八王寺組のブログ

滋賀県の大津市仰木の里山にある八王寺地区のブログサイトです。

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棚田オーナー田 脱穀・臼摺作業

2011-11-06 10:10:40 | 棚田オーナー

11月6日に予定しておりました脱穀作業は、急遽天候の都合で5日に繰り上げました。


今にも雨が降りそうな空模様の下での作業となりました。


1ヶ月間天日干しされ、栄養分を籾が吸収し、乾燥された稲を脱穀します。


通常は、稲を刈り取り脱穀まで行うコンバインを使い作業を行いました。


脱穀ドラムの所から干した稲をコンベアに流し込むと、


稲から籾が取られて藁が後ろから排出され、籾は選別され袋に入ります。


袋に詰まった籾を担ぎ上げるI郎さん
軽トラへ担いで運び、そこから指導員K氏の作業場へ移動

今、気付いたのですが...私も含め、当日地元参加者全員[上坂](コウサカ)でした!


田んぼから運ばれた1軒づつの籾を、K氏が臼摺機に投入


ローラーで籾殻とお米に摺剥がし、網の目で分別されお米だけが選別機に送られます。


選別機で未成熟米や不純物を取り除きます。


選別機から出て来たお米が完成品です。

機械の説明を受けるオーナーさん。
選別機の中にローラーが回っており、僅かな隙間から小さなお米を吐き出しながら、良いお米だけを出口へ導きます。


JAの営農指導員経験者のK氏が、オーナーさんにお米の出来具合を説明していました。


全て摺終わったら、量りに乗せて収量を計測しました。


最後に30kg袋詰めしてオーナーさんにお渡ししました。
(欠席されたオーナーさんは来週、収穫祭にお渡ししますので、楽しみにお待ちください)


一方...


今年はストローベイルハウス用に稲藁を集めており、切らずに保管して利用させて頂きます。


20束ずつでひとまとめにし、大きな束にして頂きました。
藁を使って縛る方法も伝授し、最後は慣れた手付きで束ねて頂いていました。


束ねた藁を軽トラに運びます


軽いので、藁を満載し倉庫へ運搬


JAレーク大津の使われてない倉庫をお借りして保管しています。


中は、他の田んぼからも運ばれている藁でいっぱいです。
約30a分の藁が必要との事で上仰木中のハザ掛けしている藁を集めています。


また、JA仰木出張所より柿がオーナーさんへプレゼントされました。
「おいしくない柿」ですとの所長からの一言でしたが、お味は如何でしたでしょう?

これで、今年も無事収穫を終えましたが、オーナーさんは満足頂けましたでしょうか?
収穫祭で色々とご意見を頂き、来年度につなげて行きたいと思います。

来年度の申し込みは、例年通り3月頃を予定しております。
このブログでもご案内しますので、興味をお持ちの方は検討会だけでもご参加ください。

※業務連絡:当日予定してました稲木の片付けは、雨が降り出した為、後日招集させて頂きます。
下水上げと来年の準備の暮れ返しも今年中に出来ると良いのですが。

【番外編】


速報でお伝えしたアクシデントです、
顧問のK氏の軽トラがパンクしてしまいタイヤ交換中です。