俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表
©髙橋正子 ©Masako Takahashi

2月8日(火)

2011-02-08 06:40:53 | 花冠投句
★花丈の揃い真白なシクラメン   正子
シクラメンは寒い時期に花をつける数少ない花です。真っ白なシクラメンの清楚で高貴な雰囲気を愛でておられるさまが伝わってきます。(多田有花)

○今日の俳句
紅白を見せて膨らむ梅花芽/多田有花
梅の花芽が、はや膨らんで花の色が見えている。それに白と紅があって、咲いたときの華やぎを待つ楽しみの心がいい。(高橋正子)

○花冠4月号投句
飛ぶ自由
高橋正子

寒空の青に鳥らの飛ぶ自由
寒中の風にあそべる注連の藁
水仙に影と日とあり株立ちに
寒の陽の当たる橋なり渡りたし
波立てば鴨の勇みて泳ぎけり
真向かいの氷れる月へ帰りゆく
つぴつぴと鳴く鳥声の炬燵まで
銀色の椿の蕾みな固し
蕗の花まつげあるごとひらきけり
 日吉西量寺・水掛観音
水掛けて春水かがやく仏なる

○1月11日から2月7日俳句メモ
味噌汁の芹の香家族いま三人
節分の枡は朱と金市松の
たったひとつの蕗のとうがはや花に
蕗のとうひとつを見れば次にあり
黒雲の急に湧き出て蕗のとう
寺の戸のぴしと閉められ水仙花
月氷る森よりはるか上に出て
寒雀ころころ皆影を持ち 
裸木に雲は水色日をふくみ
ペンの影句帳の生まる日向ぼこ
見下ろせる冬菜畑の菜がそよぎ
吟行に凍てし身に湯のふかぶかと
凍みる日のみどりかがやく鴨の首
高台の寺の水仙濃く匂う
白梅の満開といい空おおう
白梅の匂うはカメラを収めるとき
三色の色をくっきり冬すみれ
日当たれる平屋の家の花紅梅  
沈丁花梅の蕾のみな固し   
すっきりと根元より立ち水仙花  
蕾固き野梅これから咲くたのしみ
水仙と梅のほかなき寺の庭  
月氷るヨーロッパもかくあるか
氷る月見るわが貌の青からむ 

コメント (1)
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