してしまう。状況を打開するために、りぶはしつこく真咲を出演させようとするが、それに怒った真咲がりぶに酷い言葉を投げつけ家出。逃走先でいつも嫌がらせ投稿をしてくる女子と出会い、真咲は覚悟して戻ると今度はりぶがいない。りぶ不在の中、マザーが送り込んできた刺客から逃げる「鬼ごっこ」を生配信。しかし次々とメンバーは捕らえられてしまい、一人残った真咲が皆の遺志を継いで、りぶが戻ってくるまで配信に参加する。ひたすら逃げるも屋上で捕らえられそうになる真咲。隣の建物へ飛び移ろうとするが失敗し、転落するところを助けたのはなんとりぶ。実はマザーの刺客ではなく、りぶも含め、真夜中ぱんち&はりきりシスターズ他の仕掛けた「どっきり」だった。迫真の逃走劇は視聴者100万を超えたが、騙されたことに怒った真咲は100万越えでもりぶに血液を与えないと宣言し、これからも共に配信することを決める。そしてりぶが真咲に執着する理由は、幼い時死にかけたりぶを助けたのが真咲だったことが判明した―――というストーリーでした。
最近ブームの配信系アニメですが、こちらは配信とか同人とかでありがちな「リスナー(フォロワー)数」評価に、心を傷つけられたり苦しんだりしながら、それを乗り越えていく、多分共感しやすいストーリーテーマだったと思います。面白いのは、評価を凄く気にする配信者の真咲に対し、興味ない人達(りぶ達ヴァンパイア)には、そんな評価なんて全く心動かされない(気にならない)、この温度差ですね。だからこそ、真剣みが足りなかったりで、真咲が一人でカッカしてしまうわけですが。批難炎上発言する人って、本当に自分の発した言葉に責任感なんて感じていないですが、受け手は物凄く真に受けるものです。配信内容が面白いかどうかはさておき、こうした発信者側の心理描写をかなりピックアップして描いていた作品でした。多分、元々始めたのって「好き」からのスタートだと思うのですが、いつの間にか「どれだけの人から評価を受けるのか?」という、数に執着して、本来の楽しむ目的をいつの間にか忘れてしまっていることって多いと思います。かもしたも同人活動している人ですが、やっぱり書いている時が楽しいので、初心を忘れないようにしたいと思います(`・ω・´)ゞ
『NINJYA KAMUI』:すでに海外で放送しておりました作品が日本の地上波で初放送となりました。
主人公のヒガンは妻のマリと息子のレンと共にアメリカのある地で静かに暮らしていたが、実はヒガンとマリは忍びの里からの抜け忍で、置き手を破った二人は何時狙われるかわからない状況だった。ある日突然黒衣の忍者に囲まれマリとレンは死亡。一人生き残ったヒガンは復讐のために黒衣の忍者たちを追う。一方FBI捜査官のマイクとその相棒のエマは、この事件を調査しているうちに、巨大なIT企業AUZAが関わっていることを突き止める。しかしAUZUが開発した忍の強化を担う「グソク・ギア」という装着メカを用い、ヒガンとマイクとエマは追い込まれる。そこでマリからヒガンと息子を守ってほしいと願われていたエマはヒガン専用のグソク・ギアを調整。辛くも勝利をおさめるが、激化する中でエマは命を落とす。妻と息子とエマのため、ヒガンは先を急ぐ。一方協力体制にあったはずのAUZUの社長ジョゼフと忍の当主ヤマジは決裂し、ジョゼフは辛くもヤマジから逃げ延び、一方ヤマジはAUZUを手中にし、日陰で生きる忍が日の下で世界を統べようとする。マイクは必死にジョゼフを追い、ジョゼフが隠していた衛星中継による攻撃をハッキングで防御し、遂に捕らえるとに成功する。ヒガンはヤマジと対峙。途中ヒガと同期のザイがヤマジと共にヒガンを追い詰めるが、ヤマジのもくろむ世界の在り方に反駁し、ヒガと共にヤマジに対峙する。最後は皆の願いを託されたヒガンが二個目の「秘術」を覚醒。ヤマジを倒すことに成功する。ヤマジを失った忍は統率を失い壊滅。平和になった世界で、ヒガンは一人バイクに乗ってこの地を後にするのだった―――というストーリーでした。
海外向け、特にアメリカ向けの作品だとわかるくらい、凄い外国の方が喜びそうな、「ニンジャアクション」がこれでもか!というくらい演出された作品でしたね。「忍者」が海外の人気が高いのは周知の事実ですが、これに加えて最先端の機械技術を取り入れた派手なアクションは、こりゃハリウッドがCG使って作りたくなる作品だな~と思わずにはいられませんでした。声優さんも豪華な方々ばかりでしたし、お子様向けではない表現(血飛沫や殺人もリアルに描かれている)も多かったですが、いかにも大人向けの作品だったと思います。ストーリーも重厚でしたしね。ロマンス的な要素は少なかったですが、同僚というか、戦友との絆という、男性が共感するような要素が多かったです。クオリティーが非常に高かった作品だと思います。
『SHY 東京奪還編』:漫画原作のアニメ化2期目でした。
主人公の日本のヒーローSHYこと、紅葉山 輝の学校に、一人の少女:天王寺 曖が転入してくる。虚弱体質で学校に行けなかったので、世間に疎い、という彼女だったが、時折見せる言動に輝は訝しんでいた。ある時、朱鷺丸という少年が現れ、曖を連れ帰ろうとして揉めたことから彼女の目的と正体がわかる。曖は霜賀の里の忍にして跡取りであり、行方不明の妹を探して東京に来たのだった。そんな時、突如として東京にスカイツリーを中心とした黒いドームが出現、電波や光を遮断する黒球により都心部が消失する。銃や爆薬など一切の物理的干渉を寄せ付けないドームに対し、シャイ、スピリッツ、ミェンロン、レディ・ブラックに、黒球への対処を知る天王寺曖を加えた突入チームが組織される。ヒーローたちがドーム内で待ち受けるアマラリルクと衝突する中、圧倒的な力でシャイたちを襲うウツロと対峙する。ウツロの正体は曖の双子の妹:天王寺昧だった。同時刻、ドーム表面ではスティグマが全世界へ向けて自らの目的を発信し、ドーム外で活動していたスターダストらヒーローと激突する。ウツロたちの力の前に、押されるシャイたちだったが、曖の懸命な呼びかけと、シャイの必死の説得に、ウツロは昧として後悔の念からスティグマに付け込まれたことを思い出す。心を開いた昧は曖や朱鷺丸と共に、改めてクフフたちと戦い、黒球を割って東京を救い出す。こうしてクフフは捕らえられたものの、黒球を壊されたことで、黒球をウツロの心の一部として作っていたため昧は消滅。最後に自分の心に咲いていた、かつての日本のヒーロー「シャイン」への憧れの心を指輪にしてシャイに託す。曖は里へと帰り、シャイは昧から託された思いを胸に、改めてヒーローとして世界を守る決意をするのだった―――というストーリーでした。
ついヒロアカと並べてみてしまうんですが(苦笑)、女の子主人公から見るヒーローはまた違った視点で面白いです。非常に気使いが女の子らしいというか、「戦い」だけではなく、「救済」、しかも心を救うのがシャイの必殺技ですね。前回と同じく、今回もまたスティグマに利用された昧さんを救うことができませんでしたが、魂は安らいだのではないかと思います。今もまだスティグマに捕らわれている人たちを救い出せるといいですね。原作読んでいないので、現在の状況はわかりませんが、3期目あったらまた見てみたいです。
『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF 』:ラノベ原作のアニメ化で、2008年に一度アニメ化され放送されましたが、今期はリニューアルしての再アニメ化となっておりました。主人公は旅商人の青年:クラフト・ロレンス。商取引のために訪れたパスロエ村を後にした夜、荷馬車の覆いの下に眠る1人の密行者を見付ける。見た目は少女だが動物の耳と尾っぽを持つ彼女。自分を「ヨイツの賢狼ホロ」と名乗った。ホロは遙か北の故郷「ヨイツ」を離れての放浪の中、パスロエ村の麦に宿った狼であった。ホロは神と呼ばれ、長年村の麦の豊作に尽くしていたが、農業技術の進歩によって、自分がないがしろにされるのを感じ、望郷の念を募らせていた。そしてついに収穫祭の日、通りかかった荷馬車の麦束に乗り移って村を脱出したのであった。少女が狼の化身であることを知ったロレンスは、彼女を旅の供に迎えた。街から街への行商の旅をつづけながら、ホロの故郷ヨイツを探す旅に出る。行商しながら金の価値を上げたり、ホロが別の行商人の少年に恋われ、ロレンスと袂を分かちそうになったり、麦の税収を取られそうなテレオの村で、ヨイツに関する情報を集め、小麦税に対する危機を救うなど、様々な事件を経験しながら一人と一匹の旅は続くのだった―――というストーリーでした。
最初のアニメ化の時も視聴したのですが、以前は原作に非常に忠実にアニメ化していましたけど、今期はちょっと手を加えた部分がありましたね。監督さん曰く「令和になって、新しい価値観や視点が加わってもおかしくはない」とのことで、ちょっと変動があった模様です。確かに経済的なものがこの物語の主軸ですので、平成と令和では価値基準とか価格とかが大分変動しているので、視点を変えた作品作りにしてもおかしくはないですね。キャストさんたちはびっくりしたらしいですが(続編だと思っていたようです)。最近はなろう系のように、主人公が労せず力を持っていて、圧倒的に敵を倒して…という、ある意味スッキリ感みたいなものが求められる作品が多いように思いますが、この作品は主人公は潔癖ではなく、時には価格を吊り上げたりカルテルっぽいことをして見せたりしつつ、逆に盗賊に襲われたり、痛い目にあったりと、まさに「人生、山あり谷あり」を地で行っているので、ある意味非常にリアリティがあります。ホロちゃんは賢狼だけあって、ものの見方が一歩外からなので、作戦の穴だとか、視聴者にわかりやすい解説を求めたり。経済が話の主軸になっているものって、なかなかお目にかかれないので、非常に勉強になりました。
『新米オッサン冒険者、最強パーティーに死ぬほど鍛えられて無敵になる』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公は冒険者にあこがれ続ける30代のギルド受付のリック・グラディアートル。少年の頃、極めて確率の低い「固有スキルの因子」を保有していることが分かり、冒険者への道を進むことを夢みつつスキルの発現を待ち続けたが、一向にスキルは発現せず、気がつけば30歳になっていた。本人は冒険者への夢を捨てきれないままだったが、そんな中、超一流を意味する「S級」の資格を持つ冒険者リーネットと出会う。彼女はリックに対し、魔力量を育てないまま20歳を超えたことを理由に今から冒険者を目指してもやっていけないとはっきり言い、リックも一旦は諦めがつくが、とある出来事を機にスキルが発現。彼のスキルと持ち前の勇気を目の当たりにしたリーネットから、彼女が所属する大陸最強の冒険者パーティー「オリハルコン・フィスト」に勧誘される。パーティーの目的は、実はおとぎ話ではなく史実だった「ヤマト伝説」に出てくる「カイザー・アルサピエト」を倒すことだった。こうして、「オリハルコン・フィスト」の見習いとなったリックは、メンバーたちから特訓を受け始める。30歳から冒険者を目指すという「出遅れ」を埋めるべく2年にも及ぶ地獄の修行を耐え抜いたリックは、本人の自覚もないままS級冒険者相当の実力を身に付けていた。アンジェリカ達、貴族との戦いでも圧勝し、E級冒険者の試験をパスし、名実ともに冒険者となったリックは、パーティーのメンバーと共に「カイザー・アルサピエト」へとつながる「六宝玉」探しを始める。その一つがラクトピアの拳王トーナメントのチャンピオンベルトの装飾品になっていること知ったリックたちは、ブロンストンと共に出場することに。同じく出場することとなったアンジェリカの特訓を行いつつ、リックはあちこちの闘技場で勝利を抑え、ブロンストンと共に出場権を得る。順調に勝ち進む中、アンジェリカをボロボロに傷つけたギースを討ち取り、決勝戦はブロンストンとの勝負に。はじめは棄権するつもりだったリックだったが、あまりの強者故に、誰も本気で戦える人がいなかったブロンストンの一抹の寂しさを知ったリックは、本気でブロンストンに立ち向かう。ブロンストンも喜んでこれに応え、双方防御無しの殴り合いの結果、双方ダウン。しかし、ブロンストンは自分の心を救ってくれたということでリックが勝者だと宣言。しかしそれを受け入れないリックは結局チャンピオンベルトについた六宝玉だけ取り出し、ブロンストンと共に出場辞退でブロンストンに負けたケルヴィンが繰り上がり優勝で幕を閉じる。そしてオリハルコン・フィストのメンバーは、次の六宝玉を求め、再び旅に(ブロンストンとリックは走って)出るのだった。―――というストーリーでした。
無自覚に最強になっている主人公シリーズは今期2作品ありましたが、こちらも挫折期間が長すぎたせいか、それとも周りが最強過ぎたせいなのか、非常に奥ゆかしい主人公でした。是非ともノールさんと戦ってみて欲しいですね。「パリィ」で返されるか、それともリックが押し勝てるか!?(笑) それはさておき、控えめ主人公でしたがそれでもめげない根性は本当に脱帽ものです✨ 死んでも蘇生してもらえるから♪だけで、無茶ぶりすぎる修行をちゃんと受けるなんて。ノールさんもですが、なろう系なんですけど、二人とも「苦労は厭わない。というか、苦労しても俺はこのレベルなんだ」という当たり前に弱い自分を受け入れ、滅茶苦茶努力を欠かさない。なろう系というと「最初から最強の力を持っていて、あっという間に敵を片付けるのがお約束」な主人公が多い昨今、努力と根性で這い上がっていく主人公は非常に受け入れやすい。というか「報われてくれぇええ!!」と応援したくなります。先輩方も非常に良い方ばかりで良かったですね♥ 今期のアニメで好きなアニメのベスト3に入りました。
『かつて魔法少女と悪は敵対していた』:今は亡き藤原ここあ先生原作の4コマ漫画のアニメ化作品でした。
主人公の悪の参謀:ミラは、その風貌にふさわしく冷酷無比で残虐極まりないことで、仲間の中でも恐れられていた。そんな彼が悪の組織と敵対している魔法少女との戦いに挑むが、相手の魔法少女:深森白夜を見て一目ぼれしてしまう。以降、彼女と会う度に、ケーキや食事をごちそうしたり、相談に乗ったりなどしつつ、彼女とのひと時に癒されていた。一方のドの付く天然の白夜は「御使いさん」と呼ばれる猫に魔法少女にされて以来、アルバイトの金を巻き上げられたり、たばこを吹きかけられたり、酒に溺れるなど、最低の部類。彼の所業から白夜の心を守るため、粉骨砕身する参謀さんの日々の努力と交流を描いたストーリーでした。
いや、タイトルが切羽詰まっている系でしたので、まどマギとかみたいに非情な悪の参謀と必死に立ち向かう可憐な薄幸の魔法少女・・・かと思っていたら、とんでもなくハートフル(※御使いさんは除く)な話で、ずっとほのぼのしてましたw そして毎回参謀さんが持参してくるスイーツが美味しそうで(笑) 作者さんがお亡くなりになられているので、この先二人がどんな結末を迎える予定だったのか、プロットも残っていないのは非常に残念です💦 できたら幸せになって欲しいんですが。とりあえず御使いを倒して欲しい。そして、ミラさんのメガネがこれ以上破壊されない(たった1シーズンで15回は破壊されている)ようにしてあげてくださいw
『モノノ怪』:オリジナルアニメで、こちらも2008年にノイタミナ枠で一度アニメ化されましたが、その再放送です。
退魔の剣を持つ、謎の薬売りが「座敷童」「海坊主」「のっぺらぼう」「鵺」「化け猫」らを一テーマごと、物語の登場人物の誰がアヤカシを呼び出したかを究明し、解決していくストーリーでした。
来年『唐傘』が劇場版アニメになりますが、声優さんが櫻井さんから神谷浩史さんに代わるんですね。実際の演技をまだ聞いていないので何とも言えませんが、櫻井さんの声で印象がバッチリ植え付けられているので、果たして神谷さんだとどんな薬売りになるのか。結構楽しみなので、見に行ってみようと思います。
『異世界失格』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の先生は、昭和23年6月13日に愛人のさっちゃんと共に玉川上水に入水心中しようとしていたが、トラックが突っ込んできて先生は意識を失う。次に目覚めると、「先生」は1人でヘルゼーエンの教会に寝かされていた。彼の前にいた聖職者の女性アネットは、ここがザウバーベルグという大陸で、他の世界で不幸な人生を送っていた人々から選んだ人を「異世界当選トラック」に跳ねさせて、勇者として転移させていたと説明する。だが先生は持参したカルモチンで再び自殺を試みた挙句、心中を邪魔されたと怒り出す。しかも先生のステイタスはHP1のMP0の最弱さだった。アネットは当惑すると同時に、モンスターや魔族が跋扈するザウバーベルグでは危険だと心配するものの、「生まれながらに作家」「それ以上でも以下でもない」と自らを語る先生に、能力は高くても傲慢な他の転移者たちと違うものを感じて魅かれる。先生は「さっちゃん」を探すためにアネットと共に旅に出るが、教会の近くでデスツリーに捕まっていた少女を助けるが、助けるというよりデスツリーが先生を捕まえたところ、カルモチンの毒を吸ったデスツリーが枯れただけだった。これで少女タマも共に旅をすることとなる。先生の能力は「毒」と判明したものの、それ以外は正体不明の死にたがりでしかなかった。だがタマの故郷でタマの父を殺そうとした転移者:カイバラに対し、彼の物語を書くも「面白くない」と破り捨てると、カイバラはその場所から消える。さらにスズキの物語を書くも、「僕には似合わない」と消すとスズキは元の世界に戻った。こうして判明した先生の能力は「異世界の勇者の失格者」を元の世界に戻す能力だった。こうして先生と一行はセンゴク、ユリコとヒカリ姉妹の物語を書いては、元の世界へと戻していく。と、教会に「堕天使」と名乗るセンゴクが現れる。とてつもない力を持ち圧倒するセンゴクだが、ニアの持つ剣を見て突然戦いをやめて立ち去る。その夜、先生はさっちゃんと再会。喜ぶ(そしてすぐ心中しようとする)先生だったが、さっちゃんは「生き生きしている先生とは無理」と言い残して姿を消す。さっちゃんに振られたと思った先生は、棺桶型自動車で一人暴走。いつの間にか勇者の課題をクリアしたトンネルの向こうで、オベロンという妖精と出会う。どうにかして死にたい先生に対し「その相手にはまた会えるから、旅を続けろ」と告げられ、先生は妖精の国から帰還。再びアネット・タマ・ニア・メロスと共に、さっちゃんと再会するための旅に出るのだった―――というストーリーでした。
実は今期一番好きだった作品(笑) 最初の頃は「何が目的?」といまいちつかみどころがなかったんですが、先生のギフテッドが判ってからは、非常に入りやすくなりました(笑) あと秀逸なのはやっぱり神谷浩史さん演じる先生ですね!多分「リアル先生」をデフォルメしたら、あんな感じだったんじゃないかと思わせるくらい。勿論とある小説家のペンネームは出しませんよ。でも絶対「誰だかわかる」くらい印象がピッタリなんですよね。カル〇チンは使用上の注意をよく読んで服用しないといけませんが、先生に取っちゃほぼラムネ菓子みたいだ。大河内査察官(※「相棒」シリーズ)の胃薬の瓶に入っているラムネみたいなもんです( ̄▽ ̄)。それにしても、リアル先生は「文豪ストレイドッグス」だったり「異世界失格」だったり、この平成&令和の世になって、自分(とさっちゃん)がこんなにネタにされているとは思いもよらなかったでしょうな。作品も素晴らしいですが、リアル先生がネタの宝庫過ぎましたね💦 本当に人生が物語の主人公っぽい波乱万丈さでしたから。
出来たら2期目見たいですね!ニア君の剣の秘密も気になりますし。是非原作ストックが溜まったら、お願いしたいところです<(_ _)>

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024夏アニメ最終回③

2024年09月23日 14時57分52秒 | アニメ

ここ数日連続して、石川県をはじめ線状降水帯の被害が酷いですが、皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか?
能登の方は、元旦の地震から始まって、一気に不運が重なっている状況で、本当にご苦労と心労が重なっているかと思われます。とにかく命を大事に。早くこの状況が脱せることばかり願っております。

そんなかもしたは、また薬と体調が合わず、昨日は寝込んでおりました💧
昨日は久しぶりに涼しくなって、過ごしやすかったのですが、やっぱり夏の疲れも出てきた感じです。
なので、最終回アニメ見ながらダラダラしております。

『モブから始まる探索英雄譚』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公は高校生の高木海斗は幼馴染の葛城 春香の父親のように、突如現れたダンジョンの探索家に憧れている。しかし春香は父が行方不明になったことでダンジョンに潜ることをいたく嫌っていた。そのため海斗は春香に秘密でダンジョンに潜り、低層階でスライムを狩りながら小遣い稼ぎをしていた。しかしある日黄金のスライムを狩るとレアカードが手に入り、それを召喚すると戦乙女のシルフィーをゲットした。シルフィーの戦闘力は高く、海斗はモブから一気に成り上がるため、次々とダンジョンを攻略。上位悪魔のルシェリアと下位悪魔のベルリアもゲットする。途中でパーティーを組むこととなった神宮寺 愛理、森山 ミク、田辺 光梨らともいいチームメイトになったが、光梨が倒れてしまう。実は彼女は不治の病を患っており、ミクはダンジョンのレアアイテムに、彼女の病を治す薬・エリクサーがあるかもしれないと、懸命に探索を続けていた。それを見た海斗も無理を重ねてダンジョンに潜り続ける。しかし疲労が重なったところに強力なモンスターが束でかかってきて命の危機に。反省した海斗は春香に嘘ついてダンジョンに潜っていたことを謝るが、人のために戦う海斗を「英雄だ」と認めてくれる。そして海斗たちは初心に戻ってスライムを倒すことから始めるが、そこに現れたレインボースライムを倒すと、治癒系魔法が使えるティターニアのカードを手に入れる。光梨にティターニアを召喚してもらい、完治ではないが軽度にまで病を抑えることができ、再び海斗たちはエリクサーとティターニアのレベルアップを求めてダンジョンに潜るのだった―――というストーリーでした。
なろう系らしい「ラッキー」から始まる物語でしたが、どういうわけか、あまり主人公がレベルアップしているように見えない…。多分パラメーター的に「運」だけが非常に高くなっている(でないと億の値段が付くレアカード4枚もゲットできない)のではないかと。宝くじの1等が二回当たる人みたいな運ですね。後半は仲間を救う、という目的ができてから、ストーリーに芯ができた感じですが、それまでは淡々とレアカード手に入れて、彼女たちの戦力で進むかんじでしたので、もうちょい起伏があると面白かったかも。
『烏は主を選ばない』:小説「八咫烏シリーズ」の2クールアニメ化作品でした。
2つのテーマがあり、一つは「真の金烏」となる若宮・奈月彦の妃選び。と呼ばれる八咫烏の貴族、北家・東家・南家・西家の四家のいずれかの姫君を妃候補として登殿する。北家の白珠・東家のあせび・南家の浜木綿・西家の真赭の薄が候補として挙がるが、各家が何とか自分の家の姫を妃にするため陰謀が巻き起こる。そこに殺人事件が発生。主人公の若宮付きとなった雪哉は若宮の指示のもと、犯人の究明に奔走する。一時、偽の入内とみなされた浜木綿が犯人と思われたが、実は彼女も若宮の元、この事件の究明にかかっており、最終的に何の欲もなく、儚げだったあせびが、自意識なく人を殺すように導いていたことが判明。そして、浜木綿が友人のような形で妃として指名され、これを受ける。二つ目は山内の里で人が食い殺される事件が発生。雪哉と若宮が調査すると、大猿が人家で人を食い殺していた。その中で唯一被害を免れた小梅は雪哉の母に保護される。雪哉は地下街の王と言われる朔王から、白い欠片を取ってくれば教えてやるとの話で、洞窟の中を探索。若宮の助けも借りて見つけた白い欠片は人骨だった。山内につながる地下の道があり、そこから猿たちは入り込んでいるという。そもそも八咫烏たちを食べようとしたのは、小梅の父が猿にそそのかされたため。そう睨んだ雪哉は小梅を信用しなかったが、小梅は目撃情報で自分の母が父親をそそのかしたことを確信。実母の元に向かい詰問すると母親は彼女を殺そうとする。疑いを持って後を追っていた雪哉はその現場に出くわし、小梅を救う。しかし母親が雪哉を助けに来ていた若宮を刺し、宗家は一時パニックに陥る。若宮は金烏であり、八咫烏を殺すことができないことと、山内を守るため、日々人間界との間に結界を張り続けていることを雪哉は知る。今度こそ自分の意思で若宮を守ることを決めた雪哉は、護衛のための教育機関に入学するのだった―――というストーリーでした。
これは面白かったです。小説原作ということもありますけど、アニメでも描写がとても丁寧に描かれていて、更に推理ものようなミステリーも含んでいて、ハラハラしながら全編見ることができました。しかも展開が予想をはるかに超えていて、「一番の無害そうな人物」とか「物語の外側にいた人」が犯人だったりして、見事に騙されました(苦笑) 大人向けのアニメでしたね。キャラデザも崩れることなく、アクションも細かく描かれていて、続編があったら期待したい作品でした。
『エルフさんは痩せられない』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の直江友厚は整体リラクゼーション「スマイリーボア」で整体師を勤める。ある日出会ったぽっちゃり系の女性は、ポテトフライが大好物で、そればかり食べてこの体系になってしまったエルフの絵留札さんだった。異世界から現代日本に入ってきた彼女は、同じ重量でなければ異世界に帰ることはできない。しかし、ポテトフライが止められず、彼女は太る一方。直江の痩身講座で何とか体系を取り戻すも、結局ポテトの誘惑に負けて元通りに。更に他の異世界の女性たちも、食の虜になってしまい、食べすぎたことで増量したため帰ることができなくなってしまう。直江が必死にダイエットを教えるも、結局振り出しに戻る状態が続くのだった。上司が来たことで、何とか痩身できた絵留札さんでしたが、皆からの妨害(ポテトのサービス)でまた体系が太っただけでなく、上司も太って帰れなくなるというラストで、結局直江の顧客が増える―――というストーリーでした。
身につまされてます(ノД`)・゜・。 私も現在『芋けんぴ』にはまっており、あれって揚げてあるうえに砂糖がかかっているから、めちゃくちゃカロリー高いんですよね💦 でもついつい口にしてしまう…💧orz あれだけ暑くて、それでもアイス我慢していたのに、芋けんぴで体重増加。若い時と違って代謝が弱いので、すぐ痩せられないですから、本当に鍛えるべきは体以上に心ですね!本当に止めようと思ってます(買い物で誘惑に負けないようにします)(`・ω・´)ゞ
『伊藤潤二マニアック』:ホラー漫画のアニメ化作品でした。
概ね1回に付き、1~2話の短編ホラー作品が放送されておりましたが、幽霊とかお化け、というより「世にも奇妙な物語」的な話が多かったです。そして楳図和夫さんばりの、あのホラーチックなキャラクターデザインが余計に背筋をゾクゾクさせるという。ただ、ストーリーには何か怪奇的なことが起こる原因、というのが無くて、突然そんな世界になってしまい、状況判断がつかない間に巻き込まれ、最悪の場合命を落とす―――という展開。なのでオチが全くない。結末がないまま話が終わってしまうので、いまいちスッキリしないのですが、考えてみればホラーな展開に終わりなんてないですもんね。夏場にちょっと涼しくさせてもらいました。
『キン肉マン完璧超人始祖編』:ジャンプ連載でした人気漫画の、久しぶりにアニメ化されました作品でした。
全ての争いがついに終結した地球では、正義超人、悪魔超人、完璧超人の各代表が手を取り合い、歴史的な三属性超人不可侵条約が結ばれる運びとなった。だがその調印式から数日後。正義超人主催のファン感謝デー会場に突然、屈強な12名の超人たちが来襲し、会場は大混乱。現れた彼らは先の不可侵条約に異を唱え、条約の無効を主張する完璧超人のエリート一派「完璧・パーフェクト・ラージナンバーズ」と名乗り、戦いを挑んでくる。ようやく全世界を股に掛けた対抗戦がひと段落したのも束の間、東京ドームに凱旋を果たした正義&悪魔陣営の超人たちを待ち受けていたのは、初登場時にベールを脱がなかった5名を含む完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナバーズ)の第二陣であった。しかもそのひとりネメシスはキン肉族と思しき風貌の気になる存在で、キン肉マンと同等、あるいはそれ以上の技を見せつける。更にキン肉族の王族が使う引用句なども用いるため、ミートはネメシスの正体はキン肉族の一人ではないかと危ぶむ。そんな中、ボロボロになりながらも彼らに屈さなかったキン肉マンたちの前に、ブロッケンJr.ウォーズマン、ラーメンマン、ロビンマスクらがメディカルチェックを終えて駆け付けてくれる。ネメシスは鳥取砂丘に作った新しいリングで、正義・悪魔・完璧超人らを迎え撃つ、と宣言する―――というストーリーでした。
いや~懐かしさから見ておりましたが、何分昔のキン肉マンの放送見ていたのが小学生くらいでしたので、記憶がユルユルでして…w でもあの頃の推しだったラーメンマンが見事に復活してくれたのは嬉しかったです!(※ただ単純にラーメンが好きだから推してたw) それにしても、マモはすっかり神谷明さんの後任が板につきましたね。うる星の面堂終太郎もそうですけど、イケボだけどなんかギャグになれるって、神谷さんとマモでなきゃできません。ちなみにキン肉マンがマスクを取った素顔は、テリーマン以上に美形なのを私は知っている( ̄ー ̄)ニヤリ やっぱり終わりにならなくて、続編は来年1月ですか。是非とも超人プロレス、勝ってもらいたいものですん。
『しかのこのこのここしたんたん』:漫画原作のアニメ化作品でした。
主人公の高校生:虎視虎子はかつてヤンキーだったが、それを隠して今は優秀な女生徒として注目を浴びていた。そんなときに現れた、頭にツノが生えている少女:鹿乃子のこを助けたことで彼女に懐かれる。なぜか、のこに「元ヤン」であることを一目で見破られた虎子は、「ヤンキーのお姉さん」と呼ばれるのが嫌で、のこから名付けられた「こしたん」という愛称を受け入れる。彼女の奇怪な行動に振り回され、あげくに彼女が立ち上げた部活動「シカ部」の部長(のこのお世話係)になる。そして以降、シカ部にていい環境づくりをしたい虎子と、角のお陰で壁に穴を開けるなど、環境をぶっ壊すのこをはじめ、虎子の妹の餡子や、のこを崇拝する馬車芽めめ、虎子のライバル:猫山田根子等により、日々にぎやかな学校生活を送る。最後は「せんとくん」まで登場し、学園祭でシカ愛の勝負までしましたが、結局無理やりイーブンで終了―――というストーリーでした。
…というか、ストーリーってあったのか?なんというか「ポプテピピック」並みに「意図がない」というか、「話の主軸」らしきものがないので、ストーリー性も無く。あえて猫山田らによる「シカ部廃部計画」くらいで、ここまで何もないのに展開が成立する作品として非常に珍しいかと(笑)好きか嫌いかは好みが分かれるところです。とりあえず、のこ並みに何も考えずに生きられる性格になりたい…
『菜なれ花なれ』:オリジナルアニメでした。
主人公の鷹ノ咲高校の1年生:美空かなたは、強豪のチア部でエースを張れる選手だったものの、着地の失敗で足にけがを負い、そのことからイップスに陥り、休部を続けていた。だがある日別の学校に通う小父内涼葉の身軽な身のこなしを見て、彼女を追いかけているうちにかなたも飛べるようになった。そのことがきっかけで、涼葉を追いかけていた杏那・穏花・詩音、そして体に障害を持ち、自宅療養を続けている恵深を加え、全員で「頑張っている人の応援」に出張する『PoMPoMs』を結成。ネットで応援してほしい人を募集すると、予想以上に集まった。しかし集まり過ぎて全部の依頼をこなせないため、かなたは一人で応援に回る。しかしそれはメンバーの総意ではないこと。更に書き込みで「部活では飛べないくせに」という批難を受け、再びかなたはイップスに陥る。実はその書き込みをしたのは、かなたが尊敬していたチア部の毬先輩だった。衝動的に書き込んでしまったことで、かなたを傷つけてしまったと思った彼女は退部してしまうが、恵深の説得もあってPoMpoMsに加入。しかし、チア部はSNSを原則禁止にしており、それを破ったことも含めて、毬は学校にも来なくなってしまう。彼女もかたなの下怪我の原因であるタワーで、かなたを支えられなかったことを悔いていたのだった。しかしチア部メンバーとPoMpoMsメンバーの励ましにより、毬は復帰。彼女自身のイップスとなっていた演目を行い、PoMpoMsは毬を応援。結果見事に難演目をクリアした。そしてかなたと毬はチア部に復帰、涼葉はかねてから憧れていたアイドルになるため上京。メンバーそれぞれが新たな道に歩み出した―――というストーリーでした。
メインはチアの活動でしたが、物語の主軸はかなたをはじめとするPoMpoMsメンバーのそれぞれの悩みや感情の解決でしたね。特に女子部らしいメンタリティーが結構リアルだったと思います。最近は特にSNSででしか本音を言えなかったり、悪意を持って書き込んだり、顔が見えないのをいいことに、他者を傷つけるのとか結構ある時代なので、それに対し主役メンバーはちゃんと言葉で伝えて、相手への不満も意見も面と向かって発していたのが良かったな、と。チアも最近は魅せることに重点を置きがちですが、本当は「応援」することがメインだと思うので、色々な意味で原点に立ち返る作品だったと思います。
『魔導具師ダリヤはうつむかない』:なろう系小説のアニメ化作品でした。
主人公は現代でOLだったものの過労で倒れ、異世界に転生。魔導具師であったカルロの娘・ダリヤとして誕生する。父の影響で魔導具師を志すダリヤは、前世であった便利道具を元に次々と新商品を開発していく。そんな中、父は死去し、亡き父の弟子だった婚約者であるトビアス・オルランドから、結婚前日に一方的に婚約破棄を迫られる。トビアスには既に新しい恋人がおり、新居で生活を始めていたのを知り、ダリヤは身を引く。落ち込むダリヤだったが、魔導具にかける思い一筋に生きることを決め、素材集めに入った森で、王国騎士団魔物討伐部隊で最も危険な役割を担う「赤鎧」のヴォルフレード・スカルファロットと出会う。彼の怪我の治療と共に、騎士団で困っている問題を、彼女の魔導具で解決していくと、ヴォルフの口込みで注文が殺到。生前の父に世話になった人たちの支えも受けて、改めて「ロセッティ商会」を立ち上げる。開発の相談や希望、顧客を集めてくれるヴォルフとは次第に気心を知れる仲となり、ヴォルフも自身の端正な容姿を気にかけず、彼の本心を見てくれるダリヤに打ち解けていく。騎士団のために色々なアイディアと失敗も含めて発明していくダリヤとヴォルフは、実験の最中、一瞬二人で宮廷でダンスを踊るシーンを垣間見る。だが今は互いに「最高の友人」としてこれからも共に歩むのだった―――というストーリーでした。
女性が主人公の作品だと、たいていついて回る条件が「恋愛」の項目だと思います。でもこの主人公、父親に対しては滅茶苦茶尊敬の念を抱いているのですが、ファザコン…まではいかないまでも、あまり恋愛や結婚への興味はなさそうですね。婚約者に裏切られた時も、そこまでひどく落ち込む様子ではなかったですし(あ、そうですか。じゃあ止めます、みたいな感じでサラッとしてた)。寧ろ父親を亡くしたときの方が酷く落ち込んでいましたし。それは当たり前といえば当り前ですが。なろう系ですけど実験は失敗も多くて、それを隠すことなくきちんと描写してますし、普通のごく自然な物語、という感じでした。ヴォルフとはこの後、いい展開になっていくのか。それにはカルロを乗り越えないといけないぞ!がんばれヴォルフ!(笑)
『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公のVtuber:心音淡雪は、ライブオンという事務所に所属しているが、配信数は伸び悩んでいた。儚い系清楚なお嬢様キャラとして配信を続けていたが、ある日配信を切り忘れたまま、チューハイ「ガチゼロ」を飲み、べろべろに酔っぱらって下ネタお下品発言をしたまま寝落ちしてしまう。翌朝、事務所から配信きり忘れの飲んだくれ映像が拡散していることを知り、愕然とするが、むしろ自然体の淡雪より反応が良かったため、儚い淡雪と、酔っ払い系のシュワちゃんの二刀流で配信を再開。このことで、今まで憧れたままだった事務所の先輩Vtuberや、慕ってくる後輩たちとの合同配信を行うなど盛り上がり、人気を博していく。更に先輩の朝霧 晴からライブにゲスト出演してほしい、という依頼が来る。淡雪は晴が引退する気なのでは…と心配し見守るが、晴は元々ライブオン立ち上げのために関わったこと。そして改めて新人VTuberとして一から始めたい、という宣言を聞き、喜んでともにステージに立つのだった―――というストーリーでした。
あんまりVtubeって見ない(というか、Youtubeも動物の動画くらいしか見ない)ので、流行に敏感な人はきっとVtube見て共感しているんでしょうね。先ほどの「SNSは顔が見えない分、本音を言いたい放題できる」と言いましたが、多分こっちも人柄を隠して演じ続けても、無理が祟って本人が精神的に参るだろうな~と思ってました。なのでシュワちゃんこと、本音の淡雪さんの方が無理なくて、視聴者も共感できる(特に酒癖について)んでしょうね。自然体がいいですよw 佐倉さんの演技が本当に秀逸でした✨。
『異世界ゆるり紀行』:ラノベ原作のアニメ化作品でした。
主人公のタクミは風の神シルフィリールの手違いにより命を落とし、異世界エーテルディアで転生する。ガヤの森で目覚めたタクミはそのまま森を抜けようと歩いていると、途中で幼い双子の兄弟が、路頭に迷っているのを発見。強力な魔物が住むガヤの森を抜けるため、シルフィリールから貰った力で魔物を倒すタクミ。すると双子も見かけによらず、強力なパワーで魔物を退治。タクミは双子にアレンとエレナと名をつけ、一緒に森を抜ける。そして冒険者ギルドに登録し、3人はギルドの簡単な仕事依頼(薬草採取)から始めるものの、タクミの力と双子パワーで上級依頼まであっという間に解決。やがて双子に世界を見せたいと思ったタクミは、二人を連れて海を目指し、気ままな冒険の旅に出る。海の中では沈没船を片づけたり、ダンジョンにチャレンジし、様々なアイテムを得る。その活躍が王城に届き、タクミたちは王都へと招かれる。しかしアレンとエレナは海辺の町で初めてできた友人:テオドールとラティスと離れたがらない。これを見たタクミは二人を預けて一人で向かおうとするが、やはり双子はタクミが一緒でないと不安がり、友達と別れを告げ、ともに王都へと向かうこととなった―――というストーリーでした。
「くまクマ熊ベアー」並みに、ほのぼのメインで、奴隷商が双子を取り返そうとしたとき以外、特に窮地もなく過ごしておりました。だからというわけではないのでしょうが、静止画アニメという感じで、とにかく作画の使い回しが多かった気がします。特に双子は髪型以外、全く動きが同じでセリフも同じ。戦いを挑む→一発で倒す→また探す、の繰り返し。そして迷宮でも特に苦労なく「それから~」「こうして~」の冒頭文句が続き、ほとんどダンジョンでの苦労もなくものの数分でゴールの結果のみ説明。キャラデザも描き込み少ないし、脚本も単調だし、正直もうちょっと紆余曲折のドラマがあって、双子もまとめてじゃなく、ちゃんと一人ひとり個性と動きを毎回つけてほしかったですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする