１０月から施行されるマイナンバー(共通番号制)は、国民一人ひとりに１２桁の背番号を付けて、税金・保険料納付、医療・介護・年金・保育などすべての情報を国が管理するものです。
１０月から順次各人に番号を通知し来年の１月から開始し、税金や社会保障などの手続きでマイナンバーを使いはじめるとのことです。
マイナンバー導入の初期費用は３，０００億円、年間経費は３００億円、民間事業者負担を含めると１兆円にもなるのだそうです。
先の年金情報の漏洩が１２０万件もあり、年金者に対してお詫びの通知を出すなど大変な何事になりました。現実に悪用されたという報道はありませんが、もしマイナンバーが流出したら、個人の収入から預金などが特定できることになります。また現金資産を他人に知られたくない人はタンス預金に頼らなければなりません。オレオレ詐欺の絶好のターゲットになることになるとも限りません。
私の安い頭ではこれくらいのことしか考えられませんが、世界の主要７ヵ国では日本のようなマイナンバー制度(全員強制・生涯不変・官民利用)を導入しているところはないそうです。アメリカ・カナダは任意、フランスは社会保障、ドイツ・イタリアは納税分野、イギリスは導入しようとして反対されて中止なのだそうです。
導入したアメリカや韓国では、銀行口座などが大量に流出して被害が発生し見直しに追い込まれているそうです。
年金情報が流出したように、どんなにセキュリティーを強めてもそれを突破する輩が居ることを肝に命じて置かなければならないと思います。
番号が通知されてからでも遅くはありません、廃止の意見を上げましょう。
マイクロソフトから「ウインドウズ１０が無料で使えます。予約してください」との再三の要求に、ウインドウズ７だからなーと、トラブルが起きたらどうしよう、今までのデータが使えなくなったり、どこかへ消えてしまったりしたら、などと恐れながら、ダウンロードとインストールをしてしまいました。 恐る恐るウインドウズ１０を立ち上げてみましたが、恐れることも有りませんでした。でも、使いこなすためには、枯れ始めた脳味噌で、これからが学習と努力を強いられそうです。 無理して１０を導入する必要はなかったのにと少し悔いています。 通信料金の引き下げを政府が指導するようなことも言ってますが、通信料金とプロバイザー料金も現在の半分以下にしてもらいたいと願っています。 ネットは老い先短い私の楽しみだから。