ここ掘れ！プッカは激安だと思います

ゲームアーカイブス（PlayStation.com）

・Wizard's Harmony® 2
・ここ掘れ！プッカ®
・ボンバーマン
・ロードモナーク～新・ガイア王国記～

本当にＰＳのゲームアーカイブスの担当者の方は良い意味でどうにかしてます。
毎回、毎回その現実感溢れながらも、どこかで玄人好みというか玄人しか知らない
もしくは玄人もあんまり知らないような重箱の隅にあるゲームを選んでくる天才
ですね。どうかしてます。

あの『ここ掘れ！プッカ』なぞをリリースしてくれるだなんて夢にも思いません。
初期のＰＳにあったフロンティアスピリッツのような数打ちゃ当たるの姿勢の中で
育ぐくまれた「森川幸人ブーム」が薄っすらと残っているかいないかの時期に
リリースされたいつもの森川ゲームです。そしていつも以上にキャラが愛らしい。

同じ森川さん製作の『がんばれ森川君２号』がＰＳ初期のスマッシュヒットとなり
知名度もライト層まで行き渡っているのに対して、ＰＳとＰＳ２の端境期にリリース
されたために「プッカ」と言われても多分「明治のプッカ」としか思われない程に
知名度が低い残念なゲームですが、とにかく主人公のプッカが愛らしいのです。

ゲームとしてはいつもの森川ＡＩゲームで、ＡＩという存在に自覚的に接しないと
全く楽しみが見出せないだろう内容のいつもの良くも悪くも人を選ぶゲーム。
けれでもそれまでのどの森川作品よりも、それ以降の森川作品よりも主人公が
可愛い。ゲームオリジナルキャラの中でも群を抜いてカワイイ主人公です。

どっかの星で鉱石を掘るためだとか何とかでプッカと一緒に暮らすという設定
ですが、そんなものはどこかにとってつけただけのかりそめの、ただどこかから
借りてきただけの設定に過ぎません。要はカワイイくて、お馬鹿なプッカを
愛でるためのソフトなのです。プッカの可愛さこそがこのゲームの全てです。



多分それだけでも６００円を払う価値はあると思います。激安です。

ＭＧＳ４Ｔシャツの話

「ユニクロ ＵＴ×METAL GEAR SOLID 4」（ＵＴ公式）


ユニクロでアディダスのジャージとかが売っている頃から、ユニクロに通い
今ではシャンプーまでユニクロだったりする根っからのユニクロな人なので
やっぱりユニクロのＴシャツは気になります。

ＵＴのようにブランディングする前、６年程前には今でも冴えないＸＢＯＸ
とコラボをしてくれて居ましたけれど、如何せん如何せんな出来だったので
買ったは良いものの、来て出歩くには至りませんでした。

（そんなＸＢＯＸのＴシャツをオーバーサイジングで来ていた可愛い女子を
田舎の大学の校内で見かけたのは軽い衝撃でした。）

そんなユニクロのＴシャツもＵＴと名前を変え、サイズも微妙に変えて
全体的にサイズアップして、生地も薄くなって、妙に肌触りの良いものに
なって、デザインも一部ではバリューなものもあってマストバイってやつです。

でも最近のサンデー×マガジンなどのマンガ系のＵＴは一定水準のクオリティを
保っている一方で、『ガンダム』や『セガ』のＴシャツのデザインの負けっぷり
と言ったら、悲しくなる出来です。何だか不明なゾンビだけ許容範囲です。

なので、ＵＴと『ＭＧＳ４』のコラボを聞いたときには全く持って期待せずに
居たのですが、やっぱりＰＳ３を背負って立たされてしまっているだけのことは
あると申しますか、これが中々面白いデザインが多くてワクワクです。

特にKusano Design Officeさんのデザインは『ＭＧＳ』シリーズに負けない
ユーモアがデザインの中に落とし込まれていて、ファンならずとも惹かれる物が
無いわけではないだろうと思われます、買えたら全部買ってみたいものです。



まぁ、アレクサンダーマックイーンなんかのＴシャツを１枚ぽっち買うなら
ユニクロやグラニフで２０枚くらいまとめて買ったほうがよっぽど良いなとか
思うお洒落でない奴の戯言ですが。

毎日、シューター！！→ダウンロード地獄！！

ＰＳＮで国内でもダウンロード販売が開始された『Everyday Shooter』を
さっそくウォレットにチャージして、購入してみた。


『Everyday Shooter』（ＳＣＥＪ公式）


２ステージほどしかプレイできては居ないけれど、一言で表現しようと
してみるとすれば、『Ｒｅｚ』をアメリカナイゼーション（要はデジタル
からサイケ）して、２Ｄにしましたみたいなゲームだなぁ。

ステージ１にも如何にも影響を受けていることを表明するかのような
オブジェクトと言うか、敵が『Ｒｅｚ』のオブジェクトなやつで。


正直なところゲーム性の部分だけをとってみれば、取り立てて新しい部分や
面白い試みがあるわけではなく、昔からある360度な全方位シューティング
でしかない。

けれど、ゲーム性だけがゲームでは無いわけで、特異なサイケなビジュアルや
特に（多分）生ギターのリフオンリーなゲームミュージックの中でやる
シューティングがこれほど心地良いとは思わなんだ。


カジュアルゲーマーにとってちょうど良い腹具合のゲームだと思います。
こういうゲームが800円で買えるというのは嬉しいことだなぁと。



それよりもＰＳ３って良いハード、もとい悪魔のハードだなと最近思います。
ＨＤＤの換装が簡単で、大容量のＨＤＤに乗り換えられて、気が付いたら
ダウンロードでＰＳのソフトが一杯給っていっていて。

ケイン＆リンチィィィ！！

Kane & Lynch: Dead Men 海外レビュー（360 Games Zone）

『KANE & LYNCH： DEAD MEN（ケイン＆リンチ： デッドメン）』の主役声優ふたりを直撃（ファミ通.com）

『KANE & LYNCH： DEAD MEN』（スパイク公式）


『ＧＴＡ４』はＰＳ３版を買ったけれど、近所のゲームを取り扱う店ではどこも
彼処もＰＳ３版ばかりが幅を利かせているのを見て、３６０版にしておけば
良かったかなと思い至る。バグとかはパッチが当てられたので問題ないけれども。


んで、『ケイン＆リンチ』。海外ゲームサイトのレビューは軒並み微妙な評価。
国内の洋ゲーマニアな人たちからも、微妙な評価しかなく「ギアーズもどき」と
まで言われる始末。


そんな微妙な評価しかえられていないこのゲームだけれど、どうにも僕には
訴求されるものがあるですよ！中年のおっさんのバディ物。しかもイカレてる。
しかも現代物で、スーツで重火器を持ってドンパチを繰り広げるということで。

ビジュアルイメージだけでも堪らないものがあるですよ。『ギアーズ』も確かに
凄いビジュアルだし、操作性も良くて、興奮ものだけど、おっさんスーツの
ドンパチ物なんてものを出されたら、少なくとも僕にはドッ直球のストレート。

丸太みたいな腕をした世紀末救世主みたいな主人公たちで異形の異星人相手に
銃撃戦を繰り広げるよりも、現代のビルや街中でスーツ姿のおっさんたちが
おっさん相手に戦うほうが面白みを感じられるですよ！


欧州ＰＳストアで体験版が配信されているので、ダウンロードしてやってみた
けれど、確かに前出の『ギアーズ』を初めとしたＴＰＳの後塵の一粒でしかない
かも知れないが、ソリッドなモデリングがジャストです。そそられます。

体験版ではほんのさわりしかスーツで銃撃は出来ないので、これから先の
展開でもスーツでおっさんたちがおっさんたちとドンパチをしてくれるのかは
判らないけれど、期待できるんじゃないだろうか。しかもロケーションは日本。

体験版に出てくる敵はそれこそ微妙な日本語をつぶやいてる。ネイティブっぽい
人も居れば、明らかに似非、カタコトな人も居る。建物の外に待ち構えている
パトカーの「警視庁」という字体が太くて、何処と無く新鮮に感じられる。



これはステージ数が少なかろうが買いだ！と思ったが、どうもスパイクが例の如く
ローカライズに注力してくれるようで、今回は洋画でよく聴くこのお二人で
吹き替え版をやってくださるということで、日本版まで待ちということに。


麦人さんクラスでも未だにオーディションを受けているというのが驚きでした。