ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

ニンテンドー3DSってどうなんだろう

2010年03月26日 | ゲーム
「ニンテンドー3DS」(任天堂)
3DS

発表を聞いて、一番初めに感じたのは「そこか!」という意表を突かれた感。そしてキメラを目にしたような感覚。これはDSの時にも感じた違和感。PSPのでかすぎる液晶にも感じた違和感。正直携帯ゲーム機としてはゲームボーイアドバンスSPのデザインが個人的には一番しっくり着ていましたし。

ちょっとDSが出る前の世間の風向きはどうだったのかと思い、「ゲーム批評vol.58(2004年9月号)」の特集、「任天堂は負けるのか!?」を引っ張り出してざっと目を通してみました。するとPSPに対してスペックダウンの前科、高付加価値の為の高価格、余剰スペック、ディスクメディアへの不安などが重なり、欠点が見当たらないDSが携帯戦争に勝つだろうと〆ています。

で、未来人的にこの結論を見ると半分当たっていて、半分はずれているというのが正直なところでしょうか。両機種ともスタートダッシュは成功したものの(PSPはPS3と同様に初期出荷には失敗)、ボタンの不具合や液晶のドット欠けなどの問題やDSとの5000円の価格差、長いロード時間や新規ソフトの遅れなどで『脳トレ』という新しいキラータイトルまで抱えたDSの圧倒的勝利でした。

しかしながら2007年ごろからこのDS圧倒的勝利の潮目が若干変化します。『脳トレ』などのいわゆる「タッチジェネレーション」シリーズで多くのユーザーを獲得したものの、ゲームユーザー向けのコアゲームは必ずしも成功してるとは言えませんでした。そんな中で何故か『モンスターハンターポータブル』がPSPで初のミリオンヒット。その後のPSP-2000で小型化、外部出力対応、インストール対応などで国内に限っては完全にPS2の受け皿に。その結果多すぎるといわれたUMD要領も足りなくなりつつあります。

PSPの普及以降高かったメモリースティックの価格も、SDカードレベルとは言わないまでも、下がり、32GBで1万ちょっとという値段にまでなりました。その結果一般化しているとは言えないまでも今では一部のソフトはインストールどころかダウンロード販売まで行われています。さらに過去のソフトが遊べるゲームアーカイブスも多くのソフトがPSPに対応し、今ではPSやPCエンジンのソフトをPSPで遊ぶことが出来ます。プレミアソフトの多くがあり、しかも大抵が600円。こんなこと想像も出来ませんでした。

加えて言うと、この傾向がより一層強いWiiとPSPが競合する事態に発展し、DS>PSP>Wiiという力関係で市場が進展し携帯ゲーム機が据置機に置き換わるという、発売当時の2004年では誰もが想像出来なかったような事態になってしまっています。また加えて言うとPSPと同じように高機能、普及率の低いメディア、高価格という状況で出発したPS3もPSPと全く同じような普及の仕方を見せています。これもまた発売当時の2006年には誰も想像の付かない事態になっています。


つまりはこればかりは発売されて数年が経つまでは誰にも予想が付かないのではということです。


ぼくはDSは商業的には大成功したけど、作品的には成功したとは言えないと考えています。初代DSの発売から6年も経っているのに、DSを完全に使いこなしている作品が出ているとは到底思えないからです。タッチペン入力をするあまりに操作性がおざなりにされたソフトや2画面をもてあまし、穴埋めをした結果汚らしいインターフェースになってしまった作品が星の数ほどありました。そして未だに出続けています。もちろん機能の全てを使う必要は無いはずですが、それにしても…

個人的には3DSのスペックやアーキテクチャーがPSPに近かったらなぁと妄想。DS→PSPの移植は多いのに、PSP→DS移植が皆無なのは解像度や性能がPSP>DSであるから。でももしスペックが接近すれば(追い抜くだろうけど)現在色んな意味で極まっているPSPソフトが3DSに移植なんてことになるのかもしれない。現行のPSPレベルのグラフィックでも3Dになれば十二分にインパクトがあります。PSPレベルの『ラブプラス』なんて出た日には躊躇も吹き飛びます。



鈴木みその漫画の一コマにあった未来のゲーム像を思い出してしまいました。裸眼3Dでのゲームプレイをする様子です。3Dのゲームプレイなんてロストフューチャーだと思ってました。DS発表の時とは異なり少しわくわくしています。さぁ、どんなことになるのか。6月が待ち遠しいです。

サッカーゲームなう

2010年03月05日 | ゲーム
2010年FIFA ワールドカップ南アフリカ大会の公認ゲームが発売決定(ファミ通.com)
エレクトロニック・アーツは、2010年6月に開幕する世界最大のスポーツイベント“2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会”唯一の公式ゲームとして『2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会』をプレイステーション3、Xbox 360、Wii、PSP(プレイステーション・ポータブル)向けに発売することを発表した。発売予定日は2010年5月13日で、価格はプレイステーション3、Xbox 360版が5040円[税込]、Wii、PSP版が3990円[税込]となっている。

 本作は、予選に出場した全199ヵ国のナショナルチーム、南アフリカ大会で使用予定の全10ヵ所の公式スタジアムと各予選地域のスタジアムが収録されており、プレイヤーは予選からFIFAワールドカップファイナルまでを体験することができる。予選から決勝トーナメントまでの各国のホーム&アウェイ戦略、ゲーム中の戦術、標高による選手の疲労やボールの軌道まで細かく再現されているほか、会場に舞い散る紙ふぶきや紙テープ、花火など、大会ならではの演出も実現。
(上記リンクより一部引用)

ということで、正式に『2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ大会』の発売日と価格が発表されました。HD機、プレイステーション3、Xbox 360版が5040円という値段から想像すると、おそらくはクラブチーム無しのナショナルチームオンリーというだけでエンジン自体はほぼ変更が無いものだと思われます。


FIFA


そしてPS3版のパッケージアートも公開されていますが…簡素というべきか質素というべきかフォトショップで5分で作ったようなヤッツケ感です。売る気はあるのか?と問われたら、それほどでもと答えてしまいそうな萎えパッケージで、これはワールドカップが終わった時点でワゴンでおこんにちわしそうする確立が高そうで発売日に買うのが躊躇われます。



一方で噂されていたUbiのサッカーゲームが正式に発表されました。

Ubisoft、スポーツ新作『Pure Futbol』『Shaun White Skateboarding』発表!(GameSpark)
■ Pure Futbol(Pure Football)
Ubisoft Vancouver開発のサッカーゲーム。“テレビ放送を見るような”サッカーゲームとは対照的に、肩越しのカメラや位置関係の分かるサウンドなどで“激しく、身体的で、スリルのある”サッカーを提供。230人のサッカー選手、17のナショナルチーム、17の伝説的プレイヤーを収録。キャンペーンでは選手をカスタマイズ可能。最大4人でのマルチプレイ、オンライン対応。2010年5月発売予定、プラットフォームは間もなく発表。
(上記リンクより一部引用)

真偽不明ですが、コメント欄にはゲーム内容を補足するようなこんな書き込みが。ちょっと探してみても同様の内容が無かったので引用しておきます。

13 大人さん [2010年3月5日 12:50] 25684ac2
Pure Futbolはプロの選手が試合後に「草サッカーでケリ付けようぜ!」ってのがテーマらしく、レフリーの居ない(ラフプレイあり?)5on5の草サッカーゲームなんだってね
マルチは2vs2になるとかなんとか
プラットフォームはXBOX360、PS3、PCだそうな
(同上より一部引用)

この書き込みを見る限り、本格サッカーゲームというよりはEAの『FIFAストリート』シリーズに近いのかもしれません。それで居て『バイオハザード4』伝統の肩越し視点の導入などを聞くと、これ(pdf注意)に限りなく近いサッカーゲームなんではないかと思えてきます、どっちにしろ大手が記事を出してくるまでは良く分かりません。位置の分かるサウンドって何だ。5.1chサラウンド必須なのか。

そして動画もUbiから公表されています。

Pure Futbol - Announcement Trailer (US)-Ubi Official(Youtube)


ただ発表はされたものの、動画はティザー的な趣が強く、ゲーム内容を把握するには難しいものがあります。何にしろ続報に期待です。