珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
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それでも惑わない「バリ信」とは?

2023-11-20 | S教団関係
日本中が祝賀ムードのD作センセーの死を以ても、
「D作なんか関係ない。このご本尊は絶対なのだ。唯一の秘法なのだ」と、がんばる人たちは一定数いる。

私も会員時代はそういうタイプだったのでわかるけど、明らかになったのは組織の闇だけでなくて、Sの説く「ドラえもんのような何でも叶う教え」の正体も同じですよ?
今回は、それを書きましょうか。

もともとSが、なんでここまで会員数が増えたかって、この他にはない「ドラえもんのポケット的な教え」が魅惑的だったからだ。

深刻な悩みがある時、身内や親友など信頼できる人から
「願うことが何でも叶う力がある」「それは他力本願じゃなくて、自身の中にある力が引き出せる唯一無二の秘法があるんだ」
なーんて誠心誠意をこめて言われたら、思わず試したくなるじゃない?

結論からいうとそれは、昨今ではふつうに認知されている「意識は現実をつくる」ってやつである。
「引き寄せ」とも言われるけど、顕在意識ではなく、潜在意識から思ったことは実現する。
この潜在意識というのがポイントで、悩みを解決したいと願う裏腹には「解決できなかったら地獄だ」という強い潜在意識が働いているわけで、現実化してしまうのはそっちの方なのだ。

じゃあ潜在意識から思うってどうすればいいの?ってなるよね。

だからそこに「叶わざるなし」と狂信するくらいの宗教を入れて、一心不乱に祈ることで無敵感を沸かせ、潜在的な不安をかき消すようにするのだ。
すると、わー本当に願いが叶った!!これは実体験だ!!やっぱり正しいんだと思う。
これで数ある形式宗教とも、邪宗とも違う「唯一の生きた力ある宗教が存在する」の出来上がり。

そういうわけで、D作なんかどうでもよくて、独特の活動を強いられる、距離感のないS組織が嫌いでも、
このドラえもんのポケットを「曼荼羅のおかげ」と信じる人たちは、枝分かれしつつも(お寺側に行くなど)まだまだいるんだよね。

組織の活動に明け暮れていたいわゆるバリ活は、組織に疲弊すればあっさり出ていくけど、この「ご本尊は絶対だ」というバリ信は、信じているものが組織とか師匠じゃないので、また違うんですよね。

なので、今回はバリ信用に書いてみました。
参考までにどうぞ。
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2 コメント

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Unknown ()
2023-11-21 07:04:15
バリ活を覚まさせる、組織や活動のデタラメは多くあれど、「だから宗門へ行った」「内徳信仰にした」は、あまりツッコまれない。
それらは全部元Sで、その元Sの根本の教えは根深いのだ。

信教は自由だからいいけど、私の結論からいうと、「意識が現実をつくる」が理解できたら、曼荼羅に題目を上げるは、人によっての手段というか、精神統一させる方法の一つにすぎないことがわかりますよ。
宗教じゃなくても瞑想でもいいし、これしかないなんてことは無い。
まー「うちだけ」っていうのは教団のコマーシャルですよね。
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Unknown ()
2023-11-21 07:31:57
数々の隠ぺいとウソを重ねてきたSだけど、最後の最後のD作が死んだ時期、それを隠した理由、死亡理由という、人の生き死にという重要事項すら平気でデタラメを流す団体ということが確定しました。

それでも題目だけは絶対と信じる人もいるんだなあ。
D作はウソつきだけど日蓮はウソつきじゃないとか、D作以上に会ったこともなければ、見たこともないのに(笑)
その日蓮というお坊さんを美化したのもSなのにね。
つくづく物語をつくることに長けている人たちですね。
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