ピント合わせ

物事をみるとき
駒としてみる見方
俯瞰的にみる見方がある
どちらの見方も必要で大切なこと

どちらでみるか
近くのものをみようとする時に
望遠レンズで見てはみることができないのと同じで
その時に合ったレンズを選択することも必要

悟りが開けたら

もし悟りが開けたら
怒る感情が生じることはない
感情は愛を感じる愛を与える感情しか生じない

どんな出来事が起ころうとも
ただその状態を受け入れ
愛を持った言動しかしない

もし悟りが開けたら自分の周りの人たち
自分に関わる人達も悟りが開けるように手伝いをする

ただ悟りを開くことは
誰かによって開けるわけではない
悟りを開きたいと思って開けるわけでもない

ある意味
人には悟りを開きたい本能があって
すべての人が
悟りの境地に向かって生きている
ただそれを悟りを求めようと固執すると
悟りから離れてしまうもの

陰と陽

どんなことにも陰陽がある
裏と表
明と暗
白と黒
上と下
男と女
善と悪
‥‥‥
どちらも必要なもので
陰と陽がバランスをとっている状態が良い
どちらかに偏り過ぎれば問題が生じる

それぞれの中にはどちらも備えている
男の人の中には女の部分がある
女の人の中には男の部分がある
どちらかが強く出過ぎても苦しくなる
またバランスをとる支点はそれぞれでその時々で変わる

物事も出来事も良い悪いどちらにみることもできる
それは見る支点によって変わる
バランスがとれた支点を見つけることができれば
出来事に良い悪いというものが無くなり
必要なだったと言うことだけが残る

この世からの脱出

生きるということは日々の出来事にどう対処していくか
不快に感じる出来事にどう対処していくか
不快な思いが生まれてくる間はこの世からの脱出はできない

不快な思いが生まれてこない心の状態で居続ける自分になれば
この世から脱出できるのだろう

不快な思いが生まれなくなるためには
人それぞれに考え方があって価値観がある
それを理解し受け入れること
出来事自体にはには良い悪いという価値も意味もない
それを理解し受け入れること
自分以外の者を変えようとしないで
自分が変わることによって不快さを取り除いていくこと

心の薬

薬は効くもの効かないものがある
この人にきいてもあの人には効かなかったり
同じ人でも症状が違えば効かない
今まで効いていても効かなくなることもある

心の薬は考え方
考え方をどう変えるか
今までの考え方と違う考え方
それが今までと違う薬

流れるままに

自分からの行動をしない
何もしないということではない
流れに沿って行動をする

誰かの言葉に促されて行動するのも流れるままに
自分の湧き立つ感情で行動するのも流れるままに
自分が楽しくなるために行動するのも流れるままに

誰かを動かそうとする行動は流れに逆らうこととなる
自分が想像する結果を期待して行動するのは流れに逆らうことになる

求めていいことは自分が楽しくなること
自分が楽しくなるために行動する
自分が楽しくなるために考える
自分が楽しくなるために行動を変える

自分が楽しくなる状態を維持し続けることが流れるままに流れているということ

無になる

無になること
死んでも無になることはできない
死んで身体という器を失うだけで
無になることはできない

無になること
あるがままを受け留め
あるがままによって揺れ動くことがなくなれば
無になることができるのかもしれない

起こった出来事を良い悪いと判定していては
無になることはできない
起こった出来事から怒り 恐れが生まれるうちは
無になることはできない

人生は問題集

生きるということは問題集を解いていくということ
出来事は問題
毎日毎日の出来事が問題
人生は問題の集まり
それぞれの出来事はそれぞれにあった問題
人生はその人の問題集

嫌なこと 嫌な出来事が解かなければいけない問題
どう対処することでどう考えることで嫌な気持ちが納まるか

なので嫌な出来事が起きたらワクワクしよう
問題が解ける!と思ってワクワクしよう

難しい問題が解けたときの気持ち良さ
うまくいかないことが解決策がみつかって
うまくいくようになった時の爽快感
毎日はそういうことの繰り返し

人生は問題集
ならば毎日の出来事は解かなければいけない問題しか起きない
受け入れたくない嫌な出来事
嫌な出来事と単にとらえていてはいつまで経っても
嫌な出来事の中にいることになる
嫌な出来事は解くべき問題
どんな問題も解いてこの問題集を終わらせる
問題を解いてこの人生を楽しんでみよう

終えるということ

輪廻
死んだとしてもまた生まれてくる
生まれては死ぬ
死んでは生まれ
繰り返されていく

終わりがあるとするならば
どんな人に会っても
どんな出来事に遇っても
どんなことが起きようとも
常に自分は幸せと感じることができたとき
常に自分が幸せという見方が心からできたとき
そうすれば死んでも生まれてくることはないのだろう

流れに乗っているか

流れに乗ってるいるときは
不快な感情を持つことはない
問題のある出来事が起きたとき
どうその問題の波を乗り切るか
波にうまく乗ったりかわすことができたなら
不快な思いが生まれることはない
一時的に不快さがあったとしても持続することはない

また乗り切る かわす方法が正解ならば
同じような問題の出来事は起きることはない

今の自分の思い気持ちが快い状態であれば
今は流れに乗っているということ

嫌な出来事

嫌だと思う出来事
起きたら立ち止まって考えよう
嫌だと思う出来事は
自分の言動を何かしら変えるためのサイン
いろいろ考えて言動を変えてみよう
いろいろ考えても
思い浮かばないときは
進むべき道ではないのかもしれない
進むことを止めてみよう
それでまた同じような嫌な出来事が起きたなら
進むべき道が間違っていたのではなく
進む方法が間違っていたということ
他のやり方を見つけてみよう

周りにいる人は自分と同じ問題を抱えている人が集まってくる
自分自身ことだとわからないとき
自分の周りの人を眺めてみよう
他人のことだとどうすればいいかが見えてきたりする

短所とみるか長所とみるか

長所と短所
それは同じもの
見る人がどこからみるか
見る人にとって都合が悪いと感じれば短所
見る人が良いと思えれば長所

例えば細かいところを指摘してくる人
いちいち文句を言う人ということで
神経質な人と短所とみる
だが同じ人をある人は細かいところまでよく気がついて
細かい作業をしてくれるとありがたいと思う
繊細な人と長所とみる

自分にとって都合が悪いと思えた時
その自分の都合をどう変えるか
どう折り合いをつけるかで短所に思えたことが長所となる