俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月21日(月)

2016-11-21 07:59:58 | 日記
   琵琶湖
★平らかな湖水に向きて冬はじめ  正子
「平らかな湖水」に日本で最大の面積と貯水量を持つという琵琶湖のイメージがすっと入って参ります。琵琶湖一杯に水を湛え何処までも澄み渡る湖面に向けば、遠山の色、湖に浮く鴨の光景も視野に入り、新鮮な冬の始めを感じられる大きな情景が見えて参ります。(佃 康水)

○今日の俳句
牡蠣揚がる瀬戸の潮を零しつつ/佃 康水
広島は、牡蠣の産地として知られていますが、牡蠣の水揚げを間近に見て詠んだ句があります。潮を零しながら、しかも瀬戸の、と具体的な詠みに情景がくっきりと浮かび上がっています。(高橋正子)

●今日、読売新聞本社社会部の稲村記者の取材が自宅あった。漱石忌ネット句会についてで、信之先生と私は事務方として取材を受けた。ここ数日、記者の取材のために資料整理し、その資料をA4に200枚程度印刷した。直接役立ったのは、インターネット俳句コンテスト実施記録1枚と、第3回漱石忌ネット句会ご案内の1枚だけだった。
「草枕」も青空文庫から印刷して2回読んでおいた。おかげで、結構細かいところまで覚えた。思ったのだが、A4用紙に印刷することで、字が大きくなって老眼、乱視、近視を併せ持つ目には非常に読みやすかった。これからは、青空文庫を印刷して読むのもよいだろう、と思った。本をめくるより楽だ。

○地縛 (じ縛り)

[地縛/横浜日吉本町]

◇生活する花たち「皇帝ダリア・柚子・檸檬(れもん」(川崎市高津区子母口)

コメント
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