ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

FIFA10(HD版)、プラチナ殿堂

2009年10月13日 | ゲーム
ファミ通早売りリーク(■■速報@保管庫3■■)
■レビュー
据置
[PS3] FIFA10 ワールドクラスサッカー 9/9/9/9
[PS2] FIFA10 ワールドクラスサッカー 7/7/6/7
[Wii] FIFA10 ワールドクラスサッカー 7/7/6/7
[360] FIFA10 ワールドクラスサッカー 9/9/9/9
携帯
[PSP] FIFA10 ワールドクラスサッカー 8/7/7/7
(上記リンクより一部引用)

『09』とは異なり全機種マルチを一斉発売ということだけでもやはりEAの本気度が伺えます。が、それにしても今作で『FIFA』シリーズを通じて初めてファミ通レビューでプラチナ殿堂入りです。『ウイニングイレブン2009』に35点でプラチナ殿堂を与えているようなレビューなので意味はない気もしますが、少なくともこれで『ウイイレ』と同じ土俵に立てたのは良い事かも知れません。

願わくば売り上げにおいても、『FIFA』が正当な評価を与えられて欲しいです。ぼくみたいなリアルサッカーに興味無い人間にとってはどうでも良いですが、欧州サッカーファンでサッカーゲームをプレイする人たちなら『FIFA10』しか選択肢は無いでしょうに。でも『ウイイレ』が売れるんだろうなぁ。定価も300円ほど安いのに。

HUD問題

2009年10月13日 | ゲーム
ゲーム画面に表示される体力ゲージや時間、スコアなどを海外ではHUD(Head Up Display)と呼ぶそうです。けれども日本ではそういった名称自体が一般的ではありません。一部でこの呼称を用いる動きはありますが一部に過ぎません。そういった呼称が用いられていないということは引いてはそういった概念自体があいまいであることも意味されます。

HUDの議論はしばしばゲームの表現の根幹にかかわる問題として海外では認識されています。HUDはしばしばユーザーに情報を伝えるという機能を満たす一方で、リアルになるゲームのノイズとなり、没入間を妨げるものという問題意識が生まれました。だからこそ『Call of Duty』などのゲームではHUDとリアル表現を両立させる表現に苦心の跡が見受けられます。

ところが国内のゲームのほぼ全てはHUDに無関心です。洋の東西という古いステレオタイプに落とし込むのは本意ではありませんが、やはりそこには東洋のカリカチュアライズと西洋のリアリズムのような文化の本質的な意味での差異が影響しているんではと勘ぐりたいほどに、西洋のHUDに対する姿勢と日本のそれとを比べるとは全く持って異なります。

GUIはもちろん使いやすさが本義であるべきです。しかしながらグラフィックが進化すれば当然リアルの追及が求められることが多くなるはずです。そんなときに旧来的な情報伝達が第一義となって、グラフィックなどのリアルさに水を差し挟むようなシステムしかなかったらそれは不幸ではないでしょうか。国内ゲームにおいてもHUDに注意が向けば良いのですが、やはりゲームは日本では玩具でしかないのかもしれません。