果未 の館

観音菩薩日記

相手に左右されるということは

2017-05-25 08:36:34 | 自分
自分のことをわかってくれると嬉しいが
わかってくれないことに絶望するなら
わからないと思った方がいい

相手に左右されるのは
相手にわかってもらおうとか
相手に変わってもらおうとかするからである
相手次第で自分の快 不快が決まる

相手に全てを合わせていくと
自分の存在が感じられなくなる
自分が自分で自分を消してしまう

変えられる記憶と変えにくい記憶

2017-05-22 10:11:10 | 記憶
記憶自体曖昧なもの
記憶はただの思い込みかもしれない

記憶の中の事実とは

例えば お気に入りのコップが割れて落ち込んだ
割れたこと自体は事実である
お気に入りのコップということや
落ち込んだと言う記憶は記憶の書き換えが起こる
好きな人からもらったお気に入りのコップ
好きな人から自分に酷いことをされた
その後でもお気に入りのコップと言う記憶として残るか
割れて落ち込んだ気持ちになるか
コップが割れたことは変わらないが
自分がどう思っていたか
どう感じたかはその後の出来事で記憶は変わってしまう
つまり 物質自体の形としての変化の記憶は変えにくいが
(記憶自体今実在しているものではないので勘違いや思い違いと言うこともある
記憶と記憶が交差し混じり事実とは違うことを創りあげることもある)
感情を表す記憶は自分の捉え方で変えることができる
自分が変えようと捉え方を変えれば
感じたこと 感情の記憶は変えることができる




身につける

2017-05-19 08:47:53 | 生き方
仕事を覚えるために教えてもらう
職人の技を覚えるのに
師匠は弟子に何も教えない
師匠の技は教えてもらうのではなく
自分で観て考えて覚える
一見教えないのは冷たいように思われるが
教えると言うことは習う側は受け身になってしまって
考えることをしなくなる
教えなければ考える
どうしたらいいか考える
何が違うか考える
教えてもらうとどうしてそうなるか考えなくてもいい
比べることをしなくてもいい

教えてもらったことはできるが
応用が利かない
新しい発想が生まれづらい
ただ教えてもらうことばかりでいると
師匠を超えることはできない
追いつくこともできないのかもしれない

身につけるということは
身につけたい思い
自発的な行動
積極的な行動
自分が考えるということ
自分で工夫すること

人それぞれ違う
他人のやり方ではできないこともある
自分に合ったやり方を探す
自分の合ったやり方を考える
やり続けることで身につける

不快な記憶

2017-05-16 08:29:51 | 記憶
不快な感情が湧き上がった
過去の記憶を基に不快な感情が湧き上がる
不快な感情が時間とともに薄れて行く
薄れるというより 次に起こる出来事で
不快な感情の上に次の出来事の感情で上塗りしていくことで薄れていく

記憶を変えていく
出来事自体変わらない 体験したことは変わらない
でも捉え方で記憶は変わっていく
どうその出来事を捉えるか 体験したことをどう捉えるかで
湧き上がる感情が変わっていく

薄れて行くのをじっと待ってもまた同じ出来事は繰り返される
記憶を変えていくことができれば同じ出来事は起きない
起きたとしても不快な感情が湧き上がることはない

記憶は感情のバロメーターであり 価値観の基準を創っている

自分が心地よい記憶は大切に持ち続ければいい
自分が不快にならない記憶は気にすることはない
自分が不快な記憶はじっと薄れていくのを待つのではなく
出来事の捉え方をかえ記憶を変えていこう

花火を眺めるように

2017-05-15 07:38:20 | その他
感情が湧き上がる
パッーンと打ち上がる花火のように湧き上がる

怒りの感情 悲しい感情 寂しい感情
嬉しい感情 楽しい感情 喜びの感情
いろいろな感情がパッーと湧き上がる

快の感情は気にならないが
不快な感情は苦しくてどうしたらいいかわからなくなる
苦しさで相手を責めたり自分を責めたり
どうにか不快さを消そうとあがいてみる
苦しさが通り過ぎたと思っても
また同じ不快さがくり返される

まずはパッーと湧き上がった感情を眺めてみよう
夜空に上がる花火を眺めるように眺めてみよう

人が生きる意味

2017-05-10 09:10:42 | その他
人には動物にはない理性がある
理性とは感情に左右されないこと
逆に言えば人は感情をコントロールするために生きている
感情に呑み込まれ全てを感情のままに行動すれば人ではなくなる
感情をコントロールするための出来事が起きる
感情も快くなる感情が周りの人も快くなることであれば感情のままでいい
だが自分だけが快くなり周りに不快さを与える感情は
いずれ自分に不快な感情を生ずる出来事を招く
自分の不快な感情を消去するために他人に不快さを与えれば
自分の不快さは一時的に消去されてももっと大きな不快さが返ってくる

不快な感情に呑み込まれそのまま変わろうとしなければ
必ずそれにみあった出来事が起きる
例えば病気になるとか怪我をするとか
自分の大切にしているものを失うとか

自分が快い感情でい続けれるように
変わろう
考えよう
行動しよう

記憶に左右されないために

2017-05-09 08:25:20 | 記憶
話しをすること
それは全ては記憶である

あるがままに言っているつもりでも
自分の思いが入る
自分の見方が入る
自分の価値観が入る
それは自分の記憶の上にある

人の話しもその話し手の記憶である
話し手は正確に話せるわけもなく
話し手の記憶をもとに話す
記憶からの価値観の上に記憶を話す
全てを話すこともできない

聞き手は聞き手の記憶の上で話しを聞く

話し手の話しと聞き手の話しが全く同じものになることはない

相手がどんな話しをしたとしても
相手の話しを完璧に理解することはできない
相手の話しは中途半端なもの
聞いている自分も自分の価値観という物差しで
はかりながらしか聞けない

相手に意見したり 反論したり
全ては自分の記憶が発している

快 不快を感じさせるのは記憶
快 不快を感じたとき記憶が話し始めているだけと思えば
記憶の自分から少しだけ離れることができる


記憶の扱い

2017-05-08 07:36:34 | 記憶
過去の話しをするとき
それはもちろん記憶の話し
未来の話しをするときも
それは記憶の情報を基に話す

話しは全て記憶を基にしたもの
考え方 思い 感情も
全ては記憶を基につくられている

誰かの言動をみて
何かの出来事をみて
反射して湧くものは
全て記憶を基にしたもの
記憶のループから外れるには
まずは湧き上がってくるものが記憶と気づくこと

記憶があることが悪いわけではない
記憶があるから
より心地良くなることを求めて改良する

記憶が心地良くなることになるなら
記憶を大切にすればいい

不快さを感じたなら
まずは記憶と気づき
記憶から外れよう
記憶を眺めて反応しない