KaLuck 花壇苗生産ブログ

花壇苗生産農家の毎日

宿根サルビアのピンチ(レスキュー隊を呼ばないと!!)

2009-03-31 18:21:55 | ピンチ・切り戻し


宿根サルビアは背丈が伸びる品種が多いようです。
ピンチ(摘心)を行って分枝を発生させることで低く仕立てて開花させた方が、店頭販売する際に目を引くと思います。(→矮化剤は控え気味がいいと思っています)

写真のサルビア・ディスコロールはこれからピンチに入ります。3寸ポットで出荷しますが、理想の仕立は4本の枝がシュッと伸びたカタチです。移植時に分枝している状態でしたので、地際から既に2本出ています。この場合それぞれの茎にピンチをすることで4本に分枝します。

今日はディスコロール以外にバンヒューティもピンチをしましたので、腰が重たく持病の神経痛が出てきそうです・・・。

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ガザニアのような耐寒性のある植物は早めに流通させておくべきです

2009-03-30 21:43:42 | 栽培状況


長い道のりでしたが、やっと一株だけ開花しました。巨大輪ガザニア・ガズーです。
生産するには今の時期では遅すぎます。1ヶ月早く開花させないとダメですね。
来期はプラグ苗の納入を10月20日頃にしたいと思います。

ガザニアは初めて栽培したので、私自身が株の出来具合および品質の良し悪しをよく理解できていません。 このままだとおそらく全部問題なく開花して普通に出荷できそうですが、なんとなく物足りない感じもします。外部の有識者に商品の評価をしていただきたいものです。


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注意!ジニアやセンニチコウは播種機で種が蒔きにくいぞ

2009-03-29 22:14:59 | 播種


KaLuckでは露地スペースでの栽培も行っておりますが、葉ボタン出荷終了後の12月末以降の寒い季節はずっと休業中でした。
暖かくなってきて降霜の危険性も薄くなってきた4月末頃から苗の植え付けを予定しています。

さて、今日は露地で植える予定の草花類の種子をプラグ播種しました。
 ・ジニア(プロフュージョン)
 ・センニチコウ(ストロベリーフィールド)
 ・けいとう(アイスクリーム)
 ・ポリゴナム
ジニアは長時間雨に当たると葉が悪くなるので、6月中旬ぐらいで終了したいですね。
センニチコウは露地なので潅水コントロールと施肥管理が難しいと思います。高く徒長しすぎないよう、また乾燥が限界に達しないよう調整が必要です。
けいとうのアイスクリームは昨年から発売されている品種です。今年初めての挑戦です。ポリゴナムは季節によって売れる時期があるみたいです。秋はそこそこ売れるようですが、6月はどうでしょう?

この季節だと、これら4品目ともに約1ヶ月前後で移植できると思います。がんばって大きくなってください。



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アイビーゼラニウム・シュガーベイビーをやっと移植しました

2009-03-28 22:47:48 | 移植


1月19日に挿し穂をしてだいぶん経過していますので、写真ではかなり根が巻いていますね。
こちらはアイビーゼラニウムでは定番中の定番、シュガーベイビーです。
2作目の苗をやっと移植できました。
ちょっと遅いですが、出荷は6月上旬になるでしょうか。
ピンク色の八重咲き品種で、昨年から栽培をしています。

挿し穂はかなり簡単で、葉っぱが付いていれば、いかなる茎でも根付くと思います。当方の挿し穂もかなりの確立で成功しています。
難点は、葉が丈夫そうで結構もろいところです。ちょっと葉に圧力がかかっただけでポキッと茎折れです。気づかずにそのまましていると知らぬうちにそこからカビていました。

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植物を栽培する容器は、カップではなくポットと言うべし

2009-03-27 21:41:46 | 資材


出荷できなかった株を廃棄処分する時に悲しい気分になるのは、生産者共通の思いでしょう。特に、栽培に失敗して大量に廃棄するなんてことになると、自分自身に怒りをぶつけるか、反省して落ち込むか、そんなこと忘れて飲みまくるしかないと思います。

写真は栽培に使用していたポットですが、今回もかなり出荷残を廃棄したことになります。再利用できそうなポットは再利用を行います。汚れがひどいポットや病気の発生した植物が入っていたポットはそのまま廃棄処分をいたします。

ポットの原価もここ数年でジャンプアップしています。しかし出荷単価は変動がなく、その結果値上がり部分は生産者が被るしかありません。
それぞれの生産者は様々な工夫により原価率を下げる努力をして、またそれによって品質を下げることなく栽培を行わなければなりません。
ほんとうに大変です。

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今年初のゼラガエル発見!!

2009-03-26 19:31:59 | その他


カエルさんは冬眠からの目覚めの悪さで、動きが鈍いようです。ゼラニウムに潅水をしたところ、まったく動こうとしませんでした。
今年初のカエルさんですが、ハウスの中で冬眠していたような気がします。先週の春の陽気とハウス内の夜間暖房で、時季を勘違いして起きてきたようです。

このゼラガエル、ベゴニアの葉の上に乗っかっていればベゴガエルになります。
ではアマランサスの葉の上に乗っかっていれば・・・アマガエル・・・そのままですね。


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ゼラニウムの葉を触っていると指先が黒くなるのでご注意くださいね 

2009-03-25 19:26:25 | 出荷


ゼラニウム・リンゴ2000の出荷が最盛期を向かえました。

これから写真の株を掃除(枯れた下葉や花がらの掃除)してケースに詰めるのですが、背丈を合わせてケース詰めするので結構時間がかかります。

今年のゼラニウムは、背丈がかなり伸びてしまった株があります。冬場の空気の入れ替えが遅れた日も何度かあり、矮化剤の効力が切れてしまった株もありで、これらは来年の改善点となります。
また、枯れた下葉にカビがたっぷりとついていて大変な状態になっている株もあります。来年は今年よりも予防に重点をおいた栽培を心がけたいものです。(それがなかなか時間がとれなく、面倒なことなんですがね)

ゼラニウムには勉強させていただきました。


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分枝の弱い斑入りのゼラニウム 花色はサーモンピンクにつき・・・

2009-03-24 22:04:34 | 出荷


斑入りのゼラニウムを5寸ポットで出荷したのですが、仕立てがあまり満足していません。
というか5寸で仕立てるのに分枝が少なく、非常に物足りない感じです。ピンチしても分枝がそれほど発生しません。葉は非常にきれいなので、とても残念です。

斑入りの品種は斑無しの品種に比べ性質が弱い、と聞いたことがあります。
過去にサルビア・レウカンサの斑入り/斑無しで挿し穂を行い、栄養繁殖の成功度合いを比較したことがありますが、確かに斑入りレウカンサの繁殖の弱さがよくわかった結果がでました。
他の品種も同様なのでしょうかね??
ちなみにこのゼラニウム、挿し穂してほとんど根付きましたよ。
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燃えたぎる炎のような葉は、モミジ葉ゼラニウムだった

2009-03-23 21:36:12 | 出荷


バンクーバーセンテニアル(モミジ葉ゼラニウム)の出荷が始まりました。
この品種名は紅葉の葉がモミジににているところから名付けられたと思います。
寒い時期だと赤みが一層増します。寄植えにぜひ使ってみてくださいね。
なお花色は朱色ですが葉が”燃える闘魂”なのであまり目立ちません。

根があまり張らない植物なので、水の吸い上げが弱いようです。過失には十分注意したいところです。
またゼラニウムに共通して言えますが、ボトリチス(カビ)が非常に付きやすいので、潅水は天気の良い午前中に行い、葉についた水分が必ず日中に乾くようにしないとカビの胞子が発芽してしまいますのでご注意ください。

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ガザニアを咲かすには少し遅すぎたみたい~

2009-03-22 20:49:46 | 栽培状況


ガザニア・ソレロは実生ガザニアのなかでも最大の花の大きさがあるそうで、昨年から公に販売されています。
ガザニアの宿命ですが葉がポキポキ折れてしまい、いろいろな作業がしにくくて困ります。
かなり株が太ってきました。2日に1度の潅水では夕方ごろにしおれ気味になってきてちょうどいいぐらいです。写真の株はツボミが3輪発生していました。

当方ではガズーとソレロの2品種を生産していますが、ソレロの方が開花が早そうです。
ガザニアの流通最盛期は2月~3月です。来季は今期よりももう1ヶ月早く導入したいですね。
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