交通違反をしても、免許の停止や取り消し処分を受けない。税金を納める義務も免除される。「Yナンバー」車は全国で5万,5000台。
Yナンバー車とは、米軍関係者の私有車です。どうしてこうなるのか?、
これが日米地位協定なのです。
地位協定10条1項は、「運転者試験又は手数料を課さないで、有効なものとして承認する」と規定。米軍人、軍属とその家族に至るまで日本の運転免許証が無くても日本での運転が認められているのです。
交通違反を行った場合でも、日本側が米国発給の運転免許証を取り消し、停止できないという。
さらに、自動車税が著しく低額に設定されているそうです。例えば、普通自動車(4.5l超)は8万8千円以上、Y車は2万2,000円。(4.5l)以下は7万6,500円以下。Y車は1万9000円。軽自動車は1万800円、Y車は3,000円。原付自転車は2,000円、Y車は500円と超格安。
票人課税した場合、沖縄県だけでも、年間約6億8000万円の減収になるそうです。
{しんぶん赤旗、シリーズ『日米地位協定』を読んで}