KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

宿根サルビア・パープルマジェスティはガラニチカの仲間~♪  ラララ~♪ (秋バージョンです)

2009-07-31 22:47:32 | 挿し穂


宿根サルビア・ガラニチカ・パープルマジェスティの挿し穂です。
パープルマジェスティはかなり背丈が高くなります。ピンチをしてわき芽を増やすことで低く抑えることをオススメします。
(そのままだと風が強い日に倒伏してしまいます)

宿根サルビア系を栽培していて思うのですが、花ガラが落ちやすくその花ガラがシートにこびり付きます。一度こびり付くとなかなか取れません。栽培床が土の上なら問題ないのですがね。

春にも生産をしましたが、同様の品種を秋にも出荷します。(初夏から霜が降りるまで開花し続けます)
冬には地上部がなくなることもありますが、耐寒性が非常に強いので、極寒地でなければ地植えしていても春に新芽が出てきます。

出荷は9月末からです。
宿根サルビア・ガラニチカ・パープルマジェスティをよろしくお願いいたします。
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なんとなく鼻がムズムズ レースラベンダー

2009-07-30 19:44:43 | 移植


レースラベンダーを移植しました。
まだまだ赤ちゃんなのですが、葉の形がちゃんとレース状でニオイも一人前です。
出荷までまだまだ先ですが、この時期はかなり成長も早いので、出荷時期に合わせてピンチのタイミングをずらさないと、イッキに開花してしまいます。出荷がたいへんなことになってしまいますね。

実生のレースラベンダーは栄養系に比べて葉の厚みがなく、花の色が薄めであり、なんとなく見劣りするかも知れません。私は栄養系を試したことはありませんが、挿し穂の成功率が低いとも聞いています。
KaLuckでは計画的な出荷を考えて実生系を選んでいます。

9月中ごろからレースラベンダーを出荷しますので、よろしくお願いいたします。

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換気扇で換気せんとあかんわ。  えっ、オヤジみたいなこと言うなって?

2009-07-29 21:22:24 | 機械・器具
今春~現在まで非常に忙しい日々が続いており、なかなか休日がとれずかなりバテバテです。(前回の休日は正月です。・・・・しかし花壇苗生産農家はそのような生活をしている方が多くいらっしゃると思うのですがいかがでしょうか?)

忙しい時は栽培や出荷のスケジュールに追い詰められ、その結果その他の作業を全部後回しにしてしまいます。
冬季の内張りカーテンの撤去もその他の作業うちの一つで、本来ならゴールデンウィーク頃に外しておきたいものです。
KaLuckではやっと内張りカーテンを外し、換気扇を回転させることができました。(内張りをしていると換気扇に内張りが張り付いてしまいます)

やっと使えるようになった換気扇を紹介いたします。

 
 

今日のような天気が曇りの日でも、風がなければハウス内は高温になります。今日からは換気扇起動でかなり風通しもよくなり涼しく感じます。

ありがとう換気扇! 戦え換気扇!
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5寸モクビャッコウの新芽が動き出してきました

2009-07-28 19:03:02 | 栽培状況
7月21日にモクビャッコウの挿し穂を行いました。(ちょうど1週間前ですね)
親株については、同じ日に低く切り戻し、下葉が蒸れて黒くなっていましたので、葉をすべてもぎ取って丸ハゲ状態にして一回り大きな容器(5寸)に植え替えました。
 
さてその丸ハゲ野郎ですが、今はどうなっているのでしょうか、

なんと早くも新芽が動き出してきました。非常に強健です。
 
 
よく見えませんか? それでは拡大写真をどうぞ。

 
こちらの株は5寸仕立で出荷します。出荷予定は10月に入ってから。
その頃にはワッサワサと葉がいい感じで茂っていると思います。
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ハリネズミではありません、ハリセンボンではありません、じゃあ何?   ニードルアスターです

2009-07-27 20:19:58 | 出荷


タワシを出荷します。 いや、ニードルアスターを出荷します。

花弁の形が非常にユニークで、ニードルというだけあって細くトゲトゲしい感じがしますね。
恐る恐る触ってみると、指に刺さってしまうような花弁ではありません。非常に柔らかくしなやかですよ。(アスターですから当たり前ですよね)
結構背丈が出るようで、3.5寸ロングポットで出荷をいたしますが、高さが50センチほどになりました。(35~40センチ程度に抑えたかったのですが・・)
結構早蒔きをしたので生育期間が長くかかりボリュームが出すぎたのかもしれません。5月蒔きで秋出荷ならばもう少しいい感じに仕上がるのではないかなと思います。

今年のニードルアスターは試作で生産していますので、出荷数量が極めて少なく、出荷先も限定せざるを得ません。あらかじめご了承くださいませ。



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ハボタン発芽  はやっ!

2009-07-26 22:08:56 | 栽培状況


早いもので、金曜日に蒔いたハボタンが発芽してきました。

ベンチの一番端に並べているプラグトレイだけが発芽が早いようです。
ベンチの上部に50%遮光ネットを張っているのですが、発芽の早いプラグの上はネットが足りません。光が直接当たっているところだけが発芽を始めているようですね。
おそらく明日の朝には遮光している部分も含めて、発芽がかなり進んでいることでしょう。


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ストレプトカーパス 4寸に移植 秋出荷できるでしょうか?

2009-07-25 23:44:38 | 移植


ストレプトカーパス・サクソルムを切り戻して、一回り大きなポットに移植しました。

ストレプトカーパスは初めて栽培する品目です。
昨年親株を一鉢もらい受けました。その親株から挿し穂をとったところ、ほぼ100%で根付きました。
ひとまず小さなポットで育てていましたが、だんだんと株が大きくなってきましたので、4寸鉢出荷を目指して今回移植をしています。

なにせ試験栽培です。うまく仕立てられるかどうかわかりませんが、良品が出来上がったらブログ上に掲載いたします。 逆にストレプトカーパスの話題が出なかった場合は、粗悪品になってしまったと判断してください。
 
 
 
さて、ハボタンの播種の話題を少しだけ載せましょう。

昨日の続きで播種を行いましたが、14時頃ようやく完了。合計150枚です。
ホッとしています。


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ハボタンの播種(播種作業編 混乱派)

2009-07-24 22:49:24 | 播種
昨日からの続きです。

今日でハボタンの播種が終了する予定でしたが、いろいろと他の作業があり、思ったより作業が進展しませんでした。播種作業は明日まで続く予定です。
 
 
 

ハボタンの播種作業風景です。
播種機を使用して種を蒔いていますが、ちょうど播種板に種を吸着させたところです。このまま板を回転させ、下部のプラグトレイの上まで持っていき、種の吸着を外します。
播種機をご覧になったことのない方にはわかりづらい表現かも知れません。
わかりやすく説明すると、掃除機の先端に小さい穴がたくさん開いた板がくっついていると考えてください。その穴に種を吸着させ、プラグトレイの上で掃除機を逆噴射させれば種が落ちる仕掛けです。
 
 
 

播種を完了したプラグトレイを写真のようにベンチに並べていきます。
ここに並べられた播種済プラグトレイは、3日程度で発芽が始まります。日々の潅水と施肥管理を行いながら、状況に応じていろいろな薬剤処理を施します。そして約1ヶ月程度かけて成長させます。その頃にはもうプラグでしっかりと根が巻いていますので容易に移植可能な苗となっているはずです。

今日はここにプラグトレイが150枚並ぶ予定でしたが84枚しか処理できませんでした。残りの66枚は明日行います。

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ハボタンの播種(事前準備編 純情派) 

2009-07-23 22:23:39 | 播種


今日・明日と2日でハボタンの播種を行います。
9センチポットと10.5センチポットのハボタンを合計3万ポット栽培する計画でいます。
種類はマルバ・チヂミ・サンゴ・クジャク・切花種です。基本的にスタンダードな品種ですね。
仕立もピンチなど手をかけたりもせず、単純に栽培するだけ。


今日は播種の事前準備作業として、プラグトレイの消毒および種子の消毒をまる一日かけて行います。
ハボタンでもっとも恐ろしい病気 黒腐病が発生すると、最悪は全滅に到ります。非常に恐ろしい病気ですが、予防である程度防げると考えています。
 
 


新品のプラグトレイを使用するならばプラグトレイ消毒は不要ですが、当方は新品を購入する余裕がありません。中古のプラグトレイを使いまわししますので、いったん消毒液に10分ほど浸透させて乾かしています。
上の写真は150枚分のプラグトレイを消毒して乾燥させているところです。
 
 

黒腐病は種子汚染の可能性も考えられます。
当方のハボタン種子の消毒は、種子をパンストなどに入れて温湯に浸透させますが、吸水しない程度の時間にしておき、新聞紙の上で一晩乾かします。そして翌日に播種を行います。
上の写真は温湯消毒の最中を撮りました。
 
 
これで事前準備は完了。明日はプラグトレイに播種するのみとなりました。

(明日に続く)
 


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ペンタスの移植 (目指せ!AE編)

2009-07-22 22:39:10 | 移植


ペンタスは初夏出荷がメインですが、秋もしつこく出荷します。
(でもしつこすぎると嫌われますので、ほどほどがよろしいかと思います。)

今日はそのペンタス移植です。
温度がある分冬場の育苗と比べ生育が早く、移植率も非常にいい感じです。

ペンタスは種子単価が非常に高価で、冬場の育苗に問題があるKaLuckでは時季もこれまでと同様の育苗では問題解決できないと思い、プラントプラグを使用したいと考えています。

このように、試行錯誤による問題解決の積み重ねが経験値となり、熟練技術者となっていくのでしょう。これからは農業における技術者をAE(Agri Engineer)と呼ぶのはどうでしょうか。
  →ちなみに私はまだまだAE研修生から成長できません


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