ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

モンスターハンターの立ち居地

2007年10月13日 | ゲーム
ウィキぺディアの『モンスターハンター』の項を見てみると
第一作目の『モンスターハンター』の売り上げが29万本。
マイナーチェンジ版的な『モンスターハンターG』が30万本。
そして第二作目の『モンスターハンター2』が58万本。

一方PSPでリリースされた『モンスターハンターポータブル』
は70万本。(後の廉価版が29万本。)その続編である
『モンスターハンターポータブル2nd』が今年の9月時点の
データで140万本とウィキの項ではされている。

これをリリースされた順に並べてみると、

『モンハン』→『モンハンG』→『モンハンP』→『モンハン2』→『モンハンP2nd

となる。そしてこれを売り上げに直すと

29万本→30万本→70万本→58万本→140万本

となる。そしてまたこれを発売年月日で並べてみる。

04年3月→05年1月→05年12月→06年2月→07年2月

これだけを見ていて感じるのは『モンハン』のターニングポイント、
ブレイクのきっかけはやはりPSP版の『モンハンP』からである様
に思えてならない。据え置き版の『モンハン2』との発売期間が
さほど離れていないとはいえ普及途上のPSP版が10万本以上
売り上げで『モンハンP』が上回っている。『モンハンP2nd』に
至ってはそれまでもっとも売れていた『モンハンP』の倍だ。


実感として『モンハン』のユーザー層は、カプコンが想定している
中高生であろうとは思うが、それだけでは『モンハン』のユーザー
層は括り切れないように思える。

『モンハンP2nd』がリリースされた頃、城西地区のマクドナルド
などでアドホックで協力プレイをしている中高生を頻繁に目撃した。
実感としては確かに『モンハン』の主なユーザーは中高生だろう。

けれどその様子を見た限り、中高生の中での『モンハン』の立ち居地
は単なる人気のあるオンラインゲームではなく、初代の『ポケモン』
が持っていたコミュニケーションツールなのではなかろうか。

アドホックであるからこそ、協力するプレイヤーは実際に集まる必要
に駆られるわけで、実際に集まる訳であるし、しかも中高生であるわけで
必然的に集まれるのは仲間内。故に『モンハン』はその関係性を強化する。


そう考えてみると、PSPの売り上げとPS2の稼動台数を鑑みても
『モンハンP2nd』の売り上げの伸び具合を納得することが出来る。
だから据え置き機での『モンハン』はPS3であろうがWiiであろうが
あんまり関係なくて、携帯機でのリリースこそが重要っぽい。


Wiiだから中高生って言う図式は単純にすぎかなと思うわけです。


PSP格差問題

2007年10月02日 | ゲーム
三浦展大先生が「格差社会」という言葉を導入してから
日本全国津々浦々、高級紙も大衆紙も識者も一般人も
「格差」、「格差」と連呼するのであやかってみよう。


新型PSPが登場したが、その売りの一つに本体メモリの
増量がある。これまで32MBだった内蔵メモリが新型に
なって64MBとなった。これによりソフトによっては
読み込み時間の一段の高速化が可能となった。

現に対応を明らかにしている『CCFF7』では旧型とは
比べられないほどに読み込みの高速化が実現されている。
そして旧来のソフトでも、ソフトによっては読み込み時間の
高速化が可能となっているようである。

まさか新型PSP専用と云うようなソフトが出ないとは思うが
これからリリースされてゆくソフトは少なからず、新型と旧型の
間に読み込み時間の差が出てくることは避けられようも無いように
思われる。だって単純にメモリが多いのだもの。当然だ。

そう、それならいっそ、一層の格差を演出してくれたら良いのに。
いや、格差と云うよりは住み分けといったほうが適切か。
お金の無い若年層要にFSTN液晶の廉価版PSPとか。
一方でお金を持った30歳台以降には有機EL液晶使用の高級版とか。