ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

ゲームがキレイになってから

2009年10月05日 | ゲーム
kotakuのルーク記者。彼が次世代機、つまりは現行機のゲーム性について疑問を投げかける。

「本当の意味での次世代ソフトとは...」(kotaku japan)
「前世代のコンソールでソフトをプレーしたと想定して、面白さと全体のデザインバランスを損なうこと無くで再現できるようであれば、そのソフトは次世代機のポテンシャルを使い切っていないと見なして失格にするんだ。」(上記記事リンクより一部引用)

例えばサッカーゲームをプレイして、『FIFA09』をプレイして。もちろんぱっとみ前世代のソフトよりも美しい。例えばポリゴン数は大きく増えているが、一方で解像度の増加とHDの効果が大きい気もする。グラフィックの向上が最も実感できるのが、ゲームの中で一番長い時間を費やすプレイ中ではなく試合前、試合後、ゴールリプレイなどのゲーム中の短い部分、副次的な部分に過ぎない。

せっかくきれいになったはずのグラフィックをもっと見たいと思っても試合中はなかなか実感できない。もちろん前世代よりははるかにグラフィックは美しくなっているけれど、それを十分にプレイヤーが享受できているかと言われれば疑問に思わざる終えない。一番向上したグラフィックを実感できるTPS・FPSが家庭用ゲームでも勢いを増しているのはその実感が強く得られるからかもしれない。

PSや64が3Dの導入によってグラフィック的な進化がそのままゲーム性の深化にも繋がったから、性能至上主義でよかったけど。2Dしかなかった世界に3Dの視点が導入されればそれだけで驚きだったし、2Dでは出来なかったようなゲームデザインが出来るようになった。主観視点のより積極的な利用とか俯瞰的な視点でのゲーム性とは異なる類の面白さ。臨場感みたいなものとか。優劣とかそういう次元ではなく異なった表現として。アニメと実写を比較しても無意味みたいな。


将来的には1080pで動作する3D映像とWiiリモコンなどのモーションコントローラの組み合わせによるゲームのデザインが一番実現可能性が高そうな選択肢だけど、敷居はかなり高そうな。360のアーケードゲームの一部で既に3Dモード搭載しているゲームもあるけどどうだろ。