家族の目
2025-02-27 | 日記
精神世界とか意識変容とか偉そうなことを言っても、いつも身近にいる家族にゴマカシは効かない。
が、今日クールな娘に「マインドフルネスってよくわからないけど、私はそれにすごく感謝してる。だってママ穏やかになったもん」とあっさり言われて驚いた。
ええええ?自分しか感じないはずのこのスッキリ感が、他人にも伝わるの?的な。
それと「瞑想も座禅もヨガもワークも一切ナシでもいける」と(勝手に)思っていたのが、本当にそうなんだと安心した。
いやこれ、単純にスゴイことだと思うんですよ。
だって例えばSでは「人間革命」というものを、毎日の勤行・唱題行であるとか、折伏でとかお布施とか、ガッカイ活動するとか、人によっては疲労困憊して病むくらい「行じなければ」ならなかった。
しかも常に止まってはいけないくて、モチベーションが下がらないように会合に参加して人と切磋琢磨しないといけなくて、そうしないと「福運は使うと切れる」そうで。
でも私は実母をビフォーアフターで「それによって穏やかになった」「変わって感謝した」と、何十年見ていて一度も感じたことはない。
私も誰からも言われたことないし。
それが人間革命ならぬ「意識変容」って、何もしないでできるんですよ?
いや「意識を今に合わせる」けど、そんなの特別なアクションとか時間をとって労働することじゃない。
私なんか呼吸法でさえ面倒で、ふつうに家事をしたり仕事をしたり遊んでる時に「思い出したらついでに」今や身体を意識しただけ。
それもヘラヘラというかウキウキというか、全く深刻さナシのゲーム感覚で。
サロンにも入会してないし、一円も使わないで。
「人間革命」と「意識変容」の、この差。
天下の「宗教」と、いわゆる「スピね」でこの差。
もしも、宗教はチカラがあるけど、スピチュアルのようなものはその二軍みたいに思ってる人がいたら何かがズレている。
ともかく、身近でありのままを見ている家族からの感想って、ふつうにリアリティがあると思う。