アマランサスを早く移植しないと、秋はそこまで来ているぞ！

秋の庭を秋色に演出するアマランサス、９月から出荷を開始します。アマランサスはハゲイトウとも言います。（こちらのほうが一般的かも知れません）
そろそろポットに移植しないといけませんが日々忙しく、なかなか手が付いていない状況ですが、来週あたりには移植できそうです。

真ん中の３枚がアマランサスですが、品種は手前からトリカラーパーフェクタ・イエロースプレンダー・イルミネーションとなっています。
イエロースプレンダーが他の２種よりもコンパクトに生育しますので、矮化剤の効かせ方を変えなければなりません。

初雪草の出荷が開始しました

さあ、ユーフォルビア・氷河（初雪草）の出荷が始まりました。
心配していた背丈も良い状態に納まり、満足しています。

ユーフォルビアはトウダイグサ科の植物で、かなりたくさんの品種が存在しますが、その中でも一番有名なのはポインセチアです。あと、ダイヤモンドフロストも最近よく出回っていますね。
こちらの氷河は葉に斑が入りそれを観賞します。まさに雪が葉に積もったような感じがあり、それで初雪草とも呼ばれているそうです。切花として出回ることも多いですが、写真のように矮化剤を効かせてポットでも出回ることもあります。

気になるところですが、一つのポットにたくさんの本数が挿してありますが、各々の個体によって矮化剤効果の具合にかなりのばらつきが見られます。ひどい個体は地際で成長が停止しています。かと思えば１本だけビョ～ンと伸びています。出荷時はこのような不釣合いな苗を引っこ抜き、ある程度高さをあわせます。ですから移植時はそれを見越して多目の本数を挿すようにしています。


しかし見ているだけでも涼しそうなので、できれば私の自宅の玄関にでも飾りたいものです。

Ｓｈｏｔ Ｉｎ Ｔｈｅ Ｄａｒｋ ．．．暗闇にドッキリ

思わず、タイトルでニヤリときた方は私と同じ趣味の持ち主です。
あれから２３年程経つのでしょうか。耳もとで、おじいさんのかん高いシャウトが聞こえてくるようです。（邦題は個人的にいただけませんね）

さて本題。タイトルの"Ｓｈｏｔ"は"撃つ"ではなく"撮る"のことですね。
今日も日が落ちてからの　Ｓｈｏｔ　Ｉｎ　Ｔｈｅ　Ｄａｒｋ　となりました。

こちらはサルビア・ファリナセアのストラータです。

ファリナセアのツボミはラベンダーに似ています。非常に近い品種で、サルビア・インディゴスパイヤーという品種がありますが、そちらのツボミもラベンダーに似ている為、ラベンダーセージとも言われています。
ストラータは白っぽいガクにスカイブルーの花弁がとってもさわやかな印象です。ブルー系のファリナセアより少し小型です。


次はファリナセアのシラスです。

白のガクに花弁も白、ものすごくきれいなんですが、花弁が茶色に変色するのがかなり早く感じます。前述のストラータよりわずかに大きい感じがします。

なんとなく暗闇でこのシラスを見ていると、大昔にムーミン谷へハイキングに行ったときに見た「ニョロニョロ」にそっくりです。
よし、今日から「シラスをニョロニョロと呼ぶ会」を発足するぞ。

３３－３０－２５ → Ｎ－Ｐ－Ｋではありません

３３－３０－２５

４月４日のブログまでさかのぼってご覧ください。
この日は花卉市場の皆様が当ハウスにご訪問なされた日であります。

３３－３０－２５

４月４日の写真をもう一度掲載します。


写真に掲載されている３名様の年齢を確認することができ、天を仰ぎました。（仰天といいます）　女性に年齢をお聞きするのはあまりにも失礼ですが、男性なら関係ないですね。
でもここで誰が何歳うんぬんは失礼なのでやめときます。ご想像ください。

つまらない話題で申し訳ありませんです。

・・・花卉市場の皆様へ
　　とりあえず約束を守りました。

ユーフォルビア氷河、私の忠告さえ聞いていれば皮膚炎を起こさずにすんだのに・・・

涼しげな寄植えアイテム、ユーフォルビア・氷河（別名　初雪草）です。
だいぶん色付いてきました。来週ぐらいから出荷ができそうです。

吸水が早く、油断しているとすぐにしおれてしまいます。そしてひどい場合は茎がグニャリと垂れ下がってしまい、元のピンとした上向きに戻らなくなることもあります。でも水分ばかり与えすぎると上に伸びすぎてしまい、寄植えアイテムとしての品質を損なうことになります。すなわちそこの加減が技術となる訳で、かなり苦労の日々を送っています。

葉を傷つけるとそこから乳液が出ますが、皮膚に付くと炎症を起こすこともあるそうで、要注意。　　（私は炎症大丈夫でしたので、体質によると思います）

リベンジ！姫ヒマワリ ．．．３年目のジンクス

ある花壇苗生産者がおっしゃっていました、「試作で始めた一つの品目をうまく仕立てるには３年かかる」。

写真は姫ヒマワリ、宿根ヒマワリとも言われています。今年で３年目の栽培ですが、これまでの２年は恥ずかしい商品でした。今年はこれまでの中でも良い出来栄えになりそうです。（でも、残念ながら他の生産者の商品を見るとまだまだなんですね）

ツボミがようやくついてきまして、あと少しで開花となります。
結構日数がかかりましたが、高く売れるのかな？姫ヒマワリは季節商品ではあるけれど、商業的には厳しい季節です。

センニチコウ なんとなく秋のイメージがします

今日はセンニチコウのストロベリーフィールドを出荷しました。

花がドライフラワーにも使えるようで、触れるとカサカサしています。またドライにしなくとも花持ちがかなり良く、それで千日紅（千日もの間紅色を楽しめる）という名前だそうです。　・・・・・でも一年草。

昨日、当ハウスに近所のおばあさんがいらっしゃいまして、「この花は坊主花やね」とおっしゃられました。　ん～、確かに坊主のように見えますね。　ここで初めて坊主花という名を聞きましたが、昔の人はいろいろと知っていらっしゃる。　

ケイトウ・アイスクリーム 全色ご紹介！

本日は、ケイトウの新品種アイスクリームの全色をご紹介いたします。

（１）チェリー


（２）ストロベリー
　

（３）ピーチ


（４）マンゴ


（５）オレンジ


（６）バナナ


写真の順番は、穂の充実具合の早い順番から掲載しました。すなわちチェリーが一番早くバナナが一番遅いということです。
高さはチェリーとピーチが低く、オレンジとストロベリーが他より少し高め。
栽培の仕方によりますが、矮化剤無しで高さが２５センチ～３５センチぐらいです。


ケイトウは就農して以来ずっと栽培している品目ですが、今年は新品種のアイスクリームにチャレンジしてみました。
下からもかなりの穂がたくさん上がって来て、燃え上がる炎のような姿になってきました。

ダールベルグデージーやっと出荷しています

ダールベルグデージーの出荷です。

以前に出荷間近ということで紹介させていただきましたが、花首の伸長が予定より長く伸びてしまったので３度目のピンチを行い、最近になって出荷しています。３週間遅れです。
これでもまだ伸びている感じで、今年の品質には満足できていません。

難しい品目です。

生産で一番時間のかかる作業は出荷なり

今日の出荷の一部です。
現在開花中のジニアの色がだいぶんそろってきました。
他にガイラルディア、ダリア、宿根サルビアなどが写真に写っています。

最近は出荷の量がだいぶん多く、作業終了が２０時近くになります。
日がだいぶん傾いてから思い出したように今日の写真を撮影しますので、フラッシュの人工的な明るさで非常に見づらい写真が多く、スミマセン。