私が世の中の動向より、精神世界の方に魅かれたのは、単純にその方が速いと思ったから。
思った通りそれは速かった。
世の中の8割を黙らせた「同調圧力」とやらが去ったと思ったら、またソレかい。
どっかの元アナウンサーが「断れない空気があった、断ったら仕事がなくなる、薬を飲んで耐えました…」とか言っていたけど(これが愚直とか健気みたいに受け取られるのがおかしいわけで)、こういうのを聞くと改めて思う。
世の中に期待しても、そんなの待ってる間に歳とるわよ?
「断れない空気というマーケットがある限り、これを使わない手はない」と思う人たちはいる。
そんなヘビのような執念の人たちが一匹残らずいなくなるのをチンタラ待ってるより、きっぱり断った方が速い。
本当に空気というものがあるなら、断っても「この人には敵わない」という空気を作った方が速い。
意識を神経と共鳴させると、物理的に神経が強くなる。
しょーもないことを言われてもビクともしなくなる。
決して社会性がなくなるのではなくて、むしろ狂った社会の中で、キレもせず、ヘタレもせず、明るく笑っていられるんだから、これを使わない手はないでしょ?
ワンスモア。
それは「心の持ちよう」といかいうふわんとしたものではなくて、物理的に神経が太くなる。
嫌なことは「勝手に」思い出さず、「勝手に」笑みが湧いてくる。
それはワタシが努力してやってるのではなくて、ワタシはただそんな状態に気づくだけ。
今のところ、女の人が圧倒的にこれに目覚めているのは、女って現実的だからでは?
女の味方をするなら、私は「リアリティをそこに向ければ?」と願ってやまない。