ゲームホリック

ゲーム大好きぃ!!でゲーム脳なのであること無いこと書き散らします。

アンチャーテッド

2009年09月29日 | ゲーム
海外サイトで満点越えを記録し話題満点の『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』ですが、海外でのタイトルが『Uncharted 2: Among Thieves』となっています。国内版はタイトルから2が取れているのです。前作『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』は全世界で100万本のセールスも国内では5万本強に留まっているのだということで、これから売りたいタイトルから続編臭をなるべく消したいようです。前作を知らない人にとって続編は手に取りにくいものですから。



翻訳の気合具合も評判で、前作の国内版の好評の大きな要因の一つでもあります。特にメインキャストは東地宏樹さんや永島由子さんという海外ドラマ好きにはおなじみの声優さんたち。『GTA4』がMTV枠でCM展開したように、『アンチャーテッド』はFOXなどのCS・ケーブルの海外ドラマチャンネルでCM展開するんでしょうか。レンタルDVD内広告とか。前作はスルーしてしまったので今作はちゃんと購入していきたいと思います。


と思っていたところに、海外ストアにマルチプレイヤーのベータ版が来ています。ちょこっと弄ってみるとさすがの操作性。オンラインは明るくないですが『ギアーズオブウォー』のマルチプレイ並みに爽快でした。『ギアーズ』と違うのは”ジャンプ”と高低差の存在。”ロール”に加えてジャンプがシューティグっぽさにアクションを加えてくれています。またキャラが世紀末なマッチョや地底人じゃないのもやっていて楽しいです。

また『ギアーズ』には無かった”アサシンアクション”なども違った魅力を与えてくれます。ただしマッチングにいやに時間がかかったり、たまに操作がきかなくなったり、キャラが走らずに横滑りしたりとベータ版ならではの問題は残されていますが…ですが『アンチャーテッド2』にマルチプレイとか期待していないのでやはり製品版を待たねばならないようです。

記者クラブ制と日本のゲームジャーナリズム

2009年09月26日 | ゲーム
昨今のネットの政治系の話題に記者クラブの解放問題があります。要はテレビや新聞などの大手メディアしか行政の記者会見を取材できないという問題です。開放派の批判理由としては、メディアと取材対象(行政)との馴れ合いによって行政の発表をそのまま記事にしている場合が多いなどの批判がなされています。

[TGS09]小島監督インタビュー : 段ボールはMGSのアイコンです(kotaku Japan)

翻って日本のゲーム業界です。日本のゲームメディアを見てみると記者クラブ制と同種の問題をはらんでいるように見えます。もちろんディベッロッパーやパブリッシャーの記者会見はリリースが出されるだけで、招待制という場合もあるでしょうが、基本的にはフリーで開かれたものではあるようですが。

ただその記事内容はどうなのか。知られているように、日本での情報解禁は大抵ファミ通で行われるのが通例です。日本で最も売れているゲーム総合雑誌であり、その影響力はユーザーのみならず小売のバイヤーなどにも大きな影響を有すようになったからです。もはやファミ通はマスコミではなく広告媒体です。

情報を独占的にファミ通に提供する場合が多い。そこには広告がつくことも多いし、大型有名タイトルで無い場合ならば、広告記事の形をとる場合も多い。そうなれば取材対象であったメーカーは取材対象ではなく、広告クライアントに成り果ててしまいますし、実際にファミ通は記事をメーカーに通してから掲載しています。

丁寧な編集方針であるといえば、それまでですが。ただ少なくともファミ通はマスコミであったはずなのにとの思いも強いです。昔はすっぱ抜きなどもあったのに、いつの間にかゲームメーカーの広告媒体に成り下がっています。ファミ通の名物コーナー、クロスレビュー(新作評価の点数評価)に買収の噂が耐えないのは現在の立ち居地が大きく関係があるようにも思えます。

でもこれはファミ通に限られません。記者クラブの問題とは異なり、開かれているはずのネットメディアも情報解禁日にあわせてしか記事を書きませんし、ゲームの内容に関しても辛らつなレビューは皆無です。またハードウェア的な部分にしても過激なものは見受けられません。要は紙媒体、ネット媒体の問題でもないのです。

下手をすると日経新聞の方がメーカーが嫌がるようなすっぱ抜きを書いたりします。「ゲームラボ」みたいな地下雑誌や個人運営のブログ形式のネットメディア以外はメーカーの意に反するような情報は発信されることもありませんし、また海外メディアのスクープすらスルーすると言う有様。ネガティブなものは特に。

インタビューをするにしても突っ込んだことはほとんど聞かれません。しかしながら、ネットメディアの記者も取材対象も海外で起こっていることや個人メディアなどアンダーグラウンドのメディアの存在は了解していて、おそらくはそれらを利用していて知っている。youtubeにあげられるリーク動画やすっぱ抜きも。


確かに敵対関係にあっては開発ROMなども借りることが出来ないし、そもそも広告出稿も減ってしまうかもしれません。それでもゲームマスコミを自称するなら、最低限の批評性は持ち合わせるべきだし、取材対象ではなくクライアントというような関係性はやはり問題だともいます。有り様としてはそれでも良いけどならゲームマスコミと自称すべきじゃない。

ただそこに代わる存在はネットのゲリラ的な側面が担保しています。確かに1次情報には多くの場合直接には持ち合わせてはいませんが、海外の突っ込んだインタビューを紹介したり、小売の情報だったり、匿名書き込みによるリークだったり、プログラムの解析だったり、ゲームへのユーザー視点の率直なレビューだったり。

けれどやはりそれらはどこまで行っても地下メディアです。一日数十万のPVがあっても個人ブログは個人ブログでしかありえない。いま、少しずつの状況も代わりつつあるようですが、裏はあくまでも裏で表と替わりえることは無いと思います。それは本質的にアンダーグラウンドだからです。

緊張関係の喪失はゲーム業界にとって致命的です。提灯記事と大差の無いなぁなぁの記事やさまざまな方面に気を使った後が見え隠れする批評は、この10年の間大きく日本のゲーム開発力を奪っていった要因のひとつにも思えなくも無い。有力個人サイトが、たとえばアルファブロガーと呼ばれるような人たちがメインストリームになるか、ゲームメディアが変らないと日本のゲームは海外の後塵に甘んじ続けることになるでしょう。

露骨過ぎるメッセージ

2009年09月24日 | ゲーム
「メタルギアソリッド ピースウォーカー」(コナミ)


ばら撒かれてしまった『MGSPW』。携帯機の『MGS』は初めてだったのでこれがデフォルトかどうかは分からないですが、かなり独特の操作方法です。ただただすばらしいグラフィック。PSPでリアルタイムデモでこれをやってのける技術はすざまじいものがあります。PS2タイトルである『MGS3』と比べても遜色ないレベルです。

ただ気になったのは脚本と演出。コスタリカの大学教授から協力を求められるシークエンスでかなり直接的に表現される反戦メッセージは、直接的過ぎてプレイヤーの没入を阻害するレベルだと個人的には感じました。メッセージを込めることはありえることですが、それはゲームプレイを阻害しない範囲内でなければならないと思います。


「平和」を冠された登場人物たちのダイアローグにはいささかならぬ違和感を感じました。”戦わない”ということをゲームデザインに見事に落とし込んだこととそれを活かす秀逸なエンターテイメントシナリオが評価されていたはずの『MGS』なのにと個人的には残念です。『MGS4』にしてもぎりぎりのラインであからさまな表現は抑えていたのに。

スッキリは売れるのか(※反語)

2009年09月24日 | ゲーム
みんなのスッキリ
「みんなのスッキリ」(SCE)

短時間でスッキリできるミニゲーム集、『みんなのスッキリ』が発売されます。今までの「みんなの」シリーズ同様にライトユーザを想定されたタイトルのようですし、実際体験版を遊んだ限りでは実に短時間の内にルールを理解できます。また操作も簡単で、誰でも手軽にテレビゲームの持つ一番の魅力であるカタストロフィを体験できるのはクラップハンズならではの優れたゲームデザインだと思います。

しかも同作と同じタイトルを持つ日本テレビ系情報番組「スッキリ」とコラボレーションを行うことも発表されました。「スッキリ」出演者のアイデアで既存のミニゲームの一つをアレンジして収録されるとの事ですが、これはコラボレーションの時期的な問題からパッケージ版ではなくダウンロード版オンリーの施策ということでどこまで販売促進につながるPR効果を生めるのかは未知数です。


ただ本作の中身もちょっと微妙な部分があります。ミニゲーム集なのですが、任天堂系のそれとは大きく異なります。任天堂系のそれは大きく売れましたが、そこはひとえにゲーム的表現の排除があったように思います。極めてゲーム的ではない設定、そして何よりスッキリとした無駄の無いGUI。何も無いともいえるそれはゲームに警戒感を持つ層にすんなり受け入れられた大きな要因だと思います。

一方の『スッキリ』を見てみると本棚の片付けなど一般に受け入れられそうな題材もあるものの一見わかり難い題材が多いです。それに輪をかけて難しそうなのはGUIのごちゃごちゃ感です。本を並び替えるそれにしてもGUIやグラフィックが"スッキリ"としているとは言いがたいものがあります。だから全体的にスッキリとは言いがたい感じを抱きます。


そしてボリュームと値段。これが一番問題のように思います。パッケージ版の定価は2980円です。確かにPSPソフトの価格帯としては新作ではかなり安い部類に入ります。しかしながら12本のミニゲームがその価格に見合うのか。体験版を遊んだ限り確かにスッキリしましたし、中毒性をはらむものもありました。けれどお金を払ってまで、それも2980円~2380円を払ってまでやりたいかといえば疑問が。


まぁそれはひん曲がったコアゲーマーの戯言ですが。

TGS、SCE祭り

2009年09月24日 | ゲーム
E3、Gamecomに並ぶゲームショーの一つ、東京ゲームショー(TGS)が開催されていますが、のっけから事前リーク、もしくは予想通りの発表です。でも中身はすごいですけれど。


モーションコントローラの発売時期の発表や『FF13』同梱版(しかもHDDは2倍以上の250GB)、Wiiの5000円値下げもリークの通り。PSPの値下げはPSPGo発売前と言うことも相まって少し衝撃的。3000円の値下げで両機種は1万円の価格差が生まれ、さらにPSPGoの存在意義が希薄になる形に。5000円上乗せすればPS3買えるもの。ただPSPの値下げは個人的にはWiiにとって辛そう。

モーションコントローラ一番の期待はなんと言っても、Wiiリモコンが出来なかったことが出来るかどうかというその一点に尽きるかと思います。Wiiリモコン登場のトレイラーで見られたFPS的な表現に最適という触れ込みも結局のところ、ポインタの精度の問題で大きな広がりは見せませんでした。赤外線自体の問題なので、それはWiiシステムの根本的弱点だからアタッチメントでも解決ができないですし。

そういった点をSCEのモーションコントローラが実現できれば、そういったゲームとの親和性が高まり、特に360とのマルチタイトルで優位性を持てるかもしれません。ナタルのカメラ認識だけという強みはカメラ認識しかないという弱点でもあります。一応どんなものでも認識してコントローラ的に扱えるようですが、あくまでWiiリモコンのハンドルアタッチメントと同様の飾りでしかないようですし。

モーションコントローラ対応『バイオ5』など、初日を見た限りでは、Gamecomに続いてまたしてもSCEの独壇場の様相です。ハード関連と同様にソフトの発表も怒涛の構成。PSストアではそのソフト群の大量のトレイラーが置かれています。またPSPGoに向けての施策として24日だけでも大量のダウンロードソフトが追加されています。まさに怒涛の勢いです。一時のソフト不足が嘘のようなラインナップです。


『MGSPW』の体験版をIGNが勝手にばら撒いているとかそういった周辺祭りもすごいなぁ。良い意味でも悪い意味でも。トレイラーを流し見した限りだと、マルチですが『Assassin's Creed2』のトレイラーはプリレンダムービーですが、それにしてももはやゲーム機のレベルではなかったのが衝撃的でした。違和感の無いヨーロッパ中世の表現に作りこまれたモーションや細部の描き込み。布の表現ではもはや布にしか見えませんでした。

サッカーゲームとサッカーアンセム

2009年09月23日 | ゲーム
最近のサッカーゲーム、といっても『FIFA』シリーズと『ウイニングイレブン』シリーズのみですが、なんとも豪華なサウンドトラックです。特に『FIFA』シリーズは時世代機以降、オリジナル曲はほぼ皆無で洋楽ヒットチャートに顔を出すような大御所から若手まで幅広くとても豪奢なラインナップになっています。『ウイイレ』にしても知名度では劣るもののそれなりのサウンドトラックです。

ただここで疑問が。ここでは『FIFA』シリーズに話を絞りますが、確かに豪華なサウンドトラックは良いです。試合の合間、メニュー画面などで最新の楽曲が流れるのは面白い試みだと思います。思いますが、事は普通のゲームではなくサッカーゲームです。とくれば、それはサッカーアンセムが欲しいなぁと思うのが人情というか。

最新の曲は良いです。けれども最新の曲ではなくても、海外のサポーター、ことにイギリスのサポーターなんかには古い楽曲でもアンセムとして歌われるものはあります。まぁ、サウンドトラックはそういう意図で用いられているわけではないので期待するほうが無理ですが、サッカーゲームでアンセムというと『ウイニングイレブン6』無印の「We will rock you」と「We are the champion」が思い出されます。

いわずと知れたQueenの楽曲ですが、サッカーアンセムとしても知られるこの楽曲がOPとEDに使用されているという驚き使用。初めてこのOPとEDを見たときは鳥肌ものでした。サッカーゲームでもこんな粋なことが出来るのだと。今見ても当時の『ウイイレ』自体の勢いすら感じさせる出来です。そして『6』はシリーズ最高の100万本越えという結果でした。


で、戯れに遊んでみたら最近の『ウイイレ』とは別物のモーション。ロボットじゃない!しかも面白い!一時代を気づいた理由が垣間見えました。当時のカスタマーレビューとかをあさってみると、「リアルなサッカーゲームを遊ぶならウイイレ!」みたいなコメントの多いこと多いこと。売り上げ的にも評価的にも現在と全く真逆。いまじゃ「リアルを求めるならFIFA、ゲームを求めるならウイイレ」みたいになっていて不思議です。


『ウイイレ』チームは『FIFA』チームがそうであったように過去の『ウイイレ』シリーズをやりこむべきなのかもしれません。

ビカビカ

2009年09月23日 | ゲーム
また久しぶりに『フットボールキングダム』をプレイすると、リアルと思っていたのですが『FIFA10』のデモをいじった後に見ると、それはリアルといよりもゲームでした。挙動やオフザボール時などプレイの質自体は『FIFA10』にはもちろん劣るものの当時の水準で見れば突き抜けてリアルであったと思うのですが、ゲーム展開のスピードはありえないくらいに速かったです。特にボール回しの時に顕著。

で、勢いあまって『FIFAトータルフットボール2』もプレイしてみました。『FIFAフットボール』シリーズを日本向けにローカライズして、特典DVD付でベスト版程度の破格値でリリースされたにもかかわらず不発に終わった不遇ソフトです。『フッキン』同様にオフザボールに力を入れられてはいたんですが、如何せん操作性の悪さや強制モーションなど良い部分も悪い部分も『ウイイレ』フォロワー。

オフザボールに付いてだけ見れば、『フッキン』>『トータルフット2』>『ウイイレ』という感じの序列でしたが、『トータルフット』は当時はまだコーナーキックなどフリーキック時は蹴る方向も受け手も4択という『FIFA』シリーズ伝統の残念システムであったことがちょっと衝撃的でした。『フッキン』の試合後のアナライズシステムは良い意味で今見ても衝撃的です。実況ばかりかゲームの試合でさえ分析してもらえるシステムは現代的な洗練の下でもう一度見てみたいです。


なんというか今と逆というか。まだサッカーゲームに競争があった時代だなぁと。ドイツ大会までは『LOVE FOOTBALL』や『フットボールクライマックス』など新しいサッカーゲーム出ていたんですが、南アフリカ大会(来年)では新しいサッカーゲームは出るんでしょうか。海外クラブにしても日本ナショナルチームにしても独占は新参者を阻むなぁと『パワフルプロ野球』並に感慨深いです。



明日は東京ゲームショーです。

フッキンの奇跡

2009年09月20日 | ゲーム
2大メーカーのサッカーゲームの体験版が出揃いました。両作ともアナログコントローラーによる「360度ドリブル」を搭載としていましたが、実際のそれを見てみると確かに『FIFA10』はスムーズに360度方向にドリブルが出来るまがうことなき「360度ドリブル」でしたが、『ウイイレ2010(PES2010)』のそれは素直に「360度ドリブル」とは言い難いものでした。

2004年の『フットボールキングダム』から5年は長かったです。『FIFAトータルフットボール』、『ウイイレ』の各種ナンバリングといろいろありましたが、ようやく『FIFA』が360度ドリブルを実用してくれました。細部はもちろん『フッキン』のそれとは異なりますが、それにしても手触りは結構似通っています。

『FIFA』の開発者はしばしば『ウイイレ』の影響について言及していましたが、もはや『FIFA』は『ウイイレ』ではなく『フッキン』です。気持ち良いスルー意外は『フッキン』です。もちろん異なる点も多いですが、マニュアル寄りの操作感覚やプレイの自由度の高さはまさに『フッキン』です。レアルフラメンコではなくレアルマドリードですが。


『FIFA』シリーズは6年のときを経てここまで到達したわけですが、『フッキン』は1作目であそこまで到達していました。もちろん長すぎるロードやおかしな動きのGKなどさまざまな問題はありましたが、システムの根本的な考え方と完成度は到達点である『FIFA10』さえも超えていると思います。それが第1作目であったことはある種奇跡だったのだなぁ。

無機質な弾道

2009年09月17日 | ゲーム
『ウイニングイレブン2010』(コナミ)

明日だと聞いていたのですが、こっそり欧州360でもデモ版が来ています。たぶんPS3も来てるかも。


結構期待して早速プレイしてみました。選手にまったく興味のないぼくから見ても、有名選手は『FIFA10』に勝っている。アングロサクソンやアフリカンの肌のボツボツ感、ゴツゴツ感とか。そこは嘘偽りないようです。ただこれは以前からですが、『FIFA10』シリーズとはモデリングの考え方自体が異なってるので単純に比べても無意味かと。もうこれは好みの問題。ぼくは『FIFA』のが好きです。

リプレイの充実さやGUIの見易さは『PES』にやはり一日の長があります。(『FIFA10』はそもそもEAスポーツ共通のGUIなので変える気はなさそうですが。)演出はやはり『PES2010』がやはり巧い。リプレイ時のアイキャッチの使い方とかプレイ面ではボールを蹴った際の効果音とか。「ズドンッ!」という低い音はまさしく「蹴った」感がありますし、爽快感があります。

ただアナウンスされてた360度ドリブルは確かにそ~なんだけれど、納得いかない様な360度具合。モーションが相変わらずカクカクロボロボしているので、そこに360度ドリブルが乗っかると『フッキン』のようなキビキビ360度でも『FIFA10』のsmooth360度ドリブルでもなく、『PES2010』はカクカク360度ドリブル。確かに360度ドリブルだけど微妙な感じ。


もうこれはどちらが優れているかというよりもどちらが好きかということに尽きるというか。ゲームデザインがサッカーの再現をしようとしてる『FIFA』とサッカーをゲームに落とし込もうとする『PES』の違いでしかなく、(そして収録チーム・選手に我慢できるか否か)これはまさしく西洋のリアリズムと東洋のカリカチュアライズのせめぎあいというか。たぶん今年もぼくは『FIFA10』を買おうと思いますが、半リアルタイムの入力には微妙に抵抗感もあるけど。


優れているかどうかではなく、好き嫌いだと思いますが、それにしてもう~ん。毎度のことながら実況がなかったりと微妙な印象のデモ版。今作もファミ通はオール8で海外サイトやユーザーレビューサイトでボロカスな気がします。

ウォークマン×PS3

2009年09月16日 | ゲーム
PS3から楽曲・動画転送できる新「ウォークマン」(ITmedia)

今までのウォークマンもウォークマン側からPS3に転送することは出来ていましたが、PS3からウォークマンへ転送することが出来ませんでした。折角のソニーグループなのに、これがグループ分社化の弊害かなぁとも思っておりましたが、今回ようやくといっていいほどの時を経てPS3側からウォークマン側へ転送が出来るようになりました、とっと諦めろsonicstageって感じです。

PS3側からウォークマン側へ転送が出来るようになったのだからこの際、PS3のCD取り込みもLossless対応して欲しいところです。そうなればPCを介さずともウォークマンまで管理できる手軽なメディアハブとしての期待できます。これは将来のPSストアの音楽分野への拡大の布石なのかなとちょっと邪推。PCスルーというのは訴求の仕方によっては強力な魅力になりうると思うんだけど。


ただPS3やPSPと比べるとリタンダシーみたいなものは皆無の機器であるので、新型ウォークマンのみの対応というのはやっぱり残念。Xシリーズでも期待。