安倍政権が次の経済対策として、新しい毒矢を準備するそうです。
１本目の毒矢は「強い経済」政策として５００兆円の国内総生産を６００兆円にするんだそうです。が、前回の「企業が儲かればそのおこぼれが労働者に回り(トリクルダウン)」景気が良くなると言うものでしたが一部の正社員には溢れたようですが非正社員と低所得者層には関係ありませんでした。関係ないどころか物価上昇分にも追いつかないものでした。そして儲けた大企業は、内部留保金として蓄え太るばかりでした。これをさらに推し進めようとするものです。
２本目の毒矢は、「子育て支援」だそうですが４月から実施した子育て新制度では年間の保育料が年に１０万円以上も引き上げ、保育施設は子供１人当たりの保育面積を増やさず、入所できなかった子供を押し付けるだけという保育人員過剰を押し付けました。そして「女性が輝ける・・・」と言いましたが男女の賃金に差を付け、子育てできないような苛酷な時間で働かされています。職場の女性の地位向上などをうたっていますが非正規のままでの苛酷な労働を押し付けようとしています。
３本目の毒矢は、「社会保障」だそうですが、「消費税は全部福祉に回す」と言ってましたのが消費税収入の約２割しか使われませんでした。その一つの例が病院のベット数の削減で必要な入院日数も減らし、在宅治療に切り替えてきました。また、介護分野では介護士の処遇改善と言いながら賃金は上がらず、せっかく作った施設も人員不足で運営できなくしてしまい、入所希望者が増えるばかりです。これからは在宅で看取り、介護するのが一番だと言っているように国民には苛酷な生活を強いる政策になるようです。
こんな内閣は国民には必要ありません、即刻止めてもらいましょう。