俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月18日(木)

2021-03-18 14:20:41 | 日記
晴れ
朝桜蕾に紅の色が見ゆ    正子
桜蕾枝いっせいに紅を帯び  正子
古きよき甍を春の日がすべる 正子

●朝7時ごろ金蔵寺へ桜を確かめに。

●ミックスベリーのジャムを作る。午後元希に宅急便で送る。URの原っぱで土筆筆と杉菜を摘んで数本入れる。土筆はほどんどが杉菜に。時期遅し。

●小西昭夫さんが「子規新報」を送ってくれる。高橋一洵の特集。昭夫さんが抽出した句を一通り読む。
一洵さんは、大山澄太とともに山頭火の世話をした人で知られ、菩薩の一洵といわれ、松山商科大学の先生。このころの自由律、前衛と呼ばれる人の句は、山頭火にしても、一洵にしても澄んでいた。最近の前衛は濁ってきたないという感想をもった。
50年以上前、一草庵でときどき学生句会をしたが、谷野予志先生も来られることもあった。草庵の部屋は句会にはよかった。私は句会用に一六のお菓子を頼んで届けてもらったり、お茶を用意したり、机をならべたりしていた。山裾の庵はいまごろどうなってるんだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする