ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

HDTVで旧世代機

2008年09月26日 | ゲーム
『THUNDER FORCEⅥ』の発売前なので、セガサターンを引っ張り出してS端子で接続して『TFⅤ』プレイしてみました。解像度こそ悪いもののS端子でもかなり鮮明に映し出してくれて、HD液晶テレビのシャープネスな凛とした画像は次世代機1.5と言ったような趣が感じられます。『TFⅤ』が面白かったので、『新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression』をプレイしてみたら、やっぱりポリゴン数が少ないジャギジャギモデリングのエヴァは時代を感じさせますがそこはかとない魅力をたたえたゲームに思えてきます。実際サターンの1作目はファンアイテムにもならないような今は無きデジタルコミックなゲームでしたが、2作目はファンアイテムの枠から少しだけはみ出せるほど、『エヴァ』のゲーム化では珍しい佳作でした。


それにしてもです。元次世代機のなんと静かなこと静かなこと。今じゃありえませんがこの時代の次世代機はスーパーコンピューター並みとの枕詞を与えられても、ファンレスがデフォルトです。PSもSSもFXも、はては3DOにいたってもファンレスです。静かで平和な時代だったのだなぁと現行次世代機を前にして思います。シーク音なんて本当にかわいいものです。そりゃあれだけ五月蝿ければ、コントローラー起動、ワイヤレスでなきゃやってられないなぁと思いました。

ザムド

2008年09月24日 | ゲーム
『忘念のザムド』をはじめとしてプレイステーションストアで、動画のレンタルが開始されました。北米のビデオストアと比べて一目瞭然にアニメばかりです。むしろアニメしかない。アニメだけ。まぁ、『まいにちいっしょ』のネタの方向性なんかを見ていれば、PS3ユーザー、殊にネット接続しているユーザーは、コアでコユイ人が多そうなので妥当なところなんでしょうが、海外ドラマとかやっぱり欲しいですね。あとゲーム原作のアニメ、SCEゲーム原作アニメが思い当たる部分はほぼラインナップされているんですが、なぜだか『パララッパザラッパー』だけないです。


それと残念なのはやっぱり『ザムド』以外はテレビアニメも劇場作品もどちらもSD画質のみで、また価格もほんの少し高いような気がします。単純にレンタルビデオ店と比較することは気の毒なような気もしますが、例えば『ザムド』だと1話(約25分)、2泊3日(再生したら72時間で消滅。再生しなければ30日持つ。)400円です。

一方で普通のレンタルであるとHD画質、ブルーレイディスクであるとした場合、ツタヤでは2泊3日で確か500円くらいだったかと。『マクロスF』を想定すれば、同作の第2巻以降であれば3話収録されています。それを考えると割高かなと。『ザムド』3話で1200円。『マクロスF』2巻以降なら同話数で500円です。


完全新作であり、レンタルビデオ店に返しに行く手間隙を考えれば、700円は安い?かもしれないかなぁ~と思いもしないではないかもしれないです。ウォレットになにやら残っているので気が付いたら、レンタルしているやも知れません。


10月の2回目の配信で、『サンダーフォースⅤ パーフェクトシステム』が配信されないかなとかも思っていますが、やっぱり版権関係がごちゃごちゃしていそうなので難しいのかな。

長期的にゲームを売ること

2008年09月20日 | ゲーム
高度消費社会っていう社会は何と難しいのかと、本とかCDとかも古いアルバムは一部の例外を除いて、書店やCDショップなんかは基本的に一律定価販売で売られてます。一方でブックオフとかの市場原理に忠実なお店の棚を見ると、資本主義の残酷さを垣間見させてくれます。

ゲームショップの棚を見てみると、多くのお店では市場の流通量と連関して新品の価格は上下していますし、中古なんかは市場の流通量と人気度によってそれ以上の価格幅で上下をしています。

学生時代、ゲーム屋さんでアルバイトをしていましたが仕入れ価格に愕然としました。店舗の規模や問屋さんの大小によって、多少の価格差はあると思いますが大きな利益はありませんでした。返品制度がない中でこんな利ざやだとやはり潤沢にロングテール部分まで在庫を抱えるということは、特に小さなゲーム屋さんなどでは、かなり難しいように思えました。

ロングテールの雄というか祖であるところのアマゾンなどは新作ゲームなどは流通量の極端に少ない一部の例外を除いて、20%近い割引販売をしていますが、発売から時間の経過したものはほとんどの場合定価で販売されています。秋の秋刀魚が安く、冬のスイカが高いのと同じです。旬の頃には安く、旬を過ぎれば高くという当たり前の形で、完全ではありませんがこれなら古い、無名なソフトも取り扱えるというものです。


ですがこの方法は検索性に優れたネットでの販売であるから可能な方法で、地域によってお客さんの層もニーズも異なるようなリアル店舗、特に個人経営店や小規模チェーンではなかなか難しいと思います。

そういった店舗で過去の作品を買う手段にベスト版があります。ベスト版というのも基本的な考え方としては沢山売れたり、評価の高かったものを中心に選抜されているわけで、ベスト版さえあればある程度需要は満たせるのでしょうが、一方でそういった選抜からもれたソフトの中にも良いものはあるわけで、そう考えるとどんなソフトでもいつでも買えるというのが理想ではあると思います。

けれど先述しているようにやはりそんないつ誰が買いに来てくれるかどうかもわからないようなわからないようなソフトまで抱えておくような余裕は、ましてや今日では、やはり無く、期待するほうが酷なような状況です。そうするとやはり今現在浸透し始めているダウンロード販売というのが一番現実的なのかと思います。

現に今現在、例えばPSアーカイブスのラインナップを見てみると、大きなセールスを記録した作品もありますが、それ以上にニッチな人気作、それも入手困難になりつつあるものから、ほぼ無名のソフトなどが中心にラインナップされています。またPSNもそうですが、Liveアーケードなどでは一般流通ではなかなか受けそうには無いけれど、質の高いゲームが多数配信されています。



どのソフトが面白いかというアンテナをいつも張り巡らさせることが出来る人ばかりではなく、普通のゲーム好きは面白そうだなと思ったら時既に遅しで、いつの間にか大変なプレミアになっていたり、まったく手に入らなかったりすることが多いかと思います。廃盤になったりしたソフトは版権の問題などが絡んだソフトを除いてダウンロード販売をしてくれたらいいなとか思います。

○・×、B・Aの今昔

2008年09月19日 | ゲーム
昔まだ洋ゲーが今よりも差別的な言葉で、魑魅魍魎が充満していた頃、洋ゲーには多くの戸惑いがありましたが、その中でももっとも僕を戸惑わせたのは「決定」と「キャンセル」のボタンの違いでした。日本では多くの場合、Aが「決定」でBが「キャンセル」というのが、PSシリーズでは○が「決定」で×がキャンセル、今でも日本では常道ですが海外ではその逆が常道でした。

しかしながら最近PS3やXBOX360で海外ソフトをプレイすると、この常道が崩れつつあることが伺えます。日本側はこれまでの方法と変わらないのですが、例えば『FIFA09』をプレイすると見事に○が「決定」で、×が「キャンセル」となっています。AがBよりもアルファベット順で優越し、○が×よりポジティブなイメージがあるからの日本の操作方法だったのでしょうが、それが『FIFA09』を初めとして変化を与えてきているようです。


これは洋ゲーの世界標準化戦略なのか、日本のボタン配置のほうが人間工学的に優越しているのか、それとも開発者の好みか、よくは分かりませんが日本式になれたプレイヤーとしては歓迎すべき変化だと思います。

ガンダムゲー

2008年09月18日 | ゲーム
ガンダムの市場規模は1000億円とも言われていますが、それは総体としての規模であってガンダムシリーズの作品単体に限ってみると実は案外大した市場規模は無いのかもしれません。PS2時代から沢山リースされてきた一連のガンダムゲームの多くは、初代を中心とした続編ガンダムの混合ゲームでした。ただそこにはガンダムユーザーの多くが続編もフォローしている?と考えられているかも知れないかも知れません。

ただ世間一般にガンダムと問われれば、「父さんにもぶたれたこと無いのにっ」の人と鉄仮面の人、もっと踏み込んで行けばアムロとシャアでしかないのです。若井おさむさんがアムロに似ているから、アムロの物まねをされていますが、誰もカミーユとジェリドの絡みを真似しないのは似ている人が居ない以前に市場が見当たらないのかなと思います。せめて精神崩壊のところはあっても良さそうに思います。

ガンダムは確かに当時としても作品として大きな魅力を持ったものだったのでしょう。だからこその劇場三部作であり、第二次アニメブームを焚きつけることが出来たのだと思います。けれどもそれだけであれば今20代の僕が『機動戦士ガンダム』を知る由は無かっただろうし、作品を追っかけるようにはならなかったと思います。やはりそこには何度と無く行われてきたゲーム化があるように思います。


単純に比べることは出来ませんが、『宇宙戦艦ヤマト』も『機動戦士ガンダム』と並ぶもしくはそれ以上の社会現象を巻き起こしたとされるこちらの作品についてはヒロイン、森ユキ?と古代?くらいの知識しか持ち合わせていない。何もこれは僕の個人的だけではなく、僕と同世代の多くの人は『宇宙戦艦ヤマト』に対してそれほど知識を持ち合わせては居ないと思います。東浩紀さん的なデータベースにもあまり参照されないような印象です。

もちろん『ヤマト』の方が年代が古いと言うこともあり、もちろん年代が古いことでゲームユーザーと被らないということはあると思いますが、やはりゲーム化されている回数が多分圧倒的に少ないように思います。PS時代に出たものくらいしか僕の記憶にはありませんし、PS2時代にはゲーム化されていないんじゃないかと思います。

でも一方で『ガンダム』シリーズにいたっても、他の『Zガンダム』規模のヒットの作品は一方でファミコンとサターンとPSで単体ゲーム化されていますが、これが『ZZ』になると多分無くなって、『ν』も単体ゲームがPSで1本ほど。この時代までは各作品単体でのリリースが本数は少ないながらもありましたが、PS2期になると一気にその本数は減り『機動戦士ガンダム 一年戦争』のみ単体でリリースされています。


たとえガンダムといえども単体で勝負するのは難しいのかもしれません。が。出来うることなら各作品ごとにゲーム化して欲しいというのもまた人情というか、僕の欲で『ターンA』が単体で出ないかなとまた妄想で願望を抱きます。

東京ゲームショー間近

2008年09月17日 | ゲーム
 10月に近づくにつれて、着々と東京ゲームショーの事前情報が発表されつつあります。各社さまざまな新作や続報等の発表があり、任天堂の新製品の発表などの噂もささやかれ始め、にわかに盛り上がりを見せているようです。任天堂の発表があるとしてそれが以前宮本茂さんが仰っていた「第二の柱」の後継機なのかどうなのか、はたまた噂されているDSのマイナーチェンジなのかも気になるところではありますが、僕個人としては次世代機で版権ゲームがどれほど発表されるのかがもっとも気になっています。
 
 PS2時代、アニメ原作のトゥーンシェーディングなゲームを目にした時、「凄い!」と思うのと同時に、「これが次の世代になったら、本当にアニメと見まごうものになるのだろうか」と興奮を称えて妄想をしていましたが、今夏発表されたPS3専用タイトルの『NARUTO ナルティメットストーム』の出来はもう僕の妄想に近いものがありました。ですが一方で現実としては、アニメゲームのリリースはPSやPS2に対して圧倒的に少ないという残念な事実があります。

 映画を題材にしたゲームをシネマゲームという呼称に比して、アニメや漫画を題材としたゲームをアニメゲームという呼称を用いるなら、シネマゲームの隆盛に対してアニメゲームは端境期にあるような気がしてなりません。今リリースされているまたは発表されているアニメゲームは狂気の沙汰の『メガゾーン23』を例外として、『ドラゴンボールZ』や『NARUTO』といったワールドワイドで人気を博している原作ばかりです。

 シネマゲームはもちろんアニメゲームも高性能な描画能力の恩恵をダイレクトに得られるジャンルであると思います。判別もつきにくい残念な8ビットドット絵も味わいがあるとはいえ、原作への忠実さと秤にかければ、選択の余地はありません。お金はかかろうとは思いますが、多くのアニメゲームの登場を期待してやみません。PS3やXBOX360で『新世紀エヴァンゲリオン』でも劇場版公開にあわせて『ヱヴァンゲリオン』でもどっちでも良いので残念じゃないアニメゲームが今年の東京ゲームショーで発表されないかなとか妄想しつつ。