果未 の館

観音菩薩日記

自分の為であり人の為であること

2017-01-31 08:29:22 | その他
人の為に何かをしよう
あたかも善のように言われる
確かに人の為にすることが善となるときもある
だが必ずしも善になるとは限らない
自分が思う人の為であって対象になる人が感謝することとは限らない

人の為であって
自分が我慢すれば
自分が犠牲になれば
耐える自分が好きで
それが自分が心地良く感じるなら
それも自分の幸せと言う価値観ならいいが
多くの人は我慢や犠牲になることに不快さを感じる
いずれ我慢しきれず人を傷つけることをしたくなる
または自分を傷つける

自分の為にすることは自分が善としている
その場は心地良くなる
自分の為にしたことが誰かの悪と感じることもある
自分の為が誰かに不快さを与えればいずれ自分の不快さになる

自分の為の善であり
かつ人の為の善であれば
自分を幸せにしてくれる

どちらの善が満たされなければ
いずれ幸せが不幸せに変わっていく

だから
自分の為でありかつ人の為になることをしよう

過干渉

2017-01-26 11:28:26 | その他
相手のためと言って
何かをしたり
何かを言ったり
相手が喜ぶことならいい

だが 自分勝手な思い込みや
自己満足のためにするならば
相手にとっての過干渉でしかない

相手からの反応が自分を苦しめるならただの過干渉であり
相手のためでなくただの自分のため

相手のためと思ってしたことで自分が苦しくなるなら
誰のためでもない
一時的な自己満足
どちらも不快になるだけ

ただ自分が苦しくなってもその人のため
苦しさの先に喜びがあると自分が思い込めるなら
過干渉ではない

過干渉になっていることに気付いたら
相手に何かをすることを考えるより
自分に問いかけよう

この過干渉したくなる思いは自分の何がそう思わせるのか
自分のどんな記憶がこの過干渉したくなる思いを作り出しているのか
まずは自分が自分をしっかり見ること