ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

メモリーカードアダプターの効用

2008年08月15日 | ゲーム
『ペルソナ4』をプレイしようと思い、PS2を押入れから引っ張り出し、プレイする前に
メモリーカードの中身を確認してみたところ、僕の本体が最初期だからか知らないけれど
一部「データが破損しています。」と表示されるデータが出てきてしまう。以前にも同じ
様な事があり、その時はSCEに送って直してもらったのですが、今更送るのは面倒。

そんなところに、買ったは良いがそんなに毎度使うことが無かったので使いあぐねていた
メモリーカードアダプターが目に入る。駄目元でメモリーカードアダプターに「データ破損」
のメモリーカードを挿して確認してみたところ、確かに「データが破損しています。」
という表示が出ていたのに、こちらでは正常に表示される。『フッキン』のデータじゃん。


新しいPS2とかで見れば、「破損データ」としては認識されないのかもしれませんが、
PS3とメモリーカードアダプターがあれば、新型PS2無しにサルベージできるかも
知れません。あと最近メモリーカードアダプターが普通に買えるようになってきたのは
PS2互換の布石であったら良いなぁ、とか思います。『フッキン』とかやりたいです。

柔道のゲーム

2008年08月13日 | ゲーム
 生まれて初めて進んでオリンピックの中継を楽しんで観ています。歳をとったと言うことでしょうが。特に柔道が面白いと思いました。日本人以外の試合がほぼ中継されていないのが残念ですが、内柴選手と谷本選手の一本勝ちの柔道は大変なカタルシスで非常にゲーム的でエンターテインだなと駆け引き柔道も面白いですが、この爽快感を持ったゲーム展開は捨てがたい魅力があると思います。

 こんなに面白い柔道と言う題材ではありますが、ほぼほぼ今までゲーム化されてきてはいないです。相手の襟、袖を取るまでの攻防や取った後の展開なども非常にスリリングでまた奥行きもあるため、これがゲームでプレイできたらどれほど面白かろうと思うのですがやはり柔道のゲームは出てないです。組み手からの攻防と言う点では『トバル2』が一番近いと思いますがやはりそれは一要素でしかないです。

 以前鈴木みそさんの『おとなのしくみ』の中で柔道ゲームを空想されていましたが未来を先取りする漫画家のみそさんの空想と言うか予想も2008年になっても現実にはなっていないようです。本当に格闘ゲームと言うか、ゲームに向いていると思うのですが、その一方でまぁ確かに展開に拠っては大変に地味な展開になってしまいかねないところがゲーム化されない要因かも知れません。



 PS3とXBOX360でリリースされている『北京オリンピック2008』の競技の中に初めて柔道が収録されているようですが、柔道だけのために流石にこれを買おうと言う勇気は持ち合わせて居ないので1000円くらいになったら、どういったものか確認したいと思います。

出来上がったシステムに惹かれます。

2008年08月12日 | ゲーム
『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』(公式)

CMの出来にやられて、近くのスーパーまで買いに行ってしまいました。


『ファイアーエムブレム』シリーズは以前にアドバンス版『聖魔の光石』のチュートリアルの
あまりの丁寧さにすっかり参ってしまい、投げ出してしまったので本腰を入れるのは初めて。


現在放映されているあのCMが『ファイアーエムブレム』というゲームの本質をズバリと表して
いると思えます。これはシミュレーションRPGと名乗っていますが、実際はCMの表現通りの
シミュレーションRPGの皮を被ったデジタルなボードゲームです。将棋やチェスのような。
後発ではありますが、手触りとしては同じくNDSのボードゲーム『数陣タイセン』と似ています。

完成されたルール、システムがあって、その中でどうコマを動かすのかと言うところが肝な感じ。
ストーリーはありますが、そこまで力を入れられていないような印象。非常に淡白でアッサリ。
ジョブチェンジや武器の精錬などの要素もありますが、今のシミュレーションRPGと比べれば
非常に単純で、基本は武器とジョブによる3すくみ、地形の影響のみでそれらはおまけ程度。

演出の淡白さが余計にそういった印象を強化しているように思います。バトル時のキャラが
ドット絵では無い点もまた同様に淡白な印象で、どちらかと言うとゲームに対して客観視点を
強いると言いますか、過度の感情移入を拒否しているような印象すら抱きました。
「キャラクターでは勝負していません」と言わんばかりに殺られてしまっても淡白です。色んな意味で。


ハード1でもスムーズには行かない屁垂れですが、ストイックで面白いです。

ゲームとJPOP(イメージ)

2008年08月06日 | ゲーム
『テイルズオブヴェスペリア』(公式)


ゲームが一番景気の良かった頃くらいから、メディアの主流がディスクメディアに移行し
始めた頃から、多分『テイルズオブファンタジア』の頃からだったでしょうか、ゲームには
アニメ作品のように主題歌が付くようになっていったように記憶しています。
ただこの様な関係も黎明期はアニメのゲーム化作品等一部限られていたと思います。

また例えオリジナル作品であったとしても、主題歌を担当するのは知名度が低い場合が
ほとんどであったように思います。また著名なアーティストが楽曲提供という名の
タイアップをしたとしても、版権の問題か何なのかは分かりませんが主題歌というよりも
イメージソングの意味合いが強く、CM等でしか耳にする場が限られていたと思います。

それが『ファイナルファンタジーⅧ』からでしょうか、当時日本ではあまり知名度が低かった
フェイ・ウォンさんの「EYES ON ME」がチャートの上位に食い込んだのは大作である『Ⅷ』の
CMで使われたこと、そして累計350万本超の大ヒットゲームの主題歌であったこととは
無縁では無かったんだろうと想像します。楽曲の完成度の高さがあったのは当然ですが。

感覚としてはこの『Ⅷ』、「EYES ON ME」あたりからゲームの主題歌に起用されるという
事は視聴率の高いテレビドラマの主題歌に起用されることとニアイコールと解釈されたの
でしょうか、それ以降というものRPGを中心とした多くの、特に大作ソフトには必ずと言って
良いほどにJPOPアーティストの主題歌が起用されることが恒例になったようです。



さて今週ゲームにJPOP主題歌を持ち込んだ「テイルズ」シリーズの最新作である
『テイルズオブヴェスペリア』がリリースされます。何よりも僕が驚いたのが主題歌を担当する
のがBONNIE PINKさんというところです。「テイルズ」シリーズの主題歌と言えばこれまで
day after tomorrowやBUMP OF CHICKENと言った比較的ティーン向けのアーティストでした。


それが今回は「Perfect sky」のスマッシュヒット以降、リスナー層が多少若年化したとは言え
BONNIE PINKさんです。BONNIE PINKさんサイドが若年層を狙っていると言う事なんでしょうか
それとも「テイルズ」のユーザー自体が若年層ではなくなってきているという事なんでしょうか。
高校時代からのBONNIE PINKさんの薄っすらファンとしては『Let go』より衝撃的です。

ゲームとコメディ

2008年08月05日 | ゲーム
「堂本剛連ドラで3にこだわり、視聴率も?」(日刊スポーツ)


コメディというのは大変に難しいジャンルだと思います。笑いのつぼというのが極めて
非常に個人的なものに、高揚や恐怖といった他の感情に比べて、思えるからです。
特にシュールと言ったものでコメディを行う場合、その範囲は非常に狭まってしまい
ほんの少しの間や趣の差で、爆笑できたり、白けてしまったりしてしまうと感じています。

ゲームの中でジャンルとしてコメディを選んだのは、サブジャンル的にギャグ要素を
含むものは多々ありますが、ガストの『ウエルカムハウス』ほどしか無いように思います。
また同作にしても、線のコメディというよりも点のギャグであり、チャップリンよりも
むしろキートンなノリであり、厳密にはスラップスティックコメディです。

ゲームの概要は主人公に降りかかるトラップの災難を、それを受けたリアクションを
見て笑う、というのがまさにスラップスティックです。純粋なコメディと比べれば、
不条理な災難の装置を用意する方が簡単で、プレイヤーの笑いのつぼもコメディや
シュールと比べると、最大公約数が大きく取れると見込まれた為なのだと思います。



堂本剛さん主演の『33分探偵』を拝見しましたが、僕には全く笑いのつぼが合いません。
間であったり、ズラシであったり、ボケであったりがかみ合っていないように感じられて。
こんな僕でも『時効警察』は面白いと思いました。間もズラシもボケも俳優の方の演技や
佇まいなどがギリギリでかみ合っていて。でもきっと全く笑えない人もいるのだろうなと。


ゲームよりも比べ物にならないくらいに歴史を持つテレビドラマでも現在においても
コメディを作るということは難しいように思えるので、ゲームでそれが実現されないことも
当然といえば、当然といえるのかもしれません。